つれないほど青くて あざといくらいに赤いのネタバレ(漫画)!

今回は「tomomi」先生の『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』はこんな漫画(あらすじ)

知山アラタは好奇心が抑えられない少し困った持病を患っています。

転校生の気持ちが知りたくなったアラタは、実際に転校してみることにしました。

新たな学び舎で気になることを1つずつ確かめていると、男性にも女性にも見える中世的な先輩と出会います。

時に美しく時に可愛らしく、そして時にはカッコイイ速水ミハヤの魅力にアラタは引き込まれていきました。

性別も素性も謎めいた存在のミハヤに近づこうとするアラタの運命とは・・・!?

禁止されるほどやってみたくなる心理現象のカリギュラ効果を表現した『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』

今回は人間の好奇心を題材にした恋愛漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

覗いてはいけないからこそ覗きたくなる心理現象に共感してみてください。

 

『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

好奇心とは不治の病と判断しても間違いないのかもしれません。

そんな不治の病を患った少年がこの物語の主人公です

知山アラタ
「知山アラタです、転校生の気持ちを知りたくて転校してしまいました、この学校についても全部知りたいです、よろしくお願いします」

抑えられない好奇心をアラタは自分の個性だと認識していました。

転校してきた学校でもアラタは気になったことを全て確かめずにはいられません。

まずこの学校で始めて気になったことは、ゴキブリとエビが同じ味だという都市伝説です。

知山アラタ
「一度気になれば確かめる、たとえ危険と知っていても構わず確かめる」

揚げたゴキブリを試食した後は、隣町の心霊スポットに本物の幽霊が存在するか確かめに行きました。

アラタは気になったことは確かめずにはいられないのです。

そんな不治の病を患ったアラタだったからこそ、この学校に存在するミステリーと対峙することになってしまいました。

知山アラタ
「あんな部屋あったか?校内は全部調べた筈だが・・・あぁ駄目だ・・・気になる!」

転校してから学校内をくまなく調べたつもりでしたが、まだ見たことのない部屋を発見します。

好奇心を抑えられないアラタが部屋のドアを開けました。

すると部屋の中では今まで出会ったことのない美しい人物が着替えをしています。

速水ミハヤ
「えっち」
知山アラタ
「・・・し、失礼しましたっ」

見てはいけないものを見たと感じたアラタは、慌ててその場から立ち去りました。

しかしここからアラタは胸の痛みが止まらなくなります。

結局この日は美しい人物の光景が頭から離れることはありませんでした。

今の状況が何かしらの病気だと思っているうちに、一睡もできないまま朝を迎えてしまいます。

眠いまま体育の授業に参加するのですが全く集中することができません。

知山アラタ
「あの人に会ってみたいけど名前も学年も知らないんだよな、まぁ探すのは虱潰しで良いだろう」

虱潰しに探せば見つかるだろうと高を括っています。

すると三年生が使っていたサッカーボールがアラタの近くに転がってきました。

何も考えずサッカーボールを返そうとしたアラタだったのですが、三年生の中に美しすぎる人物の姿を見つけます。

知山アラタ
「・・・あ、あの人だ!でもあれ?何でこの人男子生徒と体育の授業受けてるんだ?何で?どうして?・・・気になる」

初めて見た時はスカートを履いていました。

しかし今は男子生徒と同じ体操着を着ています。

この時点でアラタはすでに好奇心を抑えられません。

気になったアラタは美しすぎる人物の教室を見に行くことにしました。

速水ミハヤ
「まぁ・・・僕も正直言うとそっち派かなぁ」

すると美しすぎる人物がクラスメイトと談笑しています。

その姿を見たアラタは再び胸が痛くなってしまいました。

ここまで来たらアラタは好奇心を抑えることなどできません。

知山アラタ
「三年の速水・・・先輩ってどんな人?」

クラスメイトに速水ミハヤについて尋ねることにしました。

するとクラスメイトからミハヤのことが気になるのは当たり前だと言われます。

その上でスカートを履いたりズボンを履いたりするミハヤの性別は誰も知りませんでした。

性別も素性も不明な速水ミハヤは学校の七不思議に数えられています。

謎めいたミハヤは男性か女性かもわからず、魔性という括りで扱われていました。

誰もが謎めいたままで良いと思っているのですが、アラタはそんな気持ちにはなれません。

ここからアラタは勇気を振り絞ってミハヤの正体に迫っていくことになるのでした。

 

 

多かれ少なかれ好奇心は人間なら誰もが持っている当たり前の感情だと思います。

それでも知山アラタの好奇心は異常すぎて驚かされてしまいました。

好奇心をそそる人物に興味が抑えられなくなる少年の葛藤を描いた『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』

いったい速水ミハヤは何者なのでしょうか!?

