僕は君を太らせたい!のネタバレ!第2話と第3話の見所は?

今回は「原作 茸本朗 漫画 横山ひろと」先生の『僕は君を太らせたい!』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕は君を太らせたい!』はこんな漫画(あらすじ)

日本全国で原因不明の感染症が発生した中、貿易会社で部長を務めている都田エリは昆虫や野草を食べる変人の木野耕一と避難することになってしまいました。

食事に関する意識で木野と分かり合えないと思う都田なのですが、背に腹は代えられず彼が作るサバイバル料理を食べてみます。

すると意外にもミドリガメやタンポポを使った料理は絶品でした。

サバイバルグルメの味に満足していると、急に木野が僕は君を太らせたいと告白してきます。

実は都田の素敵な食べっぷりに魅了された木野は片想いをしていました。

避難生活と恋の行方を描いていく『僕は君を太らせたい!』

今回はサバイバルグルメを題材にした漫画の第2話と第3話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

意外な食材が料理に使えることをこの漫画から教わってください。

 

『僕は君を太らせたい!』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話

都田と木野が避難生活2日目を迎えました。

目覚めた都田は寝ぼけているせいか頭がハッキリしません。

都田エリ
「昨日はどうしたんだっけ・・・何か悪い夢を見ていたような気がする・・・お母様?」

まだ実家にいると思っているようです。

しかし階段を降りると木野が一心不乱に調理をしていました。

ただ変人の木野が調理をしているのは普通の食材ではありません。

木野はアオダイショウの返り血を浴びながら調理をしています。

木野耕一
「あっ、都田さん!起きましたか!こうしてると・・・なんか新婚夫婦みたいですね!」
都田エリ
「返り血ぬぐってから言っていただけます!?」

ここで都田が原因不明の伝染病が起きてしまい、日本全国がパニックになった事を思い出しました。

会社から避難した2人は偶然見つけた中華料理店に避難していたのです。

木野耕一
「見てください!アオダイショウ捕まえたんですよ!」

本来なら過酷な状況なのですが、大好きな都田と一緒にいられる木野は楽しそうにサバイバルグルメを作っていました。

2人が入った無人の中華料理店は2階が住居になっていたので、都田はひとまずゆっくり休むことができたのです。

都田エリ
「個室があるし鍵もかかる・・・そして申し訳ありません、住んでいた方・・・」
木野耕一
「都田さん?ヘビですよ?」
都田エリ
「うわー!近づけないでください!おっとっと・・・?」

