Dr.アシュラのネタバレ！救命女医を描く漫画の魅力は？

今回は「こしのりょう」先生の『Dr.アシュラ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『Dr.アシュラ』はこんな漫画(あらすじ)

救命救急の最前線で働く杏野朱羅(あんのしゅら)は、生命の危機に瀕している患者を求めている凄腕の女医です。

どんな患者でも救おうとする朱羅なのですが、大胆な手法と上司の命令に従わないため厄介者扱いされていました。

しかし妥協を許さない彼女は医師たちと衝突しながらも多くの命を救っていくのです。

孤高の女医を描きながら医療現場の真実に迫っていく『Dr.アシュラ』！

今回は本格派医療漫画についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

救命女医の姿から生命の重みを感じ取ってみてください。

『Dr.アシュラ』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

当直をしている杏野朱羅がソファーで仮眠をとっています。

すると何も音がしていないのに朱羅が急に目を覚ましました。

「来る」

その声に近くで休んでいた研修医が驚いてしまいます。

「え？何がですか？」

「サイレン」

しかしサイレンの音など鳴っていません。

「何も聞こえませんけど」

次の瞬間、宿直室の電話が鳴りました。

電話の内容は酔っぱらってグラスを割り手首を切った男性の受け入れをお願いするものなのですが、興味が無さそうな朱羅は研修医に対応を任せてしまいます。

ですが初めて当直を経験することになった研修医は荷が重いと答えました。

「縫合ぐらい一人で出来ないでどうすんの」

自分勝手に見えるのですが、これがいつもの朱羅なのです。

「救急科には阿修羅が棲む、他の研修先でみんな噂していた杏野朱羅先生の事」

他の科で研修医が聞いた修羅の噂は決して良いものではありません。

まず修羅は救命救急にいながら気に入った患者しか診察しないため厄介者扱いされています。

さらにスタッフもモノ扱いするため良く思われていませんでした。

そのため実家の皮膚科を継ごうと決めている研修医は、早く救急での研修が終わって欲しいと思っています。

研修医がため息をつきながら宿直室に戻ると、再び救急搬送を依頼する電話がかかってきました。

患者は65歳男性で現在は呼吸停止の状態です。

しかしこの病院は二次救急医療施設のため重症患者を受け入れることはできません。

そのため研修医がホッとするのですが、朱羅は患者を受け入れてしまいました。

「まってたわ、私の患者、ボウズ、来たわよ、大物」

「え！？何で受け入れるんですか、CPAの患者は受け入れないってこのマニュアルには」

マニュアルにもCPA(心肺停止)の患者は受け入れないと書かれています。

「あれーそんなのあったっけ」

「え、えー、ちょっと杏野先生」

研修医を無視して患者を受け入れた朱羅はすぐに診断を開始しました。

朱羅の診断は恐ろしいほど速いスピードで行われ、正確に患者の状態を把握していきます。

患者はくも膜下出血で危険な状態なのですが、脳外科は対応できないということでした。

「あっそ、まってらんないからここで穿頭あけるわよ」

朱羅は研修医にサポートを求めます。

「ボ・・・ボク介助した事ありません、つーかここでやっていいんですか！？」

研修医は止めるのですが朱羅は患者の頭に穴を開け始めました。

するとここで急に手術室に大勢のヤクザが現れます。

ヤクザの用件は被弾した組長の手当てをしてほしいということでした。

「ヤミ医者いないの？ああ関西・・・じゃしょうがないわね、ボウズ隣のベッドで止血して、輸血も」

「え・・・ボクが！！」

言う通りにする研修医なのですが、経験不足のため上手く治療することができません。

その様子を見ていたヤクザたちが殺気立っていきます。

研修医に組長の治療を任せることができなくなった朱羅。

果たして彼女はこの緊急事態をどのように乗り切るのでしょうか！？

傍若無人とも思える杏野朱羅はインパクト抜群のキャラクターですね。

患者が搬送されてくることを察知する特殊能力にも驚きました。

切迫する救急救命の現場をリアルに表現していく『Dr.アシュラ』！

ここから朱羅が阿修羅と呼ばれる理由が明らかになっていきます。

天才的な彼女の凄腕に見惚れながら続きをご覧ください。

後編

経験不足の研修医はヤクザの迫力に押されてしまい傷口の縫合をすることができません。

その間も銃で撃たれた組長の傷口から血が流れ出ています。

「ちょっと待ってよ、私がやるから、騒ぎ大きくしたくないでしょ」

