Eランクの薬師のネタバレ(漫画)!人気小説をコミカライズ!

今回は「漫画 鳴海マイカ 原作 雪兎ざっく」先生の『Eランクの薬師』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『Eランクの薬師』はこんな漫画(あらすじ)

キャル・アメンダはコロンという町で唯一の薬屋を経営しています。

成り行きで勇者の仲間入りしたキャルだったのですが、冒険者の中でも最弱のEランクだったのでパーティーから追い出されてしまいました。

故郷から遠く離れた見知らぬ街でキャルは途方に暮れてしまいます。

しかしこの街でEランクの落ちこぼれ薬師に運命を変える出会いが待ち受けていました。

自己肯定感が低いヒロインの成長を綴っていく『Eランクの薬師』

今回は異世界を舞台にしたSFファンタジー漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

オリジナルの回復薬で冒険者を手助けしていくキャルの活躍を目に焼き付けてください。

 

『Eランクの薬師』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

キャルが冒険者仲間に見捨てられる夢を見ています。

キャル
「・・・またこの夢か・・・どうしてこんなことになったんだろう・・・」

冒険者になる前のキャルはコロンという町で唯一の薬屋を営んでいました。

元々は薬師の父親が営んでいて、母親と3人で店を切り盛りしていたのですが、両親を亡くしてしまったのでキャルが薬屋を引き継いでいます。

キャル
「一人は寂しいけど町のみんなも支えてくれるし、これからも両親との思い出が詰まったこのお店を私が守っていきたい」

薬屋を営んでいるので冒険者になるつもりなどありませんでした。

しかしグランという勇者がコロンの町に現れたことでキャルの運命が変わってしまったのです。

グランはコロンの近くに現れた魔物を退治してくれました。

魔物を退治した際に消耗した魔力を回復するためグランがキャルの薬屋を訪ねます。

グラン
「突然ごめんね、回復薬を少し分けてはくれないかな・・・」
キャル
「もちろんです!どうぞ」

グランとその仲間たちはキャルが作った回復薬を高く評価してくれました。

優しそうなグランにお礼を言われたキャルは、彼から目が離せなくなりどうしても勇者の力になりたいと思ってしまいます。

どうしてもグランと一緒にいたいキャルは、パーティーの回復薬として冒険に連れて行ってほしいとお願いしました。

グラン
「うーん・・・そのためにはギルドに冒険者として登録が必要だよ?」
キャル
「構いません!」

すぐにギルドへ向かったキャルが冒険者の登録を済ませます。

しかし冒険者としての経験がないため、能力審査の結果はEランクでした。

それでも冒険に出たい気持ちは変わりません。

グラン
「わかったよ、ただし足手まといの君を連れていってあげるんだ、僕がほしいと言ったらすぐに薬を用意するんだよ?」

とても勇者の言葉とは思えませんが、グランに魅了されたキャルは彼の言う通りにしました。

しかし冒険に出てから数ヶ月が経ってもパーティーの役に立つことができません。

仲間達はどんどんランクを上げていくのにキャルはEランクのままです。

そのこともあり仲間たちのキャルに対する扱いが雑になっていきました。

キャル
「あの・・・自然治癒力が働かなくなっていくから回復薬はあまり飲みすぎないほうが・・・」

回復薬だけに頼らない方が良いことを説明しても、薬作りをサボりたいだけだと怒られてしまいます。

優しいグランもキャルの言うことを聞いてくれません。

グラン
「キャル、戦いにも参加できずランクも上がらない、そんな君が僕のためにできることといえば薬を作ることだけじゃないの?・・・まあできないなら別にいいんだよ」

足も遅く体力もないキャルですが、グランは一緒にいてくれるので見捨てられないよう頑張ることにします。

しかし頑張ってきたキャルの努力を無視するかのように、グランは治癒魔法が得意な精霊使いを仲間に迎え入れました。

さらにノース山を越えて隣国のスイル国へ向かうことを宣言します。

キャル
「それは無理だよ!ノース山には危険な魔物がいて・・・」
グラン
「キャル、もういいよ、君は僕達の実力についてこられなくなっていることを自覚しているんだろう?リズも仲間になったことだし僕らならその山くらい簡単に越えられるさ」

