空挺ドラゴンズのネタバレ!人気漫画の最新刊はいつ発売なの?

今回は「桑原太矩」先生の『空挺ドラゴンズ』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『空挺ドラゴンズ』はこんな漫画(あらすじ)

ドラゴンが空を自由に飛んでいる幻想的な世界で、一部の人間たちは龍を捕獲するため大空へ飛び出していきました。

しかしドラゴンとの戦いは死と隣り合わせのため、次第に捕獲しようとする人間は減少の一途をたどっていきます。

そんな中、クィン・ザザ号という捕龍船には血気盛んな乗組員たちの姿がありました。

美味な龍の肉に魅了された青年のミカや新人乗組員のタキタ達は、現在も命を賭けて龍の捕獲に挑んでいたのです。

大空と龍に魅了された乗組員たちの壮大なアドベンチャーを描いていく『空挺ドラゴンズ』

今回は大迫力SFファンタジー漫画の魅力について、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

世界を股にかけるクレイジーな登場人物たちの姿を目に焼き付けていってください。

 

『空挺ドラゴンズ』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

捕龍船クィン・ザザ号の乗組員たちは天空を舞うドラゴンを追って、東西南北の空を駆け巡っていました。

彼らは龍の捕獲に成功するとその肉を解体して売り捌いていきます。

このように命がけの仕事で生計を立てている彼らに帰る場所はありません。

そんなクィン・ザザ号はこの日も雲をかき分けながらドラゴンを追いかけていました。

すると1匹のドラゴンと遭遇できたのですが、雲の中へ逃げられてしまいます。

雲の中に入るのは危険性が伴うため焦りを感じ始める乗組員たち。

しかし危険を顧みないミカという青年がクィン・ザザ号からドラゴンの背中に飛び降りました。

ミカ
「あばれ過ぎると肉の味が落ちる、うまそう」

まるで危険を感じていないような様子のミカは、そのまま銛を刺しドラゴンを仕留めていきます。

その様子を新人乗組員のタキタが呆然とした表情で眺めていました。

タキタ
「これが・・・龍捕り・・・」

クィン・ザザ号は龍の捕獲に成功すると、近くの町に停泊して肉の解体を始めていきます。

彼らが慣れた手つきでドラゴンの肉を解体していると、次第に町人が肉や油を求めて集まってきました。

ミカやタキタ達はドラゴンを捕獲し、その肉と油を売り捌くことで生計を立てていたのです。

忙しそうに町人に肉や油を売っているタキタ。

今回も大きく売り上げを伸ばしていると、ミカがこっそり龍の肉を盗み食いしようとしていました。

タキタ
「あー!ミカさんダメですよ!サボってつまみ食いなんかし、むっ」

注意しようとしたタキタの口にミカが龍の肉を入れてきます。

ミカ
「つまみ食いじゃねーよ、骨についてる肉をこそいでたんだ、もったいないだろ」
タキタ
「へりくつ・・・でも新鮮な龍の肉って・・・生でも美味しいものなんですね」

自分から食べようとしたわけではないのですが、ミカに肉を口に入れられたことで別の先輩に叱られてしまったタキタ。

なんだかんだ言って2人は楽しそうにしていたのですが、ここでクィン・ザザ号の乗組員たちに問題が起きてしまいました。

実はこの町の宿で疲れを癒す予定だったのですが、宿の主人から宿泊を断られてしまったのです。

その理由は昔から捕龍船を泊めた町にはドラゴンが現れるという迷信のためでした。

しかしこの迷信には何の根拠もありません。

実際は捕龍船が町の近くを回遊するドラゴンを捕獲しているため、被害を未然に防いでいるというのが実態だったのです。

それでも町の人たちが捕龍船の乗組員たちを宿泊させたくない理由は、以前に他の捕龍船の乗組員たちが町で問題を起こしていたためでした。

こうしたことから捕龍船の乗組員は無頼漢というレッテルが貼られていたのです。

クィン・ザザ号の乗組員たちは仕方なくこの日は船の中で宿泊することにしました。

彼らはこのようにいつも言われもない理由から色眼鏡で見られていたのです。

しかし信念を持ってドラゴンの捕獲に挑んでいる乗組員たち。

クィン・ザザ号は何を言われようと信念に従って捕龍を続けていくのでした。

 

 

