『異世界でカフェを開店しました。』のネタバレ(漫画)!

今回は「漫画 野口芽衣 原作 甘沢林檎」先生の『異世界でカフェを開店しました。』という漫画を読んだので、ご紹介していきたいと思います。

※記事の中にはネタバレ部分がありますので、お先に立ち読みをお勧めします!

 

『異世界でカフェを開店しました。』はこんな漫画(あらすじ)

22歳の黒川理沙は食べ歩きを趣味にしている普通のOLです。

海外旅行で食べ歩きしたいと思っていた理沙は、急に食事が美味しくない異世界にトリップされてしまいました。

人間と精霊が共存する異世界に召喚されたことを受け入れるのですが、どうしても食事の不味さには納得ができません。

我慢ができなくなった理沙は異世界の食文化を発展させることにしました。

食いしん坊という性格から幕を開けた理沙の異世界ライフを描いていく『異世界でカフェを開店しました。』

今回はファンタジーとグルメがミックスされた漫画の魅力についてネタバレを含みながらご紹介していきます。

なろう系発のクッキングファンタジーの世界観を存分にご堪能ください。

 

『異世界でカフェを開店しました。』の魅力紹介(ネタバレ含む)

前編

昼休みになったのでOLの黒川理沙が手作りのお弁当を食べようとしています。

すると理沙の豪華なお弁当を見た先輩が海外旅行のお土産を渡してきました。

先輩に旅行の感想を聞いてみると、街並みはオシャレだったのですが食事は美味しくなかったそうです。

現地の水は硬水だったので体に合いませんでした。

ただしお土産に買ってきたお菓子は美味しいということです。

黒川理沙
「海外かぁ・・・いいなあ、私も行ってみたい、どうせならご飯がおいしい国に行って色々食べ歩きしたいな・・・」

美味しいものが大好きな理沙は食べ歩きを趣味にしていました。

そのため海外旅行をしてきた先輩を羨ましく思っています。

黒川理沙
「・・・だったのはほんの数時間前の話で気がつけば私は・・・あれ?外・・・?」

仕事を終えて帰宅したはずなのですが、何故か目の前には星空が広がっていました。

不思議なことは外にいることだけではありません。

バジル
「良かった!目が覚めたんですね!」
黒川理沙
「ななな何これ!?メルヘンな物体が喋っ・・・!」

目を覚ました理沙の前にとても小さな少女が浮かんでいます。

驚いてしまった理沙はパニックになってしまいました。

バジル
「私はこの世界の精霊・・・自然と人と女神様を繋ぐ存在です、別の世界から来たあなたが心配で様子を窺っておりました」

少女が丁寧に自己紹介をしてくれます。

しかし普通のOLだった理沙は状況を理解できません。

黒川理沙
「駄目だ・・・疲れてるのかな私・・・えーと昨日は確か会社出てから夕飯食べてお風呂入ってベッドに・・・駅前のドーナツ屋に寄って帰宅して、そうか・・・夢だ」

無難な結論を出して現実逃避してしまいます。

すると精霊に注意されてしまいました。

バジル
「それは単に女神様が異世界からあなたをお招きしたタイミングがたまたま就寝中だっただけでして・・・」
黒川理沙
「招いたっていうか立派な拉致よね!?」

事情を知らない理沙にはこの状況が拉致されたとしか思えません。

怒る理沙に精霊が謝罪してくれます。

バジル
「ご、ごめんなさい・・・でもこの世界にはあなたの存在が必要なんです」
黒川理沙
「そんな事言われても・・・ひとまず家に帰してくれない?用があるなら後日ゆっくり聞いてあげるから・・・」

理沙は精霊のような存在を見たことがありません。

それでもこの場所が異世界だとすぐには信じることができませんでした。

バジル
「た・・・大変申し上げにくいのですが・・・別次元同士が干渉し合うと世界の均衡が崩れ消滅するので世界を越えられるのは一度きりなんです・・・つまりあなたはもう元の世界には戻れません」
黒川理沙
「はぁ!?何それ!!」
バジル
「そういう決まりなんですぅぅ!!」

精霊に罪があるわけではありません。

怒りのぶつけ場所をなくした理沙は気を失ってしまいます。

黒川理沙
「ああ・・・やっぱりこれは夢だ、悪い夢に違いない・・・」

数時間前まで理沙はどこにでもいる普通のOLでした。

それなのに今は異世界にトリップされ、目の前には見たこともないメルヘンな物体が存在しています。

いったい理沙の身に何が起こっているのでしょうか!?

