『私のフツーじゃない彼氏』のネタバレ!恋愛漫画の結末は?

今回は「もかけいこ」先生の『私のフツーじゃない彼氏』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『私のフツーじゃない彼氏』はこんな漫画(あらすじ)

社会人1年生の安藤あかりは恋愛や私生活において、普通が1番だと思いながら生活しています。

しかし理想とは違いあかりは普通の彼氏を作ることができません。

就職後も出会った男性に付きまとわれているあかりは、自宅に戻れずネットカフェに滞在しています。

そんな彼女を心配した上司の一ノ瀬はあかりのことを自宅に住まわせることにしました。

無表情で鉄仮面と呼ばれる一ノ瀬の意外な優しさを知ったあかりは彼に惹かれていってしまいます。

普通を求めるOLと普通ではない上司の誰にも言えない秘密の恋を描いた『私のフツーじゃない彼氏』

今回はオフィスラブを題材にしたこちらの恋愛漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

ドキドキのラブロマンスを夢中になってお楽しみください。

 

『私のフツーじゃない彼氏』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

安藤あかりは幼い頃から母親に、特別な男性を虜にするためには胃袋からと教えられてきました。

しかし母親は4回の離婚を経験しているため、言葉に重みがありません。

あかり
「私はフツーが一番だと思う、仕事も家もお金も彼氏もごくごくフツーが一番だと思う・・・」

仕事中にこんなことを考えていると、いつの間にかウトウトとしてしまいます。

一ノ瀬
「安藤あかりさん・・・!頼んでおいた顧客アンケートのデータはどうなってますか?よだれくっついてますよ」

上司の一ノ瀬が声をかけてきたことによってあかりの目が覚めました。

あかり
「すっすいません、一ノ瀬さん、今日中にはなんとか・・・」

あかりは心の中で無表情な一ノ瀬のことを鉄仮面という愛称で呼んでいます。

居眠りしていたため、さすがの鉄仮面も怒るのではないか心配になってきました。

一ノ瀬
「安藤さん、今日はもう帰っていいから」
あかり
「すいません、一ノ瀬さん、絶対終わらせますから、お願いだからもう少し会社にいさせてください・・・!せめて終業時間まではっ」

終業時間まで残りたいとお願いをするだけでなく、あかりは残業することを願い出ます。

彼女が会社を出たくない理由は付きまとわれている男性がいるためでした。

あかりは数日前に会社の先輩から取引先の男性を紹介されたのですが、3回デートをしたところで男性は束縛心の強さを見せ始めたのです。

尋常ではないメールの量に驚いたあかりは、返信をせずにそのまま放置してしまいました。

あかり
「そしたら5日前、彼が突然家の前に現れた・・・」

怖くなったあかりは逃げ出してしまい、この日からメールをブロックするようになります。

さらにまた彼が現れるかもしれない恐怖から家に帰ることができず、ネットカフェに滞在するようになっていました。

そんなあかりが仕事をしていると、再び睡魔に襲われてしまいます。

あかり
「ああ・・・あったかい・・・それになんだろう、いい匂いがする・・・あれ・・・?ここどこ?」

睡魔に勝てず眠ってしまったあかりが目を覚ますと、一ノ瀬におんぶされていました。

一ノ瀬
「もうすぐ君の家の近く、たぶん・・・君わりと重いね」
あかり
「ぎゃっ鉄仮面っ、なんでおんぶ・・・!?なんで・・・?今重いっていった!?」
一ノ瀬
「安藤さん、全然起きる気配がなかったので、車で運んでもまったく・・・」

ここであかりが自宅のそばまで運んでもらったことに気がつきます。

あかり
「下ります!下ろしてください、じゃっ私ここで失礼しますので」

例の男性がいるかもしれないため、慌てて逃げ出そうとしました。

ですが一ノ瀬があかりの腕を掴んできます。

一ノ瀬
「ちゃんと説明しなさい、それが原因での居眠りなら仕事にも関わることだろう」

こうして事情を説明することになったあかりは、ほとぼりが冷めるまで1ヶ月ほど自宅に戻らないことを話しました。

果たしてあまりの事情を知った一ノ瀬はどのような行動に出るのでしょうか!?

 

 

普通を追い求めるヒロインなのですが、彼女の周囲には普通ではない男性ばかりが現れてしまうようですね。

そんな中で束縛心の強い男性と出会ってしまい苦しむ姿が印象的でした。

普通のOLが普通ではない恋愛を経験していく『私のフツーじゃない彼氏』

ここから一ノ瀬の良い意味で普通じゃない内面が描かれていきます。

少しずつ彼に惹かれ始めていくあかりの可愛らしさに注目しながら続きをご覧ください。

後編

事情を聞いた一ノ瀬はあかりを自分のマンションへ連れて行くことにしました。

一ノ瀬
「僕のマンションです、この部屋余ってるので好きに使ってください、ネットカフェより眠れるでしょうから」

あかりの寝不足を心配した一ノ瀬は、自分のマンションで彼女の面倒を見ることにしたのです。

あかり
「一ノ瀬さん、奥さんとかは?」
一ノ瀬
「僕は独身ですが」
あかり
「えっ、そうなんですか?落ち着いてるからてっきり結婚してるのかと、もしかして若いですか?」
一ノ瀬
「年は29ですが」

