間くんは選べないのネタバレと感想!無料で試し読みしませんか?

今回は「板倉梓」先生の『間くんは選べない』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『間くんは選べない』はこんな漫画

女性にモテない間くんは26歳になっても童貞の平凡なサラリーマンです。

勇気を出して取引先の里見あんりという美女に想いを伝えたのですが、彼女から返答はありません。

そんな時、あるきっかけで出会った女子高生の野々宮鏡香からつき合ってほしいと言われます。

喜んでOKする間くんだったのですが、その直後に里見さんから交際してもいいと連絡がきました。

どちらかを選ぶことができない間くんは二股をかけることになってしまい・・・!?

非モテ男性の危険な初恋を描いていく『間くんは選べない』

今回はこちらの恋愛漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

キュートでスリリングな恋模様をじっくりとご堪能ください。

 

『間くんは選べない』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

取引先の里見さんと居酒屋にやって来た間くん。

注文したコロッケがきたので、里見さんがソースをかけようとしています。

里見さん
「わ、おいしそー!ソースだよね、間くんもソース派で大丈夫?」
間くん
「あ、うん・・・」

しかし里見さんがソースの瓶を落としそうになってしまいます。

里見さん
「あっーーーっと!あぶないあぶない、ごめんね、服にハネてない?」
間くん
「い、いや、大丈夫・・・」

間くんはソースよりも里見さんのグラマーな胸元に目がいっていました。

その視線に気づかれないよう、コロッケを食べ始めます。

この日の間くんは里見さんに自分の想いを伝えようと思っていました。

そのためひとまず箸を置き、改めて里見さんに声をかけます。

間くん
「あの・・・里見さん」
里見さん
「え?何なに?」
間くん
「・・・コ、コロッケって・・・おいしいよね・・・」
里見さん
「うん、ここのはどう?あっ、おいしー」

店内が騒がしかったため告白するムードではありませんでした。

結局この日は想いを伝えられず居酒屋を出ることになった間くん。

駅で里見さんを見送ると、深いため息をついています。

間くん
「言えなかった・・・今日は絶対言おうと思ってたのに、店うるさすぎるんだよ」

こんなことを考えながらも、店の騒音を言い訳にしていることを自覚していました。

面と向かって告白する勇気がない間くんは、LINEで想いを伝えることにします。

間くん
「さっき言えなかったんですけど・・・好きです、よかったらオレと付き合ってください」

LINEはすぐに既読となったのですが、里見さんからの返信はありません。

帰りの電車の中でもずっとスマホを眺めているのですが、里見さんからメッセージが届くことはなかったのです。

間くん
「何回目だっけ、2人で飲むの、脈あるかもって思ったけど、やっぱりオレじゃダメなんだな」

今までに彼女が出来たことがない間くんは、26歳になった現在も童貞のままでした。

そのため里見さんのような美女には、自分なんて不釣り合いだと感じてしまっています。

落胆しながら電車に乗っていると、二人組の酔っ払いが女子高生をナンパしていました。

かなり強引なナンパなのですが、周りの乗客は見て見ぬフリをしています。

その中の一人である間くんは、自分を情けない人間だと思っていました。

しかし酔っ払いが女子高生の読んでいる本を取り上げると、思わず間くんが声を出してしまいます。

間くん
「ちょ・・・そ、そういうのよくないんじゃないれすか!?」

急に声を出したので噛んでしまった間くん。

酔っ払いはそんな彼を突き飛ばしてきました。

するとここで女子高生が持っていた防犯ブザーを鳴らします。

その音にビビった酔っ払いたちは足早に逃げて行きました。

女子高生も最寄り駅に着いたため、間くんに少しだけ視線を向けながら電車を降りていきます。

一人取り残された間くんは目的の駅で降りることができず、遠回りして帰ることになったのでした。

こうして最悪な一日を過ごすことになった間くん。

後日、仕事の打ち合わせで里見さんと会うことになりました。

間くん
「里見さん・・・この前は・・・」
里見さん
「あ、ねー、コロッケ美味しかったですね!」

里見さんは先日の件にはそれ以上触れず、すぐに仕事の話を始めていきます。

そんな彼女の態度に間くんは避けられていると感じていました。

一つの恋がこれで終わったと思う間くんは、帰る途中でコーヒーショップに寄ることにします。

間くん
「えーと・・・カフェラテのMサイズのホットを持ち帰りで」
鏡香
「あっ」

レジの店員が声を出したので間くんが視線を上げると、そこには先日の女子高生が立っていました。

間くん
「あ・・・!この前の・・・!?びっくりした・・・偶然ですね、バイトしてるんだ、お疲れさまです、じゃ」
鏡香
「あ、ちょ、ちょっと待って下さい、これ・・・!LINE下さい・・・よかったらでいいんで!」

先日と印象の違う女子高生を可愛いと思う間くん。

こうして失恋直後の間くんに新たな出会いが舞い込みました。

女子高生とサラリーマンの恋はどのように進展していくのでしょうか!?