ひとまず休むことはできたのですが、まだ疲れが残っていたためフラフラしてしまいました。

もちろん木野が無神経にヘビを近づけたこともフラフラした原因です。

まだ都田が疲れていることを知った木野は、ヘビと他の食材を探しに向かいました。

仕方なく都田も食材集めについていきます。

木野耕一
「あっ!都田さん足元!それ食べられるヤツです、採っといてください!」

都田の足元には食べられるヨモギが生えていました。

指示に従って都田はヨモギを収穫していきます。

都田エリ
「こんなところでも・・・食べられるものが見つかるのね・・・」

食材を発見したことに驚いていると、木野が2匹目のアオダイショウを見つけました。

木野はアオダイショウの尾を掴むと、振り回しながら遠心力を使って川原の堤防に頭部をぶつけていきます。

これを2回続けて気絶させたアオダイショウを中華料理店に持ち帰ると調理を開始しました。

まず首周りに切れ目を一周入れてから皮を剝いでいきます。

そして首を落としてから血と内臓を洗いました。

木野耕一
「ヘビは小骨が硬いので、よくタタいてミンチにしてつくねにします、そしてつくねを沸騰した鍋に投入!弱火で煮立てます」

最後に都田が収穫したヨモギを刻んで鍋に入れ、塩コショウで味を整えればヘビスープの完成です。

しかし完成した料理を都田は食べる気になれません。

都田エリ
「・・・食べなきゃだめですか?」
木野耕一
「疲れを取りたいのなら是非!」

恐る恐る食べてみるとヘビの肉から良い出汁が出ていてスープは絶品の味になっていました。

さらに苦くて薬っぽい風味が身体に染み渡っていきます。

またヨモギを加えたことでビタミンが豊富になり、疲れや貧血に効果があることも期待されました。

都田エリ
「これは?」
木野耕一
「クマザサのお茶と桑の実・・・マルベリーのジャムですね、朝のうちに仕込んどきました」
都田エリ
「あぁー・・・甘ーい・・・ありがたい・・・お茶もさわやかで美味しい・・・」
木野耕一
「元気出たみたいでよかったです」

都田は自分も伝染病にかかったのではないかと不安になっていたのです。

この伝染病は首の後ろにアザができるので木野に確認してもらうことにしました。

都田エリ
「・・・どうです?木野さん?」
木野耕一
「きれいだ・・・」
都田エリ
「アザができているかどうかを聞いたんですけど・・・」
木野耕一
「ああ!大丈夫でしたよ!」

アザではなく都田の首筋に見惚れたので見当違いのセリフを口にします。

それでもアザが無かったので安心することができました。

都田エリ
「ちょっと体拭きたいので上に行きますね、着替えもお借りできるかもしれませんし探してみます」

2階の個室で身体を拭くことにします。

すると急に外から大きな物音が聞こえてきました。

木野耕一
「都田さぁん!守りますから!僕が一緒にいてご飯作りますから!大丈夫ですから!安心してください!くそっ、開かね―な!」

身の危険を感じてしまう都田だったのです。

 

 

第2話ではヘビを食材にしたサバイバルグルメが登場しましたね。

沖縄でもウミヘビを食べる文化があるので、いらぶー汁を食べてみたくなりました。

変わり者の青年が愛する人を個性的なグルメで幸せにしていく『僕は君を太らせたい!』

真似してみたい料理と真似できないだろう料理が次々と紹介されていきます。

もしも真似する場合はエピソード終わりに掲載されているレシピを参考にしてみてください。

第3話

食材を探しに出かけた木野が戻ってきました。

木野耕一
「ただいま戻りましたー!見てくださいよ都田さん!そこでいいもの見つけまして!」

嬉しい報告をしようとするのですが都田は死んだ魚のような目になっています。

そしておもむろに立ち上がると木野に接近してきました。

都田エリ
「テレビが・・・テレビがうつらないのおおおおー、携帯もテレビも繋がらなくなってもう3日ですよ!?」

テレビを重要視していない木野にとっては2日も3日も変わりません。

しかし都田の実家は48時間に1回連絡を取らないと警視庁が動くことになっていました。

木野耕一
「え・・・都田さんはスパイとか何かやってるんですか?」
都田エリ
「違いますよ!親が心配するってことです!木野さんにもいるでしょう!心配されているご両親が、だからそのためにもですね・・・」
木野耕一
「いませんよ、そんなの、ずっと昔に遠くに行ってしまいました・・・」

失礼な質問をしてしまった都田は、木野の両親が亡くなっているかもしれないと思います。

テレビが見れないことで取り乱したうえ、デリカシーの無い発言をしてしまったかもしれません。

落ち込む都田に見せたいものがあるので木野が外へ連れ出します。

都田エリ
「自転車・・・確かに車がないならこれが一番速い足になりますね」

木野は2台の自転車を見つけてきました。

この緊急事態に自転車は重宝すると考えられます。

木野耕一
「そう、これなら・・・もっと色んな所に食材を探しに行ける!」
都田エリ
「食うことばっかりか!あなたは!もっとこう・・・あるでしょう!電波繋がりそうな所に行くとか・・・」
木野耕一
「早速採りに行きましょう!よい所があったので!」
都田エリ
「オイ!」

