しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-のネタバレ!

今回は「原作 松浦太一 漫画 おつじ」先生の『しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-』はこんな漫画(あらすじ)

私立パラの丸高校が存在している世界に生きている人間は、全員が何らかの超能力を持っています。

とてもすごい世界なのですが生きている人間は誰もがしれっと普通に暮らしていました。

女子高生の見里未来(みさとみらい)平翔子(たいらしょうこ)はとんでもない超能力を持ちながら、しれっとすげぇことを言いながら日常生活を楽しんでいます。

2人のクラスメイトでちょっと光る能力を持っている多々光(ただひかる)は、気が付くとギャルの日常に巻き込まれていました。

超能力を持っているのに普通の日常を過ごすギャルに巻き込まれる平凡な男子高校生の運命とは!?

風変わりな青春を描いていく『しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-』

今回は学園コメディ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

哲学的な発言の数々に驚いてください。

 

『しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

私立パラの丸高校でテストが行われようとしています。

見里未来
「ねー、まじだるい」
平翔子
「それなー、てか一科目めなんだっけ」
見里未来
「日本史・・・え、待って、うちこのテスト11点とるんだけど、やべー」
平翔子
「あー、見えちゃったか、未来」

見里未来は未来視(ヴィジョン)という超能力の持ち主で、無意識のうちに未来を見てしまいました。

しれっとすげぇこと言ってるギャルの会話に、近くの席に座る多々光が耳を傾けています。

多々光
「あ、自分が未来で取るテストの点数を見たってこと?てか見えるなら答えを見ろよ、点数じゃなくて」

未来と翔子は多々に心の中でツッコまれていることを知りません。

そのまま呑気に会話を続けます。

見里未来
「やなんだけど補習、なに11点って、40点でも怒られんのにさー」
平翔子
「ちなうち何点?」
見里未来
「28点」
平翔子
「詰んだー」

仲良しの2人は学力も同じような低レベルとなっていました。

それなのにずいぶんと楽しそうです。

見里未来
「てかさー10点ならなんかわかるじゃん、どうやってあと1点とるんだ、うち」
平翔子
「うけるー」

多々は色々とツッコミたいのですが、2人の会話に割って入るようなことはできません。

学力は低くても2人は絶対に補習を避けたいようです。

そこで未来は今のうちに知識を詰められるだけ詰め込むことにしました。

多々光
「だから問題と答え見ろって、未来で」

せっかくの超能力をまったく活かすことができていません。

ここでようやく翔子が超能力の活用方法にたどり着きます。

平翔子
「あ!そうじゃん、出る問題わかればさー余裕くね?」
見里未来
「へー子天才じゃん」
平翔子
「あざまる水産」
多々光
「あざまる水産・・・?」

多々は頭の中で居酒屋を思い浮かべました。

しかしあざまる水産が居酒屋なのかどうかは分かりません。

ここで未来がテストに出る問題を見に行きます。

平翔子
「どう?見えた?」
見里未来
「あー、うちらがヤマ張ってたところと別の部分出題されたわー」
平翔子
「詰んだー」
多々光
「いやなんでだよ、順序逆だろ、ヤマ張るなら未来見てからやれよ」

日本史の問題で未来は埴輪の髪型が何という名前か出題されるとヤマを張っていました。

ちなみに髪型はみずらというそうです。

平翔子
「エモいよね」

未来と翔子の感性が多々には理解できません。

ただ2人が宝の持ち腐れだということはハッキリしてきました。

見里未来
「でもうちバカだから分かんないけどさー、試験って経験を試すって書くじゃん、だからさうちらの経験?なんだろ、ここまで積み重ねてきたものを試しに見てみてさー、うちらが今どこら辺にいるのか自分で分かるためにやってるんじゃないかなーって」

未来はどんな点数でも受け入れることが大切だと主張します。

しれっとめちゃくちゃすごいことを言っているので多々は驚いてしまいました。

平翔子
「あれね、知らないってことを知ってる方があたまいー的な」
多々光
「ソクラテスみたいなこと言ってる、急に合理的に思えてきた」

ただし補習は絶対に嫌です。

そこで未来は出題される問題を誰かに教えてもらいたいと言い出しました。

先ほどとは打って変わって全く合理的ではありません。

見里未来
「1限物理ならワンチャンいけるんだけどなー」
平翔子
「あ、じゃあさパラレル行っとく?」

テストの時間割を変えるために平行世界へ向かいました。

2人の行動力に多々は脱帽してしまいます。

多々光
「このクラスは、ていうかこの世界の人は全員なんらかの超能力を持ってしまっている・・・が全員なんかこうしれっと普通に暮らしている、これはそんなすごい世界ですごい能力を持ってるギャルがしれっとすごいことを言うだけの話らしい」

平行世界に向かった未来と翔子だったのですが、結局はどの世界線でも歴史で赤点取る未来に収束してしまいました。

 

 

超能力が当たり前の世界だと使い方を深く考えなくなるのかもしれませんね。

軽いノリで超能力を使う未来と翔子の姿に笑わせてもらいました。

哲学的な名言とシュールな笑いのギャップが魅力的な『しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-』

