『蘭と葵』のネタバレ!最新刊の発売日は?無料試し読み情報も!

今回は「上田倫子」先生の『蘭と葵』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『蘭と葵』はこんな漫画(あらすじ)

伊賀忍者の服部家に生まれた蘭は女性にも関わらず幼い頃から武術や忍術の訓練を受けてきました。

このまま世のために働きたいと願う蘭だったのですが、父親から結婚することを命じられます。

父親に反発し家を飛び出した蘭は、後継者争いの陰謀に巻き込まれた竹千代(後の徳川家光)の命を救いました。

しかし竹千代の命を狙う刺客は数知れず江戸の街に潜んでいたのです。

主従関係となった2人が身分違いの恋に落ちていく姿を描いた『蘭と葵』

今回は江戸時代を舞台にしたヒューマンドラマの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

歴史時代劇と恋愛漫画が融合した物語を存分にご堪能ください。

 

『蘭と葵』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

1615年、大阪夏の陣によって豊臣家が滅亡しました。

戦乱の世が終わったことで忍者の仕事は情報収集が中心となっています。

その中で伊賀忍者の服部家では上忍である服部半蔵の娘が祝言を迎えようとしていました。

娘の蘭は男勝りのため祝言を迎えられるか心配されていたのですが、どうやら無事に花嫁姿を見せられそうです。

服部半蔵は娘の祝言を心から喜んでいたのですが、当日になると蘭が逃走してしまいました。

「好きでもない男と夫婦になるなんて絶対嫌だ!いい歳になったから仕事を辞めて家に入れなんて勝手すぎる、っていうかいい歳って何!?」

蘭にはまだ結婚する気などありません。

幼い頃から武術と忍術の訓練を受けてきた彼女は、これまで全国各地の戦地で忍びの仕事に従事してきました。

世の役に立ちたいと考える蘭はこれからも忍者として生きていきたいと考えているのです。

そのため家を飛び出した蘭が忍びの里を抜けると、農民が武士の残党に襲われていました。

正義感の強い蘭は卓越した剣術であっという間に残党を追い払います。

助けてもらった農民は感謝の気持ちを伝えるため、何かお礼をしたいと言ってくれました。

「礼などいりません」

お礼をしてもらうために助けた訳ではありません。

名前も告げず立ち去る蘭だったのですが、空腹だということを忘れていました。

「では何か食べる物をいただけますか?できれば甘い物を・・・」

お礼として饅頭を貰うことができた蘭は、甘さを堪能しながら別の町に向かうことにします。

その道中で幸せそうな母親と子どもの姿を見かけました。

「家を守り子を育てることが大切なのもわかる、わかるけど私は外で働きたい、この国の乱れを正す手伝いがしたい」

どうしても自分の力を世の中の役に立てたいと思う蘭だったのです。

一方その頃、江戸城では後に徳川家光となる幼少時代の竹千代が愛犬を探し回っていました。

竹千代
「白丸、白丸はどこだ?」

弓矢の稽古をしなければいけない時間なのですが、愛犬が気になってそれどころではありません。

乳母を連れながら城内を探し回っていると、弟の国松が白丸を弓矢のターゲットにしていました。

竹千代
「やめなさい国松!!白丸は私の犬だぞ!」

注意してもやめないため竹千代は思わず国松に手を上げてしまいます。

すると正しいことをしたはずの竹千代が母からお叱りを受けることになりました。

このように実の母親は竹千代を疎ましいと思っていて、弟の国松を次期将軍にしようと画策していたのです。

竹千代もまた弱気な自分には将軍が務まるとは思っていません。

しかし江戸城では将軍の座を秀忠に譲ったものの、未だに政治の実権は徳川家康が握っていました。

果たして家康は3代目将軍に誰を選ぶのでしょうか!?

そして蘭は後継者争いにどのような関わりを持つことになるのでしょうか!?

