捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語るのネタバレ(第2話)!

今回は「原作 秋澤えで 作画 桐野壱」先生の『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』はこんな漫画(あらすじ)

王立図書館の司書を夢見ていたシルフ・ビーベルは、公爵家を繁栄させていくため王子との婚約を受け入れます。

それでも大好きな物語を愛でているうちに、カンナ・コピエーネという友人ができました。

カンナが話してくれる物語はどれもキラキラ輝いていてシルフの胸を躍らせてくれます。

しかしカンナの謀略によって地位を奪われたシルフは怪物が住むという噂があるダーゲンヘルム王国へ追放されてしまいました。

夜な夜な乙女を食い荒らしているというダーゲンヘルム王の領地でシルフを待ち受けていたものとは・・・!?

国外に追放されたシルフの新たな人生を描いていく『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』

今回は大人気SFファンタジー漫画の第2話についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

怪物と呼ばれるダーゲンヘルム王の正体を見逃さないでください。

 

『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

カンナの謀略によってダーゲンヘルム王国に追放されたシルフは、檻の中に閉じ込められたまま森の中に置いて行かれました。

後日、ラクスポルン王国の兵士がシルフの安否を確かめに行くと檻がボロボロに破壊されています。

そのため兵士たちはシルフがダーゲンヘルムの怪物に食い殺されたと王国に報告しました。

シルフが食い殺されたという報告を疑うものは誰もいません。

ですがシルフは食い殺されたわけではありませんでした。

カンナ
「悪役令嬢シルフ・ビーベルは隣の国の怪物に食べられるのよ、ご愁傷さま」

夢の中でカンナの言葉を思い出していたシルフが目を覚まします。

ベッドに寝かされているのですが部屋に見覚えはありません。

シルフ
「見たことのない造りのものばかり、ラクスポルンのものではなさそうだわ」

家具は見覚えのないものばかりなのでラクスポルン王国にいるわけではなさそうです。

また全身に包帯が巻かれていました。

脚を拘束していた枷もありません。

シルフ
「わたくしは善良などなたかに拾われたのだわ!ラクスポルン王国外の善良な人間に!ダーゲンヘルムの怪物に食べられることもなく!」

生きている実感と喜びが溢れ出てきます。

すると廊下から人の足音が聞こえてきました。

足音の主はそのままシルフが休んでいる部屋のドアを開けます。

ダーゲンヘルム
「ほう、目が覚めたか」
シルフ
「はい、この度は助けていただき誠にありがとうございました」
ダーゲンヘルム
「ふん、礼には及ばん、面白そうだから拾っただけだ」
シルフ
「いえ、本当に感謝しています、もしあのままあの森にいればわたくしはきっとダーゲンヘルムの怪物に食べられていたことでしょう」

目の前の人物が拾ってくれなければ食い殺されていたかもしれません。

そのため心から感謝するのですが笑われてしまいます。

ダーゲンヘルム
「っく、ははははははは、ダーゲンヘルムの怪物にか!それは恐ろしいな!」

どうして笑っているのか分かりません。

ダーゲンヘルムの怪物はどの国にも知れ渡っている悪名なのです。

シルフ
「ダーゲンヘルムのことを御存じない深窓のご子息かしら?」

笑いが止まらない中、色々と事情を想像してみます。

もしかしたら今いる場所はダーゲンヘルム王国からはるか遠くの土地なのかもしれません。

するとようやく笑いが止まりました。

ダーゲンヘルム
「・・・ははぁ、興味がある、ダーゲンヘルムの怪物とは一体どのようなものなのだ?」

周りが薄暗いので目の前の男性がどんな顔をしているのかよく分かりません。

そんな状況の中、シルフはダーゲンヘルムの怪物について語り始めました。

シルフ
「暗い森に囲まれたダーゲンヘルム王国は死にもっとも近い場所、カラスが啼き狼が走る、入った者は二度と戻ることはございません、そんなダーゲンヘルム王国の王ダーゲンヘルムは何千年も生き続ける怪物にございます」

ダーゲンヘルム王は夜な夜な城から抜け出し、王国に迷い込んだ乙女を喰らいます。

頭の先から足の先まで食らい尽くすので乙女の血と骨が残ることはありません。

また王だけでなく兵士と国民に至るまで全員が悪鬼羅刹と言われています。

ダーゲンヘルム王国兵たちの侵攻は百鬼夜行のように凄まじく、攻め込まれた国の生命は一欠けも残りません。

ダーゲンヘルム
「ククッ・・・クク・・・ククククク・・・随分と恐ろしいものだな、そのダーゲンヘルムとやらは」

シルフの説明を聞いても男性は笑ったままです。

この男性はダーゲンヘルム王国が恐ろしくないのでしょうか!?

