今回は「七尾ゆず」先生の『おひとりさま母さん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『おひとりさま母さん』はこんな漫画(あらすじ)
35歳のナナオは売れない漫画家として貧しい生活を送っていました。
そんな中、彼女は後悔したくないという理由から妊娠と出産することを決意します。
強い決意で出産することができたナナオだったのですが、結婚はせずに1人で子どもを育てることにしました。
41歳になった現在は貧乏ですが娘から大きな幸せをもらっています。
シングルマザーとしてたくましく生きるヒロインの姿を描いた『おひとりさま母さん』!
今回は勇気をもらえるヒューマンドラマについて、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。
大人気漫画『おひとりさま出産』の続編をじっくりとお楽しみください。
『おひとりさま母さん』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
ナナオは35歳の頃、貯金も彼氏もなくアルバイトをしながら漫画家を目指していました。
しかし出版社に足を運び続けても彼女の夢が叶うことはありません。
ネームを描いて出版社に提出しているのですが却下される日々が続いていました。
そんな中、落ち込むナナオがテレビを見ていると流星群が東京でも見られるというニュースが流れてきます。
一人で夜空を眺めに行くのですが、ナナオの頭上に流星群が現れることはありません。
そのためどんどんと暗い気持ちになっていきます。
流星群に祈る事すらできない自分が情けなくなってきました。
そんな彼女の前に1人の男性が現れます。
声をかけてきたのはミウラという男性で、彼はどうやらナナオをナンパしているようでした。
少し強引にナナオを飲みに誘ったミウラは自分のことを次々に語り始めます。
ライターをしながら草野球を楽しんだりしていることや、知り合いに名義を貸したことで200万円の借金があることを笑顔で話しました。
ミウラはナナオのタイプではないのですが、男性に口説かれたことが久々だったため彼と交際することにします。
しかし寂しいという理由で交際したため、ナナオに幸せな日々は訪れませんでした。
ここから2人は3年間交際したのですが、相変わらずナナオの漫画が認められることはありません。
そんな中で38歳になったナナオは年齢的にタイムリミットを感じたため子どもが欲しくなりました。
ですがミウラには子どもを育てる気がありません。
ここでナナオはお酒の勢いを借りて子どもだけ作りたいと頼み込みました。
その後、出産するとミウラに更なる借金が発覚したため、ナナオは結婚しないと判断した自分が正しかったと思っています。
こうして娘を出産したナナオは41歳になった現在、シングルマザーとして貧乏ですが幸せな生活を手に入れていました。
ミライと名付けた娘もすくすくと成長してくれています。
色々な困難もミライとなら乗り越えて行けると感じるナナオだったのでした。
前作の『おひとりさま出産』と同じようにコミカルなヒューマンドラマに仕上がっていますね。
相変わらずポジティブなナナオが素敵だと感じました。
シングルマザーとして生きていくことを決意した女性と娘の奮闘記を描いた『おひとりさま母さん』!
母子家庭の苦労と幸福感を丁寧に表現した物語です。
明るいヒロインの姿から元気をもらってみてください。
後編
明るい未来が待っていると信じているナナオだったのですが家計は相変わらず火の車でした。
節約生活を送っているのですがどうしても月に12万円は生活費がかかってしまいます。
さらにミライが大きくなるにつれ食費が多くなってきていました。
しかし子どもの成長にはバランスの良い食事を欠かすことはできません。
そんな中でナナオとミライを救ってくれていたのは、母親が定期的に送ってくれる大量の食材でした。
今では食材を送ってくれる母親なのですが、ナナオの妊娠を知った時は出産に否定的だったのです。
お嬢様育ちの母親は男が外で働き女が家を守るという固定観念を持っていました。
そのため未婚のシングルマザーになるという娘を認められなかったのです。
しかし実際にミライが誕生すると協力的になってくれました。
そんな孫娘の為にナナオの母親はオーガニック食材を送ってくれます。
ナナオも母親の想いに応えるよう、少し高くてもオーガニックな食品を買うようにしていました。
寝る間を惜しんで仕事と子育てに奮闘するナナオだったのです。
そんなナナオとミライが住んでいるマンションは築41年が経過していました。
光熱費がかさむ冬は節約しながら防寒するため、クッション材のプチプチを窓に貼っています。
心は温かいのですが最近のナナオにはある悩みが生まれていました。
実は母親からミライの学資保険に入ることを勧められているのです。
そのため新たな節約案として夜はエアコンを消そうと考えました。
しかし寝返りの激しいミライは冬場でも布団から出た状況で寝ることがあります。
それでも親の責任として学資保険に入らない訳にはいきません。
ようやく学資保険に加入したナナオはここからさらに節約を強化することにします。
まず始めたのはミライを保育園に預けている時間帯はエアコンを使用しないことでした。
ナナオは家の中で漫画を描く時、コートを着用して湯たんぽをお尻に敷くことにしたのです。
ミライが帰ってくるまで絶対にエアコンは使用しません。
さらに給湯器を使うことを中止し、食器は冬場でも水で洗うことにしました。
しかしミライには寒い思いをさせる訳にはいきません。
そのため入浴前はシャワーで5分だけ浴室を温めてからお風呂に入ることにしました。
働いても働いてもナナオはワーキングプアから抜け出すことができません。
ですがお金はなくてもミライの笑顔を見ていると勇気が湧いてくるのです。
持ち前の忍耐力と娘への愛情がナナオを支えになっていました。
そんなナナオに最強の寒波が襲い掛かることになります。
彼女はこの最大のピンチをどのように切り抜けていくのでしょうか・・・!?
そしてワーキングプアから抜け出せる日はいつになるのでしょうか・・・!?
ユーモアたっぷりに描かれるナナオが奮闘するこの先の展開は、実際に漫画を読んで確かめてみてください。
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『おひとりさま母さん』を読んだ感想
子育ての難しさと大切さを笑いを交えながら伝えてくれる漫画ですね。
重たいテーマをコミカルに描いてくれているため多くの人が読みやすい物語だと思いました。
子どもを持つ人やこれから持ちたいと思っている人に読んでもらいたい『おひとりさま母さん』!
笑いながら大切なものを学べるヒューマンドラマです。
前作の『おひとりさま出産』を読んだことが無くても楽しめますので、是非この機会に素敵な作品を読んでみてください。
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