おはようを君と言いたいのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「文川あや」先生の『おはようを君と言いたい』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

おはようを君と言いたい』はこんな漫画(あらすじ)

29歳の朝日奈京香は仕事を優先させた結果、夫から離婚を切り出されてしまいました。

シングルマザーとなった京香は大好きな仕事と子育てを両立させようと頑張っています。

しかし息子が風邪を引いたため大切な仕事に集中することができません。

そんな彼女に親友が提案してきたのが家事代行サービスを利用することでした。

不安を感じながらお試しの家事代行サービスを頼むと、若くてイケメンのベビーシッターが現れます。

イケメンベビーシッターの優しさに触れた京香の恋の行方とは・・・!?

年の差がある男女の恋を描いた『おはようを君と言いたい』

今回はシングルマザーの子育てと恋模様を描いたヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

色々な事に悩みながら前に進もうとするヒロインの姿から勇気を貰ってみてください。

 

おはようを君と言いたい』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ドラマや映画などでよく使われる「仕事と私どっちが大事なの!?」というセリフがあります。

朝日奈京香はこのセリフに関して昔から違和感を覚えていました。

朝日奈京香
「全く違うベクトルの2つを同列に語る台詞が苦手だった」

仕事と恋愛を同列に語ることはできません。

京香にとってはどちらも大切にしなければならないものなのです。

そんな京香は結婚後、夫から苦手なセリフを告げられ離婚してしまいました。

朝日奈京香
「まさかこの台詞を自分の夫に言われる日が来るとは夢にも思わなかった」

離婚後、29歳になった現在の京香はシングルマザーとして仕事と子育てを両立させています。

この日も優秀な京香は部下が作成した資料の手直しをしていました。

朝日奈京香
「こことここ間違ってる、あと引用してるデータが古いから、これ去年のやつに差し替えてくれる?それ以外の部分はよくまとまってると思うよ、明日までで大丈夫だからよろしくね!」

京香は部下に対して偉そうにすることはありません。

そのため手直しを指示された部下は京香に憧れを抱いています。

しかし先輩から京香が子持ちだということを聞かされました。

新人の部下は知らなかったため京香がシングルマザーだということに驚いてしまいます。

そんな風に思われてることを知らない京香は、仕事が終わると息子を預けている保育園へ向かいました。

朝日奈京香
「郁ー!遅くなってごめんね!」

息子の郁は京香が迎えに来てくれたことで大喜びしてくれます。

ですが保母さんからは時間が遅れたことを注意されてしまいました。

仕事が忙しい京香はいつも息子を最後の時間まで保育園に預けています。

それでも家に帰ると息子に食事を作り、寝る前には絵本を読み聞かせてあげました。

22時半を過ぎると京香は家に持ち帰った仕事を始めることにします。

朝日奈京香
「はー、日付変わる前に終わるかなこれ・・・でも明日大事なプレゼンあるから出来るだけ早めに寝たいな・・・」

京香は新卒で現在勤めている化粧品メーカーに就職しました。

この会社は出産に理解があるため育休明けも企画営業部の主任として職場復帰できた京香。

しかし家事と仕事を両立させているつもりだったのですが、夫は満足してくれませんでした。

育休中のように完璧な家事をこなせなかった京香は半年前に離婚してしまったのです。

朝日奈京香
「好きでやりがいのある仕事も子育ても、両方手を抜かずに頑張ると決めたのは私だ」

仕事も育児も中途半端にしたくはありません。

そのためどんなに辛くても京香は弱音を吐こうとはしないのです。

ですが翌日、会社でプレゼンの資料を見直していると、京香の予定を狂わせる出来事が起きてしまいました。

保育園からの電話に出てみると、息子が熱を出したという報告を受けます。

午後からプレゼンがあるため2~3時間預かってほしいとお願いするのですが、保育園は病気になった子供を預かってはくれません。

朝日奈京香
「・・・わかりました、出来るだけ早く行きます」

仕方なく京香はプレゼンの担当を部下の女性に任せることにします。

丁寧に謝罪して仕事を任せたのですが女性社員は快く思ってくれません。

この女性社員は子供を理由に仕事を疎かにすることを良く思っていませんでした。

京香はそのことを後々知ることになってしまいます。

このままでは仕事に支障が出ることを恐れた京香は親友に相談することにしました。

その結果、親友が提案してきたのが家事代行サービスだったのです。

家事代行サービスを利用することにした京香は、自分の運命が大きく変わることをまだ知りません。

京香は運命が変わり始めた現状をどのように乗り越えていくのでしょうか!?

 

 

仕事が優秀であるからこそ子育てとの両立が難しいことを表現していますね。

またヒロインのようにシングルマザーとして頑張っている人を勇気づける物語だと思いました。

子育てと仕事の両立がいかに難しいかを教えてくれる『おはようを君と言いたい』

ここから育児と仕事を懸命に頑張るヒロインの前に救世主のような男性が現れます。

ゆっくりと動き始める恋の行方を引き続きご覧ください。

後編

ランチタイムを利用して親友に現状を相談した京香は家事代行サービスを利用することにします。

朝日奈京香
「うーん・・・やっぱり定期的に利用するとしたら結構いい値段する・・・けど頼めない額じゃないな、お迎えだけでもお願い出来れば正直すごく助かる」

京香は元夫から養育費を受け取っているためお金に困っている訳ではありません。

そのため1週間のお試しコースを始めてみることにしました。

連絡すると早速サービス会社の人間が訪ねてきます。

笹川晴
「はじめまして!家事代行サービスハッピーライフから参りました、笹川晴と申します!よろしくお願いします!」

京香は思い込みから女性がやって来ると思っていました。

朝日奈京香
「ごめんなさい!男の人が来るとは思ってなかったからちょっとびっくりして・・・」

さらに男性が若く見えるため不安になってしまいます。

すると晴が京香の不安を見抜きました。

笹川晴
「やっぱり女性の方が良かったですよね、俺子供大好きで2年前までひばり保育園ていう保育園で保育士してたんでお子さんのいる家で仕事出来るの楽しみにしてたんです」