 

 

国外追放されたシルフが生きていたことで謎めいた物語が幕を開け始めましたね。

シルフにとっては追放された方が夢を叶えるチャンスがあるのかもしれません。

読みながらドキドキが止まらなくなる『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』

目の前に現れた不思議な男性がシルフの運命を大きく変えることになります。

男性の正体に気付いたシルフの表情にご注目ください。

後編

シルフは男性が笑っていることが不思議でなりません。

シルフ
「・・・貴方様はダーゲンヘルム王が恐ろしくないのですか?」
ダーゲンヘルム
「さあてな、で、そのダーゲンヘルムの怪物ダーゲンヘルム王はどんな姿をしているのだ?姿がわからなくては認識しようがないだろう」

確かに男性の言う通りです。

ですがシルフはダーゲンヘルム王の姿を詳しくは知りません。

シルフ
「ただダーゲンヘルム王は深い闇でさえも飲み込む暗い髪を持ち、血を硝子に流し込んだような暗い赤い目を持った男だとわたくしは聞いております」

恐ろしい容姿を説明してもうなずくだけです。

シルフはこれ以上説明することがありません。

ダーゲンヘルム
「お前名はなんという」
シルフ
「申し遅れました、シルフ・ビーベルと申します」
ダーゲンヘルム
「ビーベル・・・確かラクスポルンの公爵家ではなかったか?」
シルフ
「・・・はい、しかし先日家からは縁を切られたためわたくしはただのシルフにございます」

ここでずっと椅子に座っていた男性が腰を上げます。

そして窓の方へ歩いていくとカーテンを開けました。

ダーゲンヘルム
「ふうん・・・まあお前がどこの何者かということはどうでもいい、どのような経緯で縁を切られ森に捨てられたのか、そんなことは些末なことだ」
シルフ
「・・・はい」

窓から強い光が差し込んできたのでシルフは手で遮ります。

それでもカーテンを閉めてくれません。

ダーゲンヘルム
「さて話を聞いていて思っていたがシルフお前は賢い、そうだろう?だからお前に楽しいなぞなぞをしてやろう」
シルフ
「なぞなぞ・・・でございますか」
ダーゲンヘルム
「ダーゲンヘルム王の姿を頭に思い浮かべろ、暗い髪に赤い目をした男だ」
シルフ
「・・・ええ」

言われた通り目を閉じてダーゲンヘルム王の姿を思い浮かべます。

合っているかは分かりませんが想像はできました。

ダーゲンヘルム
「では問題だ、今お前の前にいる私、いったいどんな姿をしている?」

ゆっくりと目を開けます。

すると光に照らされた男性の姿は暗い髪で赤い目をしていました。

シルフ
「・・・!ダーゲン・・・ヘルム王・・・!」
ダーゲンヘルム
「いい子!大正解だぁっ!」
シルフ
「あ・・・わたくし・・・本人に・・・!」

急に怖くなってきたシルフは何も言葉が出てきません。

正体を明かしたダーゲンヘルム王はそんなシルフを楽しそうに眺めています。

ダーゲンヘルム
「随分とおもしろい話を聞かせてもらった、素晴らしかったぞ、さてお前の考えている通り私こそダーゲンヘルムの怪物、第28代国王ファーベル・ダーゲンヘルムだ、ようこそ怪物の住まう黄泉の国ダーゲンヘルムへ」

まさか目の前の男性が怪物と呼ばれるダーゲンヘルム王だとは考えてもいませんでした。

恐怖で言葉が出せないシルフをダーゲンヘルム王が近くへ呼び寄せます。

シルフはダーゲンヘルム王に従うしかありません。

王の前でひざまずくと顔を触られました。

ダーゲンヘルム
「さあて質問だ、シルフ・ビーベル改めシルフ、お前は今決して嘘をついてはならない、混じりなき本心で答えよ、お前の望みはなんだ」
シルフ
「のぞみ・・・?」
ダーゲンヘルム
「そうだ、望みだ、お前が今何よりも心から望み欲するものを言ってみろ、金か名誉か地位か国へ帰ることか、愛か食べ物か眠りか生きることか死ぬことか、誰かを呪うことか復讐することか自由か、お前の望みを言ってみろ」

シルフの脳裏にラクスポルンでの出来事が浮かび上がります。

もちろんその中にはカンナの姿もあります。

シルフ
「わたくしの望みは・・・」

顔を近づけてダーゲンヘルム王に望みを伝えました。

すると王が満面の笑みを浮かべます。

ダーゲンヘルム
「面白い!お前は本当に面白いぞシルフ!いういだろう!お前の望みこのダーゲンヘルムの怪物が叶えよう!」

シルフが望んだ意外なこととは・・・!?

この真相は実際に続きを読んでお確かめください。

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『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』のネタバレ(漫画)!

2023.02.10

 

『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』はこんな人にオススメ

ミステリアスなダークファンタジー漫画を探している人にオススメしたい作品です。

怪物に助けてもらいながらシルフが夢を叶えようとするヒューマンドラマの要素も含まれていますよ。

頭の回転が速いお嬢様の風変わりな日常を表現していく『捨て悪役令嬢は怪物にお伽噺を語る』

性別に関係なく楽しめる物語になっています。

読みたい漫画がなかなか決まらない人はこの作品を選んでみてください。

 

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