ガールメイキルのネタバレ(漫画)!あらすじと感想も書いてます!

今回は「板倉梓」先生の『ガールメイキル』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ガールメイキル』はこんな漫画(あらすじ)

中華街のレンタルビデオ店に住み込みで働いている平凡な青年の五本木アキ。

ある日、彼の部屋がある階に2人の人物が引っ越してきます。

桂というオカマと15歳の芽衣という少女が越してきて半同居状態となったのですが、彼女達はマフィアの殺し屋でした。

恐怖を抱きながらも芽衣を守ろうとする五本木。

そんな彼に芽衣も次第に懐いていくのですが、彼らには残酷な運命が待ち受けていたのです。

裏稼業の恐ろしさをスリル満点に描いていく『ガールメイキル』

今回はこのバイオレンスミステリーの魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

独特な世界観の物語をじっくりと満喫してください。

 

『ガールメイキル』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

店長の馬目の好意によりレンタルビデオ店に住み込みで働かせてもらっている五本木。

ビデオの整理をしていると馬目が仕事を終えていいと言ってくれます。

馬目
「慣れたか?まァ大した仕事じゃねぇが」
五本木
「いえ映画好きだし楽しいですよ、じゃあオレちょっと」
馬目
「どこ行くんだ?」
五本木
「長安通りの映画館ですガキの頃、よく行ってたんですよ、明日休みだしレイトショーに」

こうして仕事終わりに映画館へ向かうことにしました。

馬目の話によるとこの街の裏側では、2つのマフィアが勢力争いを繰り広げているそうです。

しかしそんなことは自分と無関係だと思いながら五本木は生活していました。

この中華街で生まれ育った彼は、久しぶりの故郷を満喫するように過ごしているのです。

五本木
「全然変わってねぇや、地下は相変わらずピンク映画だし・・・」

映画館に到着した五本木は、仕方なく”恐怖のキョンシー屋敷”というホラー映画を観ることにしました。

五本木が座席に着くと、すぐ近くに座っている女性たちが愚痴をこぼしているのが聞こえてきます。

芽衣
「もー魔法使いが観たかったのにキョンシーなんてー、怖いかな?怖いんだよね!?」
「こんなのB級なんだから怖いわけないじゃないの、バカねぇ」
留華
「怖かったら出ればいいわ」

五本木は彼女たちを姉妹だと思いながら、仲の良さそうな会話を聞いて和んでいました。

しかし映画が始まると妹らしき少女が大声を出してしまい、映画どころではありません。

それでも彼女たちの楽しそうにしている姿に、五本木は癒されながら映画を観終わることができました。

翌朝、部屋の外から聞こえてくる物音で目を覚ました五本木。

すると急に彼の部屋のドアが開けられました。

芽衣
「わっ、ごめんね」
五本木
「あ・・・?昨日の・・・?」

彼の部屋に入ってきたのは、昨日映画館で見かけた少女だったのです。

しかし少女の方は五本木のことは覚えていません。

二人が状況を理解できないでいると、少女の後ろから馬目が顔を出しました。

馬目
「何だ、知ってんのか?」
五本木
「馬目さんおはようございます、映画館で見かけただけですけど・・・」
馬目
「そうか、こいつらは馴染みでな、今日からここの階に住むんだ、悪いが手伝ってやってくれ」

馬目に言われたため彼女たちの引っ越しを手伝うことになりました。

手伝いをしていると三人の女性がそれぞれ自己紹介をしてくれます。

「あ、アタシは桂!三里桂よ」

最初に挨拶してくれたのはB級映画だと言っていた人物でした。

五本木は桂を女性だと思っていたのですが、実はオカマだということが分かります。

その次に少女の姉だと思われる女性が自己紹介をしてくれました。

留華
「留華よ、じゃ私はこれで、手伝えなくてゴメンね、芽衣」

留華は挨拶を済ませると、すぐにどこかへ行ってしまいました。

五本木
「お姉さんは一緒に住まないのか?」
芽衣
「お姉さん?」
五本木
「姉妹だろ?」
芽衣
「えー、違うよ、あたしは芽衣、よろしくね、えっと・・・五本木!」

こうして新たに桂と芽衣が引っ越してきたことで、五本木の住居に賑やかさが加わったのです。

その後、芽衣のあどけない姿を見ながらお手伝いをしていると、桂からインターネットの接続を頼まれました。

以前、パソコンメーカーの営業マンをしていた五本木。

経営不振の為リストラされてしまった彼は、原点に戻るつもりでこの街に帰ってきていたのです。

そんなことを話しているうちに、ひと通り荷物の片付けが終了していきました。

この日の夜、三人がレンタルビデオ店を訪れます。

留華
「五本木さん、今夜時間ある?皆で食事でもどうかしら」
五本木
「ああいいね、時間なんていくらでもあるよ」

留華は馬目のことも誘ったのですが、若い人だけで行きなさいと言われます。

そのため四人で食事をしに行くことになりました。

小籠包の美味しいお店を探しながら楽しそうに歩く留華と芽衣。

しかし何者かの気配に気がついた桂の表情が一変します。

「伏せなさい!!」

次の瞬間、彼らを待ち伏せていた人物と桂が銃撃戦を始めました。

今までの温和な表情とはうって変わって険しい姿の桂。

果たして中華街の路地裏でいったい何が起きているのでしょうか!?

