今回は「クロマツテツロウ」先生の『ドラフトキング』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『ドラフトキング』はこんな漫画(あらすじ)
プロ野球選手を夢見る全ての人間が通る入り口がドラフト会議です。
高校野球や大学野球、社会人野球や独立リーグで活躍する選手はドラフト指名されなければプロ野球選手になることはできません。
選手たちが夢を追いかける中で、全ての野球選手を調査しプロ野球へ送り込むスカウトマン達が活躍しています。
裏方に徹しながら日夜、最も優秀な選手を探し続けるスカウトマンの日常を描いていく『ドラフトキング』!
今回はプロ野球の裏側に迫っていくスポーツ漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。
ドラフト会議が行われるまでの知られざる実態をお確かめください。
『ドラフトキング』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
郷原というスカウトマンが高校球児と話をしています。
神木という高校球児は郷原が言っていることに納得ができません。
反論した通り神木には複数の球団が興味を示しているのです。
高校球児にとっては死刑宣告をされたような状況かもしれません。
しかし郷原は活躍できるプロ野球選手の才能を骨の髄まで知り尽くしている優秀なスカウトマンなのです。
時間が進み5月になったある日、本社のスカウト部長から郷原にクレームの電話がかかってきました。
クレームの内容はスカウティングリストの選手が一人増えたことに関する内容です。
この時期はスカウティングリストを絞り込まなければなりません。
それなのに選手を増やした郷原にGMが怒っていました。
どんなに怒られても郷原は自分のスカウティング能力を信じています。
スカウト部長と電話で話していると、スカウトに転校した神木が声をかけてきました。
タイミング良くスカウト部長が郷原に神木が近くに居ることを伝えてきます。
失礼なことを言われた神木が怒ったので電話を切ることにしました。
この日の神木は自分が担当するエリアの高校球児の調査に来ています。
東条はこの日の試合でマウンドに立つ予定はありません。
担当でありながら神木はそのことを知りませんでした。
神木には郷原の質問が何を意味しているのか分かりません。
しかし早く答えろと焦られたため常識的な答えを述べます。
神木が聞きたいことはウサギを選ぶ理由などではありません。
自分が才能に惚れこんだ選手を見に来た訳ではない理由を知りたいのです。
しかし郷原は神木にスカウトの才能がないと言うだけで質問に答えてくれません。
怒り出した神木に郷原はスカウトマンに必要なセンサーが壊れていることを説明します。
試しに質問したウサギについても運動神経の個体差があり、性格や体力もそれぞれ違うのですが神木はそのことに気が付いていません。
このような能力に気付く感性が神木には欠落しているのです。
2番手投手に注目しなかった神木を無能なカスだと言い放ちました。
この言葉にはさすがの神木も黙っていられません。
心の中で郷原への怒りを呟きます。
しかし郷原は自分のことを無能だなどと思ってはいませんでした。
郷原はスカウトマンにとって最も大切なものが才能を見抜く眼力だと信じています。
果たして彼が目を付けた2番手投手はプロ野球の世界で活躍することができるのでしょうか!?
独特な言葉でスカウトマンの本質を語る郷原にカッコ良さを感じました。
スカウトマンとして優秀な選手を見出すためには郷原のような独自の理論が必要なのかもしれませんね。
プロ野球選手になる為の登竜門であるスカウト指名の裏側にスポットを当てた『ドラフトキング』!
ここから郷原の型破りなスカウト手法がどんどん明らかになっていきます。
自分の眼力を信じる男のカッコ良さを引き続きご覧ください。
後編
郷原が神木にスカウトマンの大切な能力を伝えた数日後、本社のスカウト部で月例会議が開かれました。
しかしスカウトマンの郷原はこの会議に出席していません。
本社に戻れない郷原はスカイプで会議に出席することを提案しました。
このことがスカウト部の主任から問題扱いされてしまいます。
現場に足を運ぶ事だけではなくデータ分析や情報収集も大切な仕事のため、会議で情報を共有しない郷原の行動は問題だと思われていました。
さらにスカイプで映し出された郷原の動画が物議をかもします。
郷原は海人と書かれたTシャツを着て砂浜で胡坐をかいていました。
その様子を見たスカウトマンたちは呆れかえってしまいます。
海岸でのんびりしている郷原は遊んでいるとしか思えません。
しかし郷原には奄美大島を訪れる理由があったのです。
奄美大島には高校2年生でありながら身長192㎝の投手がいるのですが、無名校のためあまり注目されていません。
ですが郷原はこの逸材に目を付けていたのです。
誤解が晴れたところでスカウト会議が始まりました。
まずは目玉選手である東条のチェックからスタートします。
昨日の試合では球速150Kmを記録しました。
改めて東条の評価が上がるのですが、スカウトマンの1人が気になるポイントを指摘します。
実はこの日の東条はスライダーをほとんど投げていません。
いつもなら球種の40%程度がスライダーのため、スカウトマンは東条が故障しているのではないかと考えたのです。
もしも故障しているのであればドラフト指名を考え直さなければなりません。
しかし東条は故障している訳ではなく、この日は新しい球種を試していました。
このようにわずかな情報でも見逃せないのがスカウトマンの仕事なのです。
故障していないことが判明したおかげで、東条の評価はSランクになりました。
競合している選手よりも一本釣りできる選手を指名した方が賢いと説明します。
郷原の言う通りまだ東条一本に絞る時期ではありません。
ここで郷原がスカウティングリストへ加えた選手が議題に上がりました。
まずはエリア担当者の神木が報告書を読み上げます。
この選手に調査書を提出した球団は他にありません。
そのためスカウトマンたちは神木の報告書に納得してしまいます。
しかし郷原はこの選手にプロ野球で通用する才能を感じていました。
郷原はこの選手の初動と所作を見た時、素晴らしい選手になると確信したのです。
自分の眼力を信じている郷原の言う通りこの選手はプロ野球で通用するのでしょうか!?
彼らスカウトマンたちがどの選手をドラフト指名するかは実際に漫画を読んでお確かめください。
『ドラフトキング』を読んだ感想
プロ野球が好きな人はもちろんのこと、スポーツ全般が好きな人に読んでもらいたい作品ですね。
スカウトマンがどのように選手を発掘するかについて詳細を表現しているのでワクワク感が味わえますよ。
仕事に誇りを持った男たちの熱い姿を描写した『ドラフトキング』!
裏方の様子を丁寧に描いているのでプロ野球に詳しくない人でも楽しめる物語です。
選手や監督だけでなくスカウトマンの存在がプロ野球の発展に貢献していることを教わってみてください。
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