グランの言葉でキャルは自分がパーティーに必要ない存在であることを認識しました。

こうしてグランたちと別れたキャルは故郷から遠く離れた見知らぬ街で一人ぼっちになってしまったのです。

孤独になったキャルは故郷に帰るため、ギルドで自分を入れてくれるパーティーを探すことにしました。

ですがEランクのキャルに需要はなく護衛を雇うお金もありません。

故郷への一人旅は危険なので必死にお金を稼ごうとするのですが、生活費すらままならなくて現在は掃除をする代わりに宿の使用人部屋に泊まらせてもらっています。

キャル
「はあ・・・とりあえずまた新しい薬草探すかぁ・・・探索!」

周囲を探索する能力は多少の魔力があれば使える能力なのですが、普通の人は自分の半径数メートルしか探索できません。

しかしキャルは数百メートル先まで能力を展開することができます。

この特技を使って探索していると蠱虫の反応を捉えました。

蠱虫は人間に寄生する無視で痛覚を麻痺させる毒を持っているため貴重な麻酔薬の材料として取引されています。

キャル
「蠱虫ならきっとランクに関係なく高く売れる・・・!コロンに帰るためのお金が手に入るかもしれない・・・!」

ただし蠱虫に寄生された宿主は体力を奪われ続けるため危険な状態かもしれません。

急いで反応した場所に向かうと男性が苦しそうにしていました。

この男性との出会いがキャルの運命を変えていくことになるのです。

 

 

ランクが低いことを理由にパーティーから追放されたキャルが不憫に感じました。

それでも故郷へ帰るために前を向く精神的な強さがキャルの魅力ですね。

本当は能力が高いのに認めてもらえないヒロインの冒険記を描写した『Eランクの薬師』

寄生虫に苦しめられている男性を助けたことがキャルの運命を激変させます。

心優しきヒロインの活躍を見逃さないでください。

後編

少し近寄りがたいと思ったのですが、苦しんでいる男性にキャルが声を掛けます。

キャル
「突然すみません!あなたの腕の中に蠱虫という寄生虫がいます!」
カイド
「・・・は?」

詳しい説明をしていないので男性は蠱虫に寄生されていることを理解していません。

しかし一刻を争う危険な状態なのですぐにキャルが治療を開始します。

キャル
「取り出すので私にください!」
カイド
「・・・お好きにどうぞ」

男性の腕に小さな傷を付けてから大きな注射器で蠱虫を吸い出しました。

蠱虫は見たことがないほど巨大なのでお宝と言えるかもしれません。

キャル
「これから蠱虫が出していた痛覚を麻痺させる毒を抜きます、だんだん痛くなると思いますが動かないでください、収集!」

収集は探索の他にキャルが使える能力で、物質を収集することができます。

しかし収集するものを1つに限定しなければいけなく、固形物は手で取る方が早いので普段は使っていません。

それでも毒を抜き取らなければいけない現状は収集が役に立ちました。

収集によって巨大な蠱虫が出した大量の毒を抜き出すことに成功します。

カイド
「正直もうだめだと思っていた・・・」
キャル
「・・・蠱虫と毒は全て取り出しました、もう大丈夫ですよ、あとは止血を・・・」
カイド
「ああ・・・それならできる」
キャル
「えっ・・・!治癒魔法使えるんですか!?」

男性は治癒魔法を使うことができました。

探索を使って男性の能力を見てみると、蠱虫のせいで体力も魔力も底をついています。

そんな状態なのに男性は自ら血を止めていました。

カイド
「今までも治癒魔法を使っていたんだがこの体調不良はどうにもできなくて困っていたんだ」
キャル
「だからあんなに蠱虫が立派だったんですね!蠱虫は宿主の体力を奪って生きているので治癒魔法をかけて宿主の体力が増えると蠱虫はさらに元気になってしまうので意味がないんです!」

