SO YOUNGのネタバレ(漫画)!無料の試し読み情報も!

今回は「山本晃司」先生の『SO YOUNG』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『SO YOUNG』はこんな漫画(あらすじ)

20XX年、日本の法律が大きく変わり人を殺した成人は確実に死刑を求刑されるようになりました。

その半面で未成年が殺人を犯しても罪に問われることはありません。

未成年の殺人犯はDIE場都市と呼ばれるユートピアへ送られるのです。

衣食住が完備されていると噂のはメリットしかないと思われているので、わざと人を殺して中に入ろうとする者も出てきました。

しかしDIE場都市の出身者である天使(あまつか)は、若者に人殺しをさせないため奮闘し始めます。

エンジェルと呼ばれる天使が非合法な手段で青少年を救済していく『SO YOUNG』

今回はバイオレンスなサスペンス漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

死のカルマが見えるエンジェルが殺人を阻止する目的に注目してください。

 

『SO YOUNG』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

未成年の女性が男性を殺そうとしていると、急に現れたエンジェルこと天使が止めに入りました。

人殺しに罪の意識を感じていない女性は天使の制止を振り切ろうとします。

天使
「別にいい?未成年だからって殺人を犯してもいいって言いたいの?ごめんね・・・キミら未成年には殺させないよ絶対!そして誰一人あの場所へは行かせない」

12年前、日本の法律が変わって殺人を犯した成人は確実に死刑を宣告されるようになりました。

しかし20歳未満の未成年が殺人を犯した場合、死刑を宣告されることはありません。

そのこともあり冒頭の女性のように殺人を犯しても構わないという未成年が増えていました。

自宅に戻った天使が妹のように可愛がっている亜弥の結ぼうとしているのですがなかなか上手くできません。

亜弥に怒られていると悩める青少年を救おうと活動しているNPO法人マイノリティの静香が訪ねてきました。

静香
「結んであげようか?エンジェルお兄ちゃん」
天使
「ばぁさん!うるせーな、さっさとやってくれよ」

静香が髪を結んでくれたので亜弥はご機嫌で学校に向かってくれます。

亜弥を見送った静香は仕事が入ったので天使を事務所に連れて行きました。

今日のお客さんは高校3年生の男の子です。

静香
「ちなみに今回もアレだから」
天使
「アレ?やっぱまたあの人が連れて来たのかよ・・・」

事務所の扉を開けた途端、シュークリームが飛んできました。

手と口を上手に使ってシュークリームは天使が拾ってくれます。

御厨雀
「あっ!おはようございます、静香さん、エンジェル君、お二人が来る前にお茶の準備してました」

シュークリームを散乱してしまったのは渋谷中央署生活安全課の御厨雀でした。

今回のお客である17歳の山代官人を連れて来たのが雀だったのです。

山代は駅前のビックリカメラ内で器物を損壊した容疑で渋谷中央署に連行されました。

そんな山代に静香が悩んでいることがないか質問します。

悩みがないと答える山代なのですが、静香は高校生には必ず悩みがあると引き下がりません。

天使
「コレじゃ取り調べだよ・・・でもまぁ渋谷中央署生活安全課、御厨雀、この女の勘というか第六感は正直当たるからな・・・きっと今回も・・・」

天使が見守る中、静香は質問を続けていきます。

質問に対して山代は特に目立った反応を示しません。

しかし高校3年生なので進路を聞いてみると激しく動揺し始めました。

御厨雀
「どうかした?顔色良くないよ」

山代は箱根駅伝にも出場している陸上の名門校へのスポーツ推薦が決まっているそうです。

それなのに動揺している山代から天使は死に近づきすぎた人間のカルマを感じ取っていました。

天使
「ったく毎回毎回、まぁいいよ・・・何度でも来い、何度来ても・・・必ず俺が止める」

カルマが見えた天使は山代を帰すことにします。

ですが山代は天使がどんな人物で何を担当しているのか分かっていません。

御厨雀
「ここで働いてる天使君、だからみんなエンジェル君って呼んでるの」
天使
「その刑事さん心配性だからたまにアンタみたいの連れて来んだよ、こんな所まで来て迷惑だったよな?ごめんな」

