『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』のネタバレ!

今回は「緒里たばさ」先生の『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』はこんな漫画(あらすじ)

宮廷を影で牛耳る極悪非道の王皓に育てられた王花鈴は、友達を作るため後宮で宮女の見習いとして働き始めます。

しかし父親の存在と目つきの悪さによって誰も近寄ってくれません。

心が折れかけた花鈴に唯一優しく手を差し伸べてくれたのが幼い皇帝陛下の暁星でした。

宮廷内に暁星の命を狙う謀略が渦巻いていることを知った花鈴は、父親から叩き込まれた暗殺術で謀略に立ち向かうことを決めます。

もちろん友達を作ることも諦めていません。

強い精神力で奮闘するヒロインを応援したくなる『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』

今回は複雑に絡み合う人間ドラマとファンタジーをミックスさせた歴史時代劇の第2話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。

皇帝陛下のため奔走する花鈴のカッコ良さから目を離さないでください。

 

『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

大陸を統一した北祇国では1人の皇帝を中心に政を執り行っています。

国のため皇帝の血を絶やすことはできないので、国中の美女を集めた後宮が造られました。

その後宮で友達を作るため花鈴は宮女見習いとして働き始めたのですが、一向に友達ができる気配はありません。

周囲から怖がられている理由は、花鈴の父親が悪名高く悪徳文官だからです。

花鈴
「声をかけただけなのに・・・でもめげない、あきらめない、絶対心の通じる友達をつくるんだ、そうだ、怖いと思われないようにもっと笑顔がんばろう」

この日も朝の挨拶をしただけなのに宮女を怖がらせてしまいました。

しかしこんなことで花鈴が目標を諦めるようなことはありません。

前向きな気持ちで仕事をしていると、同じ宮女見習いの張鴻が娥太妃から黄鳥のお世話を任されたと仲間に報告しています。

娥太妃の父親は国軍の大将軍なので強大な権力を持っているのですが、子どもを授かるのが遅れてしまいました。

しかし幼い皇帝陛下に何かあれば次皇帝の生母になるチャンスは持っています。

そんな娥太妃は苛烈な性格で、お世話をしくじった宮女に拷問を加えて殺すので恐れられていました。

張鴻がもしも黄鳥のお世話に失敗すると殺されてしまうかもしれません。

恐くなってきた張鴻が鳥籠を移動させようとすると、運悪く開いてしまった扉から黄鳥が逃げ出してしまいます。

黄鳥を逃がしたことで死罪になるかもしれない張鴻は泣き出してしまいました。

花鈴
「仲間が困ってるなら力にならなきゃ、待っててね、張鴻・・・!」

張鴻は花鈴のことを仲間だとは思っていません。

それでも友達が欲しい花鈴は黄鳥を探し出すことにしました。

すぐに黄鳥は見つかったのですが、木の上で休んでいるため手が届きません。

花鈴が必死に手を伸ばしていると近くを皇帝陛下が通りがかりました。

暁星
「少し歩きたい」

車から降りた皇帝陛下が散策を始めます。

すると木の上から花鈴の声が聞こえてきました。

花鈴
「いたーっ、おいでー、おいで・・・おいで・・・」

一生懸命手を伸ばしていたのですが皇帝陛下に気づいたことで大きな声を出してしまいます。

その結果、黄鳥が飛んで行ってしまいます。

花鈴はそのまま黄鳥を追いかけていきました。

暁星
「ねぇ、鳥はどうしたら捕まえられる?」

皇帝陛下に尋ねられた宦官は鳥をたくさん飼っている周女官が適任だと教えてくれます。

黄鳥を追ったフリをして茂みの中に隠れていた花鈴は有力な情報を入手できました。

花鈴
「周女官ですね・・・!陛下・・・ありがとうございます・・・!」

皇帝陛下のおかげで周女官のことを知った花鈴は、死罪を恐れる張鴻と共に宮殿の北へ向かいます。

宮殿の北には役職を解かれたり降格して居場所のなくなった女官や宮女が暮らすようになっていました。

北の閑宮と呼ばれるこの場所を花鈴はよく知りません。

そのため張鴻に案内してもらうことにしました。

花鈴
「周女官、父様の覚え書きによると役人の父という後ろ盾をなくし、地位をうばわれ閑宮に送られたという」

この時の花鈴は知る由もありませんが、周女官との間にもただならぬ因縁を抱えていたのです。

知らず知らずのうちに謀略と立ち向かうことになった花鈴の運命とは・・・!?

