『上司は悪女を逃がさない』のネタバレ(漫画)!感想も!

今回は「雨宮榮子」先生の『上司は悪女を逃がさない』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

上司は悪女を逃がさない』はこんな漫画(あらすじ)

24歳の岸本琉里(るり)は昔から王道の恋愛ドラマや少女漫画が大好きです。

しかし目つきの悪さと空回った行動から会社では悪女と呼ばれるようになっていました。

自分にもいつかは白馬の王子様が現れると信じているのですが、悪女キャラが定着した琉里に素敵な男性が近寄ってくるはずがありません。

そんな中、イケメンでスタイル抜群の秋吉志信(あきよししのぶ)という男性が琉里の前に現れました。

この出会いを運命だと感じる琉里なのですが、秋吉には想像していなかった裏の顔があり・・・!?

純情なOLが理想だったはずのオフィスラブに翻弄される様子を描いていく『上司は悪女を逃がさない』

今回は胸キュンできるラブコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

こんな恋愛がしてみたいと思わせてくれるドキドキのラブストーリーを存分にご堪能ください。

 

上司は悪女を逃がさない』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

営業部の次期エースとして期待されている男性社員と事務の新人女子社員が食事の約束をしています。

その様子を陰から見ていた岸本琉里が浮かれる新人女子社員とぶつかりました。

岸本琉里
「あ、ごめんなさい、でもあなたも浮かれるのはわかるけどちゃんと前を見て歩かないとダメよ?デートうまくいくといいね」

キツイ言葉をかけた琉里はそのまま立ち去っていきます。

新人女子社員は琉里の後ろ姿を眺めながら彼女のことを悪女だと感じていました。

しかし琉里は悪意を持って新人女子社員と接した訳ではありません。

岸本琉里
「ああっ、ごちそう様です!なんてステキなカップリング、終業直前にいいモン見ちゃったなあ♡」

昔から少女漫画や恋愛ドラマが大好きな琉里はカップルを見ながら妄想することがライフワークになっているのです。

幸い琉里の周囲には素敵なカップルが数多く存在してきたので、何度もラブラブっぷりを堪能してきました。

そんな日々を過ごしながらいつかは自分も素敵な恋がしたいと思っています。

岸本琉里
「あの悪女・・・なぜだ・・・私は心をこめてうまくいくといいねってエールを送ったつもりだったのに・・・」

自分も少女漫画のヒロインみたいになりたいと思っているのですが、目つきの悪い琉里はいつの間にか悪女というレッテルを貼られていました。

この日も言動を後悔しながら壁を叩いていたため、同僚の女子社員から怖がられてしまいます。

岸本琉里
「でも自分がヒロインにはなれないと悟ったのはいつのことだったか・・・それどころか陰からのぞいて楽しんでたのが変に誤解されるようになって・・・今やすっかりカップルの仲を引き裂こうとする悪女に・・・」

琉里はカップルを陰から眺めていたことで彼氏を誘惑しているなどの疑いをかけられたことを経験してきました。

しかし自分が刺激物になることでカップルの愛が深まることもあるので、今では悪女という立ち位置を悪く思っていません。

なによりリアルな恋愛ドラマを間近で見られることは琉里にとってこれ以上ない幸せなのです。

このようなお一人様ライフを満喫している琉里だったのですが、彼女の日常を激変させる人物が現れました。

岸本琉里
「ついに現れちゃったんだよね!理想の人が!」

琉里が理想だと語っているのは社長に引き抜かれ突如入社してきた26歳の秋吉志信という男性社員です。

イケメンでスタイルが良く、仕事ができる秋吉は一躍社内で時の人となりました。

すぐに琉里は秋吉がどんな人と恋愛するのか妄想し始めます。

岸本琉里
「総務の年上美女かはたまた同じ開発のツンデレさんか・・・な・・・なんと・・・受付の右田さんじゃないですか!いいねいいねっ、フワフワ小動物系ヒロインちゃん!」

右田さんは琉里がイチオシだと思っている新人でした。

2人の恋愛模様を楽しみにする琉里なのですが右田さんは積極的なタイプではなく、秋吉も紳士的な男性のため恋がすぐに進展する気配がありません。

早くリアルな恋愛を間近で見たい琉里は悪女として2人のキューピットを買って出ることにします。

岸本琉里
「右田さんちょっといい?アンタねぇわかりやすすぎっ、用もないのにフロアウロチョロして、どんなに秋吉さんに会って話しかけてもらってもアンタみたいなのが本当に相手にされるワケないじゃない」

少女漫画に登場するような悪女を演じていると、目論見通り秋吉が様子を伺いに現れました。

秋吉志信
「アレ右田さん?何してるの?」
岸本琉里
「イエなんでもないんですよ、ただ後輩に指導してただけなんで」

琉里の作戦ではここで秋吉が涙目になっている右田さんのことを庇うことになっています。

そしてこのことをきっかけに2人が恋に落ちるというのが琉里の筋書きになっていました。

果たして秋吉と右田さんは琉里の目論見通り恋に落ちていくのでしょうか!?

