消えた母は見知らぬ遺体になってここにいるのネタバレ(第3話)!

今回は「ショーコ」先生の『消えた母は見知らぬ遺体になってここにいる』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『消えた母は見知らぬ遺体になってここにいる』はこんな漫画(あらすじ)

ずっと母親の由香子と二人きりで生きてきた朝原ナオ野田衛士と結婚することにしました。

無事に結婚式を終え幸せいっぱいだったのですが、急に由香子と連絡が取れなくなってしまいます。

不安を感じているとナオの前に刑事が現れ、由香子の遺体が発見されたことを伝えてきました。

信じられないナオが警察署で遺体を確認すると由香子ではありません。

見知らぬ遺体だと主張しても警察は信じてくれないため、ナオはDNA鑑定に協力することにします。

するとナオと見知らぬ遺体が母娘であることが断定されてしまいました。

失踪した由香子と見知らぬ遺体の関係性は!?

殺人事件と失踪事件の謎を解明していく『消えた母は見知らぬ遺体になってここにいる』

今回は本格派ミステリー漫画の第3話と第4話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

少しずつ由香子の秘密が明らかになりますよ。

 

『消えた母は見知らぬ遺体になってここにいる』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

ナオの協力で行われたDNA鑑定の結果、被害者の身元は朝原由香子であることが証明されました。

しかし娘のナオは被害者との母娘関係を否定したままです。

ナオは母親が別の女性だと主張していますが、由香子の行方は分かっていません。

まだ被害者と被害者を名乗る消えた女性の繋がりは見えていませんが、警察は必ず関連があると考えています。

捜査員には見落としのないよう慎重な捜査が命じられました。

その中で鑑定結果の報告をする山根は、朝原ナオから消えた女の情報を詳しく聞き出す役目を任されます。

朝原ナオ
「この遺体が・・・私の母親・・・?そんなの信じられません・・・!だって私・・・この人に会ったこともなければ見たこともないんです!」
山根
「お母さんと血がつながっていないと言うようなことを聞いたことは?」
朝原ナオ
「そんなこと母からは1度も・・・!」

もちろん他に家族がいることを聞いたこともありません。

このままでは話が平行線をたどってしまうので、山根は別の角度から情報を聞き出すことにします。

山根
「それでは今お母さんがどこにいるか心当たりはありませんか?」
朝原ナオ
「心当たり・・・もしかして・・・母のことを疑ってるんですか!?」
山根
「何も疑っているわけじゃありません、あなたのお母さんが何か事件に巻き込まれた可能性だってあるんです、知っていることを教えていただけませんか」
朝原ナオ
「・・・わかりません、会いに行きましたが部屋も引き払った後でした、私だって・・・教えてほしいです・・・私の母は誰で・・・今どこにいるんですか・・・!?」

由香子の所在を知りたいのは警察だけではありません。

母親であることを否定されましたが、ナオが最も由香子の所在を知りたいと思っているのです。

山根
「それからご遺体の引き取りについてなのですが、親族であっても引き取りは義務ではありません、親交がないのであれば拒否することもできます」
朝原ナオ
「・・・引き取りはできません」
山根
「わかりました、では後のことはこちらで処理します、ご協力ありがとうございました、署の入り口までお送りします」
朝原ナオ
「あの・・・その人・・・この後どうなるんですか・・・?」

引き取らないとは言いましたが遺体をどのように処置するのか気になってきました。

山根から遺体の今後を聞いたナオが警察署を出ると衛士が出迎えてくれます。

野田衛士
「どうだった・・・?」
朝原ナオ
「あのね、驚かないで聞いてほしいんだけど、あの遺体DNA鑑定では私の実のお母さんなんだって、つまり私と衛士の知ってるお母さんは私の本当のお母さんじゃないってことみたい」
野田衛士
「な・・・なんだよそれ・・・!」

