ハコヅメ~交番女子の逆襲~のネタバレ!第2話の見所は?

今回は「泰三子」先生の『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』はこんな漫画(あらすじ)

新人の女性警察官として働き始めた川合だったのですが、仕事にやりがいを感じられず辞表を書いてしまいます。

しかし刑事課から交番に配属された藤部長のおかげで、もう少し仕事を続けようと思えることができました。

それでも頑張れば頑張るほど嫌われる環境に変化は起こりません。

精神的に疲弊していく中で藤部長と一緒に仕事をすることで川合は楽しさを感じられるようになっていきます。

藤部長とコンビを組むことで前向きに警察の仕事と向き合い始めた川合はどんな成長を見せるのでしょうか!?

女性警察官のリアルな日常を描写して話題を集めた『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』

今回はドラマ化された名作の第2話と第3話についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

元警察官の作者だから描けるリアリティーに感心してください。

 

『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話

川合と藤部長が交通違反の取り締まりを行っています。

業務なので取り締まりを行っているのですが、違反者からは税金ドロボーと罵られてしまいました。

川合
「頑張れば頑張るほど人に嫌われる仕事って何なんすかね、藤部長?ちょっと聞いてます?」

真面目に仕事をしているだけなので違反者が罵倒してくることはお門違いです。

そのことに同意を求めるのですが藤部長は何かをぶつぶつ呟いていて反応がありません。

藤部長
「ごめ・・・ちょっと・・・交通事故のない明るい未来のコト考えてた」
川合
「いや今絶対公務中口に出せないコト考えてましたよね」
藤部長
「私が?神聖な交通取り締まり中に?」

神聖な仕事をしているのに最低なことなど考えていないと主張します。

その横をゴキブリは滅べと言いながら学生が通り過ぎていきました。

川合
「最低な害虫クソ呼ばわりされてても神聖な仕事と言えますか?」
藤部長
「警察官の主な仕事なんてサンドバッグなの、犯人捕まえてるときよりサンドバッグになってる時間の方がずっと長いの」
川合
「サンドバッグって仕事ですか?」
藤部長
「まぁやりがいもあるし嫌われ役にもそのうち慣れるよ」

藤部長の言葉を聞いても嫌われ役なことに納得ができません。

そんな川合が10歳の時に起こった昔話を話し始めました。

珍しく休みを取れた父親が家族をドライブに連れて行ってくれた時のことです。

家族を乗せた車の前に突然現れた男が父親を連れ去ってしまいました。

川合
「十数分後、父は真っ青な顔して帰ってきました、なけなしの休暇とお金を巻き上げられてお役人は本当えぐいことするなって・・・交通取り締まりするたびあの日の思い出が蘇っちゃって」

過去のトラウマを抱えながら川合は交通違反の取り締まりを行っているのです。

昔話を話していると原付バイクに乗った中年の女性が一時停止を無視しました。

藤部長
「そこの原付止まって下さい、お急ぎでしたね、一時停止の標識は見落とされましたか?今から切符処理しますので免許証を見せてください」

この女性は先程の暴言を吐いた違反者とは違い、申し訳なさそうに頭を下げて帰って行きます。

川合は女性に申し訳したことをしたと思い自分を責めてしまいました。

川合
「うぅ・・・ただ公務してるだけなのにつら・・・って藤部長何またブツブツ言って・・・」
藤部長
「チッ、次こそクソ野郎来い」
川合
「こっわ、いつもそんなこと言ってたんですか?」
藤部長
「いいじゃん、警察官だって人間なんだからせめて気持ち良く切符切りたい」

藤部長は態度の悪い違反者には気持ち良く切符を切れるのです。

もちろんその感情は声を大にして言ってはいけません。

ここで藤部長が嫌な思い出があるのに警察官になった理由を川合に尋ねてきました。

川合が12歳の時、ブラック企業に勤めていた父親が安定した公務員になることを勧めてきます。

川合
「で、公務員試験受けまくってこれしか受かりませんでした」
藤部長
「考えつく限りで最も浅い志望動機ありがとう、今日はもう帰ろうか」

確かに収入は安定していますが、体調と精神が不安定になることを働き始めて川合は実感していました。

仕事が終わった2人は川合の部屋でお酒を飲むことにします。

すると部屋の前に川合の父親が待っていました。

部屋の中で話をしていると父親が交通違反で切られた交通切符を今でも神棚に飾っていると言い出します。

父親は泣きじゃくった川合のため、同じ過ちを犯さないと忘れないように手を合わす神棚に切符を飾りました。

川合
「すみませんでした、藤部長、酔っ払いにつき合わせてしまって」
藤部長
「なんでさ、すごい楽しかったし、いいお父さんじゃない、感謝しなきゃね、お父さんがあれから安全運転を続けてくれたおかげで今のあんたがあるんだから、私たちの仕事は嫌われたりつらかったりすぐやりがいが感じられるモノじゃないけど、それが起こるかもしれなかった悲劇を一つでも防げるのなら私は幸せ」

川合は父親のお陰で自分の仕事が大切なものを未然に防いでいることを学んだのです。

翌日も取り締まりを行うと違反者から暴言を吐かれました。

川合
「藤部長、あいつ興奮してシートベルト忘れてます」
藤部長
「よっしゃもう一回切符切って免停くらわそ」

なんだかんだ言って仕事を楽しく感じてきた川合だったのです。

 

 

