今回は「朱戸アオ」先生の『リウーを待ちながら』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『リウーを待ちながら』はこんな漫画
世界遺産に登録された富士山の麓にある横走市。
今作のヒロイン・玉木涼穂はこの街で内科医として働いています。
女医として多忙を極める彼女の元に、吐血した自衛隊員が搬送されてきました。
原因不明の症状に玉木が困惑していると、同様の患者が運ばれてきてしまいます。
その後、次々と亡くなっていく患者に動揺する玉木だったのですが、この事態こそが彼女を地獄へと導く入り口でした。
リアリティー感が溢れるストーリーが大人気となった『リウーを待ちながら』!
今回はこの医療サスペンス漫画の魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。
絶望感が漂うスリリングな物語をお楽しみください。
『リウーを待ちながら』の魅力紹介(ネタバレ含む)
前編
昨夜も急変した患者を治療していたため、パジャマ代わりにしているオペ着で眠ってしまった玉木涼穂。
疲れている彼女なのですが、朝になると自衛隊の訓練の轟音で目を覚まします。
8月の中旬を過ぎた横走市では、自衛隊の総合火力演習が毎年恒例のイベントになっていました。
このイベントには毎年多くの見物客が訪れ、当日は横走市の人口が2倍近くになる程です。
ラジオのニュースがイベントの様子を紹介している中、玉木は自家用車で勤務する病院に向かっていました。
髪を後ろで結びながら病院に入って行く玉木。
そんな彼女に看護師の鮎澤朋子という女性が声をかけてきました。
鮎澤はいつも忙しくしている玉木の体調を心配しています。
この日も彼女の心配した通り、玉木は朝食を抜いてきていました。
そのため鮎澤は玉木にお弁当を渡してあげます。
実はこのお弁当は鮎澤が娘のために作っているのですが、反抗期のため受け取ってもらえません。
いつも鮎澤のお弁当が食べたい玉木は、娘の反抗期を応援すると冗談を言いながら患者を診察室に呼んでいきます。
風邪や食中毒の患者を診察していくと、お昼休みの時間になりました。
鮎澤の作ったお弁当を嬉しそうに食べ始める玉木。
すると清掃員のカルロスが外で男性が倒れていると伝えに来ました。
玉木は呼吸状態の良くない男性をすぐに治療室へ運ぶことにします。
駆けつけた鮎澤と一緒に気管に挿管をしていくと、急に男性が吐血してしまいました。
男性の状態はここから急変してしまい、心臓が停止してしまいます。
男性の看護師に心臓マッサージを替わってもらい、除細動器で心臓を刺激していきます。
何度か電気ショックを繰り返し、どうにか男性は一命を取り留めました。
この男性は自衛隊員だったため駐屯地に身元の確認を求めようとすると、続いてまたしても似たような症状の患者が搬送されてきます。
玉木の勤務する横走中央病院は不測の事態で急に慌ただしくなりました。
果たしてこの街で何が起こっているのでしょうか!?
内科医として患者の命を救い続けている玉木涼穂。
しかし似たような症状の患者が次々と搬送される中、彼女の医師人生は衝撃の展開を迎えることになります。
医療現場をリアルに描いた緊迫感がたまらなく面白い『リウーを待ちながら』!
ここから物語はサスペンスの要素を強めていきます。
ミステリアスな展開をじっくりとご堪能ください。
後編
自衛隊員の次に搬送されてきた男性の処置に当たる玉木涼穂。
しかし懸命な治療を行ったのですが、患者は亡くなってしまいました。
玉木が霊安室の前でうなだれていると、鮎澤が黙ってそばに来てくれます。
死因が特定できなかったため、玉木はサンプルをウィルス研究室に送りました。
そのため患者が亡くなった原因を特定するためには、検査結果を待つことしかできません。
やるべきことを終えた玉木は鮎澤と別れ、この日は自宅に戻ることにしました。
自宅に戻り温め直したお弁当を食べ始めます。
鮎澤の作った美味しいお弁当で、この日の玉木はなんとか英気を養うことができました。
しかし月曜日になると急転直下の事態を迎えることになります。
玉木が出勤すると彼女が担当する自衛隊員の姿がありませんでした。
看護師に話を聴くと自衛隊病院の人間が引き取っていったと言われます。
担当医なのに何も聞かされていなかった玉木は、詳しい事情を聴くため院長室に向かいました。
院長に激しい態度で詰め寄るのですが、はっきりとした答えは返ってきません。
上司にこれ以上逆らうことは出来ないため、仕方なく診察室に戻ることにしました。
すると看護師が鮎澤から別の女性に入れ替わっています。
鮎澤は体調を崩してしまったため早退していました。
そんな彼女の症状が気になった玉木は、看護師に鮎澤の家へ電話をするよう指示します。
しかし鮎澤が電話に出ることはありません。
不安を感じた玉木は清掃員のカルロスに、鮎澤の家に様子を見に行ってほしいとお願いをします。
彼が鮎澤の家に到着すると、ちょうどいいタイミングで彼女の娘が帰ってきました。
娘の呼びかけに対して、ベッドの中にいた鮎澤は返事をしてくれません。
異変を感じた娘の潤月(うづき)は、すぐに救急車を呼びました。
その鮎澤を診察することになったのが、病院に残っていた玉木だったのです。
ですがここでも彼女の懸命な治療の甲斐なく、鮎澤までもが亡くなってしまいました。
治療を終えた玉木は、受付で肩を落とす潤月に声をかけます。
仕事を済ませて自分が鮎澤の家に向かうべきだったと後悔する玉木。
しかし潤月が帰ってくるまでは家に入ることは出来なかったのです。
うなだれる二人はどちらも強い後悔の念を抱いていました。
その後、潤月は病院関係者に送られ自宅へ戻っていきます。
彼女を見送った玉木が医局に戻ると、この日返そうと思っていたお弁当箱が目に留まりました。
お弁当箱を見ながら鮎澤との思い出が蘇ります。
二度と後悔をしないと誓った玉木。
彼女はここから正体不明の病に侵された患者を全力で治療していきます。
玉木が巻き込まれた横走市に起こったパンデミックの原因は、一体どのようなものなのでしょうか!?
その真相は実際に漫画を読んでお確かめください。
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『リウーを待ちながら』を読んだ感想
とてもシリアスな医療系漫画だと思いました。
命と真剣に向き合う玉木の姿は感動的ですね。
サスペンスの面白さとヒューマンドラマの魅力が詰まった『リウーを待ちながら』!
スリリングな展開と謎解きが楽しめる作品です。
是非この機会に本格派医療サスペンスを夢中になって読んでみてください。
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