衛士もナオと同じように事実を受け入れられません。

ですがそれよりもナオの決断が衛士を驚かせます。

朝原ナオ
「・・・それとね引き取ることにしたの、あの人の遺体」
野田衛士
「は!?引き取る!?血がつながってたとしても顔も知らない奴のこと引き取る必要あるのかよ!?」
朝原ナオ
「勝手に決めてごめん!でも私が拒否したら無縁仏になっちゃうんだって・・・それ聞いたらほっておけなくて・・・」

山根から被害者の遺体が無縁仏になることを聞いたナオは、誰にも見送られずにひとりぼっちで墓にいる寂しさを想像しました。

会ったこともありませんが本当に血が繋がっているとしたら放っておけません。

衛士には面倒をかけることは分かっていましたが、ナオの決断を衛士は受け入れてくれました。

野田衛士
「昔からナオが言い出したら聞かないのはよく知ってる、面倒な所は俺も力になるから」
朝原ナオ
「・・・ありがとう、衛士がいてくれてよかった、衛士がいなかったら私ひとりぼっちだった」

由香子がどこにいるのかは分かりませんが、ナオと衛士は自分たちで見つけだすと決めます。

2人が決意を固めた頃、捜査本部にも動きがありました。

照会をかけていた被害者の通話履歴が判明し、事件発生の直前に被害者の朝原由香子はナオが母だと思っていた由香子に電話をかけていたのです。

山根
「本部長、その番号消えた母親の電話番号と一致します」

通話履歴によって被害者と由香子の繋がりが発覚しました。

本部長は朝原由香子を名乗る人物が本件の重要参考人だと判断し、捜査員たちに目撃情報の収集とナオの身辺を調査することを指示します。

警察の捜査が進展する中、消えた母が住んでいたアパートに謎の男性が訪ねてきました。

男性は大家に消えた母の写真を見せながら消息を尋ねます。

すると大家から消えた母が引っ越したこととナオの情報を入手することができました。

一体この男性は事件とどのように関わっているのでしょうか!?

 

 

いくらDNA鑑定が正確だとしても見知らぬ女性が母親だと言われると、ナオや衛士のようにすぐ信じられないと感じました。

それでもストーリーが展開していく中で、由香子の存在がかなり怪しくなってきましたね。

不可解な事件の謎から目が離せなくなる『消えた母は見知らぬ遺体になってここにいる』

いよいよ消えた母の由香子がどのような女性だったのかが明らかになっていきます。

まだまだ真相が読めない物語をじっくりとお楽しみください。

第4話

テレビのニュースで朝原由香子が殺害された事件が報道されています。

警察の捜査は続いていますがまだ犯人は捕まっていません。

ニュースが流れているテレビの前で、消えた母の由香子が男性の前で下着姿になっています。

由香子
「すみません、いつも頼ってしまって」

由香子は男性からお金を受け取りました。

そして自分と会ったことは秘密にしてほしいと頼みます。

失踪した由香子を探し始めたナオが職場に出勤してきました。

朝原ナオ
「おはようございます!」

いつものように挨拶しますが職場の雰囲気が悪いことに気付きます。

その理由は職場に刑事の山根が訪ねていたためでした。

山根
「ご協力ありがとうございました、また何か気付いたことがあれば・・・朝原さん、ちょうどよかった、お尋ねしたいことがありました、少しお時間いただいでも?」

上司や同僚の嫌な顔を横目にしながら別室へ移動します。

するとまず質問をしたのはナオの方でした。

朝原ナオ
「あの・・・母について何かわかったんですか・・・?」
山根
「居場所についてはまだ、しかしお母さんと被害者の間にはやはり接点があることがわかりました、どうやら2人は事件前から定期的に連絡をとっていたようなんです」

2人の通信履歴を見せながら捜査状況を説明します。

さらに消えた母と被害者には金銭のやり取りがあり、被害者の口座には毎月決まって朝原由香子から十万円の送金がされていました。

朝原ナオ
「母がお金を渡していたってことですか・・・?」
山根
「まだわかりません、しかし可能性は高い、今までにお母さんが借金をしているとかそういった話は?」
朝原ナオ
「いえ・・・それにその金額・・・母の収入だけではとても・・・母は一生懸命働いてくれていましたが収入は2人で暮らしていくだけでギリギリだったと思います」