山代は安心した表情を浮かべながら帰って行きました。

雀も自分の勘が見当違いかもしれないと思いながら警察署に戻っていきます。

静香
「やっぱ雀ちゃん、また引き当てたわね」
天使
「あぁ!正直俺と同じモノが見えてんじゃないかって思う時あるよ」
静香
「雀ちゃんがもし見えてるなら耐えられないわよ、少なくとも普通の人には無理よ」
天使
「・・・普通の人か、俺には見える、あの日から、あの場所へ行ってから見えるようになってしまった、死に近づきすぎた人間の業・・・人を殺す人間、自分の死に抗う人間、死を受け入れる人間、殺される人間、そいつらすべてに宿る死のカルマが」

山代官人にも死のカルマが見えていました。

天使は近いうちに必ず山代が人間の死に近づくことを予感しているのです。

果たして山代はどのような死と関わるのでしょうか!?

 

 

未成年なら殺人を犯しても死刑にならないという法律に恐怖を感じました。

この法律によって未成年が殺人を軽んじている傾向も恐ろしいですね。

死のカルマが見えてしまう主人公が未成年の殺人を食い止めていく『SO YOUNG』

様々な事情で死と関わってしまう人たちの悲しみを表現した物語です。

天使が悩める人たちを救おうともがく姿に共感してみてください。

後編

NPO法人を出ていった山代が仲間に暴行されています。

目黒
「おい山代ぉ、今何つったよ?やめたい?ハァ?やめられるわけねーじゃん」
山代
「今回本当に危なかったんだよ!もうこれ以上は無理だよ!」
目黒
「でもバレてないじゃん、へーきだよ、俺が捕まんなきゃいーんだから、これからも二人で仲良くやろーぜ、ホラぁ、それに見てみろよ、大泥棒・山代三世の見事な仕事っぷり、いやぁスゴイ!」

山代は同級生の目黒に窃盗を強要されていました。

窃盗している様子を撮影した目黒は、スポーツ推薦が決まっている山代を脅しているのです。

動画をバラされたらスポーツ推薦は取り消されるので山代は目黒に逆らうことができません。

目黒のやり口は家電量販店で山代が陳列している商品を倒している隙に、高級なカメラなどを盗むというものです。

天使
「さすがっスね、正直手際が良すぎてわかって見ててもアレじゃ普通はわかんないっス」

窃盗の現場を目撃した天使は山代の友達だと言って目黒に接近しました。

そして自分も仲間に入れてくれれば稼ぎが5倍になると提案します。

お金が大好きな目黒は天使を仲間にすることを決めました。

目黒が帰ると山代が天使に相談を持ち掛けます。

山代
「実はエンジェル君が来る前に目黒とあと5回って、あと5回やったらやめていいって言われたんだ」

すでに窃盗を行ったのは8回を超えていました。

それでも目黒にはやめさせるような様子は見られません。

山代は逆らえずに目黒の言いなりになったままです。

天使
「・・・お前さ一体どうしたいんだよ?」
山代
「そうだよ、そもそも最初からだ、最初の1~2回手伝ったら終わりって言ってた・・・あの時も抜けていいって言ってたはずだ・・・あと1回あと1回ってズルズル延ばされて・・・この有り様・・・」

ガタガタと震えているのですが山代のカルマはどんどん大きくなっていきました。

このままでは山代が死と関わるまで時間がありません。

天使
「そろそろ時期だな、いつ爆発してもおかしくない・・・あとはタイミングをどう合わせるか・・・」

天使の予想通り山代が行動を起こし始めました。

まず目黒を嘘のメールで呼び出します。

山代
「これで終わりだ・・・やっと終わるんだ・・・首に一瞬かけるだけだ、コイツをこのクズを殺して行くんだ、行くんだよ・・・赤学に・・・箱根に・・・僕は行くんだ!」

目黒を殺してしまえば念願の箱根駅伝で走ることができるので覚悟を決めました。

しかし首を絞めようと目黒の背後に近づいたところで脚を切られてしまいます。

目黒
「バーカ、影が見えてるっつーの!つーかお前何でグループラインじゃなくて俺だけに送ってんだよ!?その時点で怪しむっつーの、スポーツ特待生ってのはバカなんですか?でもまさか俺を殺ろうとしてるとはねぇ、なぁ!エンジェル!?」

