『僕の家においで』のネタバレ!漫画を無料で試し読みしませんか?

今回は「優木なち」先生の『僕の家においで』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『僕の家においで』はこんな漫画

15歳の帰山美玲(きやまみれい)は可愛い顔をしているのですが、自分のことをゴミだと思っている超ネガティブな女の子です。

家が貧しいため高校入学を目前にバイトに明け暮れている美玲。

しかしバイト中に不注意から超イケメンの真野典哉(まのふみや)に怪我を負わせてしまいました。

美しい彼に怪我をさせた責任を感じる美玲に対して、真野はとても優しい態度で接してくれます。

そんな中、ある出来事をきっかけに二人が同居することになり、ドッキドキの恋愛がスタートしていくことになるのでした。

純情なヒロインのピュアな恋愛を描いていく『僕の家においで』

今回はこのラブストーリーの魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

誰もが憧れる純愛物語をじっくりとご堪能ください。

『僕の家においで』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

帰山美玲は家が貧乏だったため、幼い頃から侘しい人生を送ってきました。

そんな貧乏キャラから抜け出すため、美玲は高校入学を目前に控えながらバイト三昧の日々を過ごしています。

帰山美玲
「私なんかの手アカがついた新聞でごめんなさい!」

ボロボロになったズボンの裾と、縫い直したお尻を気にせずに新聞を配っていく美玲。

配達を無事に終えると念願の初給料を手にしました。

帰山美玲
「私・・・一万円札生で触ったの初めてです・・・!」

美玲の信じられない発言に、バイトの先輩たちは衝撃を受けてしまいます。

それほどまでに美玲の家は経済的に苦しんでいました。

帰山美玲
「よかった・・・!これでちゃんと新しい高校の制服が着られる・・・!」

中学の入学式ではみんなと同じ紺色のソックスが履きたかったため、美玲は自分で白ソックスを墨で染めました。

この行動によって「墨ソちゃん」と呼ばれ、暗黒の中学時代を過ごしてきた美玲。

帰山美玲
「でも自分でお金が稼げるようになった今、やっと人並の生活を送ることができる・・・目指せ、脱・貧乏キャラデビュー!」

期待に胸を膨らませていると、これからキラキラした高校生活が待っていると先輩に言われました。

しかし超ネガティブな美玲は自分がそんな日々を過ごせるとは思っていません。

帰山美玲
「そんなキラキラなんて私は断じて求めていません」

自分をゴミだと思っているため、恋愛などのキラキラした青春は自分には無縁のものだと考えているようです。

美玲がこの考えを持つようになったきっかけは、中学時代に男子から女の子扱いされなかったことでした。

いつも美玲は男子から笑われたり、バカにされたりしながら生きてきたのです。

帰山美玲
「だからこれからは周りから笑われないような、ちゃんと人並みの女の子になれればそれでいい」

キラキラとした世界は自分には関係ないと思いながら家へ向かっていました。

すると考え事をしていたため、赤信号に気付かないまま交差点に進入してしまいます。

次の瞬間、美玲と接触しそうになったオートバイが彼女を避けるため転倒しました。

帰山美玲
「すみません!大丈夫ですか!?今すぐ救急車呼びますので・・・っっ」

しかし美玲は携帯電話を持っていません。

困り果てているとオートバイの運転手が苦しそうな声を出します。

真野典哉
「人工呼吸・・・して・・・」

運転手の命に危険を感じた美玲は、人工呼吸をするためヘルメットを取ってあげました。

帰山美玲
「な・・・なんてことだ!ゴミくず女のせいで国宝級の男子が死にかけているー!!」

オートバイを運転していた男性は、美玲が今までに見たこともないほどのイケメンだったのです。

真野典哉
「ね・・・早く・・・早く酸素くんないと・・・」

ですがここでもネガティブな思考が頭の中をよぎってしまう美玲。

帰山美玲
「わたし・・・!ハミガキははみがき粉なしでみがいているので・・・お口の中の清潔度が若干足りないかもしれませんがそれでもよろしいでしょうかー!?」

美玲の発言を受けて男性は大笑いしてしまいます。

真野典哉
「まあ・・・俺はそれでも全然いいけどね・・・?つか喋れるヤツに人工呼吸なんてしてやる必要ないしね!」
帰山美玲
「えっ、あ!ほんとだ・・・」
真野典哉
「ごめん、メットごしにあまりに可愛い子がいたから思わず」
帰山美玲
「大丈夫ですか!?視力を失ってませんかー!?」

