嘘解きレトリック(2話)のネタバレ!最新刊情報もお伝えします!

今回は「都戸利津」先生の『嘘解きレトリック』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『嘘解きレトリック』第1話のおさらい

人の嘘を見抜いてしまう能力を持ったため、孤独の中をさまよい続けることになった浦部鹿乃子。

逃げるように故郷を出た彼女がたどり着いたのは九十九夜町という繁華街でした。

そこで出会った不思議な探偵の祝左右馬(いわいそうま)と少年の失踪事件を解決した鹿乃子。

ここから彼女は左右馬の助手として働き始めます。

嘘を聞き分ける鹿乃子と人間の本質を見抜く左右馬の奮闘を描く『嘘解きレトリック』

今回はこの漫画の第2話をネタバレを含みながらご紹介していきます。

鹿乃子と左右馬の心温まる事件簿をじっくりとご堪能ください。

 

『嘘解きレトリック』第2話の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

たろちゃんという少年の失踪事件を解決した鹿乃子と左右馬。

左右馬
「君ウチで働きなさい、ウソが聞こえるなんて探偵として素晴らしく便利じゃないか」
鹿乃子
「わ・・・私だって祝さんたちといたいですよ、でも祝さんは私が傍にいるのが嫌じゃないんですか?」
左右馬
「うん、嫌じゃないよ、僕正直者だから、分かるでしょ?ウソじゃないって」

こうして左右馬の助手として働くことになった鹿乃子。

自分の能力を人のために活かしたいと思い始めたのでした。

そんなある日のこと、古道具屋に物を売りに来ている二人。

少しでも高く売りたい左右馬はお店の主人とのやり取りを鹿乃子に聞かせています。

これ以上のお金は出せないという主人の嘘を鹿乃子に見抜かせ、サインを送ってもらう左右馬。

彼女のお陰で不要なものを高く売ることででき、左右馬は大満足の様子です。

左右馬
「ウチにあったガラクタもこれでほぼ片づいたね」
鹿乃子
「大体お金がないのにどうしてあんなに物があったんですか?」
左右馬
「人からもらったり人がくれたり、古道具の値段なんて僕には見極められないし、少しでも高く買ってもらえてよかったよ、助手の鹿乃子くんのおかげだね」

探偵助手の仕事がこんなことでいいのか、鹿乃子は少し不安を感じているようです。

そんな二人が食事を済ませ事務所に戻ると、左右馬の学生時代からの友人で警察官の端崎馨がやって来ました。

端崎
「これはすごい、あのゴミ屋敷がずい分と片づいたものですね、さぞ大変だったでしょう」
鹿乃子
「私まだお掃除くらいしかお役に立てなくて、お茶淹れますね」

この日の端崎はある相談事をしに祝探偵事務所を訪ねてきました。

端崎
「左右馬に見てもらいたいものがあるのだ、雑誌の記事なんだがこの後ろに写り込んでいる仲居さん、松葉牡丹の君じゃないか?」
鹿乃子
「松葉牡丹の君?」

松葉牡丹の君とは端崎にとって恩人に当たる女性です。

以前に食当たりを起こし苦しむ端崎を介抱してくれたのですが、そのまま意識を失った彼はこの女性の記憶が曖昧になっていました。

そのため左右馬に確認してもらいにやって来たのです。

左右馬
「違う、全然違うぞ」

雑誌の記事を見た瞬間に別人だと判断した左右馬。

しかし彼の言葉が嘘だということは、鹿乃子には分かってしまいます。

鹿乃子
「古い友人にどうして先生はウソをついたんだろう、違うっていうのがウソなら写真の人が松葉牡丹の君なんだ」

不思議そうに左右馬を見つめる鹿乃子なのですが、彼はいつも通り能天気なままでした。

鹿乃子
「先生は私がウソを気づいてること分かってるよね、でも何も言わないし聞けない、どうしてウソついたんですかなんて誰だって聞かれたくないもの」

いったい左右馬はなぜ大切な友人に嘘をついたのでしょうか!?

彼の行動が意味するものとは!?

