ワカコ酒のネタバレ(漫画)！ドラマ化された作品の魅力は？

今回は「新久千映」先生の『ワカコ酒』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

『ワカコ酒』はこんな漫画(あらすじ)

26歳の村崎ワカコはお酒が大好きなため、毎日のように居酒屋を巡りながらお酒と肴を楽しみながら味わっています。

美味しいお酒と肴のためなら1人で飲み歩くことも平気なワカコ。

飲み歩くことを楽しむ女性の姿と美味しそうなレシピを読者にお届けする『ワカコ酒』！

こちらの大人気コミックはテレビドラマ化されました。

そんな注目作品の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

漫画を楽しんだ後はレシピを真似しながら美味しいお酒を味わってみましょう。

『ワカコ酒』の魅力紹介（ネタバレ含む）

前編

ある日の夜、繁盛する居酒屋のカウンターに村崎ワカコが座っています。

ワカコはこの居酒屋で焼き鮭と日本酒を注文しました。

「焼き鮭には冷が合う、日本酒と鮭の皮はこたえられん、ぷしゅー」

美味しそうにお酒と焼き鮭を味わうワカコの姿に、隣の男性は視線を奪われてしまいます。

その視線に気づかないまま、ワカコは焼き鮭の皮と身を交互に食べながら日本酒を味わっていました。

すると男性の同僚が焼き鮭に最も合うのは白飯だと主張し始めます。

飲み終えたワカコはそのやり取りを不思議そうに見つめながら店を後にしました。

「鮭の皮でまったり飲めないものかしら、世の中ってそうなのかしら」

疑問と飲み足りなさを感じながらこの日は帰ることにします。

翌日、ワカコは散歩で汗を流していました。

「余人は知るまい、今日のおさんぽルックに秘められた遠大な計画を、すべては煙の立ち込める中の一杯のため」

この日は散歩した後に焼き鳥を食べることにしていたのです。

焼き鳥屋に入ったワカコはまず水分補給のために生ビールを注文しました。

そしてつくねとぼんじり、手羽先やレバーなどを盛り合わせのように頼みます。

少し待っているとまずおすすめ商品のレバーが焼き上がりました。

「串のまま熱々いくべし、最後までそのままいくべし」

次々と注文した焼き鳥が届く中、バイキングのような状態を楽しんでいきます。

しかしここで隣の男性客がゆっくりと焼き鳥を味わっている様子が目に留まりました。

「まるでおスシやさんのようなゆとり、明らかに焼き鳥の作法にかなっている」

どっさりと焼き鳥を注文してしまったワカコは、自分の行動を後悔してしまいます。

その後、帰宅したワカコは煙の匂いが付いても大丈夫な散歩ルックを選択して1日を終えていきました。

翌日になるとワカコはメニューの多い居酒屋を訪れることにします。

「お料理の腕がいちばんわかるのはたまご焼きだなんて言うけれど」

メニューが豊富な店だからこそだし巻き玉子を注文することにしました。

ワカコは自宅で作る玉子焼きとプロが作る玉子焼きが別物であることを知っています。

「層だ、なあなあでもなく対立もしてない、まことに程よい層関係だ、そして出汁の味はぬる燗で引き立つ、ぷしゅー」

だし巻き玉子の味を堪能していると、近くのお客たちが油ものを肴にお酒を飲んでいました。

「若者たちよ、つねに求めているのだね、酒のサカナの濃い味を、油のテラテラを、でもね世の中テラテラだけが刺激じゃないのよ、味つけないのが味、それがだし巻きの世界」

あえて僅かな醤油と大根おろしでだし巻き玉子の味を楽しむワカコだったのです。

こだわりの強いワカコは次にどのような肴を味わうのでしょうか！？

お酒が好きな人にとってはたまらなく面白い作品なのだろうと思いました。

出てくる料理のレパートリーが豊富な点も魅力的ですね。

読んでいるうちに思わずお酒を飲みたくなってしまう『ワカコ酒』！

まだまだ美味しそうなグルメとワカコの独特な飲み方が登場していきます。

幸せそうなワカコの表情に癒されながら続きをご覧ください。

後編

明日から連休になったワカコは、餃子屋に向かうことにしました。

「中華が食べたいというよりは餃子が食べたい、なぜならこれから今日明日、誰にも会う予定がないから」

連休を目前に控えたワカコはニンニクを食べたいという衝動に駆られていたのです。

こうして1人で餃子屋を訪れたワカコは、待ちに待っていた餃子を味わうことにしました。

「ひと口でいくのも捨てがたいけど、ちょっとだけつけてかじってニンニクを感ずる、本場の本モノだからたれの味よりニンニク味」

ニンニクの風味が口の中にあるところで生ビールを流し込んでいきます。

そのまま餃子と生ビールを交互に味わっていくワカコ。

「だれに強制されたわけでもないのに、この流れをとめるタイミングがつかめん」

こうして大好物の餃子と生ビールに満足したワカコだったのです。

翌日のワカコは通常とは違う仕事をしたため、いつもより疲れを感じていました。

「今日はことさらよく働いた、慣れない業務でくたびれたからちょっといいもの食べちゃおう」

自分へのご褒美としてワカコが居酒屋で注文したメニューは、朴葉に包んだ味噌味のステーキです。

ステーキが届くと七輪の上でゆっくりと焼いていくワカコ。

「味噌がぐつぐつしてきたら具をひっくり返すと、片面だけ色がついてるお肉もまた・・・ビジュアル的にいいな・・・」

朴葉の良い香りが充満してきたところで、いよいよステーキを口に運んでいきます。

「いいにおいの味噌、やわらかくとろけるお肉、しあわせ、ぷしゃーん」

お肉の味に感動しながら、ダイエットを意識しているワカコは野菜とお肉を交互に食べることを忘れていませんでした。

ご馳走を味わった翌日、ワカコは大好物の炙りしめ鯖を食べに行くことにします。

高級食材のトロよりもワカコは炙りしめ鯖の方が美味しいと思っていました。

この日は冷酒で炙りしめ鯖の濃厚な味わいを堪能したワカコは、数日後になると別の居酒屋でざる豆腐をを注文することにします。

「人生いろいろ試してみなければわからない」

熱燗と一緒に注文したざる豆腐をまずは塩だけで味わうことにしました。

塩だけで食べてみると大豆本来の味わいが口の中に広がっていきます。

その後は柚子胡椒、酒盗と試していき、最後は醤油を薬味に選んでみました。

「うん、これ、熱燗がなじんですごくおさまりがいい」

豆腐の色々な楽しみ方に大満足するワカコだったのです。

次々と居酒屋のメニューを自分なりの方法で楽しむワカコ。

その後のワカコはあん肝にポテトサラダ、そしてサザエのつぼ焼きを美味しそうに召し上がっていきます。

ワカコの美味しそうな表情と美食レシピが続々と描かれていくここから先の展開は、実際に漫画を読んでよだれを垂らしてみてください。

『ワカコ酒』ドラマ版のキャストは？

「ぷしゅー」という幸せそうな吐息が食欲をそそる『ワカコ酒』！

この大人気コミックは2015年にテレビドラマ化され大好評となりました。

ドラマ版も好評な『ワカコ酒』は2019年までにseason4までが放送されています。

大注目のこの漫画は現在まで累計出荷数100万部を突破しました。

そんな『ワカコ酒』のドラマ版は武田梨奈さんが主演を務めていて、「ぷしゅー」という決め台詞を可愛らしく演じています。

漫画を楽しんだ後はドラマ版も視聴してみると物語の面白さがより伝わってくるはずですよ。

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