ミハヤに近づいたことで好奇心の泥沼にハマっていくアラタの運命にご注目ください。

後編

魔性だと噂されるミハヤを悪魔だと思い始めたアラタは恐怖を感じていました。

しかし恐怖を感じるのは相手のことを知らないからです。

この状況を打開するため作戦を練っていると、クラスメイトがミハヤに声を掛けました。

速水ミハヤ
「お手洗い、一緒に来てくれる?」

何処に行くのか尋ねられたミハヤがトイレへ誘ってきます。

もちろんクラスメイトはミハヤの誘いに乗ることはありません。

ですがアラタはこのチャンスを逃すつもりはありませんでした。

知山アラタ
「じゃあ・・・お言葉に甘えて、さ・・・行きましょう」

好奇心を満足させるためには手段を選んでいる場合ではありません。

しかし他のクラスメイトに止められてしまいます。

速水ミハヤ
「面白いね、知山君、じゃあ・・・一緒に行こっか、お手洗い」

ミハヤが快諾したことでクラスメイトたちが拘束を解いてくれます。

自由になったアラタはそのままミハヤについていきました。

ただし表情は尋常と思えないほど歪んでしまっています。

知山アラタ
「今日はスカートじゃないんですね」
速水ミハヤ
「うん、今日はそういう気分の日だから、君も気になる?この中身、熱心に探られるのは悪い気しないし何も今に始まった事じゃない、君が見た・・・この前のアレみたいにね」

ミハヤはアラタの好奇心が尋常ではないことに気づいていました。

そんなアラタにならば自分の秘密を教えてもいいと思っています。

興奮しながら自分の秘密を明かそうとするのですが、アラタはそんなことを望んでいる訳ではありませんでした。

知山アラタ
「・・・そんなの駄目だ」
速水ミハヤ
「男だったら嫌?」
知山アラタ
「それは多分違う、性別とか抱けるとかじゃなくて俺は何というか先輩の事をちゃんと知りたい、今までの好奇心とはどこか違くて、たとえ面倒でも知っていく過程も大事にしたいというか」

アラタが一番知りたいのは胸が痛くなっている原因なのです。

そのことを伝えるとミハヤが笑い出しました。

速水ミハヤ
「あはっ、何ソレ、きょうび見ないよそんな人!やっぱり面白かった、好きだよそういうの」
知山アラタ
「・・・」

恥ずかしくてアラタは何も言えなくなってしまいます。

するとミハヤが意外な提案を申し出てきました。

速水ミハヤ
「はぁ・・・じゃあさ知山君・・・私と一つ・・・賭けをしない?私の卒業までの一年間で君が一度もケダモノにならなかったら君の望む形で何でも答えてあげる、速水ミハヤが男なのか女なのか何者なのか」

誠実な好奇心を見せてくれたら、ミハヤが何者なのか確かめる機会を与えると言ってくれます。

アラタはこの提案に対して即答することができません。

知山アラタ
「・・・何だか悪魔みたいな物言いですね」
速水ミハヤ
「そう思うならそうかもね、で・・・返事は?」

返事をしなくてもミハヤはアラタの気持ちを理解してくれていました。

2人の関係は絶妙なタイミングと掛け違えてはいけないやり取りで成り立っていたのです。

知山アラタ
「何故だか今俺は安堵している、気持ちの内訳はわからない、でも何というか先のやり取りで何か一つでも間違えたら子の扉は開かなかったのではないか、そんな気がする」

ミハヤの提案に乗ったことは奇跡なのかもしれません。

そんな事を考えているとミハヤが再び悪魔のような言葉を囁いてきます。

速水ミハヤ
「怖いかい?大丈夫、君なら出来る、この恋心に人生を賭す覚悟があるのなら」

ミハヤが囁いた言葉によってアラタは胸の痛みが恋であることに気付きました。

ここからどのように2人は距離を縮めていき、お互いの存在を認め合うようになるのでしょうか!?

 

『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』を読んだ感想

哲学的な恋愛漫画を読んでみたい人にオススメの作品になっています。

特にアラタの好奇心を煽ってくるミハヤの強烈な個性に注目してもらいたいですね。

男女問わず夢中になれる圧倒的な世界観が魅力的な『つれないほど青くて あざといくらいに赤い』

読んでいくうちにミハヤの個性的なキャラクターに魅了されるはずですよ。

中世的で美しいミハヤの魅力にハマってみてください。

 

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