しれっとすげぇことを言うだけでなく、ギャルはしれっと超能力を使いまくります。

そんなギャルに振り回される多々光の苦悩に共感してみてください。

後編

未来が困った表情でスマホを眺めています。

見里未来
「やば、バ先の先輩のストーリーに足跡つけちゃった、まだライン返してないのに」

気まずい状況を作ってしまったことに悩んでいました。

すると翔子が安易な提案をしてきます。

平翔子
「じゃパラレル行っとく?」

翔子の超能力で平行世界に向かいました。

2人の様子を見ていた多々は呆れています。

多々光
「そんな事で平行世界行くなよ・・・ていうか普通にライン返せばいいだけじゃ・・・」

この世界の人々は誰もが超能力を持っているのですが普通に暮らしていました。

ちなみに多々光の超能力は、身体がちょっと光るというものです。

そんな多々が友人の黒井と帰る準備をしていると、平行世界に行っていた2人が戻ってきました。

平翔子
「スマホあった?」
見里未来
「あったあった、サンキュ」
平翔子
「おけおけ、じゃ戻ろ」

未来と翔子はすぐに元の世界へ戻っていきます。

多々は2人の近くにいたため、平行世界への移動に巻き込まれてしまいました。

こちらの世界で未来はストーリーに足跡をつけていません。

ただし別の問題が発生していました。

見里未来
「やべ、こっちのうち、ライン既読にしてるわ、アレの名称が今川焼きに統一された世界線のうちー」
平翔子
「どする?パラレル行っとく?」

ラインを返せばいいだけなのに未来と翔子は平行世界への移動を繰り返します。

呆れる多々なのですが2人についていかないと帰ることができません。

仕方なくついていった平行世界で、未来は足跡も既読も付けていませんでした。

多々光
「太陽4つあるんだけど・・・」

移動しているうちに平行世界が異常な状態に変化しています。

それでも未来と翔子は事態の重大性に気が付いていません。

平翔子
「いつ返信するん?」
見里未来
「明日バイトだから今日の夜送ればオッケーかな、あれ?なんかカレンダーおかしい」
平翔子
「あーこっち、一日が61.7時間で一週間が4~13日だから」
見里未来
「あー理解、あ待って、この世界のうち先輩とゼンリーやってるわ」

この世界の未来は現在地を友達や家族と共有できるコミュニケーションアプリを楽しんでいました。

状況を理解した2人は他のパラレルへ移動することにします。

多々は帰りたいと思いながら2人についていきました。

平翔子
「流石にここまで来れば大丈夫っしょ」

新たな世界では未来のスマホに足跡も既読もゼンリーもありません。

2人は安心しているのですが、多々は世界の画風が違うような気がしていました。

すると前の世界で一緒に帰ろうとしていた黒井が、多々が生きていたことを大喜びしてくれます。

生きていることを確認した黒井が大粒の涙をこぼしました。

事情は理解できませんが黒井によると、多々は真っ黒な謎の生物に連れ去られたそうです。

多々光
「どういうこと?どういう世界観なのこれ」

戸惑っていると真っ黒な生物が窓ガラスを突き破って教室に侵入してきました。

黒井はブラックホールという能力で真っ黒な生物と対峙します。

平翔子
「あー、ここバトル漫画だった世界線だ」
見里未来
「えー、じゃうちらもバトルあんの?」
平翔子
「だるー、パラレル行っとく?」

3人は黒井が戦っている間に他のパラレルへ移動しました。

今度はまともな世界だと思ったのですが、急に息が苦しくなります。

多々光
「い・・・ッ、息が・・・」
平翔子
「あー待って、ここ有機生物が酸素を必要としなかった世界だ」

何億年前の世界か分かりません。

それでも用意周到な未来と翔子は酸素マスクを持ってきていました。

見里未来
「えー、じゃこっちのうちらなにで代謝してるん?」
平翔子
「ベリリウム、まあ酸素と同じ第二周期だしね」

会話が盛り上がっていますが酸素マスクを付けていない多々は死にそうです。

名残惜しいのですが仕方なく次のパラレルへ移動しました。

次のパラレルは酸素があっても物理法則が歪んでしまっています。

見里未来
「あ、明日のバイト店長体調崩してなくなるわ」
平翔子
「あー、見えちゃったか未来、え?それはこっちの世界の話?」
見里未来
「いや元の方」
平翔子
「じゃ戻るか」

問題が解消されたので元の世界へ戻ることにしました。

元の世界ではもちろん黒井も普通に生活しています。

多々光
「当たり前って尊いんだな・・・」

未来と翔子に振り回された結果、多々は当たり前の大切さを学ぶことができました。

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しれっとすげぇこと言ってるギャル。のネタバレ(第3話)!

2024.10.28

 

『しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-』を読んだ感想

ピンからキリまでの超能力を誰もが持っている設定がシュールで笑いを誘いますね。

しれっとすげぇことが哲学的なセリフだと思っていなかったので意表を突かれました。

異能力ギャルが自由に暴れ回る『しれっとすげぇこと言ってるギャル。-私立パラの丸高校の日常-』

強烈な超能力だけでなく多々のようにショボい超能力も登場してくるところが気に入りました。

他にも個性的な超能力がたくさん登場していきますよ。

 

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