ゆるキャン△のネタバレ(漫画)!アニメ化された名作です!

今回は「あfろ」先生の『ゆるキャン△』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

ゆるキャン△』はこんな漫画(あらすじ)

静岡県から山梨県に引っ越してきた女子高生の各務原なでしこは、自転車に乗って富士山を眺めに行くことにします。

日帰りのつもりで出かけたなでしこだったのですが、居眠りしてしまったことで遭難してしまいました。

そんな彼女のことを1人でキャンプをしていた志摩リンという女子高生が助けてくれます。

リンと出会ったことをきっかけにキャンプの面白さに魅了されていくなでしこ。

さらにリンと同じ学校だと分かり、どんどんとキャンプの魅力にとりつかれていくのでした。

読むとキャンプに出かけたくなる『ゆるキャン△』

今回はアニメ化された傑作漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

新感覚のキャンプ漫画の世界観をじっくりと満喫してください。

ゆるキャン△』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

シーズンオフの富士山に志摩リンが1人でやって来ました。

リン
「今日は雲がかかって見えないか」

残念ながら雲がかかっていて富士山は見えないようです。

それでもキャンプ場に向かったリンは、途中にあるロッジで寝ている女の子を見かけました。

リン
「あれは確実にカゼ引くな」

風邪を引く心配をしながらキャンプ場に到着したリンは受付を済ませるとテントを作り始めます。

この時期はシーズンオフなので周囲には誰もいません。

リン
「貸し切り状態・・・シーズンオフ最高、この辺にしよう」

慣れた手つきであっという間にテントを完成させます。

この日のリンは使い捨てカイロを持ってきていたため、読書をしながら体を温めることにしました。

リン
「思ったより効かん・・・でも焚き火はなぁ・・・火起こしめんどくさいし、煙臭くなるし、乾燥するし、火の粉飛んで服に穴空くし・・・」

寒いため焚き火をするかどうか悩んでいるようです。

焚き火は少し面倒なため考え込むのですが寒さには勝てません。

そのため焚き火をすることにしました。

リン
「まず薪を集める前に・・・あった」

リンがまず探したのは松ぼっくりです。

松ぼっくりはマッチ1本あれば火が点くので、優秀な着火剤としてキャンパーたちに愛用されていました。

その中でもかさが開いた乾燥しているものを集めていきます。

リン
「よし、とりすぎたけど、まあよし」

続いて乾燥した薪を集めていくリン。

薪は湿っていると火が点きにくく、時には爆ぜたりする危険があるため注意しなければなりません。

一般的に薪を購入すると300~600円するのですが、このキャンプ場では利用料を支払えば無料で使い放題となっています。

リン
「きさまら全員まとめて刀の錆にしてやるぜ・・・ふんっ」

決め台詞を言ったリンが丁度良い大きさに薪を切り終えました。

ここでトイレへ向かうと、先ほどの女の子がまだロッジで寝ています。

リン
「ちょっと移動してる」

呆れながらテントへ戻ると焚き火を始めました。

まず火種となる松ぼっくりに火を点け、その上に細い薪をのせていきます。

火を起こすためには仰いで風を送らなければならないのですが強く仰いではいけません。

1人キャンプに慣れているリンはあっという間に焚き火を起こしました。

リン
「煙臭くなると分かってても、たとえ顔が乾燥すると分かってても、この暖かさには勝てない・・・」

焚き火の暖かさにほっこりとするリンは、読書をしながらスープを飲むことにします。

リン
「あいつ、あんなとこでよく寝れるよな、私なら寒くて死ねる」

ロッジで寝ている女の子に呆れながらランタンを灯しました。

1人の時間を満喫しているリンが再びトイレへ向かうと、寝ていた女の子の姿が見当たりません。

リン
「いない、さすがに帰ったのか」

次の瞬間、寝ていた女の子が目に前に現れました。

驚いたリンは慌てて逃げ出してしまいます。

いったいこの女の子はどのような目的でキャンプ場にやって来たのでしょうか!?

慣れた手つきでテントや焚き火を完成させるリンが可愛らしいですね。

彼女の姿を見ているとキャンプに出かけたくなる気分になりました。

独特な視点でキャンプの魅力を伝えてくれる『ゆるキャン△』

ここからいよいよ各務原なでしこが登場して盛り上がりを見せていきます。

引き続きキャンプの面白さに魅了されてみてください。

後編

驚いて逃げ出したリンのことを女の子が追いかけてきました。

なでしこ
「まっでよォー」

追いつかれたリンは仕方なく事情を聞くことにします。

リン
「はぁ、今日山梨に引っ越して来て自転車で富士山見に来たんだけど、疲れて横になったら寝過ごしたと、あっちは坂道だし下まですぐだと思うけど」
なでしこ
「むりむりむり、ちょうこわい!」

