妹が推しすぎる!のネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「稲葉白」先生の『妹が推しすぎる!』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『妹が推しすぎる!』はこんな漫画(あらすじ)

大学2年生の山田実は蒼井リンゴというペンネームで漫画家として働き始めました。

現在は10年前に自分が描く絵を褒めてくれた妹をモデルにした擬人化ラブコメを執筆中です。

去年に上京してきた実は妹の詩(しらべ)と二人暮らししているのですが、漫画家だという事は明かしていません。

その理由は成長した妹の詩に拒絶されているためです。

しかし連載中の作品が打ち切りになったタイミングで、詩に漫画家だという事を知られてしまいました。

ここから兄妹が力を合わせて人気漫画の制作に取り組む様子を描いた『妹が推しすぎる!』

今回は漫画家とSNSのインフルエンサーが大活躍する物語の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

大嫌いな兄だけど尊敬する漫画家のために奮闘する詩のチャーミングな姿に魅了されてください。

 

『妹が推しすぎる!』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

10年前、妹の詩は実の描いた絵を大好きだと言ってくれました。

大学生になった現在の実は漫画家として〆切に追われる日々を過ごしています。

山田実
「今月も俺の漫画が連載されてる・・・部屋でじっくり眺めよう・・・」

現在は上京して妹と二人暮らししているのですが、漫画家になったことは伝えていません。

その理由は恐らく妹が今の自分を褒めてくれないためです。

山田詩
「最悪、朝からお兄ちゃんと目があった」

この日も朝から詩に侮辱されてしまいました。

しかし実に妹の態度を気にしている暇はありません。

今日は連載している漫画の〆切が延ばせないので大学を休んで執筆活動に集中しなければならないのです。

山田実
「月間16ページなのになんでこんな筆遅いんだ、俺・・・!」

新人漫画家の実は蒼井リンゴというペンネームで“深海カノジョ”という擬人化ラブコメを連載するようになっていました。

デジタル化すれば執筆活動はスピーディーになるのですが、機械のことはよく分かりません。

そんな実は去年に上京してきて妹の詩と二人暮らししています。

必死に漫画を描いているとリビングから詩の声が聞こえてきました。

山田詩
「みんな・・・おはしら!SHIRAちゃんです☆今から生配信でメイクを紹介するよー!見てくれてありがとうございまーす!登校前だから急ぎめにやってくねー、ではでは・・・まず下地はこの・・・」
山田実
「お前また配信?ってのやってんのか」

詩は実が大学へ行っていると思っていたので配信をリビングで行っていたのです。

その理由は登録者に自分の部屋を見せたくないためでした。

また配信に映り込んだ実が彼氏かもしれないと噂されたため、すぐに配信を強制終了させます。

山田詩
「最悪・・・なんで家いるの?はぁ・・・ダサ男がキラキラおしゃれ配信に・・・」

嫌悪感丸出しの妹は先ほどまでと同じ人物とは思えません。

実は一般人がメイクを配信する意味が分からないのですが、カリスマJKのSHIRAがテレビで紹介されます。

海外でも人気者のSHIRAは登録者数100万人のインフルエンサーなので彼女の特集が始まりました。

山田実
「これ・・・あれ・・・?俺の妹、超有名人じゃね・・・?」
山田詩
「ガラケー使いの人は知らないか、個人じゃなくダンス部でやってるチャンネルだけどね、見る人の母数が多いメイクで認知を増やしダンス動画の再生数に繋げる、結果グッズも売れる」

昔から何でもできるとは思っていましたが、まさかテレビで特集が組まれているとは思ってもみません。

改めて詩の凄さを実感するのですが、実には心配事があります。

山田実
「そんなのすぐやめた方がいい、顔出しとか絶対危ない・・・だって100万人だぞ!?JK好きのやばいやつがわんさかいるって絶対!お前昔はもっと控えめな子だったのに髪もなんか青くて不良になったし」
山田詩
「ウザイわッ!リスクなんかわかっててやってんの!今の時代そんなの気にしてたら何もできない!新しいものをなんか怖いってだけで否定して・・・典型的な老害!」

