社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だったのネタバレ!

今回は「原作 結城鹿介 作画 髭乃慎士」先生の『社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった』はこんな漫画(あらすじ)

粕森美日月(かすもりみかづき)は高校を卒業して入社した都内の会社で働きだして3年が経過しようとしていました。

現在は完全な社畜となった粕森はブラック企業で体力と気力を搾取され続けています。

月に1日しか休みがなく、給料も手取りで10万円しかないのですがこの過酷な状況が当たり前になっていました。

そんな粕森が夜風に当たっていると流れ星に打たれてしまいます。

目を覚ました粕森が異世界の様なスーパーホワイト企業に勤めていました。

完全に社畜となった粕森はホワイト企業の文化に上手く順応することができません。

企業のコンプライアンスをユーモアたっぷりに描いていく『社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった』

今回はブラック企業とホワイト企業の対比を表現したギャグコメ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

自分が働いている環境と比較しながら粕森の境遇を見届けてください。

 

『社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

納期が迫っているため粕森美日月が残業しています。

この日で粕森の連続出勤は30日に上っていました。

それでも社畜の粕森は社会人として当たり前の業務だと思っています。

12時を回ったので今日も終電には乗れません。

高校を卒業して都内の会社で働き始めてもうすぐ3年です。

朝は6時に出社して帰りは終電、乗れなければ泊まりという生活が当たり前になっていました。

粕森美日月
「お休みは月に1日もらえます!お給料は手取り10万円くらい、半人前なのでもらえるだけでもありがたいですよね!」

仕事に行き詰った粕森は屋上で夜風に当たってリフレッシュすることにします。

屋上から見える他のビルも同じように電気がついていて、粕森と同じように残業している人がいるのかもしれません。

そんなことを考えていると流れ星を見かけました。

粕森美日月
「えーと・・・有給・・・1日だけください・・・ハッ、なんて恐ろしいこと願ってしまったの・・・社会人としてそんなのありえないわ・・・」

完全に常識からズレた考え方になっています。

有給を貰えるとは思えないので、粕森は納期を1日だけ延ばしてもらうようお願いすることにしました。

次の瞬間、粕森は流れ星に打たれてしまいます。

意識を失った状態でも粕森は上司や先輩の怒声に悩まされていました。

清川いずみ
「粕森さん・・・粕森さん・・・」
粕森美日月
「ハッ、ハイ!ごめんなさい・・・!?」

怒られると思って飛び起きたのですが、目の前に広がっていたのはいつもの光景ではありません。

流れ星に打たれた粕森はホワイト企業という異世界に飛ばされていたのです。

清川いずみ
「それでは新しく入社された方を紹介しま~す、中途入社の粕森さんです」
粕森美日月
「わ、私の名前をなぜ・・・!?え!?中途入社!?」
清川いずみ
「私面接の時にいた清川です、覚えていませんか?」

全く覚えていませんが履歴書は確かに粕森の字で書かれていました。

勤めていたブラック企業とは環境が違い過ぎるので、粕森は同じ地球に存在している気がしません。

ですが粕森は株式会社ホワイト製作所ぐんま支店の社員になっていたのです。

粕森美日月
「あ、あのブラックシステムという会社を知りませんか?」
清川いずみ
「ああ!昨日ニュースでやっていた・・・倒産したところですよね、粕森さん先月までそこにいたんですよね?危なかったですねー」

粕森が勤めていたブラック企業はすでに倒産していました。

しかし異世界に飛ばされたような状況なので無職になったわけではありません。

粕森美日月
「そ、そんな・・・じゃあ私無職・・・いや・・・なぜかこの会社の社員になってるようだしとにかくお仕事しなきゃ・・・よ、よろしくお願いします!なんでもします!何をすればいいですか!?」
清川いずみ
「初日なので自己紹介を」
粕森美日月
「はい!恐縮ですがご承知つかまつり申し上げます」
清川いずみ
「普通にしゃべっていいですよ」

こうして異世界のようなホワイト企業で粕森は働き始めたのです。

スーパーブラック企業とは違い過ぎる環境に順応することはできるのでしょうか!?