各務原なでしこという女の子は遭難しているようでした。

リン
「家に連絡して迎えに来て貰うのは?」
なでしこ
「あ、そっか、スマホ、スマホ、最近買ったスマホ」

スマホを取り出そうとするのですが、ポケットの中にはトランプしか入っていません。

どうやらスマホを家に忘れてきたようです。

ここでなでしこのお腹が大きな音を鳴らしました。

リン
「ラーメン食べる?」
なでしこ
「えっ!?くれるの!?」
リン
「1500円」

冗談で言ったのですがなでしこは真に受けてしまいます。

なでしこ
「じゅっ、じゅうごかいばらいでおねがいしまふぅ・・・」
リン
「ウソだよ」

こうして2人はラーメンを食べることにしました。

まずお湯を沸かすためガスバーナーに火をつけていきます。

なでしこ
「あっちで沸かさないの?」

キャンプ初心者のなでしこは焚き火でお湯を沸かさないことが理解できません。

リン
「焚き火で沸かすと鍋が煤でまっ黒になるから」

焚き火に鍋を直接当てると煤で汚れてしまうのです。

なでしこ
「へぇーそうなんだー、プロみたいだねー!」

お湯を沸かしている間、リンは自分の携帯電話を貸してあげることにしました。

リン
「私の電話貸すから家の番号言って」
なでしこ
「引っ越したばかりで分かりません!」
リン
「だったら自分のスマホの番号は?」
なでしこ
「きおくにございません!」

結局なでしこの家に連絡を取ることはできません。

そうこうしている間にお湯が沸きました。

お湯をカップラーメンに注ぎながら、2人はそれぞれの想いを巡らせていきます。

リン
「そういえばソロ以外でキャンプしたことないな私、誰かとキャンプするってこんな感じなのかな」

リンはこれまで他人とキャンプをしたことがありません。

そのため新鮮な感覚を味わっているようです。

一方のなでしこはリンの年齢が気になっていました。

なでしこ
「この子、家族も見当たらないし一人でキャンプしてるのかなぁ?あたしよりちっこいのに・・・あたしより年下だよなぁ・・・小学生くらいかなぁ・・・」

身長が低いリンのことを小学生だと勘違いしています。

そんなことを考えているうちにラーメンが出来上がりました。

リン
「どうぞ」
なでしこ
「ありがとーっ、いただきますっ!」

なでしこは出来上がったカレーラーメンを美味しそうに食べ始めます。

リン
「ねぇ、あなたどこから来たの?」
なでしこ
「あたし?ずーっと下の方、南部町ってとこ」

南部町はかなり遠いため驚くリンに対して、なでしこがここにやって来た目的を語り始めました。

なでしこは姉から本栖湖の富士山は千円札の肖像画になっていると聞いて、その美しさを眺めにやって来たのです。

しかしこの日は曇りだったため富士山を見ることができませんでした。

その事にショックをうけているとリンが空を指差します。

リン
「見えないってあれが?」
なでしこ
「あれ?みえた・・・ふじさん・・・あ、お姉ちゃんの電話番号知ってたよ、あたし」

美しい富士山を見たことが理由かは分かりませんが、なでしこは急に姉の電話番号を思い出しました。

こうして姉が迎えに来てくれたことでなでしこは家に戻ることができたのです。

リン
「ラーメンがキウイに化けた・・・ヘンな奴だったな・・・」

なでしこの姉からお礼にキウイを貰ったリン。

テントに戻ってキャンプを楽しもうとするとなでしこに呼び止められます。

なでしこ
「ちょっとまってー、はいこれあたしの番号!お姉ちゃんに聞いたんだー、カレーめんありがとっ!今度はちゃんとキャンプやろーねっ!じゃーねーっ!」

電話番号を渡すとなでしこは姉の車で帰って行きました。

リン
「やっぱヘンな奴、まぁ登録だけしといてやるか」

変な奴だと思われたなでしこは、新しい高校で野外活動サークルに入部することにします。

さらにリンと同じ高校だと分かりますますキャンプの魅力にのめり込んでいくことになるのでした。

キャンプの専門知識と様々な登場人物が物語を彩っていくここから先の展開は、実際に漫画を読んで楽しむことをオススメします。

ゆるキャン△を読んだ感想

登場人物の可愛らしさがこの漫画の魅力だと思いました。

1人キャンプを楽しむリンや天真爛漫で可愛いなでしこなど、彼女たちのキャラを見ているだけで心が癒されますね。

また野外活動サークルのメンバーもチャーミングなので注目してみてください。

アニメ化もされ話題沸騰中の『ゆるキャン△』

ほのぼのとした気分にさせてくれるハートウォーミングなストーリーです。

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