ヨソジの春のネタバレ(漫画)!恋するソワレの人気作品です!

今回は「漫画 まさきりょう 原案 みやこ」先生の『ヨソジの春』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『ヨソジの春』はこんな漫画(あらすじ)

39歳の坂上つぼみは入社してから17年間、事務方一筋で頑張ってきました。

しかし17年目で初めて展示会のヘルプを頼まれピンチになってしまいます。

慣れない仕事に困惑するつぼみを助けてくれたのは、営業部で活躍する中嶌航平という好青年でした。

年下のイケメンにドキドキするつぼみだったのですが、12歳下の中嶌が自分を相手にするとは思えません。

ですが残業で迎えた40歳の誕生日につぼみの運命を変える出来事が待ち受けていました。

誰にも選ばれず独身を貫いてきたヒロインの恋路を描いた『ヨソジの春』

今回はアラフォーの遅すぎる春を表現したラブストーリーの魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

ゆっくりと動き始める恋模様を読んで胸キュンしてみてください。

 

『ヨソジの春』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

残業で帰りが遅くなった坂上つぼみは、駅のホームで40回目の誕生日を迎えてしまいました。

このまま誰にも選ばれず孤独な人生を過ごしていくと思っていたのですが、自分のことを好きだと言ってくれる男性が現れます。

中嶌航平
「好きですよ、坂上さんのこと」
坂上つぼみ
「40歳になったばかりの夜、私にそう告げたのはひと回り年下の男性だった」

突然の告白を受けた前日、つぼみは入社以来最大のピンチを迎えていました。

17年前に入社してから事務方一筋だったのですが、初めて展示会のヘルプを任されてしまったのです。

つぼみは営業職ではないため、自社が販売している製品に詳しくありません。

そのことを展示会に来たお客に注意されてしまいました。

坂上つぼみ
「申し訳ありません、詳しい者が今まいりますので」

お客の正論に何も言い返すことができません。

腰かけ気分で仕事をするなと注意したお客が帰ろうとします。

中嶌航平
「お待たせいたしました、こちらの製品担当の中嶌と申します、あちらでご説明させていただけませんか、こちらへどうぞ」

担当の営業マンが来てくれたおかげでつぼみは窮地を脱することができました。

しかし助かったからといって脱力している場合ではありません。

坂上つぼみ
「部署が違うとはいえ自社製品も満足に説明できないなんて・・・今後のためにもこれからはちゃんと勉強しないと」

腰かけどころかつぼみは自分のことを一生養う覚悟で働いています。

そのため自社製品について勉強し直すことにしました。

中嶌航平
「坂上さん、さっきはすみません、すぐに対応できなくて」
坂上つぼみ
「いえ助かりました、こちらこそ申し訳ないです、あまりお役に立てなくて」
中嶌航平
「え?そんなことないです!お客さんの誘導も的確だしすごく助かってますよ!それにブース内もこまめに整えてくださってますよね!」
坂上つぼみ
「仕事ですので・・・」

営業の中嶌はつぼみの丁寧な仕事ぶりを高く評価してくれます。

さらに困ったことがあれば頼ってほしいと優しい言葉を掛けてくれました。

中嶌航平
「わ、わぁ、すみません、ハラがっ」
坂上つぼみ
「・・・フ、今日は朝早かったですもんね、少々お待ちを、たしかシリアルバーが・・・あれ?ないな、あっ、昨日食べちゃったんだった!はいっ!あー・・・それじゃお腹の足しにならないですね」

シリアルバーが無かったのでキャンディーを渡します。

しかしキャンディーではお腹を満たすことができないかもしれません。

中嶌航平
「いえ、いただきます」
坂上つぼみ
「中嶌さん・・・だっけ、すごい好青年だ」

キャンディーを受け取った中嶌は笑顔を見せてブースへ戻っていきました。

ブースに戻ると後輩が坂上つぼみに声を掛けた中嶌を凄いと言ってきます。

総務部で年長のつぼみは仕事に厳しいと噂されていました。

その噂通りつぼみは周囲と馴れ合うようなことはしませんし、笑顔を見せることもありません。

さらに独身だということもつぼみを難しい人だと思わせていました。

中嶌航平
「おい、それは失礼だろ、それに・・・そんなに難しい人じゃないはずだよ」

好青年の中嶌は噂に左右されることはありません。

そうこうしているうちに展示会の終了時刻を迎えました。

営業マンたちが片付けを始めようとするのですが、すでに商品の片付けが済んでいました。

坂上つぼみ
「合間に少しずつ整えておきました、あとこちらパンフレットの残部数のまとめです」

片付けを済ませていたつぼみがパンフレットの残部数を教えてくれます。

これで営業マンたちは展示会の来客数を知ることができました。

テキパキと仕事をしてくれるつぼみを中嶌は神だと思ってしまいます。

自分では気付いていませんが、丁寧に仕事をするつぼみの恋路は幕を開け始めていました。

 

 

