『龍とカメレオン』のネタバレ(漫画)!第2話の見所は?

今回は「石山諒」先生の『龍とカメレオン』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『龍とカメレオン』はこんな漫画(あらすじ)

人気漫画家の花神臥龍(はながみがりょう)と新人漫画家の深山忍(みやましのぶ)は事故をきっかけにお互いの身体が入れ替わってしまいます。

すぐに臥龍は元通りになる方法を探そうとするのですが、深山には元に戻る気がありません。

その理由は臥龍の人気漫画家という地位を自分のものにするためでした。

漫画中毒と呼ばれるほど漫画を愛している臥龍は深山の姑息な考え方が許せません。

入れ替わっても漫画への情熱が変わらない臥龍は、深山の目を覚まさせるため新人漫画家としてデビューすることを決意します。

龍と龍に化けたカメレオンの壮絶な漫画バトルの行方は・・・!?

臥龍が地位や名誉に脇目も降らず漫画道を突き進んでいく『龍とカメレオン』

今回は熱すぎる漫画バトルを表現した人気漫画の第2話についてネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

本格的に幕を開けた臥龍と深山の戦いを読んで胸を熱くさせてください。

 

『龍とカメレオン』の魅力紹介(ネタバレ含む)

第2話前編

階段の転落事故をきっかけに連載8年目の作品を抱える人気漫画家の花神臥龍と、新人漫画家で絵柄のコピーに長けた深山忍の身体が入れ替わってしまいました。

臥龍に成りすますことを決めた深山が事務所で少年誌のページをビリビリと破っています。

深山忍
「この漫画もこの漫画もこの漫画もしょーもない、しょーもない、載せる価値なぁし、ヒッヒッヒッ・・・完成、僕の理想の少年ワンダ、ドララン以外ぜーんぶいらん」

乗っ取った“ドラゴン・ランド”以外の漫画を認めるつもりはありません。

本来の深山は絵柄の完コピが天才的なのでカメレオンと呼ばれていたのですが、今は臥龍と入れ替わっているので偉そうに他の漫画家を否定しました。

傍若無人な態度はアシスタントにも向けられます。

原稿のチェックをお願いしてきたアシスタントを、作業が遅いという理由でクビにしました。

深山忍
「いう事で急やけど編集さん、使えるアシスタントの補充頼むわ」
氷川倫太郎
「どんな無茶でも原稿をいただけるなら聞きましょう」

担当編集の氷川倫太郎は原稿を頂けるのなら傍若無人な態度も気にしません。

一方その頃、臥龍は担当編集の多知川に電話で怒りをぶつけていました。

多知川
「悪いね、せっかく原稿持って来てくれたのに、ちょっと仕事が立て込んでてね、まだ30分ぐらいかかるから先にファミレスにでも入って好きなのを頼んどいてよ」
花神臥龍
「うむ、そう言うだろうと思い悪いが既にたらふく食べさせてもらっている、そうでもしなければ到底この怒り!抑えられんのでな、今週のドラランは読んだか、多知川担当!」

今週もドラゴン・ランドが手を抜いて制作されていることに臥龍は激怒しているのです。

ドラゴン・ランドの最新話は画面構成が手抜きで、台詞も全く精査されていません。

その上で臥龍のシナリオノートをなぞっているだけなので酷い展開になっています。

多知川
「ま、怒りはごもっともなんじゃないの?本物の花神臥龍の君にとっちゃさ」

多知川は深山と入れ替わった臥龍が持ち込んできたネームを高く評価しました。

しかし2人が入れ替わったことをすぐに信じることはできません。

花神臥龍
「だから入れ替わったのだ、深山と俺臥龍の中身が、階段から落ちた事故でな」

ネームを上に回すことを決めた時、多知川は再度入れ替わりについて確認しました。

あくまでもネームを持ち込んだ臥龍は入れ替わりを主張してきます。

最初は自分が担当している漫画家を追い詰めてしまったと考えました。

しかし臥龍が持ち込んだネームには入れ替わりを信じさせるほどの魅力があったのです。

多知川
「一つだけ質問させてくれ、仮にその話が本当だったとして何で君今も漫画描いているんだい?」

多知川の質問で臥龍の動きが止まりました。

そして急にドリンクを飲みながら咳き込んでしまいます。

花神臥龍
「想像したのだ、漫画を描いてない自分を、そしたら気分が・・・」

多知川は花神臥龍が漫画中毒であるという噂を耳にしていました。

噂通りなので入れ替わったことを信じてみることにします。

多知川
「偽物には分からせてやればいい、本物を新生花神臥龍の本誌デビュー作でさ」
花神臥龍
「あのネームを完成させたのだ、気を保てればいいがな」
多知川
「はは、冗談に聞こえないな、じゃあまた後で」

ここで2人は電話を切りました。

多知川の言葉通り、臥龍のネームは読切として連載が決定したのです。

果たしてこのネームで偽物を演じている深山に一泡吹かせることはできるのでしょうか!?