 

 

第2話でも相変わらず花鈴に友達はできませんね。

それでも仲間だと思っている張鴻のために動き出した花鈴の優しさと思いやりに感激しました。

欲望のため謀略を図る者たちに立ち向かうヒロインがカッコ良い『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』

友達を作りたいと願う姿と、暗殺術を使う花鈴のギャップがある姿はとても魅力的ですよ。

新たな謀略を打ち砕く花鈴の姿に見惚れてください。

後編

花鈴が張鴻と閑宮を訪ねると、周女官が指で鳥寄せ笛を鳴らしていました。

閑宮にもかかわらず綺麗な自然が広がっているので、花鈴と張鴻は思わず見惚れてしまいます。

周女官
「どなた?」
花鈴
「ハッ、すみません、王花鈴と申します、こちらは張鴻さん」
周女官
「王・・・花鈴?何か御用?」
花鈴
「実は・・・」

張鴻が鳥を逃がしてしまったことを説明するのですが、鳥寄せ笛は素人が簡単にできるものではありません。

処罰されるかもしれないと怯える張鴻に、周女官は似た鳥ならあげられるかもしれないと言ってくれます。

周女官
「困った時はお互いさまよ、好きな子を選んでね」

数多くの鳥を飼育している廟の中へ花鈴と張鴻を案内してくれました。

死罪を免れて安心する張鴻が綺麗な鳥を触ろうとします。

花鈴
「あの鳥はたしか・・・!?その鳥に触っちゃダメよ!」

花鈴が張鴻を止めたところで廟の扉が閉まりました。

外から鍵をかけられているので2人は廟から出ることができません。

周女官
「お前、王皓の娘だろう、私の父は王皓に殺されたのよ」
花鈴
「え・・・?」
周女官
「美しい鳥を献上し先々帝にも気に入られていたのに、お前の父親のしかけた罠で父は死を賜り、おかげで私は閑宮に送られたのに、まさか娘が鳥をくれだなんてやってくるとは・・・そこで私のかわいい毒鳥に殺されなさい」

鳥を触ろうとする張鴻のことを止めたのは、飼育されている鳥が有毒鳥類だったためです。

都では有毒鳥類の持ち込みは禁止しているのですが、周女官は多くの有毒鳥類を飼育していました。

ここから花鈴と張鴻は有毒鳥類に触れないよう注意しながら監禁されてしまいます。

閉じ込められてから2日が経過しました。

閑宮は人気がないので助けを呼ぶ声も届きません。

困り果てていると外から人の話し声が聞こえてきます。

花鈴
「あれは・・・あれは周女官と・・・陛下のそばにいた宦官!」

外を見ると周女官が有毒鳥類を宦官に渡していました。

宦官は有毒鳥類を利用した皇帝陛下の暗殺を企てていたのです。

周女官は暗殺計画に協力することで元の地位を手に入れようとしていました。

花鈴
「宦官が鴆で陛下を暗殺すると・・・!?あの方のまわりには本当に誰も味方がいないんだ・・・」

このままでは陛下が暗殺されてしまいます。

なりふり構っていられない花鈴は張鴻が隣にいる状況の中、廟からの脱出を図ることにしました。

いざという時のために衣の留め具にしのばせていた鋸を使って窓枠を切り落とします。

急いで宮廷へ向かうと周女官が陛下に鳥を献上しようとしていました。

そこに花鈴が立ちはだかります。

周女官
「王花鈴!なぜお前がここに!」
花鈴
「どうかおやめください、父のしたことならば私が代わって何万回でも謝ります」
周女官
「謝る?お前のような甘い人間が王一族にいるとは・・・」
花鈴
「え?」

周女官は父親の死を悲しんでいるわけではありません。

周一族は最強の毒鳥と言われる鴆を代々飼育してきました。

周女官
「皇帝だとて毒には勝てないもの、あの細首を手土産に今度は私が後宮を支配してやるわ」
花鈴
「そうですか、自分の欲のために陛下に仇なす者にもう迷いはありません」
周女官
「その指の形はまさか・・・鳥寄せの笛?なぜお前が」
花鈴
「私は最凶梟雄王皓の娘、この世に存在するすべての暗殺術はこの身で覚えています」

花鈴が鳥寄せの笛で操る鴆が次々と周女官に襲い掛かります。

周女官が鴆の毒によって亡くなったことで皇帝陛下の暗殺計画は失敗しました。

運良く張鴻が逃がしてしまった鳥も戻ってきてくれます。

翌日、花鈴が周女官を始末したことが王皓に報告されました。

王皓
「ククク、いいぞいいぞ、花鈴には私の暗殺術すべてをたたきこんだ、これからが楽しみだ、もはやこの国を正道に戻すには毒をもって毒を制すしかない」

いったい王皓は北祇国をどのように改革するつもりなのでしょうか!?

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暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~のネタバレ!

2023.03.07

 

『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』はこんな人にオススメ

ワクワクさせてくれる歴史時代劇をお探しの方にオススメしたい作品になっています。

孤立した状況でも前を向きながら皇帝陛下の命を守る花鈴の奮闘から目が離せなくなりますよ。

宮女見習いの活躍を描写していく『暗殺後宮~暗殺女官・花鈴はゆったり生きたい~』

次々と登場する敵と花鈴のバトルは迫力満点になっています。

花鈴に友達ができるかどうかにもご注目ください。

 

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