僕たちは繁殖をやめたのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

今回は「さおとめやぎ」先生の『僕たちは繁殖をやめた』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕たちは繁殖をやめた』はこんな漫画(あらすじ)

百足心は胸を躍らせる何かが起こると期待しながら大学に進学しました。

しかし大学3年生になった現在、胸を躍らせる出来事は怒っていません。

最高の映画を制作したいため脚本を書き続けているのですが、映画研究会の監督に認めてもらえないまま毎日を過ごしています。

そんなある日、女優と見間違うほど美しい大迫瞳という女性と出会いました。

映画に出演してもらいたいと感じた心は瞳に自分の脚本を渡すことにします。

脚本を気に入ってくれた瞳は心が通う大学の新入生でした。

ここから同じ映画研究会に所属した2人だったのですが、惹かれ合っていくうちに決して結ばれてはいけない大きな秘密を知ることになってしまいます。

許されざる恋をテーマにした『僕たちは繁殖をやめた』

今回は切ない恋を描いたラブストーリーの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

心と瞳が結ばれてはいけない理由にご注目ください。

 

『僕たちは繁殖をやめた』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

現代の社会は自由な恋愛が認められるようになってきています。

同性婚も少しずつ認められる世の中で好きになってはいけない人など存在しないのかもしれません。

大学生の百足心も自由な恋愛ができると思っていました。

百足心
「彼女だけは世界中で、彼女だけはどうしても好きになってはいけない人だった」

好きになってはいけない女性と心が出会ったのは大学3年生の時でした。

心は胸を躍らせる何かが起こると期待しながら大学に入学したのですが、3年生に進学した現在でもそんなことは起こっていません。

この日も無気力なまま朝食を食べていると、父親が徹夜明けのコーヒーを飲むためリビングにやって来ました。

父親は女性に人気の売れっ子小説家で、作品は何度も映画化されています。

メディアに露出してからは人気に拍車がかかっていました。

自分で映画を制作したいと思っている心は父親の才能に嫉妬を感じています。

そんな嫉妬心に気付いていない父親は、心に就職する前まで好きなことをやっておいた方がいいとアドバイスしてくれました。

百足心
「僕にも一応夢がある、それは最高の映画を作ること!だけど今のところ・・・大学の映画研究会所属3年目、まだ納得のいく作品を作るには至っていない」

脚本を書いても映画研究会の監督に認めてもらえません。

最近も手掛けた脚本をボツにされたばかりです。

それでも歩道橋を歩いていると、脚本したカットに仕えそうな風景が見つかりました。

念のため風景を撮影している心の近くを女性が通りかかります。

一瞬のことですが心は女性が美しいことに気付きました。

百足心
「今・・・一瞬しか顔見られなかったけど・・・めちゃくちゃ美人じゃなかった?」

ドキドキしてきた心の頬が真っ赤に染まっていきます。

どうしても女性の顔をもう一度確認したい心は、風景を撮影しているフリをしながら距離を縮めることにしました。

心の作戦は成功して女性に気付かれないまま隣に立つことができます。

百足心
「想像以上・・・モデル?女優?こんな美人に僕の映画出てもらえたら最高なのに・・・」

見れば見るほど美しいため映画に出演したいという気持ちが膨らんできました。

彼女に魅了された心は思わず近くで動画の撮影を始めてしまいます。

すると彼女に撮影していることを気付かれてしまいました。

盗撮魔だと疑われてしまうことを恐れた心は何も言わず逃げ出してしまいます。

しかし追いかけてきた彼女に飛び蹴りを喰らわされました。

飛び蹴りの衝撃で歩道橋から転落した心は立ち上がることができません。

数分後、蹴られた心と蹴った彼女が恥ずかしそうな表情を浮かべながらタピオカドリンクを飲んでいます。

大迫瞳
「傷・・・痛みますか?」
百足心
「大丈夫です!心配なさらず」
大迫瞳
「映画製作のために撮影してたんですよね・・・」
百足心
「いや、そもそも僕が悪いんです」

彼女は映画のために撮影したという説明を信じてくれました。

信じてくれたことにホッとしていると鼻血が出てしまいます。

そのためますます彼女に心配されてしまいました。

大迫瞳
「本当に何か私にできることないですか?なんでもしますよ!」
百足心
「なんでも・・・?」
大迫瞳
「はい!でも私、実は引っ越してきたばかりでお金は全然なくて・・・ただ空手やってて体力だけはあるので体で支払わせてください!」

非常識な言葉をすぐに訂正した彼女に何ができるのかを考え始めます。

現在の心に必要な労働力などありません。

特に頼むこともないと考えていたのですが重大なことに気付きます。

百足心
「・・・いやあるだろ、この人に僕の映画に出てほしい・・・!美人だから画映えするしぐっと映画の見所が増えるはず・・・」

映画に出演してほしいのですが撮影に協力してもらった場合はかなりの時間と労力を奪ってしまうかもしれません。

そのため出演依頼を戸惑ってしまいます。

大迫瞳
「ないですか?ではせめて肩でも揉ませてください・・・」
百足心
「これ・・・僕の脚本なんだけどもしよかったらこの映画に出てくれませんか?」
大迫瞳
「でも私演技なんてやったことないし・・・」

返事は脚本を読んでもらってから頂くことにしました。

それでも心は瞳と出会ったことに運命を感じています。

百足心
「訂正、大学1年生の僕へ、大学生活3年目、やっと何かが起きそうです」

心の大学生活にどんな出来事が起こるのでしょうか!?

