『ぴんとこな』のネタバレ(漫画)!ドラマ化された名作です!

今回は「嶋木あこ」先生の『ぴんとこな』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ぴんとこな』はこんな漫画(あらすじ)

河村猛は歌舞伎界の名門である木嶋屋の御曹司として生を受けました。

高校生になった現在の猛は河村恭之助という名前で歌舞伎役者をしています。

歌舞伎ファンから人気を集める猛なのですが、本人は真剣に歌舞伎と向き合っている訳ではありません。

一方の本郷弘樹は歌舞伎と無縁の家に生まれながらも努力を重ねた結果、澤山一弥という名前で人気役者の地位を確立しました。

この正反対な2人が歌舞伎好きで成績優秀な千葉あやめに恋をしたことによって運命の歯車が動き出していきます。

歌舞伎界を舞台にした男女の恋模様を描いていく『ぴんとこな』

今回は実写ドラマ化された名作漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

ドラマ版のキャストもご紹介しますので併せてチェックしておいてください。

 

『ぴんとこな』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

河村猛が恭之助となり演舞場で歌舞伎を披露しています。

会場に来ている女性客は猛の歌舞伎に惚れ惚れしていました。

「重要なのはルックスだよな、あと血筋?まぁ俺のファンなんてそんなモノか・・・どーでもいいけど早く帰りてえ・・・」

どうやら猛をお目当てに来ているお客は素人ばかりが集まっているようです。

そのためやる気のない歌舞伎を猛が披露しても気づくお客はいませんでした。

いつものように不真面目な歌舞伎を演じた猛が帰ろうとしていると、ある男性と肩がぶつかってしまいます。

「あ・・・ゴメ・・・」
弘樹
「こちらこそ申し訳ありません」

メガネをかけた男性が鋭い視線を送って来たため、猛は思わず動きを止めてしまいました。

後で分かることになるのですが、このシーンこそ恋のライバルとなる猛と弘樹の出会いだったのです。

「俺と同じくらいかな、見たことないな、どっかのお弟子さんか、門閥外から来てまでやりたいものかねぇ、歌舞伎なんて」

門閥外とは歌舞伎の家柄出身ではない人のことを意味していて、外部からわざわざ歌舞伎界に入る人を猛は信じられないと思っていました。

そんな猛が演舞場の外に出ていくと大勢のファンが集まってきます。

「そうだ、今度みんなを楽屋に招待しよっかな、次の舞台になるけどね」

ファンがこの言葉で大喜びしていると、清掃員の格好をした女性が声をかけてきました。

あやめ
「質問!楽屋に招待ということはチケットも招待と考えて良いんですか?」

あまり遭遇しない出来事に猛が戸惑っていると、選ばれた者しか歌舞伎は見られないと言うお客とこの意見に反論する清掃員が揉め始めます。

「ったく、はいはいケンカは止めて、オバサンも大丈・・・」

止めに入った猛に対して清掃員から意外な言葉が飛び出しました。

あやめ
「オバサンオバサン言わないでください、私・・・まだ10代なんですから」

帽子を脱いだ清掃員はまだ若くカワイイ女性だったのです。

その容姿が気に入った猛は彼女に興味を持ち始めました。

「えーと何?君も楽屋に来たいの?」
あやめ
「いえ、私は歌舞伎が観たいんです」
「遠慮すんなよ、でもそういう奥ゆかしさは好きだな、プライベートで会ってもいいけど・・・」
あやめ
「来月の歌舞伎座、昼公演が観たいんです」

しかし来月の昼公演に猛の出番はありません。

そのことを女性に説明すると猛が出てなくても問題ないと言われます。

今までこんなことを言われたことがないため、猛には女性の真意が理解できません。

「もう一度言うよ?だからね」
あやめ
「ですから・・・アナタの出演はなくていいので、来月の歌舞伎座昼公演の一等席が欲しいんです」

名門の御曹司として育ってきた猛はこんな仕打ちを受けたことはありませんでした。

そのため猛は現実逃避しながら女性の前から立ち去っていきます。

「今なんつった?いや聞き違いだ、つーかこの女の存在自体が間違いなんだよ、今見た女は幻だ」

ルックスが良く人気者の猛は、自分の誘いを断る女性などいないと思っていました。

あやめ
「あーあ行っちゃった、まいっか、どうせまた会えるしね」

また会えると言うこの女性の目的はいったい何なのでしょうか!?

