悪役令嬢は夜告鳥をめざすのネタバレ(漫画)!第3話の見所は?

今回は「原作 さと 漫画 小田すずか」先生の『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』はこんな漫画(あらすじ)

現世でネット小説を読み漁っていたアラサー喪女が、ファンタジー小説の世界に転生されました。

リーゼリットという令嬢に転生したヒロインは、第二の人生をひっそり過ごしたいと考えています。

しかし前世で看護師をしていたリーゼリットは困っている人を見過ごすことができません。

その結果、望んでいなかった王家との関わり合いを持つことになってしまったのです。

モブキャラでありたかったリーゼリットの運命とは!?

異世界でナイチンゲールを目指すことにしたヒロインのセカンドライフを描いていく『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』

今回は大人気ラブファンタジー漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

王都で社交デビューしたことによって明らかになるリーゼリットの役割にご注目ください。

 

『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

王立図書館でこの国の歴史や医療について調べていると、リーゼリットは自国医療の第一人者であるボリス・ツー・ヘネシーという人物と出会いました。

この出会いを無駄にしたくないリーゼリットはヘネシーに現在の医療を知る上で必要な書類を教えて欲しいと懇願します。

勉強熱心なリーゼリットに感激したヘネシーは、図書館よりも豊富に医学の蔵書があるという理由で自宅に招いてくれました。

リーゼリット
「こんな小娘に膝を折ってくださって・・・まさかご自宅に招かれるなんて・・・!?」

ヘネシーは息子のために医学と語学の入門書も自由に使って構わないと言ってくれます。

息子は出来が悪く教材を使っている様子が見られません。

そのためリーゼリットが来てくれれば息子にも良い刺激を与えられると考えたそうです。

ヘネシーと約束を交わしたリーゼリットは屋敷に戻る途中、人工呼吸で救った少年の搬送先を捜してもらうことにしました。

しかし護衛が調査しても近くの病院に少年が搬送されたという情報は得られません。

さた先程寄った病院で金髪翠眼の少女が訪ねてきたら渡してほしいと少年に頼まれた木箱を職員から預かってきました。

リーゼリット
「私に・・・?綺麗な髪飾り・・・」

箱の中には美しい髪飾りと感謝のメッセージが入っています。

髪飾りを贈ってくれたのは命を救った少年の弟かもしれません。

こんなことなら名前くらい聞いておけば良かったと思っているうちにお茶会当日を迎えました。

初めて訪れた巨大な城にリーゼリットは飲み込まれるような緊張感で胸が一杯になります。

城の中に入ってもドキドキが収まりません。

リーゼリット
「あー、きょろきょろしたい!衛兵さんがキリキリ働いているのを拝見したいし、細やかな彫刻の天井だって大口開けて仰ぎ見たいし、バルコニーの手すりから身を乗り出して景色を堪能したい!」

色々とやりたいことはあるのですが、執事長を今日はお淑やかに過ごすと約束しています。

そのため欲求を我慢しながらお茶会に参加することにしました。

お茶会に護衛は参加することができません。

仕方なくリーゼリットはプレゼントされた髪飾りを付けてお茶会に出席します。

リーゼリット
「さぁ今日のミッション、如才なくお茶会を終えること、友達何人できるかな、まぁ多分最後まで一人だろうけど」

余計な期待はせずお淑やかに振る舞っていると、招かれている令嬢が自分と同じ金髪であることに気づきます。

さらに瞳の色もリーゼリットに似ていました。

王家が色味を指定したのかもしれないと考えていると、隣にお人形みたいな可憐な少女が座ってきます。

自分と同じく一人でお茶会に参加している少女は、一緒にケーキを食べようと誘ってくれました。

リーゼリット
「声をかけてくださってありがとうございます、ご挨拶が遅れましたわ、わたくしリーゼリット・フォン・ロータスと申しますの」

自己紹介すると少女がエレノア・ツー・マクラーレンと名乗ります。

名前まで可愛らしいエレノアに感激しました。

もしかしたらエレノアとは王都に来て初めての友達になれるかもしれません。

しかしリーゼリットはここで大切なことを思い出しました。

リーゼリット
「エレノア・・・!完全に思い出したわっ、リーゼリットとエレノアって言ったらあの小説じゃん!私モブや友人枠じゃない、小説の主人公で・・・悪役令嬢だったわ!」

リーゼリットはエレノア擁する攻略キャラ達に弾劾されて処刑される運命の悪役令嬢だったのです。

現世が終わったと嘆くリーゼリットなのですが、弾劾直前の転生ではないので運命を変えられるとポジティブに考えることにしました。

そのためにもまずはヒントを集めることにします。

リーゼリット
「攻略対象全部は覚えていないけどもたしか王子がメイン攻略キャラになっていたはず、原作小説での初めての出会いは・・・王子の特徴は・・・えーっと・・・?」

必死に記憶をたどるのですが様々な小説の王子が浮かんでくるので絞り切ることができません。

そんな中、王妃がお茶会にファルスギルベルトという2人の王子を臨席させました。

早速の王子登場に緊張感が走ります。

メイン攻略キャラである王子は一体どんな人物なのでしょうか!?

