今回は「作 リチャード・ウー 画 コウノコウジ」先生の『警部補ダイマジン』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。
『警部補ダイマジン』はこんな漫画(あらすじ)
警視庁捜査一課のエースとして事件を解決している台場陣には裏の顔があります。
熱血漢のダイマジンと呼ばれる台場は、単独で凶悪犯を追い詰めていました。
さらに追い詰めた凶悪犯を自殺に見せかけて殺害していたのです。
完全犯罪を成立させたと思う台場だったのですが、特命捜査対策班の平安才門警視に殺人を見抜かれてしまいました。
殺人を見過ごす代わりに平安が台場に提示した条件とは・・・!?
正反対の刑事が未解決事件の真相を解明していく『警部補ダイマジン』!
今回は本格派刑事ドラマの第2話と第3話についてネタバレを含みながら面白さをご紹介していきます。
考え方が違っても未解決事件を解決したいという同じ理想を抱く刑事の活躍に魅了されてください。
『警部補ダイマジン』の魅力紹介(ネタバレ含む)
第2話
アラビアンナイトの中に漁をしている最中に、海で壺を拾った老人の物語があります。
壺の蓋を開けた老人は中から出てきた大魔神に殺されそうになってしまいました。
ピンチになった老人は一計を案じ、この壺から本当に出て来たのか信じられないので、大魔神にもう一度壺の中に入ってみてほしいと提案します。
疑われた大魔神は容易いことだと言い壺の中に入り直しました。
次の瞬間、老人が素早く壺の蓋を閉めます。
大魔神は壺の中からここから出してくれたらどんな願いでも叶えると叫びました。
猟師と大魔神というこの物語は、台場と平安の関係性にリンクしていくことになるのです。
台場が連続幼女誘拐犯の天羽を殺害する1週間前、平安と部下は天羽の別荘を監視していました。
平安が部下と監視を交替すると、別荘に不審な男性が現れます。
別荘の中に侵入した男性は中から少女を抱えて出てきました。
そのまま病院へ向かった男性の姿を平安はしっかりと写真に収めています。
平安の疑問は男性の正体が警視庁捜査一課のエース・台場陣ということが明らかになって解決しました。
台場は違法捜査が発覚することを恐れて正体を名乗らず病院から立ち去っていたのです。
しかし正体を名乗らなかったせいで、助けた少女に犯人だと誤解されてしまいました。
警察の威信を守るため特捜対策班は天羽を見逃そうとしていたのです。
犯罪を許さない台場は平安の考え方に納得することができません。
平安は場所を変えて話をするため、台場を自分の車に乗せました。
車内で平安は台場が使ったトリックについて質問をします。
台場は天羽を殺害した後、冷蔵庫から卵を取り出しゆで卵を作りました。
そして殻を割ったゆで卵を熱したフライパンに押し付けます。
2人を乗せた車は平安の個人的な特捜対策班オフィスに到着しました。
オフィスには古い事件の捜査ファイルが山のように並べられています。
今回のように警察幹部が犯人だったり、大物政治家や官僚が絡む事件に警察は深入りしたくありません。
それなのに連続幼女誘拐殺人の真犯人が特捜対策班を創設しました。
警察が特捜対策班の創設を認めた理由は、上層部が天羽の計画を見て見ぬふりするためだったのです。
逮捕できない場合に限って犯人を殺してほしいと提案しました。
台場は殺し屋になりたくないのですが、殺人犯だとバラされる訳にはいきません。
こうしてダイマジンは漁師の忠実な下僕となったのです。
猟師と大魔神という物語に上手く繋がる展開の第2話になっていますね。
賢くて性格の悪い部分が少しずつ見え始めた平安の本性にも衝撃を受けました。
台場と平安がそれぞれの信条で未解決事件を追いかける『警部補ダイマジン』!
いよいよここから本格的な捜査活動がスタートしていきます。
未解決事件の真相に迫る様子を目に焼き付けてください。
第3話
殺し屋になりたくない台場は、平安の提案を最初は受け入れませんでした。
逆らえない台場は平安の奴隷になってしまったのです。
2人の主従関係が決定した頃、静岡県のコンビニで強盗事件が発生しました。
店長と店員2人の頭を拳銃で撃った犯人は現在も逃走中です。
静岡で強盗事件が発生した時、台場は通常の捜査に戻っていました。
台場が追っているのは交番を襲撃して警察官を殺害した犯人です。
他の警察官が取り逃がしそうになった犯人を台場が見事に逮捕しました。
手柄を上げた台場が犯人に手錠をかけようとしていると、平安からの呼び出し電話がかかってきます。
検挙率が高い台場は上司である班長の命令にも従うことはありません。
それなのに犯人の検挙を他の刑事に任せ去って行きました。
同僚たちは誰かの命令に従う台場の姿が信じられません。
先ほどまで凶悪犯を追いかけていたのであくびがとまりません。
その態度を平安は不真面目だと感じます。
本来であれば拘置所生活を送っているはずだと釘を刺してきました。
殺人を秘密にしている自分のことを、台場にもっと感謝して欲しいと平安は考えているのです。
台場は結婚に一度失敗していました。
正直に離婚したことを答えると平安に笑われてしまいます。
平安の嫌味な性格を再認識したところで、休憩しながら事件について話をすることになりました。
手際の良さから平安は犯人が拳銃の扱いに慣れたプロだと考えています。
犯人像には共感できるのですが、台場には納得できないことがありました。
台場は前世紀に起こったスーパー強盗事件を思い返します。
二十数年前、西武蔵野市南平台のスーパーで店長とアルバイトの従業員3名が殺されました。
この事件の犯人も従業員を躊躇なく殺害した後、お金に手を付けず逃走しています。
平安は混成強盗団の犯行だとは考えていません。
その理由は二十数年前に起こった出来事と関係しています。
平安は微笑むだけでそれ以上は何も答えません。
カルト教団による国家転覆計画は日本中を震撼させました。
未解決強盗事件は本当にカルト教団と繋がりがあるのでしょうか!?
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『警部補ダイマジン』はこんな人にオススメ
本格派のミステリーと骨太なヒューマンドラマが融合した作品に仕上がっています。
様々な謎や陰謀が渦巻く展開に大満足できる内容だと感じました。
ミステリーやサスペンスが好きな人にオススメしたい『警部補ダイマジン』!
多くの漫画ファンに紹介したくなる読み応え抜群の物語です。
嫌味なエリートと武骨な刑事が未解決事件の真相に迫る様子を手に汗握りながら読んでみてください。
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