素敵な彼氏のネタバレ!河原和音が描く漫画の魅力と最新刊情報も!

今回は「河原和音」先生の『素敵な彼氏』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

『素敵な彼氏』はこんな漫画

幼い頃から大好きな彼氏と年末のカウントダウンに行くことを夢見ている小桜ののか。

いよいよ高校生になった彼女は自然の流れで彼氏ができると思っていました。

しかし何の変化も起きないまま12月を迎えてしまいます。

待っているだけではダメだと思ったののかは、彼氏を作るため合コンへ参加することにしました。

果たしてののかは素敵な彼氏を見つけることができるのでしょうか!?

キュートなヒロインの淡く儚い恋模様を描いていく『素敵な彼氏』

今回はこのラブストーリーの魅力を、ネタバレを含みながらご紹介していきます。

胸がときめく純愛物語を夢中になって読んでみてください。

『素敵な彼氏』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

キラキラしたカウントダウンイルミネーションの中を彼氏と歩きたい小桜ののか。

そんな夢を胸に秘めながら高校生になりました。

小桜ののか
「ここにいる男子の誰かとつきあっちゃったりするのかなぁ!!」

期待に胸を膨らませて入学したのですが、特に何も起こらないまま12月を迎えます。

すると教室で友人たちとお弁当を食べている途中に、自分が思い描いていた高校生活ではないことに気が付きました。

小桜ののか
「あれ?おかしいな・・・あのね私は高校生活楽しいの・・・みんな大好きだしお弁当もおいしいし・・・でも私実は高校入ったらカレシがほしかったの!」

入学してからずっと彼氏が欲しいと言い続けていたので、友人たち全員がそのことを知っています。

周りの友人は彼氏がいる子やいない子など人それぞれなのですが、ここまで切実に彼氏が欲しいと思っているのはののかだけでした。

小桜ののか
「小さい時から人の恋愛話が大好きで恋愛ものにくいついて生きてきました」

ののかは女子なら全員が恋愛に興味があると思っていたのですが、実際はそうでもありませんでした。

そんな状況の中を、ただ彼氏が欲しいと思っているだけのまま16年間を過ごしてきたのです。

小桜ののか
「高校生になったら私もカレシとカウントダウン行くんだって思ってたのに」

すると彼氏のいる友人が合コンを開催してくれることになりました。

ののかはこのチャンスに賭けてみることにします。

小桜ののか
「私待ちうけてばかりで何もしてなかった!!やっぱり動かなきゃ何もはじまらないよね!!」

こうして合コンへ参加することになったののか。

しかしいざ合コンが始まると男子との免疫があまりないののかは、緊張のあまり上手に喋ることができません。

すると一人の男の子が声をかけてきました。

桐山直也
「カウントダウンまでにカレシほしいって言ってんのって誰?」
小桜ののか
「・・・ハイ、私です」

桐山直也という男の子のダイレクトな質問に、ののかが少し戸惑いながら返事をします。

桐山直也
「へー、カレシどんな人がいーの?」
小桜ののか
「え・・・?どんな・・・それはあんまり考えたこと・・・」
桐山直也
「一生カレシできなそうだなあ、がんばって」

直也の失礼な発言で、ののかだけでなく周りの友人たちも固まってしまいました。

特にののかは彼氏ができないと言われたため、合コンに参加する元気が無くなっています。

その様子を気にした男性陣は、直也にきっちり謝罪させることにしました。

桐山直也
「なぁなんかあやまってこいって言われたんだけど、オレなんかしたっけ?」

ですが直也には失礼なことを言った自覚すらありません。

小桜ののか
「私には・・・カレシが・・・できないって・・・」
桐山直也
「ああ言ったね、そんなこと、ははは、ごめんごめん」
小桜ののか
「はははじゃないから!!私カレシほしいのに・・・」
桐山直也
「観覧車好き?」

