穏やか貴族の休暇のすすめ。のネタバレ(漫画)!あらすじも!

今回は「漫画 百地 原作 岬」先生の『穏やか貴族の休暇のすすめ。』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『穏やか貴族の休暇のすすめ。』はこんな漫画(あらすじ)

異世界で王に仕えていた青年リゼルは、突然別の異世界に転移してしまいました。

右も左も分からないのですがリゼルは類まれな頭脳と話術を駆使して、新たな土地での生活を満喫することにします。

運良く出会った冒険者のジルを相棒にし、自らも冒険者に転身したリゼル。

吞気に見える彼は元の世界に戻れるのでしょうか!?

優雅な冒険者の日常を綴っていく『穏やか貴族の休暇のすすめ。』

今回は大人気SFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

まったりした冒険ファンタジーの世界観をゆっくりとご堪能ください。

 

『穏やか貴族の休暇のすすめ。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

貴族の格好を身に纏ったリゼルが下町をキョロキョロしながら歩き回っています。

リゼル
「おかしい、これだけ大きな国なら知ってるはずなんだけど、言葉はわかる、でもさっき露店で見た貨幣には見覚えがない、それとあの武装した人たちはなんだろう」

下町には多くの傭兵が出歩いていました。

しかし彼らの目的は分かりません。

情報もお金も持ち合わせていないリゼルは、まず装備品を売ることにしました。

持っていた剣を鑑定してもらうと金貨200枚を入手できます。

さらに地図と空間魔法付きのポーチも購入しました。

リゼル
「穏やかな気候、賑わいのある街並み、私のいた国とよく似ている、そして似ているからこそひどく違和感がある、情報収集をしたいけど一人では限度があるし、誰かを捕まえるしかないか」

街の中で見かけた傭兵たちが妥当なのですが、信用に値するかどうかは分かりません。

自分の素性を簡単に明かす訳にはいかないので、最低限の道徳を守れて自分の意見を持っている人が協力者に求める条件です。

さらにこちらの意図を汲み取る頭脳も必要不可欠でした。

ジル
「おい、奥にタチ悪ィのがいる、やめとけ」
リゼル
「ありがとうございます、親切ですね」
ジル
「・・・そう思いたきゃ思ってろ」

声を掛けてきた男性が世話焼きだと感じたリゼルは、背を向けた彼に金貨を投げ渡します。

男性が金貨をキャッチするともう1枚金貨を差し出しました。

リゼル
「あなたとお話がしたいです」
ジル
「厄介事なら他をあたれ」
リゼル
「話だけです、少なくともあなたに不利益はありません」

人たらしの話術と人懐っこい笑顔で男性を誘います。

すると酒場で話を聞いてくれることになりました。

リゼルはお酒が飲めないので果実水を注文します。

ジル
「で、聞きたいことは?」
リゼル
「情報のやりとりだけじゃ味気ないので自己紹介でも、職業でも女性遍歴でもなんでもいいですよ」
ジル
「・・・ジル、ソロの冒険者、Bランク、特定の女はいねえが作る気もねぇ」
リゼル
「作る気もないけど困ることもない?」

街で見かけた傭兵たちもジルと同じ冒険者だということが分かりました。

この国でBランク以上のソロ冒険者はジルだけです。

しかしリゼルはBランクというワードに反応しませんでした。

ジル
「よっぽどの大物か世間知らずの貴族か・・・」

掴みどころがないのでリゼルが何者なのか判断できません。

リゼルはそのことも見抜いているようです。

リゼル
「あなたは聡そうだし、もしかして混乱させているのかな」
ジル
「聞いたら教えてもらえんのか」

ジルはまだリゼルの名前を知りません。

そのため女性遍歴も含めて自己紹介を求めます。

リゼル
「名はリゼル、職業はなし、個人を証明するものもないので身分もなし、女性遍歴はナイショです」
ジル
「は?自己紹介になってねぇぞ」

質問が悪かったので重要な情報は得られませんでした。

身分がないというのは怪しく感じますが嘘をついているとは思えません。

リゼル
「自己紹介も終わりましたしそろそろ本題に入りましょうか、まずこの辺りの情勢を教えてください」
ジル
「・・・結構前に商業国と魔鉱国が揉めてたが最近は落ち着いている、まぁあそこの小競り合いなんざ今さら誰も気にしねぇが」

魔鉱国は大きな山脈に面していて、現在のリゼルとジルは商業国の王都バルテダで話をしています。

バルテダは良い宿があり、そこそこの依頼もあるので冒険者にとっては居心地の良い場所となっていました。

情勢を知ったリゼルはジルに1ヵ月間、共に行動してほしいと依頼します。

交渉が成立したところでリゼルは改めて自己紹介することにしました。

リゼル
「私は全く知らないこの国に此処にはない場所から訪れました」

地図上のどこにも存在しない国からやってきたのですが、商業国はリゼルがいた国とほとんど変わりません。

果たしてリゼルの身に何が起こっているのでしょうか!?