 

 

ブラック企業の仕事を受け入れてしまっている粕森が不憫だと思いました。

高卒で何も知らないまま就職するとブラック企業でもこれが当たり前だと思ってしまうのかもしれませんね。

異なる環境に戸惑うヒロインをコミカルに描写していく『社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった』

普通なら当たり前のことでも有難がってしまう粕森がとても可愛らしく思えてきますよ。

一般的な企業の福利厚生や業務内容に戸惑う粕森の姿を大笑いしながら読んでみてください。

後編

ホワイト企業で働き始めた粕森が自己紹介をします。

すると呼んでほしいアダ名を聞かれました。

前の会社ではゴミカスと呼ばれていた粕森は可愛らしいアダ名で呼んでもらいたいと思います。

粕森美日月
「あ、あ、あっ・・・あのっ・・・ごっ・・・ご・・・!かすみです!」

粕森美日月なのでかすみと略して呼んでもらうことを希望しました。

残業中に残りカスと呼ばれていた粕森のアダ名をホワイト企業の社員は快く受け入れてくれます。

社員の自己紹介は個別に行われるということで通常の業務が終了しました。

しかし粕森は今日が何曜日なのか気になってしまいます。

清川いずみ
「え?月曜日・・・ですよね?」
粕森美日月
「みなさん元気だなーって・・・お休みはどのくらい取られてますか?」
清川いずみ
「普通に・・・毎週土日休みですけど」
粕森美日月
「土日休み!?2ヵ月分の休みを1週間で!?」

ホワイト企業で仕事をしている清川には粕森が何を言っているのか理解できません。

粕森は前の職場で1ヵ月に1日しか休日を貰えていませんでした。

それなのにホワイト企業では土日に休みを頂けるのです。

当たり前の環境に驚いていると、清川いずみから研修について説明が始まりました。

清川いずみ
「えーっと・・・さっそくなんですが明日から2週間研修を受けてきてください」

研修というワードに粕森が怯えだします。

ブラック企業では1週間でも研修期間は地獄のようでした。

粕森美日月
「わかりました・・・もう一度自分を鍛え直して必ず社員に相応しい人間になって戻ってきます・・・」
清川いずみ
「え・・・どんなのを想像してます?」

前の会社では早朝の登山マラソンや、穴を掘って埋める肉体労働を強要され、さらに集団で否定してくる時間もあったので思い出したくもありません。

しかしホワイト企業では朝9時半から17時まで本社に研修を受けるだけです。

あまりにも楽すぎる内容なので粕森は自分が試されている気分になってきました。

粕森美日月
「えっと・・・6時半に出社すればいいんですよね?」
清川いずみ
「えっ?いやだから9時半に・・・」
粕森美日月
「私・・・知ってます!新人は3時間前出社が常識で・・・」
清川いずみ
「そんな時間に人いないですからね・・・?」

続いて契約書に印鑑を押していきます。

ホワイト企業では契約書の内容もブラック企業とまるで違っていました。

粕森美日月
「まだ試用期間中ですよね・・・?」
清川いずみ
「試用期間中でも給与とか交通費とかありますし・・・」

当たり前のことですが粕森にとっては当たり前ではありません。

前の会社で試用期間中の時給を聞いた時、上司から仕事を教わっているくせに給与を貰おうとするなど厚かましいと怒鳴られました。

粕森美日月
「まあ・・・気持ち程度の金額でしょうけど出るだけでもありがたいわ・・・うわぁー満額支給だぁー」

ホワイト企業ではきっちりと満額支給してくれるのです。

また研修の交通費は実費での清算となっていました。

しかし前の会社では申請しても清算してくれたことなどありません。

清川いずみ
「あっ・・・そういえばかすみちゃんはお住まいは賃貸ですか?」
粕森美日月
「え?はい」
清川いずみ
「うっかりしてました、ええとその場合は家賃補助が出ますね・・・ただごめんなさい、一律5万円と決まっていて全額ではなくて・・・」

申し訳なさそうに清川が一律の家賃補助について説明します。

すると喜びと驚きのあまり、粕森は鬼のような形相になっていました。

粕森美日月
「あ、いえ、こんな時どういう顔をすればいいのかわからなくて・・・」

ブラック企業とホワイト企業の福利厚生があまりにも違うので上手く順応できません。

せっかく働き始めた粕森はホワイト企業で幸せで健康的な生活を手に入れられるのでしょうか!?

 

『社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった』を読んだ感想

ブラック企業の仕事内容や福利厚生に慣れてしまったため、社畜になった自分を受け入れていた粕森が不憫でした。

そんな粕森がホワイト企業の常識的な仕組みに驚く姿はとても可愛らしいですね。

企業の表と裏をコミカルに描いていく『社畜が異世界に飛ばされたと思ったらホワイト企業だった』

社会人なら誰もが笑えるギャグコメ漫画です。

自分の職場と比較しながら読んでみてください。

 

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