人質生活から始めるスローライフのネタバレ!第3話の見所は?

今回は「原作 小賀いちご 漫画 森名尚」先生の『人質生活から始めるスローライフ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『人質生活から始めるスローライフ』はこんな漫画(あらすじ)

前世の記憶を持ったまま異世界に転生した小国の第二王女・センテイは、留学という名目で大国アンテの人質になりました。

人質ですが監禁されているわけではないので生活に支障はありません。

ただし娯楽の少なさとイマイチな食事に悩んでいます。

そこでセンテイはアンテ国王からの誕生日プレゼントにキッチンを所望しました。

するとアンテ国王は部屋の隣に豪華なキッチンを作ってくれます。

プレゼントされたキッチンでセンテイが作る料理とは・・・!?

可愛らしい姫様が料理で日々に彩を与えていく『人質生活から始めるスローライフ』

今回はアンテ国王の油断できない鋭さにセンテイが翻弄される第3話からネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

ついにセンテイが料理を作り始めますよ。

 

『人質生活から始めるスローライフ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第3話

アンテ国王がセンテイのために豪華なキッチンを作ってくれました。

ただしセンテイはアンテにキッチンの使用許可を貰っただけです。

それなのに豪華なキッチンが完成したので戸惑っていました。

アンテ
「気に入らないかね?」
センテイ
「ひゃっ!気に入らないなんてとんでもありません!てっきりすでにあるキッチンを使わせていただけるものだと・・・」
アンテ
「それでは姫のためのプレゼントにならんだろう、まぁ急いで作らせたので簡易的な作りではあるが、不足があれば言ってくれたまえ」

簡易的だと言っていますが豪華すぎるキッチンに不足しているものなどありません。

よく見ると前世の生活で言うところのシステムキッチンになっていました。

しかし驚いてしまったセンテイは喜びを素直に表現できません。

アンテはもっとセンテイが喜んでくれると期待していました。

センテイ
「陛下、私には余りあるキッチンです、不満などあるはずがございません、でも・・・本当にここを私が使ってもよろしいのですか?」
アンテ
「もちろんだ、姫に使ってもらわねば意味があるまい、気に入ってもらえて何よりだ」

センテイの喜ぶ顔を見てようやくアンテも笑顔を浮かべてくれます。

許可を貰ったセンテイはキッチンを近くで見せてもらうことにしました。

備え付けの立派なオーブンは大きな食材も焼けそうです。

センテイ
「蛇口をひねれば水も出るしちゃんと水道が通ってるのね、憧れのカウンターキッチン!ダイニングテーブルもあって食事をするのが楽しみだわ、アイランドキッチンではないけど料理をする人間でこれを喜ばないわけがないわ」

嬉しくなったセンテイは興奮してしまいました。

その様子を見ていたアンテとモルーゼが唖然としています。

アンテ
「君、姫が何を言ってるかわかるかね?」
モルーゼ
「いいえ・・・聞いたことのない単語ばかりですが・・・」

舞い上がってしまったセンテイはこの世界に無い言葉を使ってしまっていました。

アンテ国王とモルーゼ侍女長を驚かせたことで焦ってきます。

ここからアンテの鋭い追及が始まりました。

アンテ
「説明してもらえるかね?」
モルーゼ
「じゃぐちとは・・・?」
アンテ
「すいどうとは・・・?」
センテイ
「ぞっ・・・存じ上げなくて当然ですわ!なぜなら!今私が思いついた言葉ですもの!」

存在しない言葉を思いついたものだと説明します。

蛇口は口からジャーッと水が出るから、水道は水がドーッと出るイメージだと伝えました。

アンテ
「なるほど!それはおもしろいな、ではあいらんどきっちんというのも?」
センテイ
「はい!それももちろん私の作った言葉です!愛がらんらん!愛に溢れた素敵なキッチンにしたいという意味ですわ!」

子供の考えそうなことですがセンテイは9歳なのでアンテとモルーゼは納得してくれます。

センテイがホッとしているとアンテが意外なことを言い出しました。

アンテ
「それはそうと楽しみにしておるぞ、姫、あれほど欲しがったきっちんで何を作るのか実に興味深い」
センテイ
「えっと・・・どういう意味でしょう?」
アンテ
「そのままの意味だが」
センテイ
「まるで食べてみたいという意味に聞こえますよ」

国王陛下が自分の作る料理を食べるなど考えられません。

センテイはアンテが冗談を言っていると思います。

アンテ
「あぁ、合っている」
センテイ
「つまり陛下が・・・私の料理を!?いっいえ!私の料理なんて陛下のお口に合いませんから!」
アンテ
「断るということかね」
センテイ
「断るなんてそんな・・・畏れ多いと言ってるんです!」

とりあえず国王陛下のために料理を作ることは保留できました。

ここからいよいよセンテイの異世界キッチン生活が幕を開けるのです。

 

 