悲しげな表情をするののかを直也が観覧車に誘いました。

ののかは観覧車の中で自分が理想にしていた恋について語り始めます。

小桜ののか
「漫画とかドラマとかだと幼なじみとか・・・となりの席のクラスメイトが話しかけてくれたりとかあるじゃん・・・」
桐山直也
「へー、そうなんだね」
小桜ののか
「でも現実ってそーゆーことないじゃん・・・幼なじみなんていないじゃん」
桐山直也
「オレいるけど、中学でちょっとだけつきあったな、今も同じ学校でふつーにしゃべるけど」

目の前に座っている直也は自分の理想の恋を経験していました。

そんな彼を羨ましそうに見つめるののか。

ここでずっと気になっていたことを質問してみます。

小桜ののか
「なんで私にはカレシできないと思ったの?」
桐山直也
「なんか全然想像できなかったから、カウントダウンにカレシといるところが」

直也に言われて気が付いたのですが、ののかにも自分の横に彼氏がいる姿は想像できませんでした。

小桜ののか
「ねぇ!!私どうしたらカレシの姿みえるようになるの!?」
桐山直也
「知らない」
小桜ののか
「あんだけ言っといて言っただけ!?」
桐山直也
「人それぞれだしな」

恋に憧れを抱くだけでリアルな想像をしていなかったののか。

果たしてカウントダウンまでに彼氏を作ることができるのでしょうか!?

恋することに憧れを抱くヒロインがとても可愛らしいですね。

しかし夢見るだけでリアルな彼氏像を思い描けていませんでした。

そんな現実をストレートな表現で彼女に伝えていく桐山直也。

彼との素敵な恋を期待してしまう展開の『素敵な彼氏』

ですがこの物語は一筋縄ではいかない恋を描いていきます。

恋に悪戦苦闘するヒロインの姿を引き続きお楽しみください。

後編

絶対に彼氏を作ってカウントダウンイルミネーションに行くことを直也に宣言したののか。

友人に彼氏ができたきっかけを質問するとバイト先で出会ったという答えが返ってきます。

小桜ののか
「そうだ、出会いが足りないんだ、いっぱい出会えばカレシもみえてくるんじゃないかな、出会ってないだけ!バイトだ!!」

こうしてコンビニでアルバイトをすることになりました。

しかしこのコンビニでは思いも寄らなかった出会いが待っていたのです。

桐山直也
「いらっしゃいませー」
小桜ののか
「なんで!?」

桐山直也がバイトの先輩だったことに驚いてしまうののか。

ここでも直也はストレートに言いたいことを口に出してきます。

桐山直也
「カウントダウンまでにカレシ作るんじゃなかったの?」
小桜ののか
「いや花菜ちゃんがバイトでカレシできたっていうから」
桐山直也
「バイトって出会いの場じゃなくて働くところだからね、友だちは働きにきてたらたまたま出会っちゃったんだからな」

直也の言ってることが正論すぎるため、ののかは何も言い返すことができません。

そのため仕方なく真面目に働き始めます。

小桜ののか
「働くよ!!働きますよ!!ちょう一生けん命!!」
桐山直也
「イケメンがみてて恋が始まったりしないからな」
小桜ののか
「わかってるよ!!」

こうして自分の想像とは違い、アルバイトに全力を尽くすことになってしまいました。

しかし根が真面目なののかの働きぶりを、意外にも直也が評価をしてくれます。

桐山直也
「小桜さん働くのはわりとむいてると思うわ、まじめだし気もつくし、カレシはできそうにないけどバイトはいいセンスしてるな」
小桜ののか
「私はカレシほしいんだって!!一瞬納得しかけたよ!!」
桐山直也
「ははは」

バイトの帰り道、自分を笑い飛ばす直也を変な人だと思うののかだったのですが、無理をしていない彼の姿はとても新鮮なものに感じていました。

小桜ののか
「うちら合コン的なので会ったよね、カノジョほしいの?」
桐山直也
「いや別に」
小桜ののか
「じゃあなんで来たの?」
桐山直也
「ヒマで気がむいたからかな、気がむかないことはしないから」