ガラケー人間で部屋に籠って何をしているのか分からない実に詩がキレました。

しかし妹に漫画家であることは言えません。

なぜなら実の描く漫画は妹をヒロインにしているからです。

山田実
「おしゃれJKの妹に漫画を読まれたらドン引き間違いなし・・・!身近な所からネタ探してたら偶然ハマっただけで決してシスコンでは・・・」

やはり部屋に籠っている理由を説明することはできません。

そのことも詩を怒らせてしまいます。

山田詩
「・・・堂々と言えないなら大したことじゃないね、本当ダサい、昔はもっと格好良かったのに・・・」

小さい頃は仲が良く、詩は実の漫画を褒めてくれていました。

詩は自分が実の漫画を世界中に広めると言ってくれたほどです。

山田実
「嫌いになった俺の所まで来てよっぽど上京したかったんだな・・・俺も漫画家になるために上京したけど掲載順位は一番後ろ、宣伝用に作られたTwitterは妹のフォロワーの1万分の1」

人気があれば妹にも堂々と言えたかもしれません。

実は誰も見ていないかもしれないのに漫画を描いていることの意味が分からなくなっていました。

それでもこの日は大学を休んだおかげで原稿を描き終えることができます。

自分へのご褒美にアイス饅頭を買おうとコンビニへ向かっていると担当編集から電話がかかってきました。

山田実
「・・・原稿完成は伝えたし打合せには早い・・・これは・・・」

嫌な予感に怯えながら編集からの電話に出てみます。

実の運命を大きく変えることになる電話の内容とは・・・!?

 

 

人気がなくても漫画家という夢を叶えた実は頑張り屋だと思いました。

しかし妹をヒロインのモデルにしていることと、人気がないという理由で漫画家だと明かせないことは残念ですね。

兄妹が手を取り合って漫画を描いていく『妹が推しすぎる!』

意外な展開で実と詩が協力していくことになります。

仲は良くならないのですが共通の夢に向かって努力する兄妹の姿から元気を貰ってください。

後編

詩が高校から自宅へ帰ってきました。

ダサい兄の顔を見たくないと思いながら玄関を開けると実の靴がありません。

山田詩
「げ、私の服は洗うなっていつも言ってるのにっ!し・・・しかも下着まで・・・!」

いつまでも子供扱いされていることにも腹が立ってきます。

すると開けっ放しだった実の部屋のドアが少しだけ開きました。

山田詩
「部屋開いてるの珍しいな・・・いつも部屋で何してんだろう」

あまり深く考えず兄の部屋に入ってみます。

部屋の中は全然片付いていなく汚さに驚くのですが、それよりも机の上に置かれていたものが詩の目に留まりました。

山田実
「何してんだ・・・?馬鹿!原稿に触るな!」

詩が見たものは実が内緒で描いている漫画だったのです。

漫画家であることを秘密にしているため、実はすぐに原稿を奪い取りました。

山田詩
「・・・それって」
山田実
「いや・・・まあ・・・趣味みたいな」
山田詩
「・・・趣味?・・・これも?」

詩は原稿だけでなく連載している雑誌も見つけています。

言い争っているうちに大量のボツネームも発見しました。

山田実
「か・・・母さんには言うなよ!?漫画家とか絶対反対され・・・」
山田詩
「バラされたくなかったらアイス買ってきて!バニラの一番高いやつ!」

コンビニから帰ってきたばかりなのですがアイスを買いに行く羽目になってしまいます。

親にバラされたくない実がアイスを買ってくると、リビングに詩の姿がありません。

いつもは部屋に近づくだけで怒られるのですが、今回は仕方なく恐る恐るドアをノックします。

山田実
「・・・風呂入ったのか?あ・・・アイス」
山田詩
「・・・本当に漫画家なんだね・・・」

普段のように反抗的な態度ではありません。

そんな詩に漫画家だと答えたかったのですが実はもう漫画家とは言えないのです。

山田実
「いやもう・・・違うかも・・・さっき電話きたんだ、来月で打ち切りだって、雑誌のアンケ取れずに単行本にもならず・・・はは」
山田詩
「深海カノジョが・・・」
山田実
「え・・・あ・・・ああ、さっきの一瞬でよくタイトル覚えたな・・・」
山田詩
「違うの、知ってたのその漫画、私ファンだから、蒼井リンゴ先生の大ファンだから」

