『僕等がいた』のネタバレ(漫画)!映画版のキャストは?

今回は「小畑友紀」先生の『僕等がいた』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『僕等がいた』はこんな漫画(あらすじ)

高校1年生になったばかりの高橋七美は新生活に大きな期待を抱いていました。

新たな環境で友達をたくさん作ったり、素敵な恋をしてみたいなど希望は数え始めるときりがありません。

そんな七美と同じクラスには3分の2以上の女子が恋に落ちると噂のイケメンが存在しています。

イケメンの名前は矢野元晴といい噂通りモテモテなのですが、七美は彼のことが好きになれません。

紆余曲折を繰り返しながら距離を縮めていく2人の恋の行方とは・・・!?

恋に悩む女子高生と胸に傷を抱える男子高生の純愛を描いていく『僕達がいた』

今回は青春ラブストーリーの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

映画化された珠玉の物語を感動しながらお楽しみください。

 

『僕等がいた』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

高校に入学して2日目の朝、学校に行く準備をしている高橋七美はある野望を抱いていました。

その野望とは友達をたくさん作るというものだったのです。

七美は学校へ到着するとまず隣の席の女子に声をかけることにしました。

七美
「あ、あたし高橋七美っていうんだけど・・・あ、えと、よろ、よろしく」
有里
「山本有里、よろしく」

周囲は楽しそうに話しているのですが、七美と有里の会話はこれ以上続きません。

七美
「あ、あのう、どこの中学?」
有里
「旭中」

結局これで2人の会話は終了してしまいました。

その後、家庭科実習室へ向かうことになった七美は別の女子に声をかけることにします。

すると女子たちは元晴というイケメンについて話し始めました。

七美
「同じクラスにそんな人いたんだ、自己紹介も緊張してたから覚えてないなぁ」

七美は元晴という男子に心当たりがないため上手く会話に入れません。

女子たちの話を聞いていると、どうやら元晴という男子は3年間一緒だと3分の2の女子が彼を好きになるほどモテるそうです。

最後まで女子の会話に入れなかった七美は、元晴という男子が旭中出身だと聞いたため有里に彼のことを聞くことにしました。

七美
「ねえねえ山本さん、山本さんて矢野くんていう人と同じ中学だよね」
有里
「同じクラス」

共通の話題ができたと思った七美は詳しく話を聞こうとします。

七美
「えっそうなの?なんかクラスの2/3の女子が好きだったってー、山本さんはどーだった?」
有里
「はあ?矢野?あたしあいつ大っキライ!」

せっかく話が広がると思ったのですが再び会話が終了してしまいました。

友達を作ることの難しさを実感していると別の女子が七美に声をかけてきます。

どうやらこの女子は矢野元晴と同じ委員になりたいのですが、立候補する勇気がないようでした。

七美
「じゃああたしが推薦してあげる」

七美が推薦してくれることで女子は大喜びしています。

しかし軽はずみな気持ちで推薦すると言った七美は重大な問題に気がつきました。

七美
「アレ?このコの名前なんてったっけ?確か・・・水原?・・・水口?なんだっけ?」

名前が分からないのですが推薦すると言った手前、今さら本人に聞くことはできません。

そのため下駄箱にいた男子に名前を聞くことにします。

七美
「・・・あのコなんて名前だっけ?・・・水原さんだっけ、水口さんだっけ・・・」
元晴
「水原」
七美
「あ、ありがとう」
元晴
「どういたしまして」

七美はこの時、男子の名前は聞いていないのですが、自然と彼が矢野元晴だということに気がついていました。

こうしてお互いの存在を認識した七美と元晴。

しかし七美は元晴の嫌な部分をまだ知らなかったのです。

 

 

