目黒さんは初めてじゃないのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「9℃」先生の『目黒さんは初めてじゃない』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『目黒さんは初めてじゃない』はこんな漫画(あらすじ)

生まれてから彼女ができたことがない高校生の古賀は、勇気を振り絞って学園のマドンナとして大人気の目黒さんに告白しました。

玉砕覚悟だったのですが目黒さんは古賀と付き合ってもいいと言ってくれます。

浮かれる古賀だったのですが、目黒さんから処女ではないと大胆な宣言をされて動揺してしまいました。

それでも目黒さんに対する気持ちは揺るぎません。

ですが恋愛初心者の古賀と経験豊富な美少女の目黒さんには大きな壁が立ちはだかっていました。

童貞の古賀はこの障壁を乗り越えられるのでしょうか!?

学園のマドンナと童貞の不釣り合いな恋を描いていく『目黒さんは初めてじゃない』

今回は見守りたくなるラブストーリーの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

経験不足な古賀が必死になって目黒さんとの距離を縮めようとする姿を温かな目で見守ってください。

 

『目黒さんは初めてじゃない』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

生きてきて彼女ができたことのない古賀が、学園のマドンナとして有名な後輩の目黒さんに告白しました。

古賀は高校生になるまで女性に告白をしたことがありません。

勇気を振り絞って生まれて初めて告白をしたのです。

古賀
「好きです、付き合ってもらえませんか」
目黒さん
「いいですよ、けど私処女じゃないですよ」

目黒さんはあっさりOKしてくれました。

この結果は古賀にとって予想外だったのでドッキリかもしれないと疑ってしまいます。

生まれてから18年、古賀には彼女どころか女友達ができたこともありません。

そんな古賀にマドンナの目黒さんが付き合ってくれると言ってくれたのです。

古賀
「・・・やっぱりだまされてるよなあ・・・」

騙されていると疑うのですが、下校時間になると目黒さんが一緒に帰ってくれると言ってくれました。

半信半疑な古賀は目黒さんの顔を凝視してしまいます。

目黒さん
「どうかしましたか」
古賀
「いえ・・・ええとその、帰り・・・ましょうか」
目黒さん
「そうですね」

眩しくて目黒さんの顔を長くは見ていられません。

そのまま2人はぎこちないまま一緒に帰って行きます。

しかし経験不足な古賀は何を喋ればよいのか分かりません。

古賀
「あの・・・今日は学校は楽しかったですか」
目黒さん
「・・・それなりに、まあ」

担任の先生みたいな質問で恥をかいてしまいます。

自分と目黒さんが釣り合っていないと実感した古賀は、正直な気持ちをぶつけてみることにしました。

古賀
「あの目黒さん、どうして俺なんかと付き合ってくれるのかな、目黒さんはすごく・・・その人気があって、俺なんかにはもったいなくて」
目黒さん
「・・・古賀さん私は・・・そんなに深く考えていませんでした、私にはよくわからないので、この人じゃなきゃだめだという気持ちが、そんなもの本当にあるとは思えませんから」
古賀
「目黒さん・・・」

目黒さんは恋愛に関してドライな考え方のようです。

もちろん悪気があっての発言ではありません。

目黒さん
「すみません、気を悪くされたでしょうか」
古賀
「いやっ、こちらこそ、その・・・ごめん、変なこと聞いちゃって・・・」
目黒さん
「けど古賀さんにはもったいないなんてそんなことはないですよ」

想定外のことを言われたので古賀の頭が爆発しそうになります。

しかし目黒さんが自分にはもったいない存在だという気持ちは変わりません。

古賀
「そっ、いやいやいや、何をっ・・・!?」
目黒さん
「私は誰かとお付き合いをしていてもつまらない思いをさせてしまうので、何か要望があればなんでも言ってくださいね」

まだ付き合っている実感が湧いてこないので、古賀は要望など考えられない状態です。

それでも目黒さんと付き合いたいと思ったことには理由がありました。

古賀
「何がしたいっていうかそれよりも知りたいと思ったんだ、今までずっと遠くから見ているだけだったから目黒さんはどんなことが好きでどんなことを考えているのか、そういうのを少しずつ知れたら嬉しいなって思うよ」
目黒さん
「古賀さんは変わった方ですね、今まで私の話を聞きたがる人なんていませんでしたから」
古賀
「え?なんて・・・」

もしかしたら今まで目黒さんの内面を知ろうとした彼氏はいないのかもしれません。

そのため目黒さんは古賀を変わり者だと思ってしまいます。

目黒さん
「ところで私の経験を踏まえるのなら付き合って2日目の今日はこれから家かホテルに行くことになりますけど、行きますか?」
古賀
「いっ・・・いやっそれはさすがに・・・」
目黒さん
「そうですか、では手でも繋ぎましょうか」

目黒さんは古賀が手を出したり引いたりしている様子に気づいていました。

気持ちを見透かされた古賀は手を繋いで涼しい所へ向かうことにします。

古賀
「どうしよう、このままずっとだまされていたくなる」

一緒にいられるのならドッキリでもかまわないと思えてきました。

2人の不器用な恋はどのように進展していくのでしょうか!?

