龍とカメレオンのネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「石山諒」先生の『龍とカメレオン』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『龍とカメレオン』はこんな漫画(あらすじ)

花神臥龍(はながみがりょう)は映画化もされた人気漫画を連載中の天才漫画家です。

食事や睡眠よりも漫画を描くことが楽しい臥龍だったのですが、事故をきっかけに新人漫画家の深山忍(みやましのぶ)と身体が入れ替わってしまいました。

他人の絵柄を完コピできるのでカメレオンを呼ばれている深山は、個性がないため漫画家として認められていません。

そこで深山は身体の入れ替わりをチャンスに花神臥龍という人気漫画家の地位を奪い取ることにします。

しかし漫画中毒の臥龍が最強の新人漫画家として立ちふさがってきました。

灼熱の漫画家バトルを描いていく『龍とカメレオン』

今回は話題沸騰中のビジネス漫画についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

龍と龍に化けたカメレオンの壮絶な争いを目に焼き付けてください。

 

『龍とカメレオン』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

3度の飯より漫画を描くことが好きな花神臥龍は人気漫画家です。

花神臥龍
「下積み5年、一度の短期打ち切りを経て二度目の連載で流れを掴みアニメ化、映画化、連載8年目、作品もエンディングに向かうその最中、俺は身体が入れ替わってしまった、新人漫画家と」

病院で目を覚ました臥龍が鏡に映る自分の姿を見て愕然としました。

入れ替わりが起こったのは数日前のことです。

いつものように臥龍が締め切りに追われながら漫画を描いていました。

氷川倫太郎
「先生、締切まであと1時間切りました」

編集の氷川から締め切りまであと1時間だと伝えられます。

アシスタントたちは慌てているのですが臥龍は少しも動じていません。

花神臥龍
「随分と向かい風だなァおい、そいつは俺をさらに高みへ押し上げる!」

もの凄い勢いで原稿を完成させていきます。

高みへ押し上げられた臥龍がようやく原稿を完成させました。

氷川倫太郎
「では確かに原稿いただいていきます」

原稿は完成しましたがアシスタントたちはぐったりしています。

それはいつも締め切りが近づくと徹夜の作業になってしまうためでした。

花神臥龍
「いやー諸君ご苦労!毎度すまない、最終日は寝ずの夜を強いてしまって」

3日寝ていない臥龍なのですがここで疲れ果てたアシスタントたちを描いていきます。

疲れ果てた人間のリアルなポーズは作品に役立つかもしれません。

食事も睡眠も取っていないのですが、それを忘れるほど臥龍は漫画を描くことが大好きなのです。

深山忍
「ヒッヒッヒ、絵に描いた様なモブ台詞、言うてて恥ずかしくないんですかぁ?ホンマしょーもない」

アシスタントたちが臥龍の漫画好きなところを褒めていると急に笑われました。

モブだとバカにしてきたのは新人漫画家の深山忍です。

花神臥龍
「おおっ、君は一日ヘルプで来てくれた深山君!素晴らしい仕事ぶりだった!特に群衆シーン!俺の絵柄完コピで見分けが付かなかったぞ!」

深山は絵柄の癖やデフォルメを完コピできるのでカメレオンと呼ばれていました。

その才能を臥龍は高く評価するのですが、他のアシスタントからは性格が悪いので嫌われています。

また作品も担当の編集からたらい回しにされていました。

深山忍
「そうですよ、僕は人マネしかできん、しょーもない担当にも言われました、個性無い作家に価値はないんやて、でも僕はぁぁ死んでもモブじゃ終わらんぞ!」
花神臥龍
「木ノ谷君救急箱持って来てくれ、物作りは精神を削る作業、気を病むのも分かる、だが個性の無い人間などいないのだ!いつか君だけの作品を創り出すその手を傷付けちゃいけねぇよ」

自分の手を傷付ける深山から道具を取り上げます。

しかし臥龍の言葉も性格がひん曲がっている深山には届きません。

深山忍
「頑張っていればいつかですか?しょーもない、あんたら天才はいつもそうやって努力家のフリしよる、そんで成功できへん奴を努力が足りんて見下すんや、自分は誰よりも頑張りましたぁ言うてな・・・」

怪我の手当てもせずブツブツ文句を言いながら深山が帰って行きます。

しかし階段の手すりを傷付けた手で握ったため痛みで手を離してしまいました。

その際にバランスを崩した深山が階段から転落していきます。

花神臥龍
「危な・・・」

助けようとした臥龍も深山と共に転落してしまいました。

この転落事故をきっかけに臥龍と深山は入れ替わったのです。

入れ替わったことをきっかけに2人の漫画家はどのような人生を歩んでいくのでしょうか!?