 

 

大学生活に希望を見出せない主人公の姿にリアリティーを感じました。

そんな中で出会った美女が運命を変えてくれるのですが、彼女と心の間には交わってはいけない悲しい現実が立ちはだかっていたのです。

どのような結末を迎えるのか気になって仕方なくなる『僕たちは繁殖をやめた』

心と瞳の関係性を知った時、誰もが驚いてしまうストーリーになっています。

悲しい運命を背負った男女の恋模様に魅了されてください。

後編

心が瞳に脚本を渡した日から数日後、通っている大学で入学式が行われていました。

入会希望者を勧誘するため心は映画研究会のチラシを配ることにします。

しかしなかなかチラシを受け取ってもらえません。

そんな中、突風によってチラシが散乱してしまいます。

慌ててチラシを回収しようとしたのですがとんでもない物を触ってしまいました。

百足心
「え・・・もしかしてこれは・・・おっぱ・・・?」

チラシを掴もうとした手が女性の胸に触れてしまいます。

胸を触られた女性は心に蹴りを浴びせました。

大迫瞳
「大丈夫ですか?」
百足心
「き・・・君は以前の!?」

心が胸を触ってしまったのは脚本を渡した瞳だったのです。

2人は運命的な再会を果たすことができました。

大迫瞳
「脚本読みましたよ!そしてあとがきの部分を読んで驚きました!まさかこれから入学する大学の先輩の脚本だったとは!」
百足心
「え!じゃあもしかして君ってここの新入生?」

偶然なのですが瞳は心と同じ大学に通う新入生だったのです。

再会を喜ぶ心は瞳のことを映画研究会の監督にも紹介することにしました。

すると美しい瞳のことを監督も絶賛してくれます。

興奮した監督は瞳のことを映画研究会に勧誘し始めました。

大迫瞳
「私・・・これに興味があって、恐れ多くも言わせていただきますが・・・どうしてもこの脚本を映画にすることはできないのでしょうか・・・」

素人であることを認めながら、瞳は心の脚本に感動したと言ってくれます。

彼女の熱意に推された監督は改めて心の脚本を読んでみることにしました。

その後、瞳が映画研究会に所属したこともあり歓迎会が開かれることになります。

百足心
「そういえば大迫さん来てるかな?うわーやっぱりめっちゃモテてるよ、そりゃそうだよな、超美人だもん」

心の視線に気が付いた瞳が手を振ってくれました。

自分のことを気に入ってくれているかもしれないと期待を抱くのですが、すぐ冷静になって先輩に気を遣っていると思い直します。

新入生歓迎会が終わり心が帰ろうとしていると瞳が追いかけて来ました。

大迫瞳
「あの実は・・・心先輩にお話があって・・・」

呼び止められた心は瞳のことを送りながら話を聞くことにします。

先輩として冷静な態度で接しようとするのですが、頭の中ではおかしな妄想が止まりません。

百足心
「なんだろう話って・・・まさか告白とかそういう・・・」

妄想中の心を瞳が現実へ引き戻します。

大迫瞳
「心先輩、脚本ありがとうございました」
百足心
「え・・・?ただのプリントアウトだから持ってていいよ?」
大迫瞳
「いや・・・でも・・・私やっぱりこの映画出ていいのかなって・・・」

脚本を返してきたことで心は自分が作る素人映画に瞳が関心を持てなかったんだと感じます。

しかし瞳は脚本を高く評価していました。

この脚本なら素晴らしい映画が完成すると思ったからこそ、素人の自分ではなく本物の女優を採用するべきだと主張してきたのです。

瞳は裏方として映画制作に協力したいと申し出てくれました。

百足心
「ごめん・・・大学生活で一度も脚本褒めてもらったことなくて・・・はあ・・・しかしまさかこんな話だったとは・・・告白されると思ったー」
大迫瞳
「もし・・・告白だったらどうしてました?」

ここから冴えない心と誰もが目を奪われる2歳下の瞳が惹かれ合っていくことになるのです。

しかしこの時の2人はお互いが血の繋がった兄妹であることを知りませんでした。

生き別れてしまった兄妹の許されざる恋はどのような結末を迎えるのでしょうか!?

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『あいだにはたち』のネタバレ(漫画)!あらすじと感想も!

2019.01.21

 

『僕たちは繁殖をやめた』を読んだ感想

とても純粋な男女の恋模様を描いた素敵な漫画だと思いました。

その中でも心と瞳が実の兄妹という設定が切ないですね。

運命的な再会を果たしてしまった兄妹の許されざる恋を描写した『僕たちは繁殖をやめた』

結ばれてはいけないのに惹かれ合う2人の姿が見所になっています。

もしも好きになった人が血縁関係だった場合を想像しながら読んでみてください。

 

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