 

 

別の世界に転移したのに落ち着いているリゼルの姿に驚きました。

どこか別世界を楽しんでいる様子から余裕も感じられますね。

なろう系の人気冒険ファンタジーをコミカライズした『穏やか貴族の休暇のすすめ。』

ここからいよいよ休暇と称した冒険が幕を開けます。

異世界で休暇を楽しむリゼルのカッコ良さを目に焼き付けてください。

後編

商業国が以前の存在場所とほとんど変わらないことにリゼルは違和感を覚えていました。

リゼル
「まるで世界の軸がずれてしまったように、これを前提にして話すので信じられないなら話は終わりにしましょう」
ジル
「続けろ、嘘にしちゃ出来が悪い」
リゼル
「おっしゃる通りです」
ジル
「で?お貴族様の自己紹介」

貴族であることを見抜かれていたのですが、元の世界での立場にこだわっても意味がありません。

それでもジルには身分を打ち明けることにします。

リゼル
「私は仕えるに足る素晴らしい王の元に居ました、あの方に仕えることが私の誇りです、お元気だといいのですが・・・」
ジル
「じゃあお前の目的は元の世界に戻ることか」
リゼル
「どうでしょう、戻ろうと思っても私の力では難しいと思います、一応気にはかけますけど多分これはあの方の得意分野です、私が居なくなって困るならあの方が帰る方法を見つけてくれるでしょう、それまではまあ休暇だと思って楽しみます」

呑気な貴族の休暇がこうして幕を開けました。

リゼルはまず冒険者になる方法をジルに尋ねます。

ジル
「ここがギルドだ、冒険者登録、依頼や報酬受け取りまで全部ここで済む」

2人がギルドに到着すると、冒険者たちがジルを見てざわつき始めました。

一刀という通り名のジルは基本的に誰かと組むようなことはしません。

そんなジルを貴族のリゼルが引き連れていたので周囲は騒然となっていました。

リゼル
「注目されてますよ、ジルさんは有名人」
ジル
「半分はテメェのせいだぞ」

まずはリゼルが受付に挨拶をします。

しかしギルド長が居ないので後日にしてほしいと言われました。

リゼル
「ギルド長がいないと登録できないんですか?」
ジル
「・・・ったく、おいスタッドこいつは登録希望者だ」

スタッドという少年はリゼルが冒険者登録できないと断ります。

冒険者ギルドでは国からの介入を拒否する場合があるので、貴族や騎士に類する人の冒険者登録を認めていません。

リゼルのことをスタッドは完全に貴族だと思っています。

ジルがリゼルのことを貴族ではないと説明したおかげでどうにか納得してくれました。

納得したスタッドは奥の部屋から登録のために必要な魔道具を持ってきます。

尖った先端にリゼルが指先を押し付けると出血しました。

リゼル
「なるほど、血液を注入して情報を登録する仕組みですか」

これで晴れてリゼルも冒険者の仲間入りを果たします。

冒険者ギルドでは依頼に出てくる魔物や植物の図鑑を貸し出していました。

リゼルは図鑑を売ってもらいたいのですが規則で持ち出しは許されていません。

ジル
「本が欲しけりゃ書店に行けばいいだろ、この街にも何軒かある」

知識をより多く吸収したいリゼルはすぐに書店へ向かいました。

しかし書店に置かれているものはほとんどが中古品で、この世界には書物を共有する図書館のような施設がありません。

そこでリゼルはとんでもない提案をします。

リゼル
「すみません店主さん、ここにある本全部売ってください」

本を自分のものにすればいつでも好きな時に持ち出すことができるので、前もって全冊分の料金を払っておくことにしました。

読み終わった本は店に戻すので他のお客に売ってもらって構いません。

ジル
「値段交渉くらいしてこい、本当に全冊読むわけじゃねえんだろ」

店主は良心的な値段で本を売却してくれました。

そのおかげで帰り道のリゼルは気分が良くなっています。

リゼル
「ありがとうございます、ジルさん、おかげで有意義な一日を過ごせました、あなたを雇えた私は幸運ですね」
ジル
「・・・お前その喋り方今すぐやめろ、作って喋ってるだろ、俺の勘だがな、だが当たってる自信はあるぜ、今さら気でも使ってるつもりか?逆に不愉快だ」

リゼルは丁寧な話し方で不評を買ったことはありません。

しかし礼を欠いていたことは認めざるを得ませんでした。

リゼル
「では改めてジル、きみも私に遠慮は無しですよ」
ジル
「ハッ、最初からしてねーよ」

こうして期間限定のパートナーとしてリゼルとジルの冒険が幕を開けたのです。

彼らの冒険にはどんな運命が待ち受けているのでしょうか!?

 

『穏やか貴族の休暇のすすめ。』はこんな人にオススメ

SFファンタジー漫画が好きな人にはたまらなく面白い作品だと思います。

そのため全てのSFファンタジー漫画愛好家にオススメしたいですね。

異世界の冒険を楽しむ主人公が魅力的な『穏やか貴族の休暇のすすめ。』

絵も上手なのでとても読みやすい作品に仕上がっていますよ。

リゼルの軽いノリで異世界の生活を楽しんでしまう懐の深さに驚いてみてください。

 

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