『神様、キサマを殺したい。』のネタバレ!休載の理由と再開日は?

今回は「松橋犬輔」先生の『神様、キサマを殺したい。』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『神様、キサマを殺したい。』はこんな漫画(あらすじ)

悪者に騙されたため両親と妹を失った女子高生の千穂は、失意から自らの命を絶つ覚悟を決めてしまいます。

しかし廃れたビルから飛び降りようとした瞬間、殺人現場を目撃してしまいました。

このことによって命を狙われることになった千穂だったのですが、殺人を犯した少年が意外な提案を持ちかけてきます。

千穂の家族を不幸のドン底に陥れた加害者を殺害する代わりに、自らの命を差し出せと語る快楽殺人鬼。

彼の提案を受け入れた千穂は復讐劇の幕を開け始めていくのでした。

ヒロインに巻き起こる残酷な運命と殺人鬼と化した少年の姿を描いた『神様、キサマを殺したい。』

今回は迫力満点となっているサスペンス漫画の魅力と休載の理由を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

スリリングで緊迫感のある物語に魅了されていってください。

 

『神様、キサマを殺したい。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

7月25日16時38分、人通りの少ない廃ビルの屋上で千穂が身を投げようとしています。

しかし覚悟を決めた次の瞬間、彼女は殺人事件の目撃者になってしまいました。

千穂が自殺するため訪れたビルの空き地で、少年が助けを求める男性を刃物でめった刺しにしていたのです。

そのあまりにも凄惨な現場を目撃してしまったため千穂は動けなくなりました。

すると眼下にいた少年がこちらを見上げてきます。

千穂
「あ・・・み、みつかった・・・!」

動揺する千穂を見つめる少年は笑顔を浮かべると、何事も無かったかのように男性にとどめを刺しました。

そして近くにあったマンホールの蓋を開けると、男性の遺体を近くまで運んでいきます。

男性の血が滴り落ちていく中、少年は遺体をマンホールへ落下させてしまいました。

再び笑顔を見せながら千穂を見上げた少年がビルの中へ入ってきます。

千穂
「マンホールのフタを閉めてない・・・私も殺してあそこに捨てるつもりだ、人が来ない場所をわざわざ選んだのに・・・ほんと神様って最悪な性格してるよね」

屋上の手すりに掴まって改めて自殺しようとする千穂。

しかしこれは自分のタイミングではありませんでした。

千穂
「最後くらいなんでフツーに自殺させてくれないの?あーあ死ぬ時くらい自分のタイミングで死にたかったな、お父さん、お母さん、加奈・・・私もそっちに行くね」

家族の名前を呼びながら覚悟を決めていきます。

ですがここで先ほど目撃してしまった男性の亡骸が頭の中に浮かんできました。

千穂
「あれ?おかしいな・・・さっきまでは平気だったのに手が離せない・・・!」

死んだ人間を見たことで恐怖心が胸の内に湧き上がってきたようです。

そんな千穂の背後には殺人犯が迫って来ていました。

千穂
「こ、来ないで!」

殺人を犯した少年は怯える千穂に対して無言のまま地面を指差します。

千穂は彼のこの行動を早く落ちろという意味だと理解しました。

千穂
「わ、わかってます、私だって死にたいんです、死にたいけど怖くて飛び降りられないんです、わ・・・私誰にも見たこと言いません!」

先ほどまで自殺しようと思っていたのですが、反射的に命乞いをしています。

そんな彼女に対して少年が刃物を突きつけると、急に雨が降り始めました。

雨に打たれながら千穂は大粒の涙をこぼし始めます。

千穂
「もう・・・私の人生なんなのよ・・・!いいことなんてひとつもなかった」

ここでようやくマコトという少年が口を開きました。

マコト
「ごめんね、可哀相とかわからないんだ」

初めて言葉を発すると同時に、マコトが千穂を屋上から突き飛ばします。

屋上から落下しながらマコトに対して捨て台詞を残す千穂。

千穂
「どうして・・・あんたたちみたいなやつらが・・・」
マコト
「あんた”たち”?”やつら”!?ち・・・ちょっと、おい!気になること言い残して死ぬなんてズルすぎ!性格悪いなぁ・・・」

千穂の捨て台詞が気になったマコトは、落下していく彼女を屋上に引き上げました。

死ぬ寸前でマコトに救われた千穂は、自信の言葉の意味をどのように説明するのでしょうか!?