警察官がどんな気持ちで職務を遂行しているのかが分かりやすく描かれていますね。

罵倒されることに慣れた藤部長が言ってはいけない文句を口にするシーンは特に笑えました。

女性警察官が人間だからこそのリアルな本音を漏らしていく『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』

まだまだ笑えるシーンが盛りだくさんの面白い漫画になっています。

笑いだけでなく感動できるシーンにも注目しながら物語の世界観をご堪能ください。

第3話

川合と藤部長が未成年の補導をするため公園にやって来ました。

まずは喫煙所でタバコを吸っていた高校生を注意します。

川合
「男の子の補導に比べると女の子の声かけって難しくないですか?化粧で年齢よくわかんないし、年聞いたらムッとされるし」
藤部長
「まずはソフトに声をかけて相手が未成年じゃなければみんな同じこと返答するから」

藤部長がベンチでタバコを吸っている女性に声を掛けました。

するといくつに見えます?という言葉が返ってきます。

この返答で藤部長は女性が成人であることを見抜きました。

2人がそのまま歩道を続けていると川合が16歳の家出少女を発見します。

藤部長はいい機会なので川合に家出少女の説教を任せました。

少女
「えーお巡りさん処女なの!?ヤバイねー」
川合
「え・・・ヤバイかな」
少女
「いやいや大丈夫、全然カワイイし、大事にしなよー、私とか経験人数100人近いよ、あっおっぱいあるしコンドームあげよっか?」

説教どころか少女は完全に川合のことをなめています。

取調室の外で会話を聞いていた藤部長は代わりに少女と話をすることにしました。

少女は援助交際を繰り返していて、これまで学校の先生や会社の社長を相手にしてきたそうです。

とりあえず少女なりの職業別性癖論を聞いた藤部長は少年係に報告することにしました。

その間も川合が少女の話を聞いています。

川合
「あーダメだ、エッチ用語全然わからん、用語の意味聞くか・・・いや!私のなけなしのプライドが・・・」

小さなプライドが邪魔して用語の意味を聞くことができません。

思い返してみれば警察学校で女性警察官は性的内容の供述を聴取することが多いので、知識不足による支障が出ないようエロ系用語をマスターしておけと教わりました。

当時の川合はポカンとしていたので教官の話を聞いていなかったのです。

藤部長
「入るよ、お母さんと連絡ついたって、迎えに来てくれるよ」

藤部長が少女の母親と連絡を取ってくれました。

少女は夜勤が多いのに母親が夜遅くに来てくれることを不思議に感じます。

川合
「斬新な親思い」

また母親が新婚のため気を利かして家出していました。

斬新な親思いだけでなく革新的な気遣いに藤部長は感心してしまいます。

少女
「だっていきなりこんな娘できたらどう!?」
川合
「戸惑う」
藤部長
「お義父さんも今から来てくれるってさ」
川合
「ご両親来たらちゃんと謝ってね」

明らかに少女は反省していません。

川合が念を押しても軽い返事をするだけです。

少女
「大丈夫、多分また家出するけど、それ言うとお姉さん立場ないもんね」
川合
「それ大丈夫じゃないね」
少女
「でも私が反省しないとこっちのお姉さんに怒られちゃうよね?」
川合
「大丈夫、多分もう怒られる」

何も考えていないように見えて少女は大人の事情を理解していました。

もしかすると思ったよりもしっかりしているのかもしれません。

藤部長
「あなたそこまでわかってれば援交なんてしなくてもやっていけるよ、川合そろそろ聴取内容まとめて来て」
川合
「はい」

川合は少女に反省を促すどころか、経験値が足りな過ぎて歯が立ちませんでした。

落ち込みながら聴取内容をまとめていると少女の母親と義父が迎えに来てくれます。

しかし藤部長が署名を貰い忘れたという理由で少女をもう一度取調室に連れて行きました。

藤部長
「ちゃんと言わなきゃいけないことあるでしょ」
川合
「藤部長?何・・・」
藤部長
「このままでいいの?いいわけないでしょ、ちゃんとわかってるでしょ、このまま帰っていいワケがないって」
川合
「ちょ・・・え?藤部長?」

川合には藤部長が何を言っているのか分かりません。

するとここで少女が震えだしました。

少女
「助けてください、お母さんが夜勤の日はいつもあの男に犯られてうちにいれなかったの」

少女は義父からの性的虐待に苦しんでいたのです。

そのことに気が付いた藤部長は署名を貰い忘れたと嘘をついて少女を義父から切り離していました。

川合
「すみませんでした、私・・・一番あのコといたのに性的虐待に気づけず・・・」
藤部長
「新任のうちはそんなもんでしょ、刑事になっても気づけない奴もいるけど、でもあのコをあのまま家に帰さずにすんで本当に良かった、こんなホッとしたりヒヤッとしたりをたくさん繰り返して少しずつ警察官になっていってね」
川合
「はいっ」

藤部長のおかげで少しだけ成長できた川合だったのです。

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『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』のネタバレ(漫画)!感想も!

2019.05.25

 

『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』はこんな人にオススメ

笑いと感動を味わえる漫画を読みたい人にオススメの作品です。

川合と藤部長の漫才みたいなやり取りはコメディーが好きな人なら気に入るはずですよ。

女性警察官の日常をユーモアたっぷりに描いていく『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』

ドラマ化されたことでも注目を集めました。

是非この機会に完成度の高いストーリーをお楽しみください。

 

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