 

 

正式に探偵の助手となった鹿乃子ですが、まだ本格的な仕事は始まっていないようです。

そんな中、端崎からの依頼に嘘をついた左右馬。

彼の行動の真意が分からず鹿乃子は戸惑ってしまいます。

しかし左右馬の真意が分かるにつれ、彼に対する尊敬と信頼が深まっていくのでした。

左右馬の優しさに注目しながら続きをご覧ください。

後編

孤独から救ってくれた左右馬に嫌われたくないため、鹿乃子は彼のついた嘘の意味を聞くことができずにいました。

そのため自ら雑誌に載ったお店へ向かうことにします。

すると高級そうな料亭の中にいる松葉牡丹の君を見つけました。

鹿乃子
「あの人、写真の人だ、聞けば分かる、先月食あたりで苦しんでいた人を介抱しましたかって」

しかし足が前に出てくれません。

鹿乃子
「私またウソをつくんだ、先生のウソに気づかなかったふりをして、端崎さんに松葉牡丹さんの報告をして、これからもそうするの?」

左右馬は鹿乃子の能力と真剣に向き合ってくれた唯一の人間です。

そんな彼に対し正直になることができず自己嫌悪に陥る鹿乃子。

すると鹿乃子の前に突然左右馬が現れました。

左右馬
「確認しないの?あの人に馨を介抱したか聞きに来たんでしょ」
鹿乃子
「先生どうして違うってウソついたんですか」

自分に嘘を見抜かれることを承知で傍にいてもいいと言ってくれた左右馬。

その彼に対してだけは誠実でいたいと思う鹿乃子は、勇気を振り絞り嘘の真意を尋ねたのです。

すると次の瞬間、古道具屋の主人が松葉牡丹の君を追いかけてきました。

実は彼女、弱っている人を介抱するフリをして金品を盗んでいたのです。

警察に逮捕された彼女を見送り、鹿乃子と左右馬はお月見をしながら事務所に帰ることにしました。

鹿乃子
「先生は松葉牡丹さんが泥棒だって知ってたんですか?」
左右馬
「うん、あの時あの女は馨の財布を盗ろうとしたと思う、僕の目に気づいたのか何もせず去って行った」
鹿乃子
「先生が端崎さんに違うってウソついたのは・・・」
左右馬
「まあ馨は直接被害にあってないし、顔もはっきり覚えてないみたいだしドロにも気づいてなかったし、わざわざ関わらせて単純な馨を無駄に傷つける必要はないでしょ」

友人のことを思っての嘘だったことを知り、ますます左右馬の人柄を尊敬する鹿乃子。

しかしこの嘘は端崎だけのためについたものではありませんでした。

実はわざと嘘をつき鹿乃子の反応をうかがっていたのです。

鹿乃子
「何がしたいんですか・・・」
左右馬
「何ってそれくらい僕は君を受け入れるってこと、ちゃんと話そうと思って、気にしてたでしょずっと、君が僕のウソをきいてしまうことを僕が嫌がるんじゃないかって」

嘘を見抜く能力が便利なだけでなく、それに伴う辛さがあることもしっかりと理解していた左右馬。

左右馬
「ひとりでぐるぐる悩まないでよ、君はもうひとりじゃないんだから、一緒にいるから悩むんだからさ、一緒に抱えるよ」

左右馬の優しさが胸に染みる鹿乃子だったのでした。

鹿乃子
「私にこんなに向き合ってくれる人ははじめてです、私も早く先生のお役に立てるようになりたいです」

新たな決意を胸に、鹿乃子は探偵助手として歩み始めていきます。

そんな彼女と左右馬の物語の続きは、実際に漫画を読んで楽しんでみてくださいね。

『嘘解きレトリック』に関する他の記事はこちらです↓↓↓

嘘解きレトリックのネタバレ!感想と無料試し読み情報も!

2017.12.24

 

『嘘解きレトリック』最新刊情報

鳥肌が立つほどの感動的なエピソードを届けてくれる『嘘解きレトリック』

この漫画の最新刊となる第10巻は2018年8月20日に発売されました。

残念ながら第10巻が最終巻となってしまいましたので、都戸利津先生の新たな作品を心待ちにしましょう。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXT!でおなじみのこの動画配信サービスなんですよ!

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画も電子書籍もライフスタイルに合わせて楽しめる新しいエンターテイメントのU-NEXTを是非お試しください!