『バクマン。』のネタバレ(漫画)!最終回の結末は!?

今回は「大場つぐみ 小畑健」先生の『バクマン。』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

バクマン。』はこんな漫画(あらすじ)

14歳の真城最高(マシロモリタカ)はつまらなくて平凡な人生を生きていくだろうと、中学生にして早くも将来を諦めています。

そんな真城は好きな亜豆美保(アズキミホ)という女の子の似顔絵を描いたノートを学年で一番優秀な高木秋人(タカギアキト)に見られてしまいました。

ノートの秘密を明かさない代わりに高木は一緒に漫画家を目指してほしいという条件を提示します。

高い画力を持っている真城と秀逸な文才を持つ高木はコンビを組んで日本一の漫画家を目指すことにしました。

栄光を手に入れようとする若者が成長していくサクセスストーリーの『バクマン。』

今回はメディア化された人気漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

大場つぐみ先生と小畑健先生の傑作を見逃さないでください。

 

バクマン。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

義務教育9年目を迎えた真城最高は大人たちから日常的に進路や将来の夢を質問されています。

まだ14歳の真城はこの質問にまだ決めていないとしか答えられません。

真城最高
「より良い高校、大学、会社へと進むのがふつう、そうふつうに生きていくだけ」

親に迷惑をかけたくなく引き籠りと呼ばれるのも嫌な真城は学校にちゃんと通うようにしています。

また将来はフリーターになりたくないため真面目に勉強をしているのですが、優秀な成績を収めることはできていません。

真城最高
「つまらない未来、生きている事は面倒臭い、これが14年流され良い子に生きてきた僕の人生観」

自分が選ばれた一握りの人間ではないことを自覚しています。

そんな真城は最近読んだ本で人生における最大のイベントが恋愛だと書かれていることを思い出しました。

しかしこの格言に真城は納得することができません。

簡単に女性と話せる大人の男性にとっては恋愛が重要なイベントだとは理解することができます。

真城最高
「好きな子がいても言葉すら交わせない僕には恋愛はただ切なく苦しいだけのもの、成就するはずもない恋、それが僕の人生を更に奈落に突き落とす」

恋愛が切ないものだと感じながら大好きな亜豆美保という女子の似顔絵を描く真城。

この日は午前で授業が終わったため、家に帰って中間テストの勉強をすることにします。

すると亜豆美保の似顔絵を描いたノートを忘れてきたことに気付きました。

ノートがなくても勉強はできるのですが、似顔絵を描いていたことは誰にも知られたくありません。

そのため学校にノートを取りに戻ることにします。

教室へ戻ると学年で一番成績が優秀な高木秋人が残っていました。

1人で残っていた高木は似顔絵を描いたノートを見せてきます。

真城最高
「僕のノート!まずい、亜豆の事好きなのバレた」

真城が焦っていると高木が笑顔を浮かべました。

高木秋人
「そんな深刻な顔するなよ、デスノートって訳じゃないだろ」

笑顔の高木に対して真城は冷静を装うことにします。

真城最高
「なんでおまえが俺のノート持ってんだよ」
高木秋人
「一番後ろだから、授業中おまえが人に気付かれない様に一生懸命このノートに何か書いているのが俺にはわかった、ノートを忘れて帰るのも」

クラスメイトが帰った後、高木はノートの中身を見ていました。

その上で真城がノートを取りに戻るのを待っていたのです。

真城最高
「待ってた?何企んでる、こいつ」

高木が何を考えているのか分かりません。

高木秋人
「にしても上手いな、亜豆美保いいよな、大人しいから目立たないけどこの学校じゃダントツだ、たぶん亜豆もおまえの事好きだぜ」
真城最高
「そ・・・そんな訳ないだろ、会話もした事ないんだし、大体何でそんな事おまえにわかる」

教室の一番後ろの席に座る高木は、後ろから見渡すことでクラスメイトの事情を把握できると答えます。

そのことを説明した高木はノートを返してくれると言ってくれました。

ただし似顔絵のことを秘密にするには条件があるそうです。

高木秋人
「俺と組んでマンガ家になってくれ、ガキの頃からマンガが好きでマンガ家になるのが俺の夢なんだ、いろいろ考えたがおまえしかいない、おまえの絵が必要なんだ」

高木は全国トップクラスの学力を誇っているため、真城は漫画家になるという夢を信じることができません。

すると高木が大金持ちになりたいという目標を説明します。

しかし芸能界に入るほどのルックスを持っていないため、日本が世界に誇る漫画という分野でトップに立ちたいと考えていました。

真城最高
「作文や感想文でたくさん賞状もらうおまえが話を考えて俺が絵を描く・・・面白い・・・だが断る」

面白いと語りながら高木の申し出を断る真城。

一体なぜ彼は漫画家にならないと決めているのでしょうか!?