ツッコミを入れてもマイペースな木野はそのまま都田を公園に連れて行きました。

都田は果物を探すと思ったのですがそうではありません。

木野耕一
「こういう斜面に桜やイチョウが植えられていそうな所を見ていきます、下草がなくて地表面が見えてる所があるとなおよいですね!」

嬉しそうに木野が地面を這いずり回っていきます。

その様子を見ているうちに都田は両親を亡くしたので、木野が幼い頃からヘビや野草を食べなければならないほど貧しかったと想像してしまいました。

都田エリ
「ここは上司として美食家として無事に帰れたら、どこかよい所でちゃんとした料理をご馳走してあげましょう」

無事に帰れたらお世話になったお礼を兼ねて食事をご馳走してあげようと思います。

これ以上気味の悪いものを食べさせたくないのですが、今回は木野が不気味な食材を収穫しました。

木野耕一
「これはですねーアミガサタケです!別名モリーユとも言いますね、欧米では料理によく使われるキノコですね、結構な高級食材なんですがご存知ないですか?」
都田エリ
「好物です・・・えっでもモリーユって確かキロ数万円する超高級食材ですよね・・・?それがこんな普通の公園に・・・」
木野耕一
「それがありがたいことに普通に生えてるんですよー、都心部でも桜とイチョウの多い所ではどこでも生えてます、街路樹の植え込みとかでもよく見ますねえ」

美食家を自負しているのですが都田は調理前のモリーユを見たことがありません。

そのためプライドがズタズタにされてしまいました。

また木野がモリーユの香り嗅がせてきたのでプライドがさらに傷つきます。

都田エリ
「食べてみるまで信じませんから!」

悔しい都田は木野に前蹴りを浴びせました。

痛がる木野は本物であることを証明するためすぐにモリーユの調理を始めます。

木野耕一
「いやー、ちょうど調理場にホワイトソースの缶詰あってよかったですー、どうぞ!フレッシュモリーユのクリームパスタです!」

都内の公園で採れたモリーユが美味しいとは思えません。

しかし実際に食べてみると美味しくて、都田は実家で作ってもらった味を思い出します。

都田エリ
「あの、私、実家が神戸なんですけど、明日から実家を目標に行ける所まで行ってみたいと思います、それで、その・・・」
木野耕一
「もちろん!お供しますよ部長」

こうして2人は都田の実家を目指すことにしました。

ただし都田には謝らなければならないことがあったのです。

翌日、出発前にしっかりと謝罪することにしました。

都田エリ
「あの!昨日はすいませんでした!木野さんのご両親が亡くなっていると知らず失礼なことを言ってしまって・・・」
木野耕一
「生きてますけど両親・・・」
都田エリ
「・・・え?だって心配してくれる人は遠くに行ったって・・・」
木野耕一
「ああ!そういうことですか!ウチの両親は早期退職して遠くの山の中に家建ててイノシシとかクマとか食べたりして暮らしてるんですよ・・・」

生命力に溢れているので両親は木野のことを全然心配していません。

事実を知った都田は気にしていたことが馬鹿らしくなります。

しかしその反動で実家へ向かう旅にやる気が出てきました。

果たして2人の冒険にはどのような運命とサバイバルグルメが待ち受けているのでしょうか!?

『僕は君を太らせたい!』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

僕は君を太らせたい!のネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

2022.06.10

 

『僕は君を太らせたい!』を読んだ感想

第3話では意外にも高級食材のモリーユを使った料理が披露されました。

ゲテモノだけを取り扱っている訳ではないところに、木野の料理に関する豊富知識と優れた腕前が表現されていますね。

サバイバル生活に巻き込まれながらも美食を楽しむヒロインを描写した『僕は君を太らせたい!』

こんなに美味しい料理ばかり食べていると都田は本当に太ってしまうかもしれませんね。

楽しい気分を味わいたい人はギャグコメ漫画とグルメ漫画が融合したこの作品を読んでみてください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