『アンメット-ある脳外科医の日記-』のネタバレ(漫画)!

今回は「漫画 大槻閑人 原作 子鹿ゆずる」先生の『アンメット-ある脳外科医の日記-』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『アンメット-ある脳外科医の日記-』はこんな漫画(あらすじ)

脳疾患は麻痺や記憶障害など治療後に人生を狂わせる後遺症が残る可能性を含んでいます。

現代の日本では脳疾患の患者は112万人に上っていました。

この患者の大多数は多くの後遺症に悩まされています。

アメリカの病院から帰国して郊外の病院に勤め始めた三瓶友治は脳外科医として多くの患者と寄り添うことになりました。

空気を読まずに治療を続ける三瓶が救おうとする患者の未来とは・・・!?

自分なりの方法で患者と向き合う医師の奮闘記となっている『アンメット-ある脳外科医の日記-』

今回は様々なことを考えさせられる医療系漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

日本人には避けて通ることのできない病気について考えるきっかけにしてみてください。

 

『アンメット-ある脳外科医の日記-』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

ある日の夜、フィラデルフィアの病院でマウスが点滴のコードをかじっています。

そんなことが起こっているとは知らない三瓶は病院の勤務室で眠りそうになっていました。

すると同僚の医師が三瓶に重大な事実を伝えにやって来ます。

実は点滴のコードをかじっていたのは仮眠室から逃げてしまった三瓶のラットでした。

ラットが点滴のコードをかじったことに激怒した院長は三瓶に解雇宣告を告げてしまいます。

院長がカンカンに怒っていることを告げられたのですが三瓶はすぐに荷造りを始めました。

三瓶友治
「毎日仕事漬けだったので去る前に一度だけ・・・見ておきたいものがあるんです」

8年間フィラデルフィアで勤務していた三瓶は、最後の思い出としてロッキー像を見に行くことにします。

三瓶が帰国しようとしていた頃、次に勤めることになった日本の病院では彼のことが噂に上がっていました。

新たに配属される脳外科医師がフィラデルフィアの大学病院に勤めていた30代独身のエリート医師ということが看護師の間で話題になっています。

そんな三瓶を案内するよう命じられた総合診療科の川内ミヤビが、ロマンスの予感を感じながら病院内を移動していました。

すると仮眠室で引っ越し業者が作業をしています。

不思議だと感じながら仮眠室のドアを開けると見知らぬ男性が倒れ込んできました。

川内ミヤビ
「きゃああああ!!いたたた・・・」

男性のことを抱き抱えようとするのですが重さに耐えられません。

そのままミヤビは尻もちをついてしまいました。

三瓶友治
「何度も逃げるんじゃない、すみません、うっかりケージを倒してしまいました、今日からここで働く脳外科医の三瓶友治です」

ラットを逃がしてしまった男性こそが噂になっていた脳外科医の三瓶だったのです。

仮眠室で出会った医師が三瓶だと知ったミヤビは慌てて髪の毛を整え始めました。

エリート医師とのロマンスを少し期待してしまっています。

川内ミヤビ
「はじめまして、総合診療科の川内ミヤビです、私が病院内を案内いたします」
三瓶友治
「よろしくです」

握手を交わしたミヤビは病院内を案内することにしました。

この病院は内科と外科など全14科が揃っている基幹病院です。

際立った特徴がある訳ではありませんがこの病院は周辺住民にとってなくてはならない病院になっていました。

そのような状況を説明される中、三瓶は病院内に飾られている小さな銅像が気になり出します。

川内ミヤビ
「理事長の像よ、まあそういうシュミの人なの、そういえば仮眠室に生活道具を持ち込んでたみたいだけど三瓶先生家ないの?」
三瓶友治
「一応部屋は借りていますが帰らなくて済むように仮眠室で生活できるようにしました、臨床と研究を両立させるためにはどうしても時間が足りませんから」

話を聞いているうちにミヤビは三瓶が付き合うと苦労してしまうワーカホリックであることに気付きました。

ワーカホリックになっている医者は珍しくありません。

それでも関りを持ってしまうと迷惑を被るのは目に見えています。

川内ミヤビ
「あのラットはどうして仮眠室に?」
三瓶友治
「人工的に脳梗塞を作ったラットに幹細胞を移植して効果を見る実験です、移植後の状態を観察するんですよ、アメリカにいたときはラットが逃げ出して大変な騒ぎになりました」

やはり話を聞くと三瓶はワーカホリックに間違いありません。

仕事中毒な三瓶は日本の病院でどのような臨床と研究を行っていくのでしょうか!?