 

 

14歳という若さで人生はつまらないものだと決めつけている真城最高の姿が印象的でした。

将来を悲観的に考える真城には共感する人が多いかもしれませんね。

若者の心理状態をリアルに描写していく『バクマン。』

ここから真城と高木の運命が大きく動き始めていきます。

彼らの運命を変える亜豆美保にも注目しながら続きをご覧ください。

後編

自分の申し出を断られた高木なのですが、真城の言葉からあることを読み取りました。

高木秋人
「だが断るか、おまえもそうとうマンガ好きだな」
真城最高
「ああ、読むのはな、マンガ家なんてなれねーよ、なれるのは本当に才能を持って生まれたごく一部の天才、あとはただの博打打ち」
高木秋人
「博打打ち?」

漫画家とは週刊誌で連載できたとしても読者アンケートの人気順位で下位になれば打ち切りとなってしまいます。

そのため大ヒット作を作るか、連載をいくつも作らなければいけません。

真城最高
「大当たりするか、何発も当てて一生食えればマンガ家、そこまでいけなければただの博打打ち」

漫画家を目指して一生食えるのは10万人に1人の確率です。

さらに2人でコンビを組んだ場合はギャラを折半しなければなりません。

高木秋人
「さっきから急に饒舌だな、それに何だ、その確率論みたいな話、誰かの受け売りか?」

高木が他人に喋るほど馬鹿ではないことを知っているため、真城は真実を伝えることにします。

真城最高
「俺のおじさんマンガ家・・・いやその博打打ちだった」
高木秋人
「うそだろ、誰?」
真城最高
「おまえに言っても知らねーよ、川口たろうっていう昔ジャン・・・」
高木秋人
「ええーっ、俺ガキの頃、超ヒーロー伝説のアニメ観てた、小6の時、古本屋でコミックスも買った、俺あのマンガかなり好きだぜ」

成績優秀な高木が古い漫画を知っている事に驚く真城。

高木は真城の親戚に漫画家がいると知ったことでさらに勧誘を強めます。

しかし真城の気持ちは変わりません。

真城最高
「とにかく俺はやらないからそういう条件ならノートもいらね、じゃあな窃盗犯」
高木秋人
「待てよ、おまえ絵の才能将来に生かす事考えてる?」
真城最高
「全然」

真城は自分よりも絵が上手い人はいくらでもいると思っています。

そのため絵の才能で食べていけるとは考えていません。

高木秋人
「何?おまえ将来公務員とか安定した職業目指してんの?」
真城最高
「いやまだ将来なんて・・・そーいうの目指してるのは勉強できるおまえの方だと思ってたよ」

将来的にどんな職業に就きたいか真城は何も決めていませんでした。

高木秋人
「だったら何でそんなに拒むんだよ」
真城最高
「なんでって・・・そう言われると自分でもよくわかんないけど、多分面倒臭いから、じゃあ帰って勉強するわ、ノートサンキュ」

ノートを受け取った真城が教室を出て行きます。

ですが諦めきれない高木が後を追ってきました。

高木秋人
「お・・・おまえこのままダラダラリーマンになるんだ、おまえの人生それでいいんだ」
真城最高
「中3で夢もって進もうとしてるおまえの方が珍しいんだよ、俺がふつうだよ」
高木秋人
「早く始めた方が得なんだって、皆決められずずるずる生きちゃってるんだって、真剣に考えてみろ、このままでいいのか、俺とおまえなら絶対できる」
真城最高
「しつこいな、わかったよ、帰ってちょっと考えてみる、でも答えはノーだろうけどな」

2人の会話はひとまずここで終了します。

その後、真城が家で漫画家について考えていると高木から電話がかかってきました。

高木秋人
「今から亜豆の家に告りに行くからおまえも来てくれ」

亜豆のことを調べたという高木は真城のことを無理矢理呼び出します。

事情が分からないまま仕方なく真城は高木に同行することにしました。

真城最高
「何興奮してんだアイツ、亜豆の何がわかったっていうんだ」

2人が亜豆の家に到着するとすぐに高木が彼女を呼び出します。

そして出てきた亜豆にとんでもないことを告白しました。

高木秋人
「亜豆さん、僕マンガ家になるんだ、それを告白しに来ました、亜豆さんの友達の見吉さんから聞いたんだけど、亜豆さん声優目指してるよね」

高木は亜豆が声優になりたいという夢を持っていることを調べていたのです。

そのことを聞いた真城は声優として有名になってしまえば彼女との距離がますます遠くなると焦り出しました。

焦った真城もとんでもないことを告白します。

真城最高
「ぼ、僕が絵を描いてこいつが原作」
亜豆美保
「やっぱり!すごい!それなら絶対なれる」

目を輝かす亜豆を見た真城はますます調子に乗っていきます。

真城最高
「だ・・・だから僕達のマンガがアニメになったら、そのヒロインの声優に亜豆を予約というか・・・」
亜豆美保
「ほんと?嬉しい!私頑張る!私絶対声優になって真城くん達のアニメに出る、素敵」

素敵と言われた真城はテンションがマックスになりました。

真城最高
「だからその夢が叶ったら結婚してください」

テンションが上がった真城は無我夢中でプロポーズしてしまったのです。

果たして真城は高木と日本一の漫画家になって亜豆と結婚することができるのでしょうか!?

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『プラチナエンド』のネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

2020.02.09

 

バクマン。最終回の結末は?

コンビを組んで漫画家になった真城と高木は人気作品を次々と連載していくようになります。

その中で彼らの作品がアニメ化されることになりました。

アニメ化される上でヒロイン役の声優がオーディションで決定されることになります。

このオーディションに亜豆も参加する事になるのですが、人気声優となった亜豆と真城の仲が世間に知られてしまいました。

バッシングを受ける中、亜豆は実力でヒロイン役を勝ち取ります。

そしてこの作品が最高の評価を受けたことで真城と高木のコンビは読者アンケートで最高の漫画家としての評価を獲得しました。

最終回の結末は夢を叶えた真城が夢を誓い合った思い出の地で亜豆にプロポーズをするシーンが描かれていきます。

夢を叶えた彼らがどのようなハッピーエンドを迎えたのかは実際に漫画を読んでお確かめください。

 

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