『モブ子の恋』のネタバレ!田村茜が描く漫画の魅力とは?

今回は「田村茜」先生の『モブ子の恋』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『モブ子の恋』はこんな漫画(あらすじ)

積極的な行動が苦手で自分のことをモブ(脇役)だと思っている田中信子。

大学生の彼女はアルバイト先のスーパーで恋に落ちました。

信子が想いを寄せる相手は同い年の入江という男性です。

入江の何気ない優しさにキュンとする信子は、勇気を出して距離を縮めることにしました。

主役ではない脇役の恋模様を描いていく『モブ子の恋』

今回はキュートな恋愛漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

2018年次にくる漫画大賞選定作品にノミネートされた傑作をじっくりとお楽しみください。

 

『モブ子の恋』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

女子大生になった田中信子はスーパーでアルバイトを始めるため面接を受けています。

信子
「いえ信子です、田中信子・・・」

面接中に店長からモブ子と名前を間違えられてしまいました。

無事に面接をパスした信子がスーパーで働き始めます。

信子
「この春でようやく一年、やっと少しずつ慣れてきました、慣れたといっても・・・バイト前は今でも緊張していますが」

真面目な信子はミスしてはいけないと思うあまり、1年が経っても緊張していました。

彼女は地味で大人しい性格のため目立つことを苦手としています。

信子
「物語で例えるならみんなの中心にいる主人公よりも、すみっこの脇役でいる方が落ち着いてしまう」

そんなことを考えながら事務所に入ると知らない声が聞こえてきました。

実はこの日、スーパーに新しいアルバイトが入ることになっていたのです。

新人の女性に握手され、色々と教えてくださいと言われたことで再び緊張してしまう信子。

たとえ同性であっても信子はボディータッチを苦手としています。

信子
「大丈夫かな、私」

また人にものを教えることは教わることよりも緊張すると思っていました。

信子がエプロンを付けていると、事務所の外から新人の女性が別の店員に挨拶をしている声が聞こえてきます。

入江
「はい、どうも・・・入江です」

新人の女性は入江という男性にも色々と教えてくださいと挨拶をしました。

信子
「入江君、今日一緒なんだ」

入江と一緒だったことを喜んでいると、さらに信子を喜ばせる言葉が聞こえてきます。

入江
「はい、でも今日のレジ田中さんですよね、だったら安心ですよ、田中さんしっかりしてるから」

彼の言葉を聞いた信子は顔が真っ赤になっていました。

信子にとって同い年の入江には忘れられない思い出があります。

ある日、信子がレジを打っているとお客のおばあちゃんから荷物を家まで運んでほしいと言われました。

信子
「どうしたらいいのかな・・・レジ離れていいの!?」

まだアルバイトを始めたばかりの信子はどのような判断をすれば良いか分かりません。

入江
「代わります」

ここで代わりに荷物を運んでくれたのが入江だったのです。

信子
「困っている所を助けてくれた、重たい物を持ってくれた、入江くんには何でもないことだったと思うけれど、私はずっとこの日のことを忘れられないでいる」

信子はこの日を境に入江のことが気になるようになっていました。

しかし自分のことを脇役で構わないと思っている信子は、積極的に話しかけることなどできません。

果たして信子の片想いが成就することはあるのでしょうか!?

 

 

引っ込み思案のヒロインが印象的な物語ですね。

彼女が恋した男性も紳士的で素敵だと思いました。

主人公ではなく脇役のようなヒロインの恋をゆっくりと描いていく『モブ子の恋』

キラキラとした女性ではなくどこにもいそうな女性の恋だからこそ感情移入しやすくなっています。

それではなかなか積極的な行動を起こせない恋模様の続きをご覧ください。

後編

なかなか入江に話しかけられない信子とは対照的に、新人の女性は誰にでも積極的に質問をしていました。

信子
「今日までずっとただ心の中だけで私は、そういえば私、一年経った今も入江君の連絡先すら知らないんだ」

信子にとって連絡先の交換はとてもハードルの高い行動なのです。

するとこの日の帰り道、新人の女性が信子と入江にラインの交換をお願いしてきました。

信子
「連絡先ってこんな簡単に聞いていいものだったのか!」

自分も入江の連絡先を聞いてみようと思うのですが、ネガティブな思考が邪魔をします。

結局そのまま聞くことはできませんでした。

入江
「それじゃあまた」
信子
「はい、また」

ここで信子のお腹が大きな音を鳴らしてしまいます。

恥ずかしさのあまり消えてしまいたいと思う信子に、入江が意外な言葉をかけてきました。

入江
「気にしなくても、俺だって腹空いてますし、だから」

2人はこの流れで食事をすることになったのです。

信子
「嘘みたいだ、入江君とふたりで夕飯を・・・そもそも男の子とふたりで食事したことない・・・」

うどんを食べに来たのですが信子は緊張から食欲がありません。

そのためかけうどんの小サイズを頼んだのですが、店員が中サイズだと勘違いしてしまいます。

このような場合も信子は注文を訂正することができません。

入江
「いえ、すみません、中じゃなく小です」

またしても入江が何気ない優しさを見せてくれました。

彼の行動が嬉しかった信子は、食事の前に思い切った行動を取ります。

信子
「あの一年も経って今更なんですが、その、も、もしよかったら連絡先・・・教えて下さい」

勇気を出して連絡先を聞いてみました。

入江
「そうですよね一年も一緒に働いてるのに、こちらこそよろしくお願いします」

こうして信子の恋がようやく動き始めたのです。

信子
「こんな日はもう少しだけ勇気を出してもいいだろうか、ずっと名前のつけられなかったこの気持ちを、今なら恋と呼んでもいいだろうか」

いつも目立たないように大人しく脇役として生きている信子。

しかしこの日、彼女は初めて入江に対する気持ちを恋だと認めることができたのです。

自分の気持ちを恋だと認めた信子は、入江との距離を縮めることができるのでしょうか!?

少しずつ進展していく純愛の顛末は実際に漫画を読んでお確かめください。

 

『モブ子の恋』を読んだ感想

読んでいて爽快感が味わえる素敵な恋愛漫画だと思いました。

1歩ずつですが恋を進めようとするヒロインの姿が可愛らしかったです。

また無口なのですがさり気ない優しさが魅力的な入江にも好感が持てました。

応援したくなるような恋模様を表現していく『モブ子の恋』

読んでみるとすぐに人気作品になった理由がお分かりいただけるはずです。

物語から伝わってくる優しい雰囲気を感じながら、作品の素敵な世界観を満喫してみてください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ!

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです!

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません!

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか?

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実!

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

 

無料トライアルはこちらから↓↓↓