 

 

ただリアルな恋愛模様を眺めていたいだけなのに誤解されてしまう琉里が不憫に思えました。

それでも自分の悪女キャラを受け入れている姿には強さを感じますね。

不器用な生き方しかできないヒロインのお茶目な恋愛事情を描写していく『上司は悪女を逃がさない』

ここから物語は琉里が想像していなかった意外な展開が繰り広げられていきます。

予測不能な展開を琉里と同様に驚きながらご覧ください。

後編

涙目になっている右田さんを秋吉が庇うため理想的なシチュエーションを作り上げた琉里。

しかし事態は思いもよらなかった方向へ進んでいきます。

秋吉志信
「ふーん、熱心なんだな、えーっと君は・・・」
岸本琉里
「あっ、経理部の岸本琉里です!」
秋吉志信
「そっか、よろしく」

目論見とは違い秋吉は琉里に興味を示しました。

ここから琉里は様々な方法で秋吉と右田さんをくっつけようとするのですが、全て逆効果となり自分と秋吉の距離が縮まってしまいます。

ついには秋吉と食事に行く関係にまで進展してしまいました。

岸本琉里
「ど・・・どうして、アレ・・・ちょっと・・・なんか、ぜんぜん思ってた展開にならないんですけど・・・」

いつも悪女キャラとして琉里は勝手に嫌われてしまい、その結果ヒロイン的な女性が男性と距離を縮めていきます。

ですが今回は自分と秋吉の距離がどんどん縮まっていました。

秋吉志信
「どうしたの岸本さん、料理おいしくなかった?」

秋吉の質問に対して琉里は感じの悪さを出そうとします。

岸本琉里
「いえまあまあじゃないですか?でも意外と秋吉さんってお店知らないんですね、ちょっとガッカリ・・・」

悪女を演じるのですがここでも秋吉は意外な行動に取り始めました。

秋吉志信
「うん、実はそうなんだ、だから今度は岸本さんのオススメの店に連れてってよ、ね?」

結局この日も秋吉と右田さんのことを進展させることはできません。

食事が終わると琉里はアパートを安く貸してくれている大家さんが経営する食堂の手伝いに向かいます。

岸本琉里
「結局今日もなんの進展もなかった、それともアレかな!?秋吉さんはシュミが悪いってことかな!?だってアレって私に興味があるってことだもんね・・・?」

悪女と噂されている自分のことを好きになってくれたのかもしれないと淡い期待を抱きました。

しかしすぐに自分のことを秋吉が好きになるはずがないと考え直します。

そんな琉里が職場へ向かうと同僚の女性社員から呼び出されました。

用件は秋吉と仲良くするなというもので、これ以上秋吉に付きまとうなとくぎを刺されてしまいます。

岸本琉里
「あれ?今の私ってヒロインっぽくない?ハイハイ、私が右田さんにした戦法といっしょですね・・・なんかゴメン、右田さん、呼び出しってけっこうキツイもんなんだね」

少女漫画であればここでヒロインを助けるヒーローが颯爽と現れるものですが、琉里の前には誰も現れてくれません。

やはり自分はヒロインにはなれないと思う琉里。

落ち込みながら帰り道を歩いているとつまづいてしまいました。

その姿を見た通行人から笑われてしまいます。

岸本琉里
「オーケーオーケー、昔から嫌われることには慣れてる、ホラ私生まれながらの悪女だしね、うん悪くないよ、今までどんだけ幸せなカップル見れてきたかっての」

強がっているのですが琉里は悪女と呼ばれることを完全に受け入れている訳ではありません。

本当は自分も誰かのヒロインになって幸せな恋愛がしてみたいのです。

思わず泣きそうになっていると後ろから男性の声が聞こえてきました。

秋吉志信
「き・・・岸本さん!だ・・・大丈夫か!?どっかケガしてない!?」
岸本琉里
「なんで・・・ここで・・・なんでここであらわれるのー!」

秋吉は靴が壊れた琉里のことを座れるところまで連れて行ってくれます。

泣いていた琉里が落ち着いた様子になると急に秋吉が笑いだしました。

秋吉志信
「あー、っかしいっ、やっぱり素はこうなんだな、会社での態度が違和感あってさ、店とだいぶ違うし、何やろうとしてんのかしばらく観察してたんだけど」

秋吉は琉里がお手伝いしている食堂の常連客だったのです。

彼はずっとおかしな態度の琉里を観察していました。

岸本琉里
「そっかーっ、じゃあやっぱり私のことが好きってワケじゃなかったのかー!よかったよ、カンチガイしなくて・・・」

琉里は秋吉にヒロイン気分を味わわせてもらっただけで満足します。

秋吉志信
「右田さんへの態度も全部フリだったんだろ?アレって結局何がしたかったワケ?」
岸本琉里
「えーと・・・秋吉さんと右田さんをくっつけたくて」

自分が悪女を演じることで2人をカップルにしようとしていたことを打ち明けました。

すると優しかった秋吉の表情が一変します。

秋吉志信
「俺は他人にお膳立てされたり決められた道を歩くのが大っ嫌いで、今すっげームカついてるワケだけど」

ここで突然キスをしてきました。

岸本琉里
「え・・・」

急な出来事で琉里は声を出すことができません。

秋吉志信
「だから誰が右田となんかつきあうか、俺の彼女は今日からおまえだ、いいな」

意外な展開から琉里は少女漫画のヒロインに成り上がりました。

いったい突然スタートした恋はどのような展開を見せていくのでしょうか!?

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2020.05.07

 

上司は悪女を逃がさないを読んだ感想

悪女と呼ばれてきた琉里が心の底ではヒロインになりたいと思っていたシーンが感動的でした。

どんなにネガティブな人間でも主役になって良いということを教えてくれる素敵な物語ですね。

他人の幸せばかりを見てきたヒロインの恋を応援したくなる『上司は悪女を逃がさない』

男性は本当は女の子らしい琉里の姿を見て胸キュンしてみてください。

女性はツンデレな秋吉のカッコ良さにドキドキできるはずですよ。

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