その後も他愛もない話で盛り上がる二人。

直也に彼女がいないことなどを聞いているうちに、気が付くとののかの家の近くまで来ていました。

小桜ののか
「もしかして送ってくれたの?」
桐山直也
「気付いたか、カウントダウンまでにカレシはまぁムリだろうけど、まぁがんばって」
小桜ののか
「ムリじゃない!!」

直也が優しいのか気まぐれなのか、ののかにはよく分かりません。

しかし彼が嫌な人間ではないことは確信することができました。

その後、カウントダウンが7日後に迫っても彼氏ができないののか。

するとバイト終わりに直也がケーキを食べようと誘ってきました。

桐山直也
「小桜さんはなんでそんなにカレシが欲しーの?」
小桜ののか
「いやもう私の夢だから、カレシは」
桐山直也
「それって生まれた時から?」
小桜ののか
「そんなはずないわ!!」

子供の時に両親と行ったカウントダウンで幸せそうなカップルの姿を見たののか。

そこから彼氏と一緒にカウントダウンを体験したいと思っていました。

しかし彼氏が欲しいと願えば願うほど、ののかに話しかけてくれる男の子は現れてくれなかったのです。

周りの女の子は普通に彼氏がいるのに自分にはできない現実を語っているうちに、ののかの目から涙が溢れ出しそうになっていました。

桐山直也
「そんな年季の入った本気の夢なのに、カレシできそうもないとか言って悪かったな、お?泣きそう?なんかオレいいこと言った?」

茶化されてしまい涙が一気に引いていきます。

怒りに震えるののかに優しい言葉をかけていく直也。

桐山直也
「合コンでへんなのひっかかるなよ」
小桜ののか
「へんなのってどんなの?」
桐山直也
「すぐさわってくるようなのはアウトだな、連絡先教えるからマジでなんかあったら連絡よこせよ、笑いに行くから」

しかしこの合コンでも彼氏を見つけることはできませんでした。

ののかはここで自分には恋愛が向いていないと思い始めます。

そのため仕事を生きがいにしようと思い、31日もバイトを入れることにしました。

仕事も無事に終わり家でボーっとしているののか。

すると玄関の呼び鈴が鳴りました。

玄関を開けるとそこには直也が立っています。

桐山直也
「カウントダウン見に行こーぜ」

せっかく誘ってくれたのでカウントダウンを見に行くことにしました。

するとそこで直也が意外なことを言い始めます。

桐山直也
「なろーか?カレシ、オレが今ここでカレシになれば夢がかなうんじゃない?」

一瞬ですがこれで夢が叶うと喜ぶののか。

しかしそれは自分が望んでいたものではないことに気が付きました。

小桜ののか
「ちがう、だって桐山くん私のこと好きじゃないじゃん、カレシとカノジョの間には大好きって気持ちがなきゃだめだよ」

ののかが本当に憧れていたのは、彼氏というカタチではなく実際に人を好きになるという気持ちだったのです。

その大切なことを気づかせてくれたのが直也でした。

二人はせっかく来たのでカウントダウンを見て帰ることにします。

桐山直也
「3、2、1、今年もよろしく」

新年になった瞬間、直也がののかにキスをしました。

小桜ののか
「え・・・今の・・・キスだよね・・・?ファーストキスだよね!?なんで!?」
桐山直也
「なんとなく」

何を考えているのかさっぱり分からない直也に振り回されていくののか。

彼女の素敵な恋はここからゆっくりと動き始めていきます。

予測不能なこの先の展開は、実際にご自身の目で漫画を読んでときめいてみてください。

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彼女を振り回すことになる直也も素敵なキャラクターですね。

二人の可愛らしい恋を描いたこの作品の最新刊となる第14巻は、2020年11月25日に発売されました。

残念ながら第14巻が最終巻となってしまいましたが、河原和音先生の次回作に期待しましょう。

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