あかりは無表情で落ち着いてる一ノ瀬のことを40代だと思っていました。

驚きを隠せないあかりだったのですが、ここである心配事が頭の中に浮かびます。

あかり
「上司だし既婚者だと思ってたから全然油断してたけど、いきなり家に連れ込んでまさか変なことを考えてるんじゃあ・・・」

嫌な予感がしてしまい心臓の鼓動が収まりません。

するとあかりの心を読んだかのように一ノ瀬が言葉をかけてきます。

一ノ瀬
「ああ、誤解のないよういっときますが、僕は君をどうこうする気はないので安心してください、ただ上司としてそんなに目の下にクマ作って仕事中にまた居眠りされると困るのは僕なので」
あかり
「そ・・・っ、そうですよね、すいません、気遣わせてしまって、じゃあお言葉に甘えちゃおかな・・・」

こうしてあかりは一ノ瀬のマンションでお世話になることを決めました。

しかし無表情な鉄仮面のことをあかりは苦手だと思っています。

そのためどのように接していいのか分かりません。

思い悩むあかりだったのですが、久しぶりにベッドで寝れたためあっという間に朝を迎えられることができました。

あかり
「おはようございま・・・す・・・」

目を覚ましたあかりが部屋を出ると見たことのないイケメンが立っています。

一ノ瀬
「ああ、おはようございます、よかったら君もシャワー使ってください」

イケメンの正体はメガネを外した一ノ瀬でした。

あかり
「びっくりした・・・一ノ瀬さんてあんな顔してたんだ・・・しかも若いし」

シャワーを浴びている間、あかりの胸はドキドキが止まらなくなっています。

しかしイケメンは浮気するという偏見を持っていて、さらに普通の男性を理想にしているあかりは冷静になることにしました。

その後、仕事を終えたあかりはお世話になっているお礼に料理を作ることにします。

一ノ瀬
「これ安藤さんが作ったんですか?」
あかり
「はい、せめてお世話になってる間、食事くらいは作らせてもらおうかと・・・でもまずかったら遠慮せずいってくださいね」

食べ始めた一ノ瀬はしばらく何も言ってくれません。

そのためあかりの頭に不安がよぎっていきます。

一ノ瀬
「意外です、おいしいです、安藤さん料理上手なんですね」

笑いながら褒めてくれた一ノ瀬に対して、あかりは頬を赤らめていました。

あかり
「笑った・・・一ノ瀬さんが笑った・・・初めて見た、信じらんない、でもこの人・・・こんな幸せそうな顔して笑うんだ・・・」

少し気を許したあかりは自分の恋愛観を一ノ瀬に話し始めます。

自分が高望みせず普通の男性と普通の結婚をしたいと語るのですが、一ノ瀬からは意外な言葉が返ってきました。

一ノ瀬
「安藤さんは想像以上にアホですね、そんなすべてが普通の人なんて逆に高望みだと思いますが、そもそもフツーってなんですか?」

普通にこだわることで視野を狭めていると伝えてきたのです。

翌日、一ノ瀬に言われたことが納得できないあかりは、考え事をしながら帰り道を歩いているうちに自宅の近辺にやって来てしまいました。

ここであかりは待ち伏せていた束縛心の強い男性に捕まってしまいます。

あかり
「は・・・っ、はなして・・・誰か助けて・・・」

助けを求めるあかりの前に一ノ瀬が現れてくれました。

一ノ瀬は表情を変えることなく、男性を冷静に諭していきます。

一ノ瀬
「まさかうちの安藤に大量メールなんて送ったりしてませんよね?万が一今後このようなことがあればしかるべき手段を取らせていただきますので」

こうして一ノ瀬のおかげで男性は立ち去って行きました。

あかり
「私あの人、最初はすごくフツーの人だと思ったんです、気は利くし人当たりいいし・・・だけど一ノ瀬さんのいう通りフツーの人なんてそうそういないのかも知れない・・・」

普通の人を見つける難しさを実感したあかりだったのです。

一ノ瀬
「他人から見たらどうかはわかりませんが、僕は自分ではごく普通の男だと思ってます、なので安藤さん、試しに僕とつきあってみませんか?」

一ノ瀬の告白によって始まったあかりの恋はどのような結末を迎えるのでしょうか!?

紆余曲折がある波乱万丈な展開はご自身の目でお確かめください。

 

『私のフツーじゃない彼氏』を読んだ感想

一ノ瀬の言葉通り普通の人を見つけることは最も難しいことなのかもしれません。

そんな哲学的なことを教えてくれる素敵な漫画だと思いました。

トラブル続きのオフィスラブを表現していく『私のフツーじゃない彼氏』

予測不能な展開が連続するため読んでいて飽きることがありません。

2人の恋にどんな結末が待っているのかドキドキしながら読んでみてください。

 

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