黒狼王と白銀の贄姫のネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「漫画 白木苺 原作 高岡未来」先生の『黒狼王と白銀の贄姫』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『黒狼王と白銀の贄姫』はこんな漫画(あらすじ)

戦争に勝利したオストロム王国は、敗戦国のゼルスに賠償金と併せてゼルスの白き薔薇と呼ばれる王女を妻にしたいと要求しました。

戦うことしか能のない蛮族の王に嫁ぎたくない王女のウィーディアは、妾腹という理由で虐げてきた妹のエデルを身代わりにすることを提案します。

継母と義姉の殺意に怯えながら生きてきたエデルは、黒狼王オルティウスとの結婚を受け入れる事にしました。

敵国の王妃として心穏やかに過ごすことはできなくても、エデルは地獄のような現状から自由になることを選んだのです。

しかしエデルに激しい憎悪を向ける王妃は息のかかったバーネット夫人を、新天地の女官として任命しました。

王妃の悪意を一身に背負ったバーネット夫人からエデルは逃れることができるのでしょうか!?

自由になりたいエデルの悲壮な決意を表現していく『黒狼王と白銀の贄姫』

今回は異世界を舞台にしたファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

オルティウスの優しさに触れたエデルが少しずつ心を開き始めますよ。

 

『黒狼王と白銀の贄姫』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

オルティウスとエデルの結婚式が無事に終わり、2人を祝福する晩餐会が開かれています。

出席者の多くが白銀の髪をした美しいエデルが、噂通りゼルスの白薔薇と称賛していました。

少数ですが華奢なエデルにオルティウスの相手が務まるのか疑う者もいるようです。

周囲の視線を浴びる中、豪華な食事を前にエデルは怯えていました。

その理由は食事させないためバーネット夫人に足を踏まれているためです。

強く足を踏まれ鋭い視線を向けられているエデルは食事することができません。

オルティウス
「オストロムの食事は口に合わないか?」
バーネット夫人
「ほほほ、姫君はこれまで質素な生活を心がけられていましたので肉類が苦手でらっしゃいます、今後も姫君は麦粥にスープにパンという食生活で十分ですわ」

何も食べないエデルのことをオルティウスが気にかけます。

しかし代わりに答えたのはバーネット夫人でした。

バーネット夫人は結婚後も姫君の食事は自分が管理するべきだと主張します。

オルティウス
「バーネット夫人、彼女は姫君ではない、私の妻だ、今後は妃殿下と呼ぶように」
バーネット夫人
「ま・・・まあ失礼しました、しかし今後の食事は・・・」
オルティウス
「国ではどうだったか知らないが今後は肉も魚もきちんと摂取してもらう、彼女はすでに私の妻だ、それがどういう事かよく考えて行動したまえ」

不機嫌そうなオルティウスは部屋へ戻っていきました。

エデルは晩餐会が終わると着替えてから王の元へ向かわなければいけません。

結局エデルは何も食べられませんでした。

バーネット夫人
「まあウィーディア様顔色が悪い、これからの事に緊張なさっているのね、せいぜい蛮族の王に可愛がってもらいなさい、泥棒猫の娘なのだから男を悦ばせることくらい造作もないでしょう?」

これからエデルは姉の身代わりとして初夜を迎えねばなりません。

オストロムに来たエデルが顔を知っているのは王妃の悪意として遣わされたバーネット夫人だけです。

苦しい日々から逃れられると思っていたのに、姉の身代わりになってもエデルには自由がありません。

悲痛な表情を浮かべながら国王の元へ向かいます。

オルティウス
「そんな悲壮になるほどこの私が嫌か、まあ逃げ出さなかっただけ褒めてやろう、ゼルスではこの国を蛮族と揶揄するのだろう?嫌悪して当然だ、お前は今日から俺の妻になった、妙な真似をしてみろ、お前の首などすぐに刎ねてやる」

オルティスが果物ナイフを突き出してきました。

最初は怯えてしまうエデルでしたが不思議なインスピレーションを感じます。

エデル
「・・・あれ?なぜだろう、この人は・・・」

戸惑っているとオルティウスに抱きかかえられます。

そのままベッドへ運ばれました。

オルティウス
「俺のことが怖いだろう?」
エデル
「い・・・いいえ、は・・・初めてのことなので・・・その・・・」

オルティウスが強引にエデルを抱きます。

結婚式の時とはまるで違いますが、初めて迎え入れてくれた時の手が優しかったのでオルティウスのことをエデルは怖くありません。

エデルは拒否せずにオルティウスを受け入れました。

拒まなかったことによってオルティウスの心境に僅かな変化が表れるのです。

 

 

オストロムへ行くことで自由を手に入れられると思ったエデルでしたが、近くでは常にバーネット夫人が目を光らせていますね。

しかし蛇に睨まれた蛙のような状況をオルティウスが打開してくれそうな気がしました。

自由のため身代わりを選択した王女の悲哀を描写した『黒狼王と白銀の贄姫』

エデルが王妃の憎悪と悪意から解放される瞬間が待ち遠しいです。

本当の自由を手に入れる姿を早く見てみたいですね。

第2話後編

初夜を済ませるとエデルはそのまま眠ってしまいました。

オルティウス
「よく寝ていたな」
エデル
「もっ・・・申し訳ございません、陛下の寝所をその・・・独占してしまって・・・」
オルティウス
「まだ顔色がよくない、もう少し眠っていろ、朝食はここに届けさせる、今日は有無を言わさず食べてもらうぞ」