 

 

とても穏やかなシーンから序盤がスタートしていきました。

しかし芽衣と五本木たちが食事に向かったところから、物語は一気にバイオレンスなミステリー漫画の特色を強めていきます。

テンポの速さと圧倒的な緊張感が魅力的な『ガールメイキル』

ここからさらに大迫力のストーリーが展開されていきます。

それでは圧巻のスリルを引き続きお楽しみください。

後編

急に胸ポケットから拳銃を取り出し、何者かと撃ち合いをしていく桂。

「伏せろっつってんでしょ、死にたいの!?」

呆然と立ち尽くす五本木に大声で命令しています。

留華
「行きましょ、芽衣」

桂が時間を稼いでいる間に、留華が芽衣を連れてこの場を離れていきました。

「ちっ、ナメんじゃねぇぞ、クソが」

ようやくここで桂が相手を撃ち殺します。

「ったく、こっちは筋通してんのに闇討ちとか冗談じゃないわ、掃除屋呼ばないと」

その様子を五本木は腰を抜かしながら眺めていました。

「ああ、言ってなかったわね、マフィアよ」

何事も無かったかのように自分の職業を五本木に説明します。

桂と五本木が二人の待つ小籠包店に着くと、留華と芽衣が楽しそうに食事をしていました。

五本木
「る・・・留華さんも・・・マフィア・・・?」
留華
「そうよ」
五本木
「め・・・芽衣は違うよな?」
芽衣
「あたしもだよ」

なんと三人全員がマフィアだったのです。

五本木はまだ15歳の芽衣がマフィアだったことが特に驚きでした。

すると突然、留華が五本木の首元にナイフを突きつけてきます。

留華
「私達ね犬を捜してるの」
五本木
「い・・・犬って・・・?」
留華
「この前、桂が殺った”龍の髭”の金貸しがね、スパイが入り込んでるって吐いたの、うちの組織”麗郷”にね」
「最近多いのよ、仕事に出向いてみたらターゲットがもぬけのカラだったり、さっきみたいにアタシ達の行動が読まれてるコトが」

そのため留華は最近この街に戻ってきた五本木をスパイだと疑っているのです。

しかしそんな彼女の行動を芽衣が止めに入りました。

芽衣
「やめて留華、五本木は違うよきっと、あたしお腹いっぱいだから先帰るねっ」

芽衣が庇ってくれたため、どうにか救われた五本木。

彼が芽衣の後を追うと、自宅の階段で馬目と話をしていました。

馬目がいなくなると五本木は先ほどのお礼を芽衣に伝えることにします。

五本木
「その・・・庇ってくれてありがとな」
芽衣
「庇ったんじゃないよ、ほんと弱虫そうだから、五本木!」

五本木は芽衣のことを行く所がないため、仕方なくマフィアになったと思っています。

しかし現実は違っていました。

彼女は自分の意思でマフィアを続けているのです。

五本木
「危ない目に遭ったらどうすんだ、さっき見ただろ、殺されるかも知れないんだぞ」
芽衣
「そんな可能性どこに居たってあるよ、だって人間は誰でも悪いところを持ってるでしょ?」
五本木
「・・・うん」
芽衣
「じゃ、おやすみっ五本木」

この日の夜、芽衣の言葉が頭から離れない五本木は眠れずにいました。

気分転換の為、外でタバコを吸っていると芽衣が部屋から出てきます。

五本木
「まさかこんな夜中に運び屋か何かか?やめろよ危ない」
芽衣
「まぁそんな感じ!」
五本木
「朝になってからにしろよ」
芽衣
「もーそんなに気になるならついて来れば!」

芽衣のことが心配な五本木は、仕方なく彼女について行くことにしました。

二人が向かった場所は留華の家で、部屋に入るなり芽衣が彼女の首元にナイフを当てていきます。

芽衣
「留華だったんだねー、五本木をずっと疑ってたの、ちょっとワザとらしかったよ」

実は馬目から留華がスパイだという情報を伝えられていた芽衣。

これまでの仲の良さが嘘だったかのように、命乞いをする留華の首を一瞬で切り裂きました。

あまりにも衝撃的な光景を見た五本木は、膝から崩れ落ちてしまいます。

芽衣
「さっき人間はみんな悪いところを持ってるって言ったら”うん”って言ってくれたね、そうなの、だから大事なのは敵か味方かってコトだけ、五本木はあたしの敵かな?味方かな?」
五本木
「オレは・・・お前の味方だ・・・芽衣」

五本木の言葉に対して、返り血を浴びた顔で微笑む芽衣だったのです。

果たして芽衣や桂と行動を共にする事になる五本木には、どのような危険が待ち構えているのでしょうか!?

その行方は是非ご自身の目で漫画を読んで確かめてみてください。

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2018.05.30

 

『ガールメイキル』を読んだ感想

15歳という若さで人生の意味を悟っているかのような芽衣が印象に残りました。

そんな彼女の味方になることを決意した五本木も目が離せないキャラクターですね。

個性豊かな登場人物が物語を魅力的にしている『ガールメイキル』

手に汗握るインパクト抜群の作品になっています。

ハラハラドキドキの展開を夢中になって読んでいってください。

 

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