 

 

歌舞伎と恋愛を融合させたとても斬新な設定ですね。

新しいジャンルに挑戦しながらもしっかりとしたストーリーなので安心して読んでいくことができました。

ここからさらに面白みが増していく『ぴんとこな』

ドラマ化されただけあって魅力的な展開が連続していきます。

それでは引き続き大人気ラブコメ漫画の世界観に浸っていってください。

後編

清掃員の格好をしていた女の子に信じられない態度を取られた猛は、翌日になってもまだショックを引きずっていました。

猛が落ち込みながら高校の花壇を眺めていると、急に花壇を荒らし始める女性が現れます。

「やめろ!クラスと名前を言え!校内の花壇を荒らすなんてとんでもない女め!おい!返事を・・・」

猛の言葉で女の子が振り返りました。

あやめ
「やっぱりいけませんか?ココで野菜栽培したら」
「あのときの無礼な女!同じ学校だったのか!?」

こうして2人は同じ高校だということが判明したのです。

女の子の名前は千葉あやめといい、成績優秀な特待生なのですが学校以外はバイトばかりしていました。

実はお嬢様だったあやめなのですが、父親の経営する会社が倒産してしまい現在は貧乏暮らしをしています。

あやめ
「そういえばチケットどうなりました?」
「そのことだけど俺の出演舞台じゃダメなの?ほかのは手配しにくいからなぁ」
あやめ
「じゃいいです、ありがとうございました」

アッサリと立ち去るあやめに対して猛は怒りがこみ上げてきました。

「待てよ!なんで俺の舞台じゃダメなんだよ、どうせ俺の舞台なんかろくに観たことないんだろ!?それなのに・・・」

納得がいかない猛はあやめを追いかけていき腕を掴みます。

あやめ
「見たよ、この間の鏡獅子ならテレビでみた、でも・・・河村くんはアレで満足だったの?ヒドかったよね」

素人のファンとは違い目が肥えているあやめは猛の歌舞伎を酷評してしていきます。

その酷評が的を得ていたため動揺してしまう猛。

「も・・・もういい、そんな説教聞きたく・・・」
あやめ
「ハイそれ!あなたの芸はそうやって逃げてる芸、踊りの出来なんて些細なことだと思うの、ガッカリなのはまるで人形が踊ってるみたいだったところ・・・かな」

あやめはそのまま立ち去っていきました。

「なんだあの女・・・なんなんだよ!?」

自分の芸を酷評されたはずの猛だったのですが、不思議なことに顔が真っ赤になっています。

その頃、立ち去って行ったあやめは1枚の写真を眺めていました。

あやめ
「鏡獅子・・・楽しみにしてたのに、元気にしてるかなぁ、ヒロくん・・・」

あやめがヒロくんと呼ぶのは、冒頭のシーンで猛と肩がぶつかった弘樹のことを指しているのです。

2人は幼い頃からの知り合いでお互い想いを寄せ合っていました。

しかしある事情があって現在は疎遠になっています。

そんなことは知らない猛は歌舞伎なんて面白くないということをあやめに伝えようとしていました。

「おい!ちょっと待てよ」
あやめ
「なんですか?これからバイトなんですけど」
「おまえどんだけ歌舞伎好きか知らないけどな!やめとけあんな物、金かかるし」
あやめ
「もう!しつこ・・・」

腕を掴まれ不機嫌になるあやめだったのですが、猛が彼女の動きを止めたのは窓の外から野球のボールが飛んできたためだったのです。

するとあやめを庇った猛の頭にボールが直撃してしまいました。

あまりの激痛に意識を失いそうになる猛。

薄れゆく意識の中であやめがどこかへ走り出す姿を見ていました。

「ちょっ・・・なんで?そんなにバイトが大事かよ?」

しかしあやめが走り出した理由はバイトのためではなかったのです。

あやめ
「タオル冷してきたよ、河村くん大丈夫!?」

彼女の行動に驚いた猛は無意識のうちにあやめのことを好きになっていました。

「俺・・・君が好きだ」

自分の気持ちをストレートにぶつけます。

あやめ
「私は・・・ほかに好きな人がいる、ゴメンね」

これまで人気者として黄色い歓声を浴びてきた猛だったのですが、あっという間にフラれてしまいました。

しかし猛はここで諦めるような人間ではないのです。

あやめに認めてもらうため猛はここから一心不乱に歌舞伎と向き合うことにしました。

そんな2人の間に弘樹が加わることで複雑な恋模様が繰り広げられていきます。

ここから先の展開は見所が満載となっていますので、実際の漫画をご自身の目でご覧になってお楽しみください。

 

『ぴんとこな』ドラマ版のキャストは?

ラブコメ漫画として大人気となった『ぴんとこな』は2013年にTBS系でテレビドラマ化されました。

漫画を読んだ後は動画やDVDなどでドラマも視聴してみるとこの作品の面白さが伝わると思いますよ。

気になるドラマ版のキャストは主人公の河村猛を玉森裕太さん、ヒロインの千葉あやめを川島海荷さんが演じました。

そして2人と三角関係を構築する本郷弘樹役には中山優馬さんがキャスティングされています。

もしも『ぴんとこな』を含めた電子書籍と動画を無料で視聴してみたい人はこちらの方法を試してみてください↓↓↓

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を20万冊以上配信しているんです。

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

このポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

 

無料トライアルはこちらから↓↓↓