 

 

臥龍も深山も個性的なキャラクターなのですぐに物語の世界観に引き込まれました。

漫画に対する考え方が異なる2人が入れ替わったことも上手な演出だと思いますね。

熱血的な漫画家と歪んだ性格の漫画家が対峙していく『龍とカメレオン』

読み始めると続きが気になってしまう抜群の面白さを誇っている話題作です。

新人漫画家に入れ替わった臥龍が、漫画への情熱をエネルギーにしながら成り上がる様子に熱中してください。

後編

人気漫画家の花神臥龍が自宅の階段で転落した事故はニュースでも取り上げられました。

臥龍の代表作で連載中の“ドラゴン・ライド”はアニメ化された人気作で、累計発行部数は1億5千万部を超えています。

ですが事故で臥龍が入院しているので通称ドラランは休載となっていました。

花神臥龍
「休載!?俺の作品が!?田中君!どうなってる、俺は怪我を!?何てコトだ!誌面に穴を」

病院のベッドで眠っていた臥龍がニュースの音声を聞いて目を覚まします。

しかしアシスタントから深山と呼ばれました。

どうして自分が深山と呼ばれたのか分からなかったのですが、鏡に映った自分の姿を見て理由が分かります。

花神臥龍
「何だコレはぁ!?身体が深山君に!?一体何が起きて・・・自宅での事故・・・そうか深山君と階段で・・・」

すぐに事情を理解した臥龍は、入れ替わった深山がいる屋上へ向かいました。

屋上で外の空気を吸っていた深山も入れ替わった事情を理解しています。

深山忍
「目ェ覚めたんですねぇ、臥龍先生」
花神臥龍
「フ・・・やはりか、俺が君の身体の中にいるという事は必然、君は俺の身体の中にいる、そう推測できた、しかし漫画の様な展開だな、どうにか二人で元に戻る方法を探さねば・・・」
深山忍
「戻る?なぁんでやねん、ようやくモブやない、大人気作家になるいう夢が叶ったのに」

深山には元通りに戻るつもりはありません。

その考えを臥龍は理解できませんでした。

花神臥龍
「夢?このヘンテコな状況がお前の望みだってのか?深山忍の作品を世に残すことが夢じゃないのか」
深山忍
「ヒヒ、何者でもなかった個性のないカメレオン・・・しょーもないあんな僕に未練は無いよ、僕は人気漫画家花神臥龍として生きていく・・・」

絵は完コピできるので臥龍としての執筆活動に支障はありません。

さらに深山は臥龍の人気に乗っかれば、ストーリーが適当でも問題ないと考えていました。

花神臥龍
「深山ぁ・・・俺はさっきまでよぉ・・・読者悲しませるぐれェならお前に描いてもらってもいいと思ってたんだぜェ」
深山忍
「貴方がネームを切って・・・でしょう?不要ですねェ、ドラランはもう僕の作品や」
花神臥龍
「ただテメェの作品に対する姿勢、それだけはよォォどうしたって許せねェ」
深山忍
「だったらどうしますか?周りの人間に話しますか?誰も信じませんよぉ、こんな事象」

確かに入れ替わったことを周りの人間に信じてもらうことは難しいかもしれません。

しかし臥龍は漫画愛に対して絶対の自信がありました。

花神臥龍
「俺は漫画家よォ、話して信じてもらえねェなら漫画で分からしてやらァ!」
深山忍
「ド底辺からの再スタートですか・・・悲しいかな。オリジナルの描く物は今やコピーのモノマネとして世に判断される」
花神臥龍
「フハハハ、知っているか?龍は向かい風程高く飛ぶ」

臥龍は本当に面白い漫画なら絶対に認めてもらえると信じています。

その予想通り、編集者の多知川は再会したドラゴン・ランドに異変を感じていました。

多知川
「前はもっと胸のココんとこズバッと斬っちゃう言葉だったんじゃないの?」

違和感を覚える多知川に深山と入れ替わった臥龍が訪ねてきます。

深山にハズレ編集だと言われた多知川は相手にしようとしません。

花神臥龍
「そんな過去のコトより味わいたくはないか?ここに在る珠玉の読切ネーム50P・・・!」

自信満々の態度でネームを提出します。

多知川はどうせ駄作だと思いながらネームをチェックすることにしました。

しかし読み始めた瞬間から全身に衝撃が走ります。

さらにページをめくるたび台詞に斬られるような感覚を受け、しかも切れ味がストーリー展開に合わせて魅力を強めていきました。

一般的に編集はネームを一度目は読者の目線で流し読み、二度目は作り手として改善点を探していきます。

ですがこの作品は読んでいるうちに身が持たなくなってきました。

多知川
「深山君、君一体どうしたの?言っちゃあ悪いけどこんなネーム作るなんて前の君からじゃ考えられない」
花神臥龍
「当然だ!身体は深山でも中身は花神臥龍なのだから!」
多知川
「んん?何?」
花神臥龍
「まずはこの読切を誌面連載、票を取り連載ネームを3話分作成、連載を勝ち取り奴と同じ土俵に、振り落とされるなよ多知川担当、俺は新人漫画家からドラランを超えて雲を掴み昇っていくぜ、頂点まで」

ここから龍と龍に化けたカメレオンの超絶怒涛でバッチバチに熱すぎる漫画バトルが幕を開けたのです。

中身が入れ替わった龍とカメレオンはどんな漫画を世の中に送り出すのでしょうか!?

 

『龍とカメレオン』を読んだ感想

新人漫画家になってしまっても漫画への情熱が変わらない臥龍のカッコ良さにしびれました。

一方の深山は人気漫画家の地位を獲得したことで夢が叶ったと勘違いしている気がしますね。

漫画という物作りを通じて主人公たちの信念を表現していく『龍とカメレオン』

臥龍だけでなく深山も優れた才能を発揮していくのでバトルの行方から目が離せなくなりますよ。

漫画を制作するための豆知識も紹介されていますのでとても勉強になる作品に仕上がっています。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