ヤクザが騒ぎ出す中、くも膜下出血の患者を治療している朱羅はいたって冷静でした。

「何余裕ぶっこいてんの！？やばいって！すごい出血量だし、あー血圧も下がってきた、これじゃあ・・・」

研修医が懸念した通り出血量が多い組長はVTを起こしてしまいます。

それでも朱羅はくも膜下出血の患者の治療をやめません。

余裕の態度を取っている朱羅に対してヤクザの怒りがピークに達しました。

ヤクザの1人が拳銃を出して組長の治療をするよう朱羅を脅し始めたのです。

しかしそれでも朱羅が態度を変える事はありません。

「あんたバカ？私が死んだらオヤジも死ぬよ、じゃましないでよ、弱い犬ほどよく吠えるんだから」

反対にヤクザを脅し始めます。

その様子を見ていた研修医は震え上がっていました。

「ヤクザ脅してどーすんだ」

恐怖で治療ができなくなった研修医にここで朱羅がようやく指示を与えます。

「ボウズ、カウンターショック！」

指示に従って組長に電気ショックを与えることにしました。

「助けなきゃ、死んだらボクが殺される！」

しかし組長の心臓は動き出してくれません。

研修医は何度もカウンターショックを行うのですが、心臓は動いてくれず手術室に緊張感が走ります。

すると再び業を煮やしたヤクザが朱羅を脅してきました。

この脅しに対して冷静だった朱羅が初めて厳しい表情を浮かべます。

「私の修羅場に土足で入ってくるんじゃないよ、私の患者に手を出すな」

持っていたメスをヤクザの首元に当てて恫喝した朱羅。

ヤクザが引き下がると引き続きくも膜下出血の患者を治療していき、応急処置が完了しました。

そして手袋を交換すると組長の元へ向かいます。

驚く研修医をどかせるとメスで組長の開胸を始めました。

「ええ！まさかここで開胸、心臓マッサージ！？」

胸を開くと直接手で心臓を触りながらマッサージを行います。

「やさしく・・・そっとそっと、動いてちょうだい、よしいい子ね・・・」

朱羅のおかげで組長の心臓が動き出しました。

「心拍再開、バイタル戻りました」

「ボウズ準備して、次は腹部動脈再建！」

こうして朱羅は2人の患者を同時に治療したのです。

「なんて女医なんだ、たった一人で二人の患者同時に！しかもヤクザにも負けない、まさに三面六臂、鬼神・阿修羅」

動脈の再建を進める朱羅の姿は、まさに阿修羅像のようでした。

無事に手術が終わるとヤクザたちが非礼を詫びてきます。

そして困ったことがあったら何でも言ってほしいと伝えてきました。

「あっそ、じゃあさまたどでかい患者連れて来てよ」

重篤な患者を求めている朱羅の好奇心は収まることがありません。

しかし彼女の好奇心と規則を守らない行動が波紋を呼ぶことになるのです。

「ボクはまだ知らなかった、彼女の存在がこの病院を修羅場にしてしまうことを・・・」

朱羅が勤めている帝釈総合病院にはどのような修羅場が待ち受けているのでしょうか！？

予測不能なここから先の展開と、朱羅が次々と患者の命を救う姿は実際に漫画を読んでお確かめください。

『Dr.アシュラ』を読んだ感想

シリアスなストーリーと破天荒な主人公が見所の漫画だと思いました。

マニュアルに従わない強い姿も朱羅の魅力になっていますね。

息を吞む手術シーンと複雑に交錯する人間関係も読み応えがありました。

救急救命の現場を丁寧に描写していく『Dr.アシュラ』！

本格派の医療漫画を読んでみたい人にオススメの作品です。

手術の緊張感と激しく対立する医師たちの争いをじっくりとお楽しみください。

電子書籍を無料で読んでみませんか？

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです！

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT！

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか？

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです！

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか？

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ！

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています！

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上！

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください！

無料トライアルはこちらから↓↓↓