キュートなヒロインが印象的な物語になっていますね。

彼女とは対照的に元晴と有里の影がある様子もインパクトがありました。

複雑な人間関係と恋模様を表現した『僕達がいた』

ここからいよいよ七美と元晴がお互いの個性を把握していくことになります。

個性が強い元晴に対して七美が抱く感情に注目しながら続きをご覧ください。

後編

七美が元晴のことを認識すると、クラスでは委員を決めるホームルームが開かれることになりました。

その中で成績優秀な元晴は担任の先生から議長を任されます。

しかし誰も立候補したり推薦したりする人が現れません。

元晴
「じゃ、オレ立候補します、副議長!」

面倒くさがりの元晴が仕事の楽な副議長に立候補しました。

ここで七美が例の女子を推薦することにします。

七美
「あの、あたしは推薦したいんですけど、書記に・・・水原さんを」

勇気を出して推薦したのですがクラス中がシーンとしてしまいました。

実は水原ではなく女子の名前は水口だったのです。

元晴に嘘をつかれた七美はこの騒動で委員長にさせられてしまいました。

ホームルームが終わると納得のいかない七美が元晴に詰め寄ります。

七美
「失礼だよね、ウソついたでしょ」
元晴
「んー・・・名前忘れるほうとどっちが失礼?」
七美
「そ・・・そうですネ・・・おっしゃるとおりで」

自分も悪いとは思いながら少しずつ元晴が嫌な奴だと感じ始めました。

そんな七美のことを気にすることなく、元晴は男子と女子を仕事別に振り分けていきます。

元晴
「男子オレ、坂口、女子は水口・・・あれおまえは?なんつったっけ?名前」
七美
「ちょっとなんかさぁカンジ悪いんじゃない?」

態度の良くない元晴に我慢ができません。

元晴
「ジョークだよ、ジョーク」
七美
「はあ?てゆうかさぁ、ちょっと女にモテると思っていい気になってない?」
元晴
「えっ、オレ女にモテんの?」
七美
「そーじゃなくて・・・むかつくって言ってんの!」

ですがむかつくと言っても元晴は何も感じていないようです。

この出来事によって七美は元晴のことを嫌いだと思うようになりました。

しかし相変わらずクラスの女子たちは元晴の話で夢中になっています。

七美はその中で自分がクラスの3分の1であることを実感していました。

ただ元晴に興味がないのは七美だけではありません。

有里
「知らないよ、あんなやつ興味ないもん」

クラスの女子から元晴のことを聞かれた有里も七美と同じく3分の1だったのです。

七美
「仲間!」
有里
「はあ?バカ?余計なせんさくばっか・・・」

こうして友達も作れず嫌いな男子に出会ったこともあり、七美は高校生活が楽しくないと感じ始めました。

さらに高校の勉強が予想以上に難しく七美を苦しめていきます。

そんな中、遠足を目前にしたテストで文系の七美は数学で0点を取ってしまいました。

0点はさすがにまずいと思っていると、元晴が遠足の買い物係を決めたいと言ってきます。

七美
「あーハイ、買い物」
元晴
「めんどくさいから女子で行ってくんない?」
七美
「え・・・?ズルいよ、そんなの」

ここで元晴の視線が七美の手元へ向かいました。

元晴
「見えてる」

教科書の間に挟んだ0点のテストを見られてしまいます。

七美
「こ、これはあたしちょっと調子悪かったのよねぇ、いつもはこんな悪くないんだけど、前の晩全然勉強しなかったし」

言い訳を始めるのですが元晴は話を聞いていません。

元晴
「でさ、女子で行ってほしいんだけど」
七美
「だめだよ、なんでめんどくさいことばっかあたしらに押しつけんのさ」

すると急に元晴が笑顔を浮かべました。

そのまま嫌な予感がしている七美のテストを奪い取ってしまいます。

元晴
「おい、すげえ、高橋の数学・・・」
七美
「あー!行きます!行きます!」
元晴
「サンキュ」

元晴の笑顔で七美の胸がキュンとしてしまいました。

しかし七美はこの気持ちを恋だとは認めたくありません。

色々なことが起き過ぎたため、七美は空を見て落ち着きたい気分になりました。

すると屋上に元晴の姿があります。

元晴は落ちこむ七美に対して、誰にでも得意不得意があるからテストの結果は気にするなと言ってくれました。

嫌な面と優しい面を見てしまった七美は元晴のことをさらに知りたくなっていきます。

七美
「何か悩みとかあったら聞くよっ!?てゆうかなんでも、あたしもさっき聞いてもらったし」
元晴
「悩みなんかないっちゅーの、あ、悩みってさ生きてる人間の特権だよね」

笑顔で屋上から去っていく元晴のことを好きになりながら、七美は彼の言葉の意味を理解することができませんでした。

しかしすぐにその理由が分かることになるのです。

元晴の言葉と笑顔に隠された悲しい理由とはどういったものなのでしょうか!?

 

『僕等がいた』映画版のキャストは?

大ヒットコミックの『僕達がいた』は2012年3月17日に前篇、4月21日に後篇がそれぞれ全国東宝系で公開されました。

気になる映画版のキャストは高橋七美役を吉高由里子さん、矢野元晴役を生田斗真さんが演じています。

その他にも高岡蒼佑さん、本仮屋ユイカさん、小松彩夏さんなど豪華な俳優陣がキャスティングされました。

漫画を読み終わった後は映画も視聴することで、物語をより楽しんでみましょう。

もしもこの漫画を含めた電子書籍や動画を無料で視聴したい人はこちらの方法がおすすめとなっています↓↓↓

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

 

無料トライアルはこちらから↓↓↓