 

 

戦乱の世が終わったとはいえ、まだまだ平和とは言えない江戸時代を丁寧に描いていると思いました。

その中で蘭が女性でありながら世の役に立ちたいと思う姿が印象的ですね。

くのいちと次期将軍が主従関係を超えて心を通わせていく様子を描いた『蘭と葵』

ここからいよいよ蘭と竹千代の出会いが描かれていきます。

対照的な性格の2人に注目しながら続きをご覧ください。

後編

どうにか弟から愛犬を守った竹千代は弓矢の稽古に励んでいました。

しかし熱心に指導する武士とは対照的に、竹千代は稽古に身が入っていないようです。

竹千代
「もう帰りたい、狩りは好きじゃない、鹿が可哀相だ」

指導役の制止を振り切って竹千代は帰ろうとするのですが、その途中で足を滑らせてしまい山奥へ落ちてしまいました。

すると竹千代の前に命を狙う刺客が現れます。

刺客が刀を振り上げた次の瞬間、背後から蘭が飛びかかりました。

蘭が刺客の被り笠を切ると相手はすぐに逃げて行きます。

「ケガはありませんか?」

見事な剣術を披露した蘭だったのですが竹千代は助けを求めていませんでした。

竹千代
「なぜ助けた?お前が出てこなければ死ねたのに・・・」

まだ幼い竹千代が死を望んでいることを知り、蘭は愕然としてしまいます。

蘭が驚きのあまり言葉を失っていると、ようやく武士たちが竹千代の元へやって来ました。

しかし武士たちは蘭のことを刺客だと勘違いしてしまいます。

「私ではありません!」

必至に身の潔白を証明しようとするのですが聞く耳を持ってくれません。

竹千代
「違う、その者ではない!」

竹千代の弱弱しい声も聞いてはもらえませんでした。

こうして命を落とすことはなかった竹千代だったのですが、刺客が現れたことはすぐ将軍に報告されることになったのです。

そして刺客だと疑われたままの蘭に対して拷問と取り調べが始まりました。

「誤解です・・・私は徳川家のお役に立ちたくてお助けしたのに・・・幻滅しました・・・」

武士から黒幕の存在を話すまで拷問はやめないと言われます。

しかし蘭は刺客ではないため彼らを納得させる言葉を持ち合わせていません。

竹千代
「やめてくれ!その者は刺客ではない・・・頼む!私の話を聞いてくれ!」

ここでも竹千代の主張は誰も聞き入れてくれませんでした。

「お役に立ちたくてここまで来たのに、どうしてこんなことに・・・」

体を宙吊りにされたままの蘭は少しずつ疲弊していきます。

ですが夜になると事態に変化が起こり始めました。

竹千代
「明日、父上に話して必ず出してあげるから待っててくれ、私がふがいないから父上にも派は上にも嫌われるのだ・・・ただ一緒にいたいと願っているだけなのにどうしても叶わぬ」

牢に忍び込んだ竹千代が助けてくれると言ってくれたのです。

しかし自身をふがいないと感じる竹千代は弱気になっていました。

「ふがいないなりにも今の若様にできることがあるのではありませぬか?」
竹千代
「今の私に・・・?」

蘭の言葉を聞いた竹千代は居眠りする武士から牢の鍵を盗み、蘭のことを助け出そうとします。

次の瞬間、昼間に襲い掛かってきた刺客が再び現れました。

またしても竹千代の命を奪おうとするのですが、宙吊りにされたままの蘭が足を使って刺客の首を絞めていきます。

「生きるは誰もが辛いこと・・・死にたいなどと甘ったれたこと二度とおっしゃいますな!」

こうして竹千代の命を再び救ったのですが、騒ぎを聞きつけて現れた武士に蘭は拘束されてしまいました。

蘭は口を布で縛られたまま将軍の前に連れられていきます。

武士たちは今もなお蘭のことを疑っていて打ち首を要求してきました。

将軍もこの意見に賛同しようとするのですが、ここで竹千代が父親に意見を述べ始めます。

竹千代
「父上お待ち下さい!この者は二度も刺客を撃退してくれた私の命の恩人です!私を信じてくれないならこの場で死にます!恩人を罰し私を亡き者にと願う黒幕を野放しにするとは何たる愚行!」

これまでとは打って変わったような竹千代の姿に将軍は驚きを隠せません。

そして竹千代の熱意は伝わり将軍は蘭に対して、暗殺を企てた者を捕える任務を命じました。

蘭はここから竹千代の命を守りながら暗殺者を探し始めることになったのです。

暗殺者と戦いながら距離を縮めていく蘭と竹千代の壮絶な運命は、実際に漫画をご覧になってお確かめください。

 

『蘭と葵』最新刊の発売日は?

徳川幕府の中で巻き起こる後継者問題と恋愛を融合させた『蘭と葵』

歴史時代劇でしか表現できないヒューマンドラマになっています。

そんな人気作品の最新刊となる第6巻は2019年5月24日に発売されました。

次回作となる第7巻は2019年11月23日頃の発売が予想されています。

蘭と竹千代の間で展開される新たな物語を心待ちにしましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予想となっていますので、発売日にズレが生じた場合はご了承ください。

 

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