ドラゴンを捕獲するという設定がSFファンタジー漫画ファンにとって魅力的なのでしょうね。

町の人たちには忌み嫌われながらも信念に沿って生きる登場人物たちが素敵でした。

2017年次にくるマンガ大賞作品にノミネートされた『空挺ドラゴンズ』

読んでいくと多くのファンに支持されている理由がお分かりいただけると思います。

引き続きドラゴンに魅了された乗組員たちの冒険劇をお楽しみください。

後編

宿泊を断られてしまったためクィン・ザザ号に戻っていく乗組員たち。

タキタ
「あーあ、久しぶりに大の字になって寝られると思ったのになー、お風呂にも入りたいし」

タキタが残念そうな様子で船に戻ろうとしていると、ミカが急に頭の臭いを嗅いできました。

ミカ
「いや臭いのかなと思って」
タキタ
「まんまかい!」
ミカ
「大の字で寝たいなら甲板で寝りゃいいんだよ、枕さえあればどこでだって寝台になるだろ」

しかし他の乗組員たちはミカのような鈍感な人間ではありません。

そのことを指摘されてもミカは全く気にした様子をみせることなく、1人でマツに火を点け始めました。

タキタ
「ところで何やってるんです?」
ミカ
「ひと仕事終えて小腹空いたろ、ワラや炭があれば直火もいいけどこれは搾油釜用のマツだから、マツはしっかり乾燥させないと煤が出るし脂も多いからな」

ミカは宿泊できない問題は気にしていない様子で、ドラゴンの肉を調理し始めていたのです。

タキタ
「ミカさんって普段ぬぼーっとしてるのに、ご飯の事になると饒舌ですよね」

タキタの言葉を無視しながらミカが本格的に調理を開始しました。

まず彼は龍の尾の肉に塩と胡椒で下味をつけていきます。

そしてカチカチに固くなったパンをスライスして切り口を水に浸しました。

彼はその切り口を龍の脂をひいた鉄板で焼き始めていきます。

すると周囲に香ばしい香りが立ち込めました。

ミカ
「両面を焼き上げたらワインウォッカをひとたらし、ステーキをスライスしてパンにはさんだら・・・できあがり」

こうして龍の尾身を使ったステーキサンドが完成したのです。

タキタが美味しそうな見た目と匂いによだれを垂らしていると、ミカは1人でステーキサンドをを食べ始めてしまいました。

タキタ
「それはみんなで分ける大きさでしょ!ミカさん・・・ちょっ・・・私にもくださいっ!今そんなの食べたら夕飯食べれなくなりますよ!」

2人が小競り合いを始めた次の瞬間、隣町でドラゴンが出たという知らせが伝えられます。

しかしクィン・ザザ号は宿泊を断られたことで、燃料の補給が出来ていませんでした。

そのことを町人に説明するのですが、身勝手な彼らはクィン・ザザ号の乗組員たちに捕龍を依頼してきます。

呆れ返る乗組員たちだったのですが、ミカだけは冷静さを失っていませんでした。

ミカ
「行こうぜ、隣町だろ?補給なしでも行けるさ、行って捕まえてもどってくる、いつもと一緒だ」

こうしてミカの判断によってクィン・ザザ号は新たな捕龍に向かうこととなったのです。

しかしこの捕龍はいつもよりも困難なものとなってしまいました。

隣町に現れたドラゴンは非常に好戦的で乗組員たちを窮地に立たせていきます。

タキタ
「まるで私達に怒ってるみたいです」
ミカ
「そのとおりだよ、今朝捕った龍と同じ匂いがする、たぶんこいつは母親だ、向こうもそれに気がついたみたいだな」

この母龍は子供を呼びながら隣町の上空を彷徨っていました。

タキタ
「それじゃ呼んでた相手って・・・いえこんなの甘いってわかってますけどちょっとかわいそうだなって」

まだ新米のタキタはドラゴンに対して同情してしまいます。

そんなタキタにミカが捕龍の本質を語り始めました。

ミカ
「タキタ、龍捕りをカンチガイしてないか、龍はただ一方的に狩られるような相手じゃない、殺す覚悟の無いヤツは死ぬぞ」

こうしてミカはいつものように命がけのバトルに挑み始めていったのです。

果たして彼らは怒り狂う母龍を捕獲することができるのでしょうか!?

壮絶なバトルの行方は実際に漫画を読んで迫力を体感してみてください。

 

『空挺ドラゴンズ』最新刊の発売日はいつなの?

龍と人間の大迫力バトルを描いて人気沸騰中の『空挺ドラゴンズ』

壮大なスケールのファンタジー漫画として多くの漫画ファンから大注目されています。

そんな人気漫画の最新刊となる第5巻は2018年11月7日に発売されました。

次回作の第6巻は2019年5月10日頃の発売予想されています。

話題作の新たな展開を心待ちにしましょう。

ちなみに次回作の発売日はあくまでも予想となっていますので、諸事情により若干のズレが生じた場合はご了承ください。

 

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