 

 

恋愛に臆病な間くんの表情が可愛らしいと思いました。

少しネガティブで自信がない姿には、リアルさも感じられますね。

童貞で非モテ系男子の淡い恋心が印象的な『間くんは選べない』

ここから物語は序盤とは真逆の展開を見せ始めます。

急にモテ期が到来し動揺する間くんの姿に注目しながら続きをご覧ください。

後編

女子高生とLINEの交換をした間くんは、帰宅すると早速メッセージを送ってみることにします。

間くん
「さっきはバイト中どうも、間(はざま)って言います、バイトがんばってね」

ドキドキしながらメッセージを送信すると、すぐに返信が送られてきました。

鏡香
「ありがとうございます!野々宮鏡香(きょうか)と申します、この前は助けてくれてありがとうございました、正直こわかったのでとても嬉しかったです」

メッセージの最後には”またLINEしてもいいですか?”と書いてあります。

これに対してOKのスタンプを送った間くん。

間くん
「ひぇー、女子高生とLINE友達とか・・・いい事もあるもんだな」

数日後、間くんは里見さんとの愚痴を聞いてもらうため、大学時代からの友人を飲みに誘いました。

この友人も童貞仲間のため、恋愛の悩みを話しやすいと思っているようです。

彼に愚痴をこぼしたことでスッキリした間くんは、少し飲みすぎたことを後悔しながら家に帰っていきました。

自宅でいつものように電子書籍を読んでいると、鏡香から電話で話したいというメッセージが送られてきます。

いいよと返信するとすぐに電話がかかってきました。

鏡香
「こんばんは野々宮です、お仕事終わったんですか?」
間くん
「うん、今日は早く終わって今、家、友達と飲んできたんでちょっと酔ってるけど・・・」
鏡香
「友達って・・・女の人ですか?」
間くん
「へ?いやいや!大学の友達で男だよ」

すると鏡香が間くんに彼女がいるかどうか質問してきました。

もちろん間くんはいないと答えます。

恋愛漫画のような展開にドキドキする間くん。

鏡香
「よかったら・・・私と付き合ってくれませんか?」
間くん
「ちょ、ちょっと待って・・・野々宮さん・・・オレのこと何も知らないよね?」
鏡香
「だからもっと知りたいんです!・・・急にすみません、ダメなら大丈夫です・・・」
間くん
「ちょ、ちょっと待って、切らないで、待って!オ、オレでいいならオレは全然OKれす」

またしても噛んでしまったのですが、緊張している鏡香は気付いていません。

鏡香はすごく嬉しそうな声でありがとうと言ってくれ、二人の電話が終了しました。

こうして思いも寄らない形で間くんに彼女ができました。

頬を赤くしながら電話の余韻に浸っていた間くんは、早速LINEを鏡香に送ろうとします。

すると里見さんからのLINEが届いていました。

里見さん
「こんばんは、お返事がとても遅くなってごめんなさい、私でよかったら付き合ってください」

このメッセージに間くんは言葉を失ってしまいます。

完全にフラれてしまったと思っていたため、里見さんのメッセージを信じることができません。

すると彼女から電話がかかってきました。

里見さん
「あ、里見です、既読になったから・・・いま大丈夫?」
間くん
「う、うん、あ、あの・・・」
里見さん
「えっと・・・よろしくお願いします、あはは、なんかすごく・・・恥ずかしいなぁ」
間くん
「でもあの・・・オレ、フラれたって思ってたから」

里見さんは告白メールをもらうまで、間くんのことを恋愛対象だと思っていませんでした。

そのためしっかりと考える時間を取っていたのです。

里見さん
「もしかしてもう・・・どうでもよくなっちゃった・・・?」
間くん
「い、いやそんなことないよ!!」

ここで間くんは頭の中で状況を整理していきます。

つい先ほど鏡香と付き合ったばかりなのに、今は里見さんから自分の告白にOKの返事をもらっている状況に悩む間くん。

考え抜いた末、彼が出した答えは鏡香と里見さんの両方とお付き合いすることだったのです。

二人のどちらかを選べなかった間くんの恋は、ここからどうなってしまうのでしょうか!?

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ガールメイキルのネタバレ(漫画)!あらすじと感想も書いてます!

2018.05.30

 

『間くんは選べない』を読んだ感想

急にモテ期が到来したことによって動揺した間くんの姿にリアリティーを感じました。

里見さんと鏡香のどちらか一方を選べなかった彼は優柔不断なのかもしれません。

ですが彼の選択には共感する人も多いのではないでしょうか。

主人公に感情移入しやすいストーリーとなっている『間くんは選べない』

ドキドキする三角関係が見所の漫画になっています。

物語の世界に入り込んだ気持ちで読んでいくと面白さがより伝わると思いますよ。

 

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