大ファンだと公言した詩は深海カノジョのTシャツを着ていました。

さらに部屋の中をよく見てみると深海カノジョが掲載された雑誌やポスター、大量のグッズが飾られています。

しかし単行本が出ていないので深海カノジョのグッズは作られていません。

グッズが飾られている理由を尋ねると、漫画が好きすぎて自分で作ったそうです。

山田実
「お前めっちゃ俺のファンじゃん・・・!」
山田詩
「だからそう言ってるでしょ!ていうかお兄ちゃんのファンじゃないから!私は蒼井先生のファンだからっ!」

詩は混乱していますが蒼井リンゴも実も同じ人物であることに変わりありません。

それでもファンなので詩が握手してほしいとお願いしてきました。

握手すると詩が男目線で深海カノジョの魅力を語り始めます。

詩の熱量は実にもしっかりと伝わってきました。

山田実
「・・・本当に好きなんだな」
山田詩
「いつからか絵見せてくれなくなったからもう描いていないのかと思ってた・・・そしたらいつの間にかプロの漫画家になってて・・・本当に夢叶えちゃうなんて・・・本当にすごい・・・」

ここまで褒められたことは記憶にありません。

ですがあくまでも詩は実ではなく蒼井先生のファンであることを強調してきます。

山田実
「そ・・・そうだよな、お前俺のこと嫌ってるもんな・・・」
山田詩
「・・・お兄ちゃんのせいじゃん・・・そんなことより打ち切りって本当なの!?深海カノジョ終わっちゃうの!?」

打ち切りは事実なので深海カノジョの単行本が出版されることはありません。

詩は大好きな深海カノジョを布教するため100冊買うつもりでした。

山田実
「詩が読んでたのは嬉しいけど世間にはウケなかったんだ・・・」
山田詩
「ヤダ・・・終わっちゃうなんて・・・この漫画私達二人で続けようよ」

打ち切られた後にSNSで漫画を再掲載した個人的に漫画を描いている人がいます。

詩は自分が得意なSNSを使って深海カノジョを人気漫画にしたいと提案してきました。

自分で宣伝して自分で販売する方法なら詩も一緒に考えることができます。

山田実
「でも読者のアンケが悪くて終わったんだぞ」

SNSで自分の漫画が評価されるとは思えません。

ですが詩はこの漫画が大勢の人に届くと信じています。

山田詩
「今朝私の子の青い髪不良みたいって言ったよね、でも・・・この青色は先生の漫画のヒロインを真似したんだよ」

漫画に出会うまでの詩は個性を出すことが怖くて無難な格好ばかりしていました。

しかし深海カノジョに出会って色々なオシャレをするようになり、毎日が少しずつ楽しくなってきたのです。

そんな大切な漫画を打ち切らせるわけにはいきません。

妹の言葉で実は漫画を描いてきたことに意味があったと実感できます。

山田実
「俺はネットのことは全然わからないし自信もない、でも誰より俺の漫画を見てくれていた俺の妹が言うならやってみたい、お前が好きだって言ってくれるこの漫画を打ち切りなんかで諦めたくない!」

こうして70億人に漫画を届けるという兄妹の壮大なチャレンジが幕を開けました。

実と詩の熱い想いは世界中に届くのでしょうか!?

『妹が推しすぎる!』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

妹が推しすぎる!のネタバレ!(第2話)実と詩の漫画はバズるの?

2023.03.18

 

『妹が推しすぎる!』を読んだ感想

誰にも見てもらっていないと思っていた漫画を妹が大好きだと言ってくれたシーンに感動しました。

打ち切りになってしまった漫画を妹が阻止しようとする作品への愛情も素敵ですね。

漫画を世界中に届けるため奮闘する兄妹愛を表現した『妹が推しすぎる!』

詩が実のことを嫌いになった理由にも注目したいですね。

どんな方法で漫画を世間に広めていくのか想像しながら作品の世界観をご堪能ください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