 

 

笑いながら人を殺してしまうマコトの表情がインパクト抜群ですね。

彼の姿を見ているだけでもこの作品を読んだ価値がありました。

ここから物語はシリアルキラーと自殺志願者の不思議なやり取りを描いていきます。

読んでいるうちに彼らが織りなす世界観に引き込まれていく『神様、キサマを殺したい。』

犯罪という闇にスポットを当てたストーリーになっています。

想像もつかない衝撃的な展開に心を奮わせていってください。

後編

間一髪のところで千穂を屋上に引き上げたマコト。

すぐに気になっていたことを質問していきます。

マコト
「”たち”って何だよ!?あんた”たち”って!オレと誰を一緒にしてんだよ!?」

この質問にゆっくりと呼吸を整えながら答えていく千穂。

千穂
「私のお父さんは・・・私のお父さんはすごく人に親切で優しい人だった・・・でもだまされてお金取られてお父さんが悪者にされて・・・おかしくなっちゃって・・・」

銀行に勤めていた千穂の父親は、横領の罪をなすりつけられました。

その結果、精神状態がおかしくなった父親は、千穂の母親を殺害してから自殺してしまったのです。

千穂はこの心中現場を目の当たりにしてしまいました。

千穂
「それでも妹と2人でがんばって生きていこうとしたのに・・・!妹は乱暴されて事故に見せかけて殺されたの!」

自分の家族を不幸のドン底に陥れた加害者たちとマコトを一括りにしていたのです。

マコトの問いかけに答えながらやり場のない怒りがこみ上げてくる千穂。

千穂
「どうして人殺したちがフツーに生きてて何も悪くない私の家族が死ななきゃいけないんですか!?」

人殺しのせいで家族を失った千穂は、一人ぼっちになってしまっていたのです。

マコトに怒りをぶちまけたことにより、千穂はようやく死ぬ覚悟ができました。

千穂
「さっきは逃げたけど死のうと思ってここに来たのに怖くて死ねないなんてバカみたい、人殺しさん、もう逃げないからやっぱり私を殺して下さい」

仰向けになってマコトに殺してくれと懇願します。

しかしマコトは千穂を殺そうとはしません。

マコト
「そのオレじゃない人殺しってどんなやつら?」
千穂
「ヤクザもいるし警察官のくせに本当に悪いやつもいる・・・」

この答えを聞いたマコトは満面の笑みを浮かべました。

マコト
「いいこと思いついちゃったよ!オレ、ちょっと起きなよ!オレが殺してあげるよ、君の家族を殺したやつらをオレが全員殺してあげるよ」

少年らしい無邪気な笑顔で信じられない提案をしてきます。

千穂
「何言ってるの?ムリよ、ムリに決まってるでしょ」
マコト
「あ、ムリって言ったな!ヨウショクってあるでしょ?」
千穂
「えっ何の話?オ・・・オムライスとか?」
マコト
「ちがうちがう!オレが言ってるのは洋食じゃなくて魚とかの養殖!」

廃ビルがあること空き地をマコトは自分の養殖場だと語ります。

彼はここにわざとお金を置いて殺す対象をおびき寄せていました。

マコトのエサに食い付いた標的たちは、彼が殺したい時に殺せる養殖魚だったのです。

千穂
「い・・・今までに何人・・・殺したの?」
マコト
「20人は殺したと思うけど30人はいってないと思うよ」

殺人という行動に快楽を得ているマコト。

しかし簡単に殺人が行えることに飽きを感じていました。

そのため難しい殺人に挑戦したいと思っていたのです。

マコト
「それでそいつら全員殺し終わったら、最後にオレが君をズタズタに切り裂いて殺すよ」

楽しそうに語るマコトの表情を見て青ざめる千穂。

ですが家族との思い出を頭に浮かべながら覚悟を決めました。

千穂
「もしそんなことができるんなら・・・あいつらが全員死ぬんなら・・・家族の仇を討てるんなら・・・私は君に殺されたい」

こうして2人の思惑は一致したのです。

自分の快楽を求めるため難しい殺人に挑戦しようとするマコトと、自らの命を投げ出してでも家族の復讐を成し遂げたい千穂。

神様から数奇な運命を与えられた2人の殺人計画の行方はどうなっていくのでしょうか!?

ここから先の展開はネタバレ記事ではなく漫画を読んでご自身の目でお確かめください。

松橋犬輔先生の他の漫画に関する記事はこちら↓↓↓

『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』漫画のネタバレと感想!

2018.03.05

 

『神様、キサマを殺したい。』休載の理由と連載の再開は?

『神様、キサマを殺したい。』は、2015年9月下旬から松橋犬輔先生の胆石療養という理由で休載しています。

3年近く経過した現在も連載の再開日は決定していません。

そのため裏社会を描いた本作品が原因で、反社会的勢力から圧力がかかっているという噂まで出ています。

真偽のほどは分かりませんが1日も早い連載再開を心待ちにしましょう。

こちらのサイトでは連載再開日が決定した場合、すぐにこの記事で追記情報を更新していきます。

 

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