スズキさんはただ静かに暮らしたいのネタバレとあらすじ(漫画)!

今回は「佐藤洋寿」先生の『スズキさんはただ静かに暮らしたい』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『スズキさんはただ静かに暮らしたい』はこんな漫画(あらすじ)

静かに暮らしたいと望んでいるスズキさんなのですが、アパートの隣に住む母親と息子の騒音に悩まされていました。

子供が苦手なスズキさんは何度も注意するのですが改善する兆しは見られません。

そんな中、隣人の息子である仁輔が誕生日を迎えた日、スズキさんたちの運命を一変させる出来事が起こりました。

この出来事によってスズキさんと仁輔は命がけの共同生活をすることになったのです。

2人に巻き起こる衝撃的な物語を描いていく『スズキさんはただ静かに暮らしたい』

今回はスリリングなサスペンス漫画について、ネタバレを含みながら魅力をご紹介していきます。

スズキさんの正体に注目しながら作品の世界観をお楽しみください。

 

『スズキさんはただ静かに暮らしたい』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

仁輔が9歳の頃、父親は家族写真をたくさん撮影してパビリオンと名付けたコルクボードに貼っていました。

このパビリオンに貼る写真は家族3人が揃っているものという決まりがあります。

仁輔の母親にとってこの家族写真は宝物になっていました。

1年後、父親がある理由で亡くなってしまったため、仁輔は母親と2人で暮らしています。

母親は生計を立てるため風俗店で働いていました。

この日は母親の帰りが深夜になったのですが仁輔はまだ起きています。

母親
「ただいま・・・まだ起きてたの仁輔・・・明日の学校大丈夫・・・?」
仁輔
「別にィ」
母親
「もしかしてママの帰り待っててくれたの・・・?」
仁輔
「違うよ、あと少しでクリアなだけ・・・」

しかし仁輔はこのゲームを少し前にクリアしていました。

素直になれない仁輔に対して母親は一緒にゲームをして遊ぶ事にします。

母親
「イエー!キノコ発見!ママも巨大化するぞ!」
仁輔
「あ!ママそれは・・・だから言ったじゃん、トゲトゲは毒キノコだって・・・!」

2人がゲームを夢中になって楽しんでいると呼び鈴が鳴りました。

ある出来事をきっかけに東京へ逃げてきた2人は、深夜の訪問客に恐怖を感じてしまいます。

息をしないように母親が覗き穴を見てみると、そこには隣人のスズキさんが立っていました。

母親
「ど、どーもこんばんは・・・えと確かお隣の・・・スズキさん・・・でしたっけ?」
スズキさん
「ねぇ今何時・・・?」
母親
「え?今ですか?今は確か午前2時・・・」
スズキさん
「そんな事聞いてないわよッ・・・!私はお宅がうるさくて眠れないって言ってんの・・・!今何時だと思ってるのッ!!」

なかなか怒りの収まらないスズキさんは母親に大声で注意を与えていきます。

スズキさんの注意に母親は謝る事しかできません。

母親
「で・・・ですよね、すみません、以後気をつけますので・・・」
スズキさん
「わかればいいのよ、わかれば、私はただ静かに暮らしたいだけだから・・・そこのところよろしくね・・・」

帰ろうとするスズキさんは仁輔が自分を睨みつけていることに気がつきます。

そのため再び機嫌が悪くなったスズキさんは文句を言いながら帰って行きました。

注意されたこともあり、母親と仁輔はおとなしく寝ることにします。

母親
「ねぇ仁輔、来週の誕生日プレゼント何が欲しい・・・?」
仁輔
「別にないよ・・・」
母親
「遠慮しないで言ってね、そりゃ何でもってわけにはいかないけど・・・」
仁輔
「ないよ、欲しいものなんて何も・・・」

結局この日は仁輔が欲しがっている物を聞き出せませんでした。

しかし後日、母親は仁輔がカメラを欲しがっていると気付いたためデジカメをプレゼントすることにします。

母親
「これからママ頑張って時間作るから・・・前みたいにカメラ持っていろいろでかけよう・・・!」

父親が無くなって以来、2人は外出することがなくなっていました。

母親はここから再び幸せな時間を築いていこうと思っていたのです。

ですが母親の希望が叶うことはありませんでした。

ここから仁輔をどん底に突き落とす悲しい事件が起きてしまうのです。

仁輔はこの窮地をどのように切り抜けていくのでしょうか!?