晴はこの仕事に誇りを持っているのですが、男性に子どもを預ける不安も理解しています。

そのため担当を変更しても構わないと提案してきました。

朝日奈京香
「えっ、いやそんなことないよ!大丈夫!変更なしで大丈夫です!」
笹川晴
「ほんとですか!?やったー」

京香は晴に家事の代行を任せることにします。

晴はすぐに息子の郁と仲良くなってくれたため京香は職場へ向かうことにしました。

しかしいつもの習慣からなかなか抜け出すことができません。

朝日奈京香
「あっ、ヤバイ、お迎え!・・・って違う違う、今日から笹川さんに頼んでるから大丈夫なんだった、でもやっぱり心配だな、郁人見知りするし・・・」

この日は残業しても構わないのですが、心配になった京香は早めに帰宅することにしました。

不安を抱きながら帰宅した京香だったのですが、郁はすっかり晴に懐いています。

笹川晴
「おかえりなさい!早かったですね、ごはんもうすぐ出来るんでちょっと待ってくださいねー」
朝日奈京香
「あっ、私手伝います」
笹川晴
「いやいや、この一週間お迎えと夕飯の支度は俺の仕事なんで!着替えてちょっとゆっくりしててください!」

京香の代わりに郁がお手伝いをすることにしました。

その様子を見た京香は安心することができます。

朝日奈京香
「なんかすごく仲良くなってる」

着替えが終わると3人で夕飯を食べ始めました。

今日のメニューはカレーライスで郁は野菜を切るお手伝いをしたそうです。

こうして家事代行サービスの初日が終了していきました。

その後、あっという間にお試し期間の一週間が過ぎていきます。

京香が最終日であることを忘れながら帰宅すると晴がそのことを教えてくれました。

笹川晴
「今日お試しプランの最終日じゃないですか・・・京香さん夕飯食べました?軽くつまめるもの作ったんでちょっと乾杯しません?」

晴は一週間の疲れを労うためサービスで料理を用意してくれています。

京香は彼の優しさに甘えることにしました。

朝日奈京香
「晴くんて天使みたいだよね、それか神様、この前会社で同僚と話してたの、家に帰ってご飯が出来てるの天国みたいって」
笹川晴
「現実現実!京香さんもう酔ってんの?ていうかお風呂や寝かしつけは俺が言い出したことだし、ビールだって俺が飲みたかったから買ってきただけだし、そんなんで神様扱いは大げさでしょ」

子供が大好きな晴はこの一週間が本当に楽しかったと言ってくれます。

優しい笑顔を浮かべる晴に京香は気になっていたことを質問することにしました。

朝日奈京香
「晴くんから見たらさ私って酷い母親に見えない?」
笹川晴
「え?・・・なんでそう思うの?」

京香の元夫は結婚したら女性は家庭を守るべきだという考え方の人物です。

そのため正社員の仕事を続けたい京香の職場復帰に大反対していました。

しかし京香は仕事も子育ても大切にしたいため離婚後も両立させようと必死で生きてきたのです。

朝日奈京香
「でもそれってただの私の我儘なのかなって思うこともあって、私が仕事を捨てられれば郁が父親を失うことはなかったかもしれない、でもそうしなかったの、そうしないことを私が選んだの、郁の幸せを最優先に出来なかったの」

こうしたことから子供好きな晴の目に自分が酷い母親として映っていると思い込んでいました。

ですが晴は京香のことを酷い母親だとは思っていません。

笹川晴
「両方選んだっていいんじゃないですか」

郁の様子を見れば京香が愛情を持って育てていることは一目瞭然です。

そのため晴は京香の選択が間違っていないと言ってくれました。

朝日奈京香
「ご・・・ごめん・・・今までこんな風に誰かに全肯定してもらったことなかったから・・・」

涙を流す京香に晴がそっとキスをします。

そのまま2人は肉体関係を結びました。

京香は勢いで関係を結んだことを後悔しながら家事代行サービスの終了を迎えました。

しかし郁が懐いていることと、何よりも自分が晴に会いたいため代行の継続をお願いすることにします。

笹川晴
「この度は継続のご依頼ありがとうございます・・・もう呼んでもらえないんじゃないかなって思ってたからまたここに来られてほんとに嬉しいです」

京香は継続を依頼する時に色々な理由を付けようとしたのですが結局は何も言いませんでした。

朝日奈京香
「郁が懐いているからとか言おうとしたけどなんとなく言い訳っぽく聞こえる気がしてやめた、それももちろん嘘じゃないけど一番の理由は私がもう一度この人に会いたいと思ってしまったから」

気がつくと京香は晴のことが好きになっていたのです。

家事代行サービスから始まった2人の恋は成就するのでしょうか!?

 

おはようを君と言いたいを読んだ感想

仕事を最優先しているわけではないのですが、専業主婦よりも子育てに時間が取れない様子にリアリティーを感じました。

そんな生活の中、自分の選択を肯定してくれた晴に心を奪われた京香には多くの人が感情移入できると思います。

家事代行サービスを通じて恋に落ちた男女の様子を描写した『おはようを君と言いたい』

心が温まって幸せな気分になれるラブストーリーになっています。

素敵な恋愛漫画を読んで大きな感動を味わってみてください。

 

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