永年雇用は可能でしょうかのネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「漫画 梨川リサ 原作 yokuu」先生の『永年雇用は可能でしょうか』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『永年雇用は可能でしょうか』はこんな漫画(あらすじ)

家政婦をクビにされたルシルは終点の街・コートデューで新たな仕事を探し始めました。

宿泊先で紹介してもらった商工会で仕事の斡旋をしているコルテスという青年と出会います。

すぐにコルテスが家政婦の仕事先を見つけてくれたのですが、雇い主は魔法使いで無愛想なフィリスでした。

フィリスのところで働いて長続きした家政婦はいません。

それでも条件が良いのでルシルはフィリスのところで働くことにしました。

寡黙な魔法使いと前向きな家政婦の生活を描写した『永年雇用は可能でしょうか』

今回は大人気SFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

徐々にルシルとフィリスの距離が縮まっていきますよ。

 

『永年雇用は可能でしょうか』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

挨拶を済ませるとフィリスがルシルを家の中へ上げます。

しかしフィリスは何も話してくれません。

ルシル
「自己紹介しなきゃ、あの私・・・」
フィリス
「靴」

歩き出したフィリスの足元を見ると靴を履いていませんでした。

ルシルは裸足のままでお邪魔できないので持ってきていた室内履きを用意します。

靴を履くとひとまず荷物を置き、フィリスについてくるよう命じられました。

ルシル
「な、なにが始まるの・・・?」

緊張しながら2階へ上がります。

するとフィリスが部屋の前で足を止めました。

フィリス
「書斎だ、私の部屋だ、次は1階へ」
ルシル
「こ、これはまさか・・・家の案内をされている」

1階に降りると裏庭に続くドア、キッチン、洗面所を案内してくれます。

お風呂は洗面所の先にあって自由に使っていいと言われました。

好条件にルシルのテンションが上がります。

またルシルは自分が返事をするとうなずき返してくれるフィリスの行動を嬉しいと感じていました。

野生堂宇物と距離を測っているような感じが楽しくなってきます。

フィリス
「ここが最後の部屋だ、君の部屋だ」
ルシル
「えっ!?私のために一部屋・・・!?しかもこんないいところに・・・よろしいのですか?」
フィリス
「別にそういい部屋でもない」
ルシル
「クローゼットもある!ベッドもふかふかそう!」

前の勤め先では屋根裏暮らしでした。

素敵な部屋を用意してもらったことに感激していると、何も言わずフィリスが移動していきます。

フィリス
「私は基本的に研究室にいる、仕事のやり方はまかせる」
ルシル
「わかりました」
フィリス
「それからこれは最も重要なことだが、余計なことをしないように」

必要なことだけを伝えるとフィリスは研究室に入ってしまいました。

ルシルは自己紹介もしていません。

仕方ないので部屋に荷物を運ぶことにします。

荷ほどきが終わると仕事について考えることにしました。

ルシル
「余計なことって・・・わかった・・・全部だ、あの感じだと先生はすごく無駄のない人で、研究以外のこと全てがわずらわしいんだ、干渉してくるなってことね・・・」

フィリスは気難しそうですが、余計なことはせず粛々と家事をこなせばいいはずです。

改めて考えるとそれはそれですごく楽なのかもしれません。

メイド服に着替えるとまずはキッチンへ向かいます。

ルシル
「調理器具も食器もそろってる・・・普段から使ってるのかな?埃とかもない・・・でここが食糧庫ね」

食糧庫もかなり充実していました。

特に調味料は通好みのものが常備されています。

ルシル
「うわ、これ超高いソース!先生って相当な食通?どれも封切られてないけど新しく来る家政婦のために用意したのかしら・・・使いこなせるかなぁ、見たことない野菜もあるし・・・」

豊富な種類の調味料や野菜を使いこなせるか分かりません。

また先生が普段どんな食事をしているのか聞くのを忘れていました。

しかしそんなことを言っていても仕方がありません。

ルシル
「知らないことが多いのは初日にして当然のこと、今できることをやるしかないよね」

とにかく今の自分にできることをやることにします。

まずは食事を作り始めました。

ルシルの料理は気難しいフィリスを満足させられるのでしょうか!?

 

 