 

 

変わり者のスズキさんと心を閉ざした仁輔を描いていますね。

ここから交わることのなかった2人の運命が交錯することになります。

急展開する物語が緊張感を生み出している『スズキさんはただ静かに暮らしたい』

少しずつスズキさんの正体が明らかになってくるところが見所になっています。

彼女の意外な正体に驚きながら続きをご覧ください。

後編

母親が仁輔の誕生日を祝福していると、また呼び鈴が鳴りました。

再びスズキさんが注意しに来たと思う母親だったのですが、家を訪ねてきたのはスズキさんではなかったのです。

訪れたのは中年男性で、ドアを開けた母親を射殺してしまいました。

中年男性は父親の正義感がこの事態を招いたと言いながら、仁輔に銃口を向けていきます。

抵抗すら出来ない仁輔なのですが、ここでスズキさんが騒音を注意しに来ました。

鍵が開いていたため部屋に入ったスズキさんに中年男性が銃口を向けます。

次の瞬間、スズキさんは慣れた手つきで男性の銃を奪い逆に撃ち殺しました。

スズキさん
「・・・一体何なのよ、このお祭り騒ぎは・・・?」

ここで初めて母親が殺されたことを理解した仁輔が悲鳴を上げます。

仁輔
「あああああッー!」

そのまま仁輔は意識を失ってしまいました。

スズキさん
「私は静かに暮らしたいだけなのに・・・」

実はスズキさんの正体は殺し屋だったのです。

しかし今は静かに暮らしたいと願っていました。

そんなスズキさんは事件に巻き込まれてしまったため、意識を失った仁輔を隠れ家に連れて行くことにします。

数時間が経過すると仁輔が意識を取り戻しました。

仁輔
「ここって・・・」
スズキさん
「やっと起きた?ここは私の隠れ家のひとつよ、他が使えなくなった時ここに来るの・・・」
仁輔
「隠れ家・・・?」
スズキさん
「私周りくどい話が嫌いだからズバリあんたに聞いちゃうけどさ・・・一体全体・・・昨日アンタん家で何が起きたの?あのハゲオヤジは何者?何であんたのママ殺されたの?」

事件に巻き込まれてしまったスズキさんには事態を把握しておく必要があったのです。

しかし仁輔は何故か笑顔を浮かべていました。

仁輔
「いーじゃん、だってどーせこれ夢なんだし・・・だってあり得ないよ、ママと誕生日パーティーしてたらさ・・・急に鉄砲持った変な人が入って来てさ・・・」

夢だと思いたい仁輔なのですが、次第に母親を殺された記憶が蘇ってきます。

少し時間が経ち冷静になった仁輔は、母親からプレゼントされたデジカメを取りに戻ると言い出しました。

ですが危険なためスズキさんが代わりに家へ戻ることにします。

するとアパートの前に車が駐車していたため、先客がいることに気がつきました。

スズキさんは自分の部屋から隣の様子をうかがうことにします。

どうやら仁輔の部屋にいるのは男性2人組のようでした。

隣から男性1人を射殺したスズキさんは残りの1人から事情を聞くことにします。

スズキさん
「あんた達何者・・・?なんでその家の親子をつけ狙うの・・・?」

しかし部屋にいたのはチンピラだったため詳しい事情は聞けませんでした。

スズキさん
「じゃあ私にとってあんたは用なしって事ね・・・」

ここで命の危険を感じたチンピラが1年前に起きた5億円事件が関係していると話し始めます。

スズキさん
「5億円事件?何それ」

有名な事件なのですがスズキさんは全く知りませんでした。

その後、抵抗するチンピラを殺害したスズキさんは隠れ家に戻ることにします。

スズキさん
「5億円事件って何なのよ、少しはテレビくらい観とくべきね」

隠れ家に戻りながらこれからどのような行動を取るべきか考え始めていました。

殺しの現場を見られたため仁輔を殺す選択肢と、事件の真相を知るため生かしておくかどうかで悩むスズキさん。

仁輔を殺してしまう選択肢がベストだと分かっているのですが、彼女の心に迷いが浮かんでいるようです。

そんなスズキさんが隠れ家に戻ると仁輔の姿が見当たりません。

仕方なくアパートに戻ると仁輔が路上で倒れていました。

スズキさん
「やっぱり!あのクソチビ、アパートに・・・!ジンスケッ・・・!」

母親からもう1度だけ名前を呼んでもらいたかった仁輔は、スズキさんの言葉に激しい反応を見せます。

仁輔
「ママァー!!」

そのまま仁輔は車で迎えに来たスズキさんの胸に飛び込みました。

警察官が近くにいたためスズキさんは仕方なく仁輔を隠れ家へ連れて帰ります。

疲れ切って寝た仁輔を見ながら思い詰めた表情を浮かべるスズキさん。

スズキさん
「殺せもしない、放り出しもできないでこれからどうすんのよ私・・・まさか・・・このままこいつとふたりで生きてくわけにはいかないしねェ・・・ハハハ」

しかしここから2人は疑似家族としての生活をスタートさせることになるのでした。

その中で仁輔の父親と母親が殺されることになった5億円事件の真相が明らかになっていきます。

果たしてスズキさんは事件の首謀者を特定することができるのでしょうか!?

 

『スズキさんはただ静かに暮らしたい』はこんな人にオススメ

殺し屋のスズキさんと被害者遺族となった仁輔が心を通わせていくストーリーになっています。

その中で悲しい展開が繰り広げられていくため、サスペンス漫画とヒューマンドラマが好きな人にオススメしたい作品になっていますよ。

殺し屋と遺族の関係性が大ヒット映画のレオンを連想させる『スズキさんはただ静かに暮らしたい』

クールなスズキさんが徐々に仁輔のことを大切に思い始める様子が涙を誘います。

気がつくと感動してしまう素敵な作品を是非この機会に読んでおいてください。

 

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