『大木先生と小鮫さん』のネタバレ!無料で試し読みしませんか?

今回は「ふるかわしおり」先生の『大木先生と小鮫さん』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『大木先生と小鮫さん』はこんな漫画

臨時教師として初めて担任を受け持つことになった大木ヒロト。

人気教師だった父親に憧れて先生になった彼だったのですが、現実は甘いものではありません出した。

生徒からナメられっぱなしで自信を完全に失ってしまいます。

そんなヒロトの前に現れた超問題児の小鮫リサ。

彼女と関わるうちに二人の身体が入れ替わってしまいます。

女子高生と新米教師の入れ替わりラブストーリーとなっている『大木先生と小鮫さん』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

頼りない教師と大人を頼らない不良女子高生の恋模様をお楽しみください。

 

『大木先生と小鮫さん』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

前任者が産休に入ったため、臨時ではありますが担任を受け持って1ヶ月が経った大木ヒロト。

夢だった教師という職業に就き華々しい生活が待っていると思っていたのですが、現実は真逆のものとなっていました。

大木ヒロト
「えっと・・・出席を取ります、あっあの・・・名前を呼ばれた人は返事をして貰ってもいいですか?」

しかし彼の呼びかけに答えてくれる生徒は誰もいません。

ヒロトをバカにしている生徒たちは、いつもこのように彼を相手にしていませんでした。

立派で生徒から慕われていた父親に憧れて教師という職業に就いたヒロト。

父のようになりたいと思っていたのですが、生徒からはナメられてしまっています。

大木ヒロト
「とりあえず出席の続きを、あれ?小鮫さんは今日も遅刻?あのっ誰か理由を知っていますか?」

しかし彼女の欠席の理由を知っている生徒は誰もいませんでした。

不良の小鮫さんには友達がいなく、彼女には多くの男性からお金を貢いでもらっているという噂があったのです。

そんな彼女の様子が気になり始めたヒロト。

同僚の先生たちに相談しても、彼女の悪い噂しか聞こえてきません。

態度も成績も悪く、超問題児として扱いに困っていると言う先生方。

そんな話を聞いていると、小鮫リサはヒロトの前に姿を現します。

小鮫リサ
「扱いに困るって私のこと?」
大木ヒロト
「小鮫さん!」
小鮫リサ
「どうも、超問題児でーす」

彼女が現れたことで先生方は逃げるようにその場を後にします。

そんな先生たちの様子を小鮫は呆れながら見ていました。

小鮫リサ
「何あれ、本人の前で出来ない話ならこんな所でしなきゃいいのに、あんたも早く行けば?」
大木ヒロト
「あっいえ、ボクは一時間目の担当はないので、それよりあのっ、小鮫さんは何か悩んでいる事ってあったりしますか・・・?」

学校に来ない彼女を心配したヒロトが、恋愛や家庭環境の悩みを聞こうとします。

しかしこれは彼の自己満足でした。

小鮫リサ
「あんたに話したら解決してくれんの?」
大木ヒロト
「はいっ!ボクに出来る事であれば何でも・・・」
小鮫リサ
「じゃあさ、今お金なくて困ってんだよねー、だから私にお小遣いちょーだいよ、もちろんタダとは言わないからさ」

急に服を脱ぎだした小鮫に、ヒロトは激しく動揺してしまいます。

しかし小鮫はただ体育に備えて着替えただけでした。

小鮫リサ
「もしかして今の冗談本気にしちゃった?だったらあんた教師にむいてないわ、私の事何も知らないくせに急に教師顔しないでくれる?」

薄っぺらい大人が大嫌いな小鮫は教室を出て行ってしまいます。

大木ヒロト
「ボク何やってるんだろう、色々とうまくいかないからって焦って、相手の気持ちも考えないで土足で踏み込んで、大切な生徒を傷付けて・・・」

自己嫌悪に陥るヒロト。

願いが叶うなら高校生に戻って小鮫の立場に立ちたいと思うヒロトだったのでした。

 

 

憧れの職業に就きながら、なかなか上手くいかない現状に悩むヒロト。

彼と同じようにどこか悩みを抱えていそうな小鮫リサが印象的でした。

大人を信じたくない様子の彼女と、生徒に寄り添いたいと思うヒロト。

二人の対照的なアイデンティティーが物語を面白くしていますね。

女子高生と教師の入れ替わりラブコメディとなっている『大木先生と小鮫さん』

ここから物語はいよいよファンタジー要素を散りばめていくことになします。

引き続き作品の面白さを体感してみてください。

後編

体育の授業が終わると、ヒロトが受け持つクラスはある事件がきっかけで大騒ぎになっていました。

それは生徒の財布が紛失したことで、小鮫が疑われてしまっていたのです。

一人だけ授業に遅れたためクラスの全員から疑われる小鮫。

この時のヒロトの頭の中には、教師の立場を認めさせるチャンスだという邪な発想が思い浮かびます。

大木ヒロト
「いや違う、そうじゃなくて・・・いいかっこしようとするんじゃなくて、今のボクがしなくちゃいけない事は・・・」

クラスメイトと小鮫が揉める中、ヒロトは大切な事に気が付きました。

そのためクラスメイトに反論をしようとする小鮫を遮って発言をします。

大木ヒロト
「ストーップ!お財布を盗ったのは小鮫さんじゃないのでやめてくださーい!」

しかし生徒たちはヒロトの言葉では納得しません。

証拠を見せろと詰め寄ってきます。

大木ヒロト
「証拠ならあります!ボクです!小鮫さんが体操服に着替える時、ずっとそばで見つめてましたから!!」

この発言で覗き魔扱いされるヒロト。

二人が付き合っているのではないかという誤解までされてしまいます。

そんな彼に対して小鮫まで呆れ顔をしていました。

大木ヒロト
「たとえ悪役になったとしても、一人の生徒を助けられないような教師にボクはなりたくない!」
小鮫リサ
「ほんとバカだね・・・先生」

ようやく一人の生徒に先生として認められたヒロト。

しかし混乱するクラスメイト達に巻き込まれて、小鮫と共に二階の窓から転落してしまいます。

なんとか無事に済んだ二人なのですが、気が付くと心と身体が入れ替わっていました。

大木ヒロト
「まさかまさか、ボクと小鮫さんの体が入れ替わっちゃった!?」

すぐには事態を飲み込めない二人は、緊急避難策としてネットカフェに逃げ込みます。

しかし一夜が明けても二人が元通りになることはありませんでした。

こうして女子高生と担任の先生が入れ替わることになった二人の新生活。

いくつもの波乱が待ち受けていそうなこの生活を、二人はどのように乗り越えていくのでしょうか!?

この続きは実際に漫画を読んで、二人の悪戦苦闘する姿をお楽しみください。

 

『大木先生と小鮫さん』はこんな人にオススメ

恋愛漫画が好きな人にオススメしたい作品です。

ピュアな先生と小悪魔的な女子高生のラブストーリーは胸キュンすること間違いなしですよ。

ファンタジーの要素を織り交ぜながら描いていく『大木先生と小鮫さん』

見所が満載のこの漫画は是非ご自分の目で読むことをお勧めします。

読み終わると必ず満足できているはずですよ。

 

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