神様のバレーのネタバレ!最新刊の発売日情報もお知らせします!

今回は「作画 西崎泰正 原作 渡辺ツルヤ」先生の『神様のバレー』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『神様のバレー』はこんな漫画

この物語の主人公・阿月聡一は実業団のバレーボールチームでアナリストをしています。

アナリストとは相手チームのデータを分析し、ベンチ外から監督に作戦を指示するチームのブレイン的な存在です。

阿月は超一流のアナリストなのですが、我が強く個性的すぎるため周囲から煙たがられていました。

そんな彼が弱小中学校のバレー部を全国制覇させるまでの道のりを描く『神様のバレー』

今回はこの漫画の魅力をネタバレを含みながらご紹介していきます。

型破りなアナリストの前代未聞の挑戦から目を離さないでくださいね。

 

『神様のバレー』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

阿月
「俺様だ、何か用か?」
木下
「阿月さんやっぱ無理っすよ、いくら何でも万年1回戦負けの学校をいきなり全国制覇させるなんて」
阿月
「テメェ木下、俺の実力にケチつけんのか!?」
木下
「あ、いやそういうワケじゃ・・・」

電話で言い争う阿月と木下。

二人がなぜこのようなことになっているのかというと、話は1カ月前までさかのぼります。

実業団のバレーボール部がリーグ戦を行っている中、ガンマンズというチームの作戦担当の阿月は、アナリスト専用席でゲームをしていました。

阿月
「おい木下、このゾンビみたいなのって魔法効くの?」
木下
「あーそのボスは炎系の魔法に弱いっすよ、見た目ゾンビみたいっすけど意外と聖水とか効果ないんすよねー」
阿月
「お、ホントだザマーミロ」
木下
「あ、相手チームさんタイムアウトっす」

まったく緊張感のない阿月と木下ですが、これでも二人はれっきとしたアナリストです。

その証拠にこのタイムアウト中、阿月は大胆な作戦を提案しました。

阿月
「ふーん、一応タイムの後のサーブは6番狙うように言っといてくれ」
木下
「ういっす」
阿月
「あーそれからもし相手のサーブレシーブが成功したとしても、クイックはねえからな、今前衛誰よ」
木下
「えっと片山、溝手、川上っす」
阿月
「なら川上と溝手2枚をレフトに、片山にはバックアタックをマークさせろ」
木下
「!?相手はファイヤーズっすよ!」

木下が驚いてしまうのは当然のことでした。

なぜなら相手チームののファイヤーズは、ゲーム終盤のクイック決定率が75%もあるからです。

それなのにクイックよりもレフトとバックアタックを警戒させる阿月。

この作戦は木下だけでなく、監督をも驚かせました。

一見とんでもない作戦に見えるのですが、阿月がこの作戦を仕掛けたのには、ある理由があったのです。

試合前のウォーミングアップを観察していた阿月は、クイックを得意とする相手チームの3番がいつものストレッチをしていないことを見ていました。

そのためファイヤーズはいつものクイックではなく、レフト攻撃を選択してくると予想していたのです。

この作戦は見事に的中し、ガンマンズはファイヤーズに勝利しました。

阿月
「俺のバレーは数字じゃねえ、嫌がらせなんだよ」
木下
「い・・・嫌がらせ?」
阿月
「ああ、全日本男子がロンドン五輪に行けなかった最大の理由・・・そりゃあ単に人が良すぎるからだよ」

体格や技術で欧州や南米諸国には劣ってしまう日本。

そのためにはデータを集めることも大事ですが、それ以上に相手の嫌がるプレーを徹底的にする意地の悪さが必要だと阿月は考えているのです。

独特な彼の作戦は見事に的中し、弱小だったガンマンズは二年連続でリーグ戦を制しました。

阿月
「覚えとけ、俺はこんなチームのアナリストで終わるつもりはねえ、いつか全日本を引き連れて世界を制する!」

全日本を世界一の嫌がらせ集団のすることが、阿月の最終目標だったのでした。

 

 

アナリストという職業にスポットを当てながら、バレーボールの面白さを表現していく『神様のバレー』

専門的な用語も分かりやすく解説してくれているので、バレーボール未経験者でも楽しめる作品となっています。

個性の強い阿月のキャラクターも物語を魅力的にしていますね。

ここからいよいよ阿月の全日本代表監督への挑戦が始まっていきます。

彼の独創的な考え方に注目しながら続きをお楽しみください。

後編

試合終了後、ロッカールームでミーティングをしていると、チームの親会社の会長が激励にやって来ました。

会長
「やあ、いい試合だったね」
阿月
「何だよ、俺はてっきり会長直々に監督の交代を言い渡しにきたのかと思ったのに」

この言葉に激怒する監督。

しかしそれをなだめるかのように、会長は阿月にある提案をしてきました。

会長
「阿月君といったね、どうだろう、一つ私と賭けをしてみないか?」
阿月
「賭け?」
会長
「私の友人に学校を経営しているものがいてね、そこのバレー部には監督はいるがコーチはいないんだ」
阿月
「俺が・・・そこのコーチに?」

会長はこの万年1回戦負けのチームを全国制覇させてみろと言ってきたのです。

その見返りに監督の座を用意すると宣言した会長。

会長
「もちろんできなければ定年まで学校にいてもらうことになるが、自信のある君にとってはかなりの好条件だと思うがね」
阿月
「おっと、学生バレーなんてメダカ育てるようなみみっちい真似して、全国制覇した暁にガンマンズの監督?それのどこが好条件なんだよ!?」
会長
「ハハハ、言葉足らずだったようだ、申し訳ない、私の言う監督とは全日本男子の監督だよ」
阿月
「おもしれぇ」

こうして会長との賭けに乗った阿月。

高校のバレーボールの大会は、インターハイ、春高、国体と3種類あり、そのどれか一つでも優勝すればいいと楽観的に考えていました。

しかし学校に到着した阿月には、信じられない事実が待ち受けていたのです。

校門にはなんと私立幸大学園中学校という文字が!!

阿月
「あのジーサン・・・ハメやがった!高校生どころか中学生じゃねーか」

こうして始まった阿月の全日本男子代表チームの監督へのいばらの道のり。

彼は本当に全日本男子を世界一の嫌がらせ集団に導くことができるのでしょうか!?

その道のりの過酷さは実際に漫画を読んでお楽しみください。

 

『神様のバレー』の最新刊発売日情報

バレーボールというスポーツを選手を主人公にするのではなく、アナリストをメインにしたこの物語。

その斬新な設定で大人気となっている『神様のバレー』

現在この漫画は、第17巻までが発売されています。

最新刊となる第18巻は2019年1月13日の発売を予定していますよ。

大人気作の最新刊発売を心待ちにしましょう。

ちなみに最新刊の発売日はあくまでも予定なので、諸事情により変更になった場合はご了承ください。

 

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