40歳を目前に控え一人で生きていくことを覚悟しているつぼみの姿が印象的でした。

自分の年齢が将来設計に大きく関わる事は誰もが共感できると思います。

恋することに年齢など関係ないことを教えてくれる『ヨソジの春』

アラフォー女性が抱える悩みを丁寧に表現している物語です。

孤独だったヒロインのハッピーエンドを祈りながら作品を読んでいってください。

後編

つぼみが製品の箱詰めをしていると総務部長から電話がかかってきました。

坂上つぼみ
「はい・・・ないってなんですか?いえ・・・見ないことにはなんとも・・・すみません、ちょっと後輩がやらかし・・・困っているみたいなのでお先に失礼いたします」

トラブルが起こったので営業マンたちに事情を伝え総務部へ戻っていきます。

その姿に中嶌は好感を抱いていました。

中嶌航平
「・・・坂上さんてなんかかわいいですよね」

つぼみが総務部へ戻ると後輩が顔を真っ青にしています。

トラブルは後輩が上半期の業績データを消去したことでした。

後輩はサーバーのバックアップも行っていません。

坂上つぼみ
「・・・しょうがない、もう一度打ち直すしかないですね」

納会が明日のため今日中に業績データを打ち直すことにします。

膨大な量なのですがやってやれないことはありません。

つぼみが作業を始めてると、中嶌が車の鍵を返却しに来ました。

中嶌航平
「あ、坂上さんだ、なんだろう、あの書類の山は・・・」

中嶌の視線に気づいていないつぼみがどんどん仕事を進めていきます。

すると後輩から営業部のホープと言われている中嶌と会話したことを羨ましがられました。

しかしそんなことよりも今はデータの打ち直しを優先させます。

坂上つぼみ
「・・・まぁ確かに・・・私も10歳若ければやばかったかもねー」

色々なことを考えているうちにようやく仕事が終わりました。

クタクタになったつぼみが帰り道を歩いていると、母親から明日の誕生日を祝うメールが送られてきます。

バタバタしていたのでつぼみは明日が誕生日だということをすっかり忘れていました。

誕生日は15分後に迫っています。

中嶌航平
「坂上さんお疲れ様です、今帰りですか?駅に向かってます?」
坂上つぼみ
「はい」

人懐っこい中嶌と駅まで一緒に歩くことになりました。

歩きながら中嶌がつぼみと一緒に仕事ができてうれしかったと言ってくれます。

中嶌航平
「すっごく助かりました!総務の上の方だって聞いてたのでいいのかなって思ったんですけど」
坂上つぼみ
「上ってそんな・・・長くやってるので自動的に繰り上がっただけですよ、でもおばさんが居座っちゃって若い子たちには疎まれてるでしょうね」
中嶌航平
「まさかそれはないですよ」

日付が変われば40歳になるのでますます磨きがかかってしまうかもしれません。

少し卑屈になっているつぼみが年齢を聞くと、中嶌は28歳でした。

坂上つぼみ
「はぁ、お若いですねー、私の40歳の誕生日なんてひびきが重すぎてもう悲しいというか・・・」
中嶌航平
「悲しむことなんてなくないですか?何回目だっておめでたいですよ、誕生日は笑って迎えましょうよ」

28歳という若さなら明るい将来が見えるかもしれません。

しかし40歳になるつぼみは明るい将来を見ることができなくなっていました。

坂上つぼみ
「・・・そうですね、特に祝ってくれる人もいないんだから、せめて自分くらい自分におめでとうって言ってあげないと」

駅に到着するとそれぞれが別のホームに向かいます。

電車を待ちながらつぼみは中嶌の前向きな姿勢を羨ましいと感じていました。

若い頃は自分も前向きだったかもしれません。

そんなことを考えているうちに人生の折り返しである40歳を迎えました。

大学を卒業して就職してからここ15年、つぼみは仕事以外の記憶がほとんどありません。

友達や同僚には家族がいるので誘うことも無くなりました。

坂上つぼみ
「みんな誰かに選ばれたのに私は誰にも選ばれないまま誕生日を40回をくりかえして・・・」

この先の人生も変わることなく過ぎていき、一人ぼっちの未来が待っているだけかもしれません。

変わらない人生を覚悟しているのですが、心のどこかで違う人生を望んでいる自分がいます。

そんなつぼみの腕を中嶌が掴んできました。

中嶌航平
「あのっ誕生日おめでとうございます!」

いつの間にか中嶌が同じホームに立っています。

そして日付が変わり迎えた誕生日を祝福してくれます。

坂上つぼみ
「久しぶりにかけられたその言葉と、ふいにつかまれた手が熱くてその後の彼の言葉はよく聞こえなかった」

40歳になったばかりの深夜、つぼみは一回り年下の男性から好きだと言われました。

独身を貫いてきたアラフォー女性の遅すぎる春はどんな結末を迎えるのでしょうか!?

 

『ヨソジの春』はこんな人にオススメ

大人の純愛を読んでトキメキたい人にオススメのラブストーリーです。

恋愛を始めるのに年齢や歳の差など関係ないというメッセージが込められていますよ。

仕事一筋だったアラフォー女性に訪れた恋模様をテーマにした『ヨソジの春』

読んでいるうちに心が温かくなる素敵な物語です。

一人でいることを覚悟していた女性の恋を応援しながら読んでみてください。

 

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