この発言を受けた男性が、美玲の顔をじっくりと見ていきます。

彼の視線にドキドキする美玲。

真野典哉
「やっぱ見間違いじゃないな」
帰山美玲
「いえ・・・!服もくつも・・・こんなですので・・・」
真野典哉
「かわいい子はどんな格好だってかわいいけどな」

美玲にとってオシャレでカッコイイ男性に褒められたのは初めてのことでした。

そのため自然と頬が赤くなっていきます。

真野典哉
「ねぇ・・・新聞配達してるの?じゃあさ、はいコレっ、俺も新聞頼んでいい?オレの住所と新聞代、明日から俺んとこにもきてくれる?」
帰山美玲
「えっ、あのっ・・・新聞代は夕刊だと毎月1500円なので・・・一万円は・・・」
真野典哉
「残りはハミガキ粉代にでも使って!じゃっ明日から楽しみにしてるカラ、ヨロシクね、美玲ちゃん」

イケメンは美玲の自転車に書かれた名前をチェックしていました。

颯爽と帰っていく男性を見送りながら、彼に渡されたメモを見るとそこには真野典哉と書かれています。

こうして思わぬハプニングによって出会った二人。

しかし美玲はここから恋が始まるとは思ってもみませんでした。

果たして二人の恋はどのように進展していくのでしょうか!?

貧しさから超ネガティブな思考になってしまっている美玲がとても可愛らしいですね。

自分で自分の魅力に気付いていないところも好感が持てました。

そんな彼女の素敵さを瞬時に見抜いた真野もいいキャラクターですね。

ここから二人の距離が一気に急接近していく『僕の家においで』

それでは二人のキュートな恋模様を引き続きお楽しみください。

後編

真野のことを見送った美玲が自宅に戻り給料を母親に渡しています。

帰山美玲
「お母さん!今日初めてのお給料もらったから、これ水道代!今日からお風呂のお湯ためていーかな!?」

頑張ってる分、お給料は自分のために使いなさいと言われました。

しかし家族思いの美玲は無駄遣いをする気がありません。

その後、少量のお湯を入れたお風呂に入りながら今日の出来事を振り返っていきます。

真野が自分のことを可愛いと言ったことや、新聞を頼んでくれたことが理解できない美玲。

帰山美玲
「もしかして・・・真野さんってゴミ女救済ボランティア団体かなにかの人なのかな!?」

ここでもネガティブな発想が思い浮かんでいるようです。

しかし自分の不注意で迷惑をかけてしまったため、預かった一万円は返すことにしました。

帰山美玲
「ちゃんとお金を返したら新聞は断ってもらおう・・・私なんかが関わるのはこれで最後にしなきゃ・・・」

翌日になるとメモに書かれた住所を頼りに真野の家へ向かった美玲。

すると彼が住んでいる所は美玲の家とは正反対の高級マンションでした。

帰山美玲
「どうしよう、わかってたことだけど本当に住む世界が違う人だ、やっぱり私なんか場違いすぎる!」

ポストにお金を入れて帰ろうか悩むのですが、失礼に当たると思い真野の部屋のチャイムを鳴らします。

ドキドキしながら待っていると、インターホンから真野の声が聞こえてきました。

帰山美玲
「あの・・・っ、こんにちは!昨日の新聞の帰山です・・・!」
真野典哉
「え!?7階までわざわざ持ってきてくれたの!?」
帰山美玲
「はいっ・・・すみませんっ、えっと実は昨日のお金を返したくて・・・」
真野典哉
「ごめん・・・1階の玄関ポストにお願いできるかな?」