着替えるとオルティウスは寝所を出て行きます。

エデルは評判とは違う黒狼王の優しさに驚いていました。

オルティウスもゼルスの白薔薇が高慢と聞き及んでいたので調子を狂わされています。

ここで1人になったエデルをバーネット夫人が部屋から連れ出しました。

バーネット夫人
「さっそく男をたらし込むだなんてさすが淫売婦の娘ね!赤い染みをこんなにつけてああ汚らわしい!親子揃って最低な女だわ、王妃殿下から夫を奪ったあの女・・・ああ汚らわしい、汚らわしい!」

冷水をかけながらエデルを罵倒します。

寒さで心が凍っていきそうな中、エデルはまるで自分が王妃から夫を奪ったような錯覚に陥りました。

そのまま解放されるまで心を石のようにしながら耐え続けます。

解放されたエデルは冷えきった体を温めるため部屋に戻りました。

オルティウス
「遅かったな」
エデル
「へ・・・陛下どうしてここに・・・!」
オルティウス
「用意した朝食を食べなかったそうだな」
エデル
「あ・・・も・・・申し訳ありません」

バーネット夫人に連れ出されたエデルは朝食を食べられていません。

心配したオルティウスはエデルの体が冷えていることにも気付いてくれます。

濡れた髪を拭くためタオルを渡すと、エデルを自分の隣に座らせました。

オルティウス
「ウィーディア、お前はもっと太ったほうがいい、今のままでは簡単に折れてしまいそうだ」
エデル
「・・・陛下は太った女性がお好みなのですか?」
オルティウス
「・・・そういう意味ではない、フッ、夕食は必ず取れ、俺と共にな」

エデルはオルティウスの笑顔を初めて見た気がします。

安心したエデルでしたがバーネット夫人の嫌がらせが待ち受けていました。

バーネット夫人
「なりませんわ、おまえは昨日ッ結婚式の晩餐を食べたでしょう?だったら今日の食事は必要ないわ」

別の女官に料理を下げるよう指示します。

エデルが陛下の指示だと言っても関係ありません。

横暴な振る舞いでバーネット夫人がエデルを苦しめているとオルティウスが現れました。

オルティウス
「やはり貴殿の仕業か、バーネット夫人」
バーネット夫人
「まあ陛下、直々に何の御用でございましょう?」
オルティウス
「御用も何も・・・出しても出しても私の妻の料理が下げられる理由が知りたいと思ってな」
バーネット夫人
「ふーっ・・・ですから何度も言うようにウィーディア様はオストロムの食事は口になさいません、食事の管理はすべてわたくしが致します」

国王陛下に詰め寄られてもバーネット夫人は引き下がりません。

オルティウスは話しても無駄だということに気付きました。

オルティウス
「ウィーディアをこちらに」
バーネット夫人
「お待ちなさい!わたくしはゼルスの筆頭女官ですよ!わたくしの言葉を無視するということはゼルスの妃殿下を無視するということです!」
オルティウス
「ここはゼルスではない、貴殿に関しては今後、私の妻とふたりきりになることを禁ずる」

女官にエデルを自分の部屋に連れて行くよう命じます。

その最中にエデルが倒れてしまいました。

当然ですが倒れた理由は食事を取っていないためです。

エデル
「あ・・・陛下申し訳ございません・・・」
オルティウス
「ウィーディア、王の命令だ、食事を取れ、この国で一番の権力者は俺だ、バーネット夫人もゼルスも関係ない、食べろ」
エデル
「・・・美味しいです」
オルティウス
「・・・そうか」

こんな優しい命令をされたことはありません。

安心したエデルはゆっくりと目を閉じるとすぐ眠りにつきます。

一方その頃、屈辱を受けたバーネット夫人が王宮の一室を物色していました。

部屋の中にはゼルスの王家にまつわる宝が保管されています。

バーネット夫人
「この宝をすべて持ってゼルスへ帰る・・・だがそのためにはイースウィア妃殿下の命令を遂行しなければ・・・ちっ、ようやくあの小娘がゼルスの外に出たというのに接近禁止だと!?蛮族の小僧が腹立たしい!」

苛立っていると雷が落ち雨も降ってきました。

ベランダに出たバーネット夫人が不敵な笑みを浮かべます。

そしてスカートの中に隠していたナイフを取り出しました。

果たして王妃から下された命令とは・・・!?

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黒狼王と白銀の贄姫のネタバレ(漫画)!エデルの運命は?

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『黒狼王と白銀の贄姫』はこんな人にオススメ

ドラマチックなファンタジー漫画を探している人にオススメしたい作品です。

悪意を向けられ続けてきたエデルの壮絶な物語から目が離せなくなりますよ。

シンデレラストーリーとラブファンタジーをミックスさせた『黒狼王と白銀の贄姫』

オルティウスの傍で自由を手に入れたいエデルに対して、王妃の憎悪と悪意がどこまでも付きまとってくる残酷なシーンも見所の一つになっています。

耐えることしかできなかった悲運の王女が、様々な障害を乗り越えながら少しずつ人間らしさを取り戻す様子に心を打たれてください。

 

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