まだ消えた母から連絡がないことも伝えます。

すると山根が警察の捜査方針を教えてくれました。

山根
「率直に言うと状況から見てお母さんがこの殺人事件に関与していることは間違いないでしょう、巻き込まれて危険な状況にあるか・・・あるいは犯行に関わっているか」
朝原ナオ
「ありえません!母はいつも優しくて・・・強くて・・・犯罪なんて・・・」
山根
「そうですね、確かにあなたから見ればそうなのかもしれません、しかし優しい、強い、そういった感覚は現実としてとても曖昧で弱いものなんです」

優しい人間が犯罪を犯さないとは限りません。

由香子にはナオが知っているものとは違う側面があるかもしれないのです。

徹底して捜査を続けることを宣言した山根が帰っていきました。

捜査に協力したナオが部屋を出ると上司に呼ばれます。

上司からは事件のことが落ち着くまで休むことを勧められました。

やはり職場に警察が来ることは迷惑なのかもしれません。

帰宅したナオは消えた母の写真を見ながら事件のことを考えます。

朝原ナオ
「お母さんは人なんて殺すはずない・・・でもお母さんとあの人が知り合いでお金のやり取りがあったのなら・・・やっぱり毎月あんな金額ありえない」

パートを掛け持ちして毎日忙しくしていた母に、毎月十万円を送金できるとは思えません。

必死にやりくりしながら2人は暮らしてきたのです。

色々と考えたところでナオは母のことを何も知らないことに気付きました。

なぜ自分と暮らしていたのか、どうして本当の母親ではないことを打ち明けなかったのか、もしかしたら他にも秘密があるのかもしれません。

朝原ナオ
「・・・本当のことが知りたいよ、お母さんに会ってちゃんとお母さんの言葉で聞きたい、でもどうやって探せば・・・なんにも手がかりがない・・・何か情報・・・何でもいいからお母さんにつながるなにか・・・」

追い込まれたナオは危険な方法で情報を収集しようとします。

そのことを衛士に報告すると叱られてしまいました。

野田衛士
「SNSに投稿した!?また相談もなくこえーことを・・・ネットなんて相手がどんなやつかわかんねーんだぞ!?」
朝原ナオ
「わかってる!でももう八方塞がりなんだよ!わかんないことだらけで何から紐解けばいいのかもわかんない!私たちじゃ警察みたいな捜査はできない、それなら使えるものは使わないとずっと何もわからないままだよ」
野田衛士
「・・・仕方ない、もう投稿しちゃったんだし、ただし何か反応があっても絶対に1人で行動しないこと」

危険な賭けでしたがSNSへの投稿によって有力な情報が得られることになります。

一方その頃、都内のホテルで男性の遺体が発見されました。

被害者は58歳の会社経営者で家族から捜索願が出されていたそうです。

当人は家族の知らないところで女性を買ってホテルに呼んで遊んでいました。

この事件を担当する刑事が山根を呼び出します。

現場の防犯カメラには被害者と重要参考人が映っていて、重要参考人の女性は山根たちが追っている女性によく似ていました。

映像を見た山根はすぐに現場のホテルへ向かいます。

山根
「ああいうのは大体常宿に連れ込んでってのが定石だ、ホテルを叩けば何か出るだろう」

山根が由香子に近づき始めた頃、ナオと衛士は歓楽街を尋ねていました。

ナオのSNSに情報を提供するDMが送られてきたのです。

朝原ナオ
「や・・・やっぱりこのDM嘘なんじゃないかな!?」
野田衛士
「届いた情報これだけだったんだから当たってみるって決めたんだろ!イタズラ情報ならそれでいい、行くだけ行ってみよう、大丈夫、何があっても俺は一緒についてるから」

DMを送ってきたのは以前に由香子と一緒に働いていた女性でした。

2人が働いていたのは繁華街の裏にあるExRoseという表向きは会員制のクラブで、由香子はここで男に身体を売っていたというのです。

ナオはどこまで真相に近付けるのでしょうか!?

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