パパがも一度恋をしたのネタバレ!感想と魅力をお伝えします!

今回は「阿部潤」先生の『パパがも一度恋をした』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『パパがも一度恋をした』はこんな漫画

家を支えてくれた愛妻の多恵子が亡くなって以来、引きこもり生活を送る山下吾郎。

3年が経っても傷が癒えない彼はついに自殺を図ってしまいます。

娘のトモが父の元に駆け付けようとすると、家の中には見知らぬおじさんが立っていました。

頭がハゲたこのおじさんは、自分が亡くなった多恵子だと語り出します。

ここから始まるパパの恋を描く『パパがも一度恋をした』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

奇想天外なギャグワールドの世界を満喫してみてください。

 

『パパがも一度恋をした』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

多恵子が亡くなって3年目の命日。

山下家では娘のトモがパパの部屋を激しくノックしていました。

トモ
「パパ!いいかげん出てきなさいよ!いつまでそうやってひきこもってるつもり!?」

朝から部屋に引きこもるパパに、トモは少し呆れてしまっているようです。

そこに祖父のタロスケもやって来ました。

トモ
「おじいちゃんからもパパにがつんと何か言ってよねー!こんな状態が続いたら、うちは崩壊しちゃうよ」
祖父
「トモの言う通りじゃ、いくつになってもあいつはわしの息子じゃ、そろそろわしからも何か言わんとな」

トモに代わって部屋の前に立ちます。

しかしタロスケは息子の吾郎を叱るのではなく愛していると叫びました。

トモ
「だめだこりゃ、おじいちゃんがこんな風にパパを甘やかして育ててきたから、パパがあんな風になっちゃったんだ」

自分にも彼らのDNAが入っていると思うとゾッとするトモだったのです。

もしもママが生きていたらこの家は安泰だったと思うトモ。

こんなどうしようもないパパと祖父を、多恵子は優しく見守ることができる女性でした。

その優しい母親が亡くなってから今日で3年、トモもまだ悲しみを背負っていたのです。

母親が生きていたらと考えてしまうトモですが、しっかり現実と向き合おうと思っていました。

トモ
「パパ聞いて、ママが死んで今日で3年目だよ、最愛の人をなくしてひきこもりたくなるパパの気持ちもわかるけど、私だって悲しいのは同じなんだよ?」
パパ
「違う・・・」
トモ
「ち・・・違うってパパ、どーゆうこと?」
パパ
「パパの方が悲しい」

吾郎という人間は、娘よりも自分の方が悲しんでいると言う情けない父親だったのです。

そんなバカ親を前にして言葉を失うトモ。

思考が停止する前にもう一度パパの言葉を確認してみます。

トモ
「パパの方が悲しいって、まさかパパの方が私より悲しんでるって言いたいわけじゃないよね・・・?」
パパ
「ううん・・・そう言いたいの」

やっぱりバカ親だったことを再認識し、返す言葉が無くなってしまいました。

しかしこのまま放っておくわけにもいかず、部屋の前でパパが出てくるまで待つことにします。

するとパパが不思議なことを言い始めました。

パパ
「トモはママ譲りの美少女だから、誰かいい人見つけて幸せになるから、パパはママがいないとやっぱりダメだ」

消え入りそうな声でママのところへ行きたいとつぶやくパパ。

彼はこのまま自らの命を絶ってしまうのでしょうか!?

 

 

情けないパパとしっかり者の娘のやり取りがユニークですね。

娘の心理状態をコミカルに描いているところも笑えましたよ。

ただただ笑えてしまう面白さが魅力的な『パパがも一度恋をした』

ここからいよいよ多恵子さんが思いもよらない姿で生き返ります。

物語は彼女の登場により、笑って泣けるギャグ漫画へと変わっていきますので、その点にも注目しながら続きをご覧ください。

後編

ママに会いたいと言いながらドアノブで首を吊るパパ。

次の瞬間、山下家に雷が落ちました。

その雷光が家の中を照らすと、トモの近くにハゲたおじさんが現れます。

トモ
「パパ助けて、変なおじさんが家の中に!!」

するとおじさんがトモの名前を呼びながら近づいてきます。

おじさん
「トモ・・・ひさしぶり」

祖父を抱きかかえ汗だくのおじさん。

しかしトモにはまったく見覚えがありません。

その姿にトモは恐怖を感じてしまいます。

おじさん
「髪伸ばしたんだね、うん、似合ってる」
トモ
「キャッ」
おじさん
「トモの髪触りたかっただけなのになー、そんなびっくりしなくても」

トモの次はパパに声をかけ始めるおじさん。

パパの部屋を開けようと鍵の暗証番号を押し始めます。

しかしこの番号はパパしか知りません。

トモにも知らされていないため、パパはずっと引きこもっていることができたのです。

おじさん
「吾郎と多恵子、二人合わせてゴロタエ戦隊ラブレンジャー」
トモ
「なんだそりゃ・・・」

意味不明な言葉をつぶやくおじさんは、暗証番号をすんなりと解除しました。

すると部屋の中には首を吊り損ねたパパがいます。

おじさん
「本当おばかさんな人・・・大切な人を残して死ぬつらさは私が一番わかってますから、こんなバカなことはやめて下さい」

当然ですがパパにもこのおじさんには見覚えがありません。

パパ
「あの・・・ど、どちらさんでしょうか・・・?」

おそるおそる質問するパパ。

おじさん
「死人がいきなりですものね、びっくりするのも無理ないですよね、まぁでも吾郎さんならわかりますよね」

パパはついついトモに助けを求めてしまいます。

するとおじさんが号泣してしまいました。

トモ
「お、おっさんが全力で泣いてるし、なんか・・・こわい・・・」

トモがますます不気味に感じていると、祖父が叫び始めます。

祖父
「バカもーん!その人はな、その人は多恵子さんじゃぞ!!」

この言葉に唖然とするパパとトモ。

トモ
「ママ・・・本当にママなの・・・?」
おじさん
「トモ・・・わかってくれたのね、うん、そうよ・・・本当に私はママなのよ」

実はこの時のトモはただ話を合わせただけでした。

見知らぬおじさんを不審者だと思い、身を守るためとっさに泣き真似までしたのです。

しかし運が良いのか悪いのかは分かりませんが、おじさんのお陰でパパが部屋から出て来てくれました。

トモ
「でもこの時はまだ夢にも思っていなかったのです、まさかパパがも一度、恋をしてしまうとは」

こうしてパパとおじさんの一風変わった夫婦生活が始まっていくのでした。

笑って泣けるこの物語の続きは、実際に漫画を読んで感動を味わってみてくださいね。

阿部潤先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

忘却のサチコのネタバレ!ドラマ化決定した漫画の連載再開は?

2017.12.09

 

『パパがも一度恋をした』を読んだ感想

あまりにも斬新な設定に度肝を抜かれましたよ。

ママが生き返った喜びと、ハゲたおじさんの不気味な姿のアンバランスさが面白いですね。

思わず声を出して笑ってしまう『パパがも一度恋をした』

すべてのギャグ漫画ファンに読んでもらいたい作品になっています。

是非この機会にこの漫画で大笑いしてみてください。

 

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