 

 

傍若無人な態度でアシスタントをこき使う姿から、深山が天下を取ったつもりでいることが分かりますね。

深山とは対照的に新人漫画家となっても漫画への情熱を忘れずに作品と向き合う臥龍が魅力的でした。

漫画に対する愛情が異なる2人のバトルを描写した『龍とカメレオン』

ここまでは臥龍のカッコ良さばかりが目立っていますね。

しかし完コピの天才である深山はこんなところで引き下がるような人物ではなかったのです。

第2話後編

多知川との電話を切ると臥龍の近くで新人の女性漫画家がナンパされています。

ナンパをしている男性は女性漫画家の原稿を無理やり読み始めると、登場する女の子がエロいと騒ぎ始めました。

下着姿の女の子がリアルなので女性漫画家に鏡の前で同じポーズをしたのではとからかってきます。

女性漫画家は同じポーズをとるようなことはしていません。

ただただ初めて漫画を持ち込むため一生懸命に描いただけなのです。

それを笑われたので涙がこぼれてきました。

デリカシーのない男性たちは泣いているのに女性漫画家を遊びに行こうと誘ってきます。

臥龍は失礼な態度を見過ごせなくなりました。

花神臥龍
「そんなに暇ぁ持て余してんならよぉ、読んで行かねぇか?俺の漫画も、その辺で遊ぶよりも最高に楽しめるぜ」

ナンパを邪魔された男性たちは臥龍が何者なのか質問してきます。

ここで見た目は深山なのですが実は中身が臥龍であることを言いそうになってしまいました。

しかし寸前で多知川にくぎを刺されたことを思い出します。

多知川
「あと入れ替わりのコトは無闇に人に言わない方がいいんじゃないの?」

言いふらすことで有名漫画家へのイチャモンだと思われてしまうかもしれません。

そのためここは深山忍で通すことにしました。

女性漫画家は読切が連載する予定の深山忍のことを知ってくれています。

しかしナンパ中の男性は自分が先に漫画を読むと言い出しました。

その上で大口を叩いた漫画がもしも面白くなかったらこの場で破り捨てると条件を出します。

男性の脅しに臥龍の言葉が詰まりました。

花神臥龍
「っ・・・く・・・ダメだ、時間が無い、悪いが一人1Pずつ回し読みしてくれないか?ああ分かってる!じっくり読みたいだろう!しかし分かってくれ、編集が迫っているのだ!」

言葉が詰まった理由は読者の自由を奪うことが心苦しいためでした。

自信満々な臥龍に対して男性は本当に破り捨てると強調してきます。

しかし臥龍は自分の漫画が破り捨てられることなどあり得ないと思っていました。

龍となって制作した漫画が面白くないわけがないのです。

漫画中毒の臥龍は自分の作品に絶対の自信を持っていました。

花神臥龍
「ああ、面白いから大丈夫だ」

不機嫌なまま男性が漫画を読みだすと一瞬で童心に引き戻されていきます。

子供の頃に色々な遊びを試す中、子供なら序盤に倒される脇役を嫌がることが多いのかもしれません。

しかし成長して嫌な事から逃げて楽な道ばかり選んでしまううちに、男性は人の迷惑を省みないザコキャラになっていました。

臥龍の漫画からは楽な道を選んだとしても自分を好きでいられることの大切さが伝わってきます。

花神臥龍
「ふむ・・・読み手によって様々な反応を見れるのは生で読んでもらうメリットだな」

漫画の面白さに納得した男性たちは女性漫画家に謝罪すると大人しく帰って行きました。

臥龍の漫画には傲慢な人物もワクワクできる情熱が込められているのです。

そんな臥龍が女性漫画家を助けていた頃、深山は編集の氷川に無理難題を注文していました。

深山忍
「ヒッヒッ、聞き取れてないわけはないと思うけど・・・深山忍の読切は載せるな、さもないと僕は連載を止める」
氷川倫太郎
「・・・止めるとはお休みを取りたいと?」
深山忍
「いいや二度と描かない、少なくとも少年ワンダでは」

臥龍の立場を利用して読切の連載を中止させようとしていたのです。

氷川には新人の読切を中止させようとする意図が理解できません。

それでも深山は同じ雑誌に載りたくないと中止を強引に求めてきます。

氷川倫太郎
「どちらか一つ・・・考えるまでもありませんね」
深山忍
「さぁすがイエスマン」
氷川倫太郎
「では上と掛け合ってドラゴン・ランドは無期限休載と致します」

深山は自分の連載を氷川が最優先に考えると思い込んでいました。

ですが氷川は新人の読切を連載することにしたのです。

ここで勘違いしている深山が激昂しました。

深山忍
「ハァ!?お前自分が何言ってるか分かって・・・」
氷川倫太郎
「理解しています、貴方の作品や雇用に関しては先生の方針を尊重し尽力します、しかし作品を活かすコトが編集の仕事、世に出る前に殺すコトなど編集が行うワケがない!」

深山はせっかく主人公になれたのに臥龍が自分の立場を奪いに来ることを実感していきます。

しかしこのまま奪われるほど深山はヤワな漫画家ではありません。

深山忍
「悪かったなぁ、今のは全部冗談や、ドラランは続けるわ、今日はもう帰ってええよ」

ここからカメレオンとしての本質を見せ始めます。

作業部屋に籠った深山は自分が花神臥龍であると何度も念じながら執筆を続けていきました。

深山忍
「僕は花神臥龍、僕は花神臥龍、僕は花神臥龍、僕は花神臥龍、俺は花神・・・臥龍」

まるで本当に花神臥龍が乗り移ったようです。

後日、ついに臥龍の読切が連載されることになりました。

花神臥龍
「誤字・脱字なし・・・と、さて・・・では敵情視察と行きますか、っ・・・!なっ、やりやがったな、カメレオン!」

臥龍に衝撃を与えたドラランの最新話はどのような物語に仕上がっていたのでしょうか!?

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龍とカメレオンのネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

2023.04.28

 

『龍とカメレオン』はこんな人にオススメ

胸が熱くなれる漫画を読んでみたい人にオススメの作品になっています。

臥龍に引っ張られるかたちで深山が漫画界に衝撃を与える姿は読み応え抜群の完成度ですよ。

入れ替わった漫画家の激しい攻防を表現していく『龍とカメレオン』

手に汗握る大興奮のストーリーと、しびれるセリフが見所になっています。

こんなに熱い物語は読んでおかないと損をしてしまいますよ。

 

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