左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げるのネタバレ(第2話)!

今回は「鈴森一 かなめもにか」先生の『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』はこんな漫画(あらすじ)

魔物と戦う人類の中でキース・ブランドンは天才的な能力を発揮していました。

しかし騎士団長に逆らったことで左遷されてしまいます。

左遷された騎士団学校で教師となったキースは、生徒達を無敵の強者へ育て上げることを決意しました。

そんなキースに対して生徒たちは騎士団をクビになったことから舐めた態度で接してきます。

舐め切った生徒たちに対するキースの指導方法とは・・・!?

魔物と戦う騎士を育成する主人公の活躍を描写した『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』

今回は斬新なSFファンタジー漫画の魅力について、第2話を中心にネタバレを含みながらご紹介していきます。

教師として活躍する天才の奮闘をお楽しみください。

 

『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

王子のアランとセレーネに頼まれたキースの教師生活がスタートしました。

キース
「今日からこのクラスの担任となったキースだ、諸事情で着任は少し遅れたが遠慮せずに接してくれ」

挨拶を済ませると下級貴族出身の生徒から質問をぶつけられます。

質問はキースが騎士団をクビになって教師になったという噂を確かめるものでした。

生徒は物怖じしない性格なのか、単純にバカ正直なのかもしれません。

キース
「本当だ、一年ほど前線にいたが適性がなくてな、それで後方に回され教師として後進を育てることになった・・・質問の答えはこれでいいか?」

理事長のセレーネからキースは賢者であることを秘匿するよう言われています。

詳しい事情を説明できないので、生徒の質問に騎士団をクビになったと答えました。

すると生徒たちが騒然とします。

この反応は当然のことかもしれません。

世間的には騎士団をクビになるということは大変不名誉なのです。

普通であればクビになった事実を打ち明けることはありません。

エリステラ
「先生、私からも質問よろしいでしょうか?」
キース
「ああ構わないぞ、エリステラ」

質問してきたのは公爵家の四女として生を受けたエリステラ・グラントリスです。

エリステラは入試の成績が首席で、すでにこの時点で二つの魔法属性を扱えていました。

エリステラ
「優秀な騎士となるために入学した学校で騎士をクビになった先生のもとで学ぶことになり、果たして私たちは立派な騎士になれるのでしょうか?」
キース
「それはお前たち次第だろう」
エリステラ
「・・・どういう意味ですか?」
キース
「そのままの意味だが、担任の教師の力量で成績が変わるというのなら最初からその程度の人間だということだ」

王立騎士学校では申請すれば施設が使い放題になります。

また閲覧できる文献も数え切れないほど用意されていました。

つまりやる気さえあれば自らを鍛えられる環境が整っているのです。

エリステラ
「無責任な!そんなのはただの詭弁ではありませんか!」
キース
「ただの詭弁か、だったら俺の授業に不満があれば欠席しても構わない、出席扱いにはしてやるし単位も問題なく出そう」

キースと言い争ううちにエリステラは苛立ってきました。

彼女は王立騎士学校で自らを鍛えて優秀な騎士になりたいのです。

エリステラ
「そういうことではありません!貴方は自分の能力不足を棚に上げて生徒に努力を強いているだけではありませんか!」
キース
「つまりなんだ、殊勝さが足りないとでも言いたいのか?無能が偉そうにするなと?」
エリステラ
「・・・そこまで言うつもりはありませんが大意はそういうことです」

キースはエリステラが自分に噛み付いてくることを予想していました。

彼女は最強と名高い第一騎士団で団長を務める公爵の娘です。

父親譲りの誇り高い性格上、必ず自分に噛み付いてくるとは思っていましたが想像以上でした。

キースは反抗的な態度のエリステラを有望だと判断します。

能力的には学生時代のセレーネやアランには及びません。

しかしエリステラの強い意思が成長するためには重要なのです。

キース
「優秀な騎士になりたいという意思、果たしてエリステラの意思はどれほど強いものなのか」

キースはどのような手段で意思の強さを確かめるのでしょうか!?