 

 

今どきの高校生とは思えない純愛がテーマの可愛らしい物語ですね。

特に表情を変えないまま古賀をドキッとさせる目黒さんのセリフが印象的でした。

何を考えているのか分からないヒロインが魅力的な『目黒さんは初めてじゃない』

少しずつ積極的になっていく古賀も憎めないキャラクターとして描かれています。

ゆっくりと進んでいく恋模様を読んで穏やかな気持ちを味わってください。

後編

目黒さんが廊下を歩いていると男子が可愛くてスタイルが良いと褒めてきました。

その半面で目黒さんが男をとっかえひっかえしているビッチだという言葉も聞こえてきます。

目黒さん
「人の声って自分の話だとよく聞こえるものなのね、間違っていないし反論できる言葉もないけれど」

悪口に反論するつもりはありません。

しかしビッチという言葉には引っかかってしまいます。

古賀
「目黒さん!あ、いやその、ごめん、特に用はなかったんだけど姿が見えたから思わず・・・」
目黒さん
「はぁ・・・そうですか、私はてっきりこれからデートのお誘いかと」

またドキッとさせられてしまいました。

ですが今回はドキッとさせられたままでは終わりません。

古賀
「えっと違・・・いやっそれも・・・そうで!」
目黒さん
「すみません、無理に誘わせるつもりは」
古賀
「違うよ、俺がしたいです、でっ、でーと・・・」

勇気を振り絞ってデートしたいことを伝えました。

しかし緊張から言葉をかんでしまいます。

目黒さん
「わかりました、どこに行きましょうか」

目黒さんはデートを快く受け入れてくれました。

この時、初めて古賀は目黒さんの笑顔を見られた気がします。

数週間後、まだ目黒さんの隣を歩くことには慣れませんが、古賀は一緒にいる実感が少しずつ湧いてきました。

この日は駅前の本屋さんへ行くことにしました。

古賀
「俺・・・えっと探したい本があるから目黒さんも好きなところ見てていいよ」
目黒さん
「・・・わかりました」

離れた場所から目黒さんのことを観察してみます。

この日の目黒さんは写真集を眺めていて、先日は詩集や文学のコーナーで足を止めていました。

古賀は少しでも目黒さんの好みや趣味を探ろうとしています。

本人に直接聞けばいいのですがそれは簡単なことではありません。

古賀
「えっとどこか行きたいところある?」
目黒さん
「いえ特には」

このように目黒さんは自分から何かをしたいと言ってこないのです。

特に遠慮しているようにも思えません。

古賀
「俺の提案を断ることもなくて無理をさせてはないかなと心配になってしまう」

目黒さんのしたいことが何なのか理解できない状況なのです。

心配になった古賀は食べたいものを質問してみました。

駅前にはたくさんのお店があるので色々な要望に応えることができます。

目黒さん
「そうですね、私は・・・」

食べたいものの答えがなかなか返ってきません。

2人はそのまましばらく沈黙してしまいます。

古賀
「えっと目黒さんって好きな食べ物とかある・・・?」
目黒さん
「これといっては・・・古賀さん私苦手な食べ物もありませんから古賀さんの好きなものでいいですよ」

仕方なく今日は古賀の好きなものを食べに行くことにしました。

それでもファミレスに入ると目黒さんが注文で迷うことはありません。

古賀
「目黒さん、その君って何かを決めるのが怖かったりとか・・・するのかなって」
目黒さん
「そうかもしれませんね、今まで気づきませんでしたが、だって私が何かを決める必要なんてありませんでしたから、誰かと何かをするときに相手の望むことをしていれば相手が満足できる、それで十分だと思っていたので」

目黒さんは自分がしたいことについて考えたことはないそうです。

何かにこだわりや執着がないことを目黒さんは悪いことだと思っていません。

古賀もその意見には同感です。

古賀
「けど俺は見つけたいし知りたいな、目黒さんが好きになれるもの、それを俺も一緒に好きになりたいから」
目黒さん
「・・・古賀さん、本当に変わった方ですね」

本当は自分のことを好きになってほしいと言いたかったのですが、まだ経験不足の古賀にはそんな勇気はありません。

それでも少しだけ自分の気持ちを伝えられた古賀だったのです。

 

『目黒さんは初めてじゃない』を読んだ感想

相手が満足すれば十分だと思う気持ちは理解できますが、目黒さんは自分の感情を表に出すことが得意ではありませんね。

そんな難しい女性を彼女にした古賀がどのように目黒さんの感情を引き出すのかという点に注目したいです。

つかみどころのないヒロインと真摯に向き合う男子高校生の純愛を題材にした『目黒さんは初めてじゃない』

お互いを傷つけることのない優しさに溢れた作品です。

ハートウォーミングな恋愛漫画を読みたい人はこの作品をチョイスしてみてください。

 

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