必要なことだけを伝えるフィリスに戸惑うルシルが可愛らしかったです。

余計なことをしないという指示に対してポジティブに考えられるルシルの性格にも好感を抱きました。

ルシルがプロの実力を発揮していく『永年雇用は可能でしょうか』

前向きな考え方が家政婦としての働き方に良い影響を及ぼしていきます。

ルシルだからこそできる素敵な仕事に注目してもらいたいですね。

第2話後編

料理を作っていると先生がリビングに降りてきました。

ルシルはすぐに作っておいたメインの野菜グリルと野菜スープをダイニングテーブルへ運びます。

ルシル
「よしよし、まずはスープの方ね、私の得意な優しい味の野菜スープ・・・」

先生が食べている様子を見ているうちに、ルシルは野生動物を観察するような気分になっていました。

見られていても先生は気にせず食事を続けます。

ルシル
「そのグリルにかかっているソースは、前の職場で一緒だった元高級ホテル料理長直伝のソース・・・!」

そのまま先生は野菜グリルと野菜スープを完食してくれました。

文句を言われなかったことでルシルはホッとします。

ルシル
「先生」
フィリス
「なんだ」
ルシル
「ちょっと重いです」

迷惑だったかもしれないと思いながらティーセットを先生に渡しました。

本当は部屋まで運びたいのですが嫌がられるかもしれません。

そんなルシルの気持ちを察したのか、先生は頷きながらティーセットを受け取ってくれました。

ルシル
「ありがとうってこと・・・?料理の感想を聞くのは余計なことなんだろうなぁ」

ごはんは食べてもらえましたが野生動物の観察はまだまだ続きそうです。

食器を洗い終えると庭へ出てみることにしました。

とても広い庭からは先生の研究室が見えます。

ルシルはまだ先生がどんな研究をしているのかは分かりません。

フィリス
「余計なことをしないように」
ルシル
「まぁいつか自然とわかる日がくるかもだし私は私の仕事をしよう」

自分の仕事と向き合うことを心掛けます。

しかしよく手入れされている家庭菜園に手を出して言いのか判断できません。

家庭菜園だけでなく先生の家はとても綺麗に整理整頓されています。

ルシルは完璧に手入れされている家庭菜園や家の中と同じレベルを求められていると判断しました。

1週間後、コルテスが様子を伺いにやって来ました。

ルシル
「先生の一日のタイムテーブルは・・・こんな感じです」
コルテス
「なるほどー、イレギュラーがないあたり先生らしいですね」
ルシル
「あっ、そういえば昨日こんなことがありました、私先生がお2階に上がるときは毎回飲み物をお渡しするんですが昨日はお出しするの遅れてしまって・・・」

慌てて様子を伺いに行くと先生はソファーに座って待っていたそうです。

そこでルシルは紅茶缶とコーヒー豆の瓶を2つ掲げました。

すると先生は紅茶の方を黙って指差したので、紅茶の方が好きなのかもしれません。

コルテス
「へぇー、やっば」
ルシル
「やばい!?」
コルテス
「いやいい意味でですよ!?先生もきっとルシルさんのこと気に入ったんじゃないですかね!?」

気に入られたとは思っていません。

ですがコルテスによるとダメな人は先生の元を2日で去ってしまったそうです。

確かにルシルも先生の睨みはキツイと感じていました。

ルシル
「誰かの機嫌をうかがったりおべっかを使わなくていいというのはすごく楽です、いい職場を紹介してくれてありがとう、コルテスさん」
コルテス
「いやいや、お礼なんて!」
ルシル
「でもちょっと気になることがあって・・・先生っておいくつなんでしょう、健康そうですが髪は真っ白ですよね」
コルテス
「さあ、俺が子供の頃からずっと変わらないからなぁ、魔法使いって俺たちより長く生きられるんですって」

魔法使いが長生きすることを知らなかったのでルシルは驚いてしまいます。

もしかすると想像以上に歳が離れているかもしれません。

ルシル
「どうしよう、じゃあ足腰に負担のないよう気をつけないと、そもそも2階になんて住んでていいんですか!?なにがおかしいんですか」
コルテス
「すいません・・・だって先生をそんな風に言う人初めてで・・・俺たちの感覚で接しなくていいと思いますよ」

魔法使いがどんなものか理解できないので誰にも正しい接し方は分からないそうです。

ただし急にお年寄り扱いすると気分を悪くされるかもしれません。

そのため急に態度を変えることはやめました。

コルテスとの話が終わるとルシルは食材の買い出しへ向かいます。

ルシル
「そもそも先生って本当に魔法使いなの?魔法使ってるところ見たことない・・・街の人から先生と呼ばれてるくらいだし先生は本当の魔法使い・・・?」

先生に料理をお出ししている最中も想像が止まりません。

想像しているうちに先生のことを見過ぎてしまいます。

このままでは不快な思いをさせるため飲み物を準備することにしました。

フィリス
「待て、飲み物は自分で作る、カルダモン、はちみつ、クミン、炭酸水、ひと混ぜでいい」

まるで作り方を教えてくれているようです。

しかしカルダモンの分量を覚えられていません。

気がつくと1杯のコップを残して先生が2階へ向かっています。

ルシル
「先生!あのこれ・・・」
フィリス
「どうぞ」

初めて笑顔を見せてくれた先生が作ったスパイスのドリンクははじめての味がしました。

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永年雇用は可能でしょうかのネタバレ(漫画)!感想とあらすじも!

2024.06.02

 

『永年雇用は可能でしょうか』はこんな人にオススメ

穏やかな雰囲気のファンタジー漫画を探している人にオススメの作品です。

登場人物それぞれが優しいので心が温かくなる物語になっていますよ。

家政婦と魔法使いが心を通わせていく『永年雇用は可能でしょうか』

無愛想ですが人格者の先生にルシルが尽くしていきます。

ルシルだからこそ先生の元で働けるんだろうなと感じました。

 

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