 

 

第1話でも強気な性格が描かれていましたが、第2話でもキースの強い信念が感じられますね。

賢者であることを隠している以上、生徒に無能だと思われるところも上手な設定だと思いました。

天才が生徒を最強の存在へ成長させていく『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』

ここからキースの荒療治とも言える授業が始まっていきます。

左遷された賢者の圧倒的な能力に驚いてください。

後編

キースはエリステラの話を聞きながら、彼女の言い分にもある程度の理解を示していました。

実はキースも無能な人間が偉そうにしているのを認めたくありません。

騎士団に配属していた時も無能な団長を殴り飛ばしたほどです。

キース
「話は途中だが今日のホームルームはこれで終わりだな、この後の授業は実践訓練か・・・ちょうどいい、今日は少し授業内容を変更するとしよう」
エリステラ
「授業内容の変更ですか?」
キース
「どうやら俺の能力に疑問を感じている者も多いようだからお前たちの模擬戦の相手は俺がやろう、もちろんハンデはやるよ、お前ら三十人全員でかかってこい」

元騎士に生徒が勝てるわけありません。

しかし三十人全員を相手にするのはさすがに言い過ぎです。

エリステラ
「お言葉ですが・・・一般的に私たち王立騎士学校一年生が三人集まれば並みの騎士一人くらい相手にできるということ知らないわけではないですよね?」

エリステラの言う通り、一般論として生徒3人の力を合わせれば騎士1人と対峙できると言われていました。

それでもキースの自信満々な態度は変わりません。

キース
「それくらい魔法を用いた戦闘にとって数の優位は絶対的なものだ」
エリステラ
「だったら私たちが負けるわけないじゃないですかッ!」

訓練着に着替えて訓練場に集合することを命じると、キースは教室を出ていきました。

その後、生徒たち全員がハイテクな訓練着に着替えて訓練場に集合します。

しかしキースは制服のまま着替えていません。

エリステラは着替えてこなかったキースにイライラしています。

その苛立ちを無視するようにキースが訓練の注意事項について説明を始めました。

キース
「模擬訓練場では肉体的ダメージの大部分が魔力へのダメージに置換される、つまり怪我の心配はそうそうないがあまりにも大きなダメージを受けると昏倒して今日の残りの授業を欠席するはめになるので無理はするなよ」

いよいよ模擬訓練がスタートすると生徒たちが一斉に襲いかかってきます。

ですが生徒たち全員の魔法をキースが一瞬でかき消しました。

その能力に生徒たちはざわつき始めます。

エリステラ
「静かに!私たちはまだ戦闘中・・・常に目の前の相手のことだけを考えるのです」

指揮官のエリステラが生徒たちを落ち着かせました。

しかし次の攻撃を仕掛けられません。

キース
「なんだ?お前たちの作戦は最初の一発だけで終わりなのか?」
エリステラ
「まさかそんなはずないでしょう」
キース
「そうか、なら良かった、だが実戦にはイレギュラーが付き物でな・・・いつだって作戦通りに戦えるとは限らないんだよ」

先頭に立つエリステラに向かってキースが手をかざします。

そして拳を握り締めました。

エリステラ
「何これ・・・体が動かない・・・それに声も・・・体の自由を奪われた・・・!?」
キース
「これでお前たちの指揮官は人質になってしまったわけだが・・・さてどうする?」

卑怯だと言われるのですが魔物との戦場ではこのようなことが日常茶飯事なのです。

生徒たちは魔物との実戦を想定して訓練に挑まなければなりません。

キースは自信のことを魔物だと考え、指揮官を捕えられた状況を打開しろと命じます。

しかし生徒たちは動くことができません。

その中で1人だけ諦めていない生徒が存在していました。

エリステラ
「私・・・は、足手まといになるくらいなら・・・自ら死を選びます」

自分のプライドと仲間を守るためにエリステラが取った行動とは・・・!?

キースと生徒たちの激しい模擬訓練の続きは、実際に漫画を読みながらご自身の目でお確かめください。

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左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げるのネタバレ!

2022.01.15

 

『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』はこんな人にオススメ

SFファンタジー漫画やRPGゲームが好きな人にオススメしたい作品です。

迫力満点の戦闘シーンと、登場人物の感情を丁寧に描いた読みやすい漫画になっていますよ。

すぐに続きが読みたくなる面白さが魅力的な『左遷された最強賢者、教師になって無敵のクラスを作り上げる』

アクション漫画が好きな人も楽しめる壮大なスケールの物語に仕上がっています。

キースの圧倒的な能力と才能溢れる生徒たちの交流を目に焼き付けてください。

 

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