 

 

医療の現場は一般人には分からない部分が多くあると思います。

特に脳外科医というジャンルは接することが少ないかもしれませんね。

このようなテーマを題材にした漫画は多くないため好奇心をそそられました。

ワーカホリック状態の脳外科医が患者の未来と向き合っていく『アンメット-ある脳外科医の日記-』

担当分野が異なる医師の立場を見事に表現した作品になっています。

恐ろしい後遺症と向き合う脳外科医の姿を真剣な眼差しでご覧ください。

後編

病院内を案内していたミヤビは最後に救急救命室へ三瓶を連れて行きます。

現在の救急救命室は人手が足りていないため軽症の患者しか診療していません。

そのことを説明していると通行人が倒れているという連絡が入ります。

救急救命室を担当している星前医師が状況を確認することにしました。

星前宏太
「30代前半外傷なし、血圧180ブルス正常意識30・・・右半身に麻痺!?すみません、ウチではそんな重症者は・・・」

軽症の患者しか受け入れられないため搬送を断ろうとします。

しかしここで三瓶が星前から電話の受話器を奪い取りました。

三瓶友治
「わかりました、すぐ運んでください、脳内血腫の急患が来ます、準備してください」

勝手に電話を代わった三瓶が急患を受け入れてしまいます。

そして早口で指示を与えてきたため看護師たちは戸惑いを隠せません。

星前宏太
「ボヤボヤするな!受け入れ準備急げ!」

最初は受け入れを拒否しようとした星前なのですが、アメリカからやって来た三瓶の腕前を見極めることにしました。

そのために三瓶の勝手な行動に文句は言いません。

三瓶友治
「川内先生、緊急手術のときは助手をお願いします」

助手をお願いするのですがミヤビは浮かない表情を浮かべます。

すると星前が2人の間に割って入りました。

星前宏太
「助手には俺が入る、ミヤビちゃんはサポートを頼む」
三瓶友治
「・・・あなたは?」
星前宏太
「救急部長の星前宏太、この病院一番の実力派だ、不足はねえよ」
三瓶友治
「わかりました、急がないと患者が死にます」

ここで急患が病院に到着します。

三瓶が診断すると右の瞳孔が開いていて、脳ヘルニアが始まっていました。

一刻を争う状況のためすぐに手術が行われることになります。

川内ミヤビ
「三瓶先生の見立てどおり患者は脳血腫・・・しかも血腫がかなり大きいうえ出血がまだ続いている・・・あのとき受け入れを断っていたら・・・」

受け入れを拒否していたら患者は死んでいたかもしれません。

しかし受け入れた現在も患者は危険な状況なのです。

そのため早く頭に穴を開けようとするのですがドリルが作動しません。

どうやら慌てて準備したため動作確認を怠ったようです。

すると急に三瓶が手術室を飛び出しました。

ミヤビたちが心配していると三瓶がすぐに戻ってきます。

三瓶友治
「ドリルの代わりを持ってきました」
川内ミヤビ
「手術用のノミとハンマー・・・理事長のブロンズ像・・・?」

ノミとハンマーを持ってきた理由は分かるのですが、理事長のブロンズ像は持ってきた意味が理解できません。

ここで三瓶が驚く行動を取り始めます。

三瓶友治
「それじゃあ穿頭しますね」
星前宏太
「まさかその像で叩くつもりか!?」
三瓶友治
「ハンマーが小さくてダメそうだったので借りました、減菌ドレープで包んでるので清潔ですよ」

星前が止めようとするのですが三瓶はブロンズ像をハンマー代わりにしながらノミで頭に穴を開け始めました。

そのまま手術を進めていき見事に患者の命を救います。

星前宏太
「患部以外を一切傷つけない正確で繊細な手術・・・さすがはアメリカ帰りといったところか・・・ただ」

手術は無事に成功したのですが、ハンマーの代わりに使ったブロンズ像が壊れてしまいました。

この事態を知った病院長が三瓶たちを呼び出します。

理事長の権威を象徴するブロンズ像を破壊したことで叱られてしまいました。

しかし患者の命を優先した三瓶は少しも気にしていません。

その様子を見た病院長は星前とミヤビに脳外科との兼務を命じます。

2人に無茶をする三瓶の監督を任せることにしました。

ミヤビと星前は風変わりな脳外科医をしっかりと監督することができるのでしょうか!?

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『アンメット-ある脳外科医の日記-』はこんな人にオススメ

日本の病院が抱えている事情をリアルに表現している作品です。

そのため本格派の医療系漫画を楽しみたい人にオススメしたい漫画になっていますよ。

自らの信念に真っ直ぐ向き合う医者を主人公に設定した『アンメット-ある脳外科医の日記-』!

脳疾患の恐ろしさを学べるため健康志向の高い人も満足できるストーリーです。

この漫画を読むことで自分の体調と向き合うきっかけを貰ってみてください。

 

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