自分が訪ねてきたことことが迷惑だったと感じる美玲。

すぐに1階に向かおうとすると、真野が部屋から出てきました。

真野典哉
「美玲ちゃん!やっぱ直接ちょーだ・・・痛!」

真野は美玲を迷惑だと思っていた訳ではなく、実は昨日の転倒が原因で骨折していたのです。

帰山美玲
「治療費おくらですかぁぁぁ!?」
真野典哉
「ごめんな・・・美玲ちゃんに気ぃ遣わせたくないし顔出さない方がいいと思ったんだけど・・・」
帰山美玲
「私ちょうどお給料入ったところなので・・・もし足りなかったら来月まで待ってもらっていいですか!?」
真野典哉
「美玲ちゃん、こーゆー時ってお金じゃないよね?実は昨日の晩からなんも食ってなくてさ・・・だからさ、なんか飯つくってくんない・・・?」

料理を作ってあげたい美玲なのですが、靴下に穴が開いていることを思い出しました。

そのため真野の家に入ることを躊躇してしまいます。

しかし優しい真野のため自分に出来ることをしてあげたいと思っていました。

帰山美玲
「あの・・・これ・・・!私お昼ごはんにおにぎり作ってるんですけど、今日はなんだかお腹がいっぱいで・・・」
真野典哉
「え!?俺食っていいの!?」
帰山美玲
「私なんかが握ったのでよければ・・・っ」
真野典哉
「うわーまじ手作りだー、いただきます!うまっ!!なんかこーゆーの食うと生きてるって感じするわー、やっぱ飯は手作りがいいよな」

真野の感動した表情を見て美玲の胸の中に嬉しい感情がこみ上げてきます。

すると自分なんかが関わってはいけないと思っていた気持ちに変化が現れました。

帰山美玲
「あの・・・っ、もし迷惑じゃなければ・・・明日からも作ってきちゃダメですか・・・?でもあのっ・・・新聞は断ってください!」

自分のハミガキ粉のためにお金を受け取る訳にはいきません。

真野典哉
「はみがき粉代のためじゃないから・・・ってことでその1万円は新聞5か月分の前払いにして、明日から新聞と一緒に美玲ちゃんの手作り飯おねがいできるかな?」

こうして真野と会える理由ができたことに大喜びする美玲。

ですが帰宅すると母親から悲しい報告を受けることになりました。

実は美玲が思っていたよりも家計が苦しく、母親は実家に戻ることを決めていたのです。

そのため美玲も引っ越しの準備をすることになってしまいました。

仕方なく真野に最後のご飯を届けに行くことにします。

彼と一緒に過ごせた時間を幸せに感じながら、引っ越すことを報告する美玲。

帰山美玲
「実は・・・私、田舎に引っ越しすることになってしまって・・・」

真野と離れたくないと思いながらも、ちゃんと事情を説明していきます。

そんな美玲に対して、真野から思いもしなかった言葉が返ってきました。

真野典哉
「俺とこの家で一緒に住もっか、美玲ちゃん?」

こうして美玲は真野の家に家政婦としてお世話になることになったのです。

美玲の両親の許可も取り、無事に同居生活をスタートさせた二人。

そこには誰もが憧れるドキドキの新生活が待っていました。

ネタバレはここまでになりますので、二人の素敵な恋物語は実際に漫画を読んでお確かめください。

優木なち先生の他の漫画に関する記事はこちらです↓↓↓

『僕の家においで Wedding』のネタバレ(漫画)!

2019.12.31

『僕の家においで』はこんな人にオススメ

恋愛漫画を読んでドキドキしたい人にオススメの作品です。

ネガティブだけどとても可愛らしいヒロインが、心優しいイケメンに温かく包み込んでもらうストーリーが魅力的な『僕の家においで』

性別に関係なく癒されるラブストーリーになっています。

女性は真野のカッコ良さに見惚れながら読んでいってください。

男性は美玲の可愛らしい姿に夢中になって読んでいくことをオススメしますよ。

珠玉の純愛物語を多くの人に楽しんでもらいたいですね。

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