 

 

ようやく自分が悪役令嬢だったことに気づいたシーンに衝撃を受けました。

しかしまだリーゼリットは小説のストーリーを完全に思い出せた訳ではありません。

王子の登場によって物語のテンポが加速していく『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』

蘇る記憶をリーゼリットがどのように活用していくのか興味をそそられますね。

頭をフル回転させてリーゼリットを演じるヒロインの努力を見届けてください。

第4話

第一王子のファルス、そして第二王子のギルベルトが登場したことでリーゼリットの胸に衝撃が走ります。

リーゼリット
「額の傷と金の瞳・・・それに弟が赤褐色の瞳・・・髪色や雰囲気は異なるけど、やっぱりこの二人こないだの事故の時の少年達で間違いない!」

ファルスはリーゼリットが命を救った少年で、ギルベルトは髪飾りを贈ってきた弟でした。

もしも事故現場にリーゼリットが通りがからなければファルスが亡くなっていたことは間違いありません。

ここでリーゼリットが重要な事を思い出します。

リーゼリット
「いや待てよ・・・たしか原作小説では第一王子が亡くなってるところから始まってたはず・・・ってことは・・・私が彼を救ったことで物語の前提が変わってしまった!?」

せっかくどんな小説に転生したのか思い出せたのに、自分で物語の前提を変えてしまったかもしれません。

アラサー喪女が転生したのは“転生先でも医師になってみせますわ”というネット小説の世界だと思われます。

ネット小説では架空の乙女ゲームに悪役令嬢として転生した主人公が医療系の試練を乗り越えハッピーエンドを目指す内容で、リーゼリットの役どころはヒロインが開発した新薬を隣国に売ろうとする悪役令嬢でした。

ゲームの中では弾劾されるか隣国に裏切られるかの不幸な未来しか待っていません。

一方、原作小説の主人公は難局を乗り越え悪役令嬢でありながら第二王子をゲットし幸せな人生を送っていました。

リーゼリット
「だけどそれが可能だったのは小説の主人公が前世で医師だったからだ、記憶力お察しの看護師の私ごときに、新しい術式で人を救ったり新薬開発したり、知識量と技術でもって問題解決・・・なんてできるわけがない!」

小説の世界は一本道のように進んでいくので、第一王子が生きている時点でこの先の展開が全く分かりません。

帰りたくなってきたリーゼリットにエレノアが王子たちに挨拶しに行こうと誘ってきます。

ですがリーゼリットは王子に挨拶したくありません。

リーゼリット
「だって急遽決まったお茶会、普段臨席しない王子達、この場にいる令嬢の似通い方、どんなに鈍い奴でもさすがに気づく、このお茶会が私を捜している場だってことに」

見つかった場合、色々なストーリー展開が思い浮かぶのですが、どれも今のリーゼリットにとって嫌な流れです。

悪役令嬢であることが分かった今も人生を諦めていないリーゼリットは、逃げるという選択肢に賭けてみることにしました。

そのためまずは重大な証拠品の髪飾りを手の内に隠します。

次に挨拶のチャンスを窺うと、令嬢の挨拶が流れ作業のように続いているため王子たちが疲れていました。

リーゼリット
「王妃殿下、両王子殿下におかれましてはご機嫌麗しく存じます、ロータス伯爵家が三女、リーゼリット・フォン・ロータスと申します、どうかお怪我が早く良くなりますように」

当たり障りのない挨拶を済ませます。

続いてエレノアに挨拶をする順番が回ってきました。

その様子を見ているとエレノアの髪飾りがギルベルトから贈られた髪飾りと似ていることに気づきます。

髪飾りのおかげもあって勘違いした第一王子がエレノアを見初めました。

こうしてのんびりとセカンドライフを過ごしたいリーゼリットは救われたのです。

リーゼリット
「ともかくメイン攻略キャラとヒロインなら大円団のはず、エレノア嬢はとってもいい子で私が嫉妬したりする予定もないし、普通に仲良くなれば何事もなく過ごせるのでは?」

名案を思い付いたリーゼリットは悪役令嬢からヒロインの親友へジョブチェンジすることを決めました。

しかし今世を楽しもうと決めたのになかなか思い通りにはいきません。

ギルベルト
「それでいいのか?本来あそこで踊っているのはおまえだったろう、リーゼリット・フォン・ロータス嬢」
リーゼリット
「ギ・・・ギルベルト殿下・・・なんのことでございましょう?」
ギルベルト
「ハンカチの紋章を調べた、布地と同色の意図で蓮の花の文様が刺繍してある、淡い金の髪にエメラルドを透かしたような瞳、それに・・・この髪飾りには見覚えがある、なにせ俺が選んだものだからな」

手の中に隠した髪飾りを見られてしまいました。

ギルベルトは意識を失う寸前のファルスから指示されて髪飾りを贈っていたのです。

そして目印となる髪飾りの令嬢を捜すためお茶会を開催しました。

リーゼリット
「あああー、せっかくエレノア嬢の幸せを見守る友人ポジションを手に入れたと思ったのに、私のほのぼの異世界ライフ即終了・・・!?」

さらにここからリーゼリットにはほのぼのできない異世界ライフが待ち受けていたのです。

小説のストーリーを知っているリーゼリットの波乱万丈なセカンドライフの続きは実際に漫画を読んでお確かめください。

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『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』のネタバレ(漫画)!感想も!

2022.05.25

 

『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』はこんな人にオススメ

すぐに続きが読みたくなる面白いラブストーリーを探している人にオススメです。

どんな選択をすれば望んでいるほのぼの異世界ライフを手に入れられるか試行錯誤するリーゼリットの姿に感情移入しやすい物語になっていますよ。

自分が変えてしまった物語を自分で構築しようとするヒロインの奮闘劇になっている『悪役令嬢は夜告鳥をめざす』

頭をフル回転させるリーゼリットがとても魅力的なキャラだと感じました。

他にも個性的なキャラクターがたくさん登場するのでお好みの登場人物を探してみてください。

 

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