治癒魔法を使ったことは逆効果だったことを説明します。

続いて魔力を回復させる薬を渡しました。

カイド
「蠱虫・・・か、知らなかった、おかげで助かったよ、ところでこれは丸薬か?回復薬は液体のものしか見たことがないが・・・」
キャル
「はい!私のオリジナルで・・・液体の薬と同じくらいの即効性がありますし、固形なのでずっと長く持ち歩けるんです!」

薬の効果で男性の魔力がどんどん回復していきます。

キャルの回復薬を男性は高く評価してくれました。

カイド
「よかったら今ある分、全部売ってくれないか?」
キャル
「・・・それはだめです、回復薬を多用すると自然治癒力が弱まってしまうので・・・」

グランの仲間たちに嘘つき呼ばわりされた記憶が蘇ります。

この男性にもキャルの言葉を信じてもらえないかもしれません。

カイド
「ああ、なるほど、確かにそうだな、じゃあせめて二つか三つもらえるか?いくらだ?」
キャル
「・・・へ?あの・・・実は私・・・Eランクなんです、それを踏まえた上でご検討ください・・・ただこの薬には採集が難しい薬草も入っているし作るのに時間もかかるので・・・お一つ五万ルイでお願いしたいです・・・」

五万ルイでは安すぎると言って男性は二十万ルイで二つの回復薬を買ってくれました。

蠱虫と回復薬を売ったおかげで、キャルはコロンまで女性を護衛する依頼をギルドに出すことができます。

しかし高いランクの人が護衛を引き受けてくれるかは分かりません。

カイド
「護衛?あんたをか?俺が依頼を受けるよ」
キャル
「あの・・・でもあなたほど強い方にお願いするには報酬が少ないんじゃ・・・」

不安を抱えていると先ほどの男性が命を助けてもらったお礼にキャルの護衛を引き受けてくれました。

ランクの低い冒険者の中には依頼達成を目的とせず、報酬だけ奪って依頼者を殺す輩が存在しています。

その危険から男性はキャルを守りたいと言ってくれました。

カイド
「あんたにとっては俺も素性の知れない人間だろうけど俺は恩返しがしたいんだ、そのへんの奴に頼むより信頼できると思うぞ?」
キャル
「お願いしてもいいですか・・・?」

このような幸運を逃してしまえばコロンに帰ることはできないかもしれません。

キャルは助けた男性のことを頼ることにしました。

カイド
「もちろん、それじゃあ改めて俺はカイド・リーティアス、歳は二十五だ、職業は魔法剣士ってとこかな」

魔法剣士は魔法を使って剣を強化して戦う戦闘職です。

一般的な魔法剣士は剣を強化するための魔法しか使えません。

しかしカイドは治癒魔法も使えていました。

さらに一人で依頼を受けていることを聞いたキャルは、カイドがとてもレベルの高い魔法剣士だと判断します。

キャル
「あ・・・カ・・・カイド様・・・私はキャル・アメンダ・・・十八歳・・・です・・・職業は・・・薬師です」

とんでもない人を護衛にしてしまったかもしれません。

そう思うと緊張してきました。

カイド
「お前は雇い主だろ、敬語なんて使うな、それとも俺にも敬語を使えと仰いますか?」
キャル
「い、言わない!敬語使わない!」

幸運なキャルはこうしてカイドを護衛に雇うことができたのです。

コロンへの旅路はどのような冒険劇となっていくのでしょうか!?

 

『Eランクの薬師』を読んだ感想

キャルは見守りたくなる素敵なヒロインですね。

善意から助けた魔法剣士のレベルが高かったことも、彼女の優しさが招いた幸運だった気がしました。

人気小説をコミカライズした『Eランクの薬師』

ワクワクできる冒険劇に仕上がっています。

最弱の薬師が活躍するファンタジー漫画の世界観を存分のご堪能ください。

 

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