天使は山代から変な連絡があったら気を付けろと目黒にアドバイスしていました。

警告された目黒は殺人罪の証人にするため天使をこの場に呼び出しています。

殺人を犯した未成年が収監されるDIE場都市が楽園だという噂を目黒は信じていました。

そこで山代を殺してDIE場都市に入ろうとしているのです。

しかし山代にナイフを突き刺そうとしたところで天使に投げ飛ばされました。

天使
「お前何勘違いしてんだよ?」
目黒
「勘違い?ナニ言ってんだ・・・てめぇ・・・クソ・・・マジでいてぇな・・・お前、まずお前を・・・殺す・・・」
天使
「あそこは、DIE場都市は楽園なんかじゃない、地獄だよ」

毎日食って寝てばかりで未成年が失くすのは外へ出る権利と名前だけです。

そのため目黒はDIE場都市が地獄だとは信じられません。

しかし天使はDIE場都市の出身者なので地獄だということを知っているのです。

目黒
「ハァ!?アホか!あそこは入ったら二度と外には出れねぇんだよ!」
天使
「そうだな・・・特別な場合を除いて・・・な、俺は誰もあそこへは入れさせない、絶対に・・・」

目黒のように弱い人間はDIE場都市に入ると死ぬより酷い目に遭うかもしれません。

天使はそのためにも目黒を殺人犯にするわけにはいかないのです。

目黒
「弱い・・・?俺が?ハハッ・・・ウケるな、不意打ちでちょっとかましたくらいで調子こきやがってぇ!斬り刻んでやるよ!」

コケにされた目黒が反撃してきました。

しかし攻撃はかわされ続け、天使にナイフを蹴落とされます。

天使
「そっか!このタトゥーどっかで見た事あると思ってたけど敵刺同盟だっけ?武闘派グループって聞いた事あるけど所詮素人だな、これじゃ全く話になんない」

三角締めされた目黒は意識を失っていきました。

一部始終を目撃していた山代は、天使がDIE場都市の出身者だということを信じます。

すると天使が山代にこの先どうするかを尋ねてきました。

山代
「ハハハ・・・箱根ね・・・もう・・・いいや、だってこの脚だよ、多分もう無理だって、きっと推薦も取り消しだよ」
天使
「ハハハ何それ?さっきまで人殺してまで行こうとしてたくせに」
山代
「いやだって・・・それはっ・・・」
天使
「行けよ、脚の1本くらいで諦めてんじゃねーよ、どんな事してでも行きたい場所なんだろ?だったら死ぬ気で足掻けよ、ごめん他人事だな」

立ち去ろうとする天使に意識を取り戻した目黒が襲いかかってきます。

鉄パイプで殴られた天使の頭部から大量の血が噴き出しました。

それでも目黒は攻撃を続けます。

ですが天使の反撃によって瀕死の状態になってしまいました。

山代
「ダ・・・ッ、ダメだろっ!殺しちゃダメだろ!キミが言ってたんだろ!なぁ!?DIE場都市には行っちゃダメだって、僕がキミを行かせない!出身者か何か知らないけど絶対行かせないから!」
天使
「プ・・・言ってなかったっけ?俺20歳・・・もうDIE場都市には行けないよ、でも・・・止めてくれてありがとう・・・」

山代が止めてくれたおかげで目黒は一命を取り留めたのです。

その後、山代は自首しましたが箱根駅伝への道を諦めたわけではありません。

スポーツ推薦は無くなりましたが普通に受験で大学入学を目指すことにしました。

山代
「いや・・・大丈夫です、何とかします、死ぬ気でやるんで・・・ある人と約束したんです、箱根に行くって・・・」

雀の前で山代は強い意志を示したのです。

こうしてカルマを消滅させた天使が次に出会う人物はどんな闇を抱えているのでしょうか!?

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『SO YOUNG』を読んだ感想

死に関わってしまう人のカルマが見えるという設定が斬新で面白かったです。

天使本人も闇を抱えているところがストーリーに厚みを持たせていますね。

軽はずみな気持ちで殺人を犯そうとする若者を救おうとする『SO YOUNG』

DIE場都市の真相など見所が盛りだくさんの物語になっています。

激しいアクションシーンとミステリアスな展開をじっくりとお楽しみください。

 

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