アンテの鋭い指摘に戸惑うセンテイが可愛らしかったです。

言い訳は少し強引でしたが子供の姿だったことに救われましたね。

イマイチな食事を改善するためキッチンを手に入れた姫様の奮闘を描いた『人質生活から始めるスローライフ』

いよいよ本格的に料理を作り始めます。

退屈な人質生活がどんどん明るくなっていきますよ。

第4話

キッチンをプレゼントされたセンテイは最高の気分を味わっていました。

センテイ
「ふんふーん♪ほんとに素敵なキッチンだわー、陛下には足を向けて寝れないわー、かなり油断のならない人だけど」

油断しているとアンテ国王に異世界転生を見抜かれるかもしれません。

アンテの前では気を引き締めて対応することにします。

センテイ
「さて!さっそく作りますか!と、その前にきっとこの辺りに・・・あった!」

優秀な国王はエプロンや食材を事前に準備してくれていました。

アンテの優秀さに感謝しながら食材をチェックします。

センテイ
「えーっと・・・野菜に果物、お米にこれは小麦粉かしら、ハーブとお塩に・・・お肉とお魚はちゃんと保冷もしてくれているわ」

豊富な種類の食材が用意されていました。

しかし想像していた通り圧倒的に調味料が足りません。

この世界には醤油やマヨネーズ、ケチャップやソースが存在しないのです。

センテイ
「ないものはどうしようもないし腕の見せどころね」

元日本人としてまず最初に食べるものは炊きたてのお米にしました。

そしてご飯に合うおかずを考えます。

焼肉や丼物、揚げ物に焼き魚など考えるとキリがありません。

センテイ
「せっかくの誕生日だしあれもこれも食べたいわー・・・とはいえ9歳の私ではそんなに食べられないか」

たくさんの種類や量を食べられないので最初に相応しい食事を選ぶことにします。

眼を見開いたセンテイが食材を手に取りました。

センテイ
「決めた!鶏の唐揚げよ!ご飯とスープにサラダをつけて唐揚げ定食にしよう」

まずは白米を炊くことにします。

小さな体のため苦労しながら水と米を入れた鍋をコンロまで運びました。

次に取り掛かるのは鶏肉の調理です。

センテイ
「一人前だからこれくらいかな?・・・食べきれるかしら、塩なら醤油の代わりになるかな?」

味付けはサッパリ目にしました。

スープには玉ねぎを使うことにします。

涙を流しながら玉ねぎを切り終えました。

センテイ
「よし!えーっと火のつけ方は・・・と、へーこうなってるんだ、圧気発火器ってヤツかな・・・?これで着火するのね・・・」

コンロはキャンプなどで重宝する空気をピストンで圧縮して可燃物を着火させるシステムになっています。

薪と木くずをセッティングしてから着火させていくのですがなかなか上手くいきません。

30分後、苦労しましたがようやく火がつきました。

センテイ
「油も温めつつ・・・唐揚げの下味をつけなきゃね、っていっても塩しかないんだけど」

片栗粉やごま油、ミリンやニンニクなどが欲しくなってきます。

食材をもっと増やしてもらいたいのですが、これ以上を望むのは罰当たりな気がしてきました。

センテイ
「気を取り直してやっていくわよ!鶏肉に塩をふって小麦粉をまぶして・・・いざ投入・・・!」

鶏肉が揚がるいい音といい香りが漂ってきます。

揚げ物の幸福感をこの世界で味わえるとは思っていませんでした。

蒸らしたお米もいい感じに出来上がっています。

こうして唐揚げ定食が完成しました。

味噌汁がないのは寂しいけど仕方ありません。

期待に胸を膨らませながら実食します。

センテイ
「お米が立ってて見た目はいいけど・・・炊飯器じゃないから不安だわ・・・美味しーい♡これが炊きたてのお米の味・・・」

これで運ばれてくるパサパサのご飯を食べることはなくなりました。

続いて唐揚げを食べてみます。

中までしっかり火も通っていて、肉は塩により引き締まっていました。

ですが醤油の香ばしさには勝てていません。

センテイ
「大豆の調味料を普段何気なく使ってたけどこんなにも偉大な存在だったなんて・・・ふぅ、久しぶりに美味しい食事だったわ、ごちそうさまでした」

これからは毎日3食を作ると決めたセンテイだったのです。

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『人質生活から始めるスローライフ』のネタバレ(漫画)!

2024.03.11

 

『人質生活から始めるスローライフ』はこんな人にオススメ

ファンタジーとグルメが好きな人にオススメしたい作品です。

人質の身でありながら毎日を楽しく過ごそうとするセンテイの姿から元気を貰えるストーリーになっていますよ。

キュートでポジティブなヒロインの日常を描いた『人質生活から始めるスローライフ』

姫様が一生懸命料理するハートウォーミングな物語です。

異世界キッチン生活を感情移入しながらお楽しみください。

 

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