 

 

転生されるSFファンタジー漫画をたくさん読んできましたが、この漫画はいきなり転生されるテンポの良さが魅力的ですね。

運命を受け入れられないヒロインが現実逃避するシーンにも共感することができました。

食べ歩きが好きなヒロインが趣味を満喫していく『異世界でカフェを開店しました。』

ここから理沙がトリップされた異世界の実態が明らかになっていきます。

順応性に優れた理沙の行動力にご注目ください。

後編

意識を失った理沙はベッドの中で心地良さを感じていました。

黒川理沙
「気持ちいー、フカフカのベッドだ、なんだ結局夢だったんじゃない、ほら人の話し声もするし・・・」

まだ意識がはっきりしないのですが近くで誰かが話している声が聞こえてきます。

その声の中には聞き覚えがあるものもありました。

バジル
「はいです、召喚時の身体的負荷による疲労ですのでしっかり休めば・・・」
黒川理沙
「ん・・・?って、ここどこ!?」

ベッドから飛び起きると見知らぬ男性と女性がこちらを心配そうに見つめています。

しかし男性は理沙が目を覚ましたことで笑顔になりました。

ギルフォード
「クスクス、僕の屋敷だよ、良かった、思ったより元気そうだね」
黒川理沙
「誰・・・?」

声をかけてもらっても2人の姿に見覚えはありません。

それなのに女性の方が理沙に抱きついてきました。

アナスタシア
「本当に無事で良かったわー!このまま起きないんじゃないかって!すっごくすっごく心配したのよぉー」
黒川理沙
「マジで誰ーっ!?」

女性によると理沙は森の中で倒れていたそうです。

心配してくれていた女性は感激するあまり抱きついてしまいました。

その行動を病み上がりの理沙を驚かせてはいけないと男性に注意されます。

アナスタシア
「そうだったわ、ゴメンナサイ、つい嬉しくて・・・ええと・・・」
黒川理沙
「あ・・・私は黒川理沙・・・リサといいます」
ギルフォード
「僕はこの家の当主ギルフォード・ハイド・クロード、こちらは妻のアナスタシア」

アナスタシアは自分のことをシアと呼んでほしいと言ってきました。

落ち着いた理沙は2人が自分のことを屋敷まで運んでくれたことを理解します。

黒川理沙
「ありがとうございます、何とお礼を言ってよいか・・・」
ギルフォード
「礼なら僕よりその精霊に、森で倒れた君をずっと守ってくれていたんだよ、大体の事情もその子から聞いた」

理沙がこの世界へ召喚された時、発光現象が起こっていました。

ギルフォードは王宮の魔術師で報告を受け調査に向かったところで理沙を発見したそうです。

黒川理沙
「私・・・もう元の世界には戻れないんでしょうか」
ギルフォード
「残念だけど僕にも方法がわからない、でもできる事なら力になるよ、差し当たって帰る家がないならこの家を使うといい」
黒川理沙
「そんなご迷惑では・・・」

ギルフォードとアナスタシアはこの出会いを女神様の思し召しだと言ってくれました。

安心したことで理沙のお腹が大きな音を鳴らします。

アナスタシア
「食欲があるなら大丈夫ね!すぐに食事にしましょう、リサちゃんのお洋服はまだ洗濯中なの、着替えはこの部屋にあるのを好きに使ってね」

食事の準備が整うまで着替えて待つことになりました。

異世界に転生されたことは深刻な事態なのですが、理沙は幸運にも出会いに恵まれたようです。

黒川理沙
「あ、そうだ、あなたにもお礼を言っておかなきゃね、どうもありがとう」
バジル
「え・・・私の事怒ってないんですか?」
黒川理沙
「だって私を連れて来たのはあなたじゃなくて女神様でしょ?あなたは私を心配してくれていたのになんかごめんね、色々・・・ところで名前はなんていうの?」
バジル
「名前はありません」

精霊に名前がないと呼ぶ時に不便だと感じました。

そのため理沙は精霊に名前を付けることにします。

黒川理沙
「じゃあバジルちゃんって呼んでもいい?」
バジル
「勿論ですっ、名前をつけて頂けるなんて光栄です!マスターのお力になれるように頑張ります!」

髪の毛も洋服も緑色なのでバジルという名前にしました。

着替え終わった理沙はリビングで食事することにします。

しかし屋敷も洋服も豪華な割に食事は質素なものでした。

一口食べてみると質素な食事が口に合いません。

黒川理沙
「・・・ん?あれ?えーと、んんー!?ご飯がマズい・・・!?」

食事が不味いと感じた理沙はこの世界に適合するため勉強を始めます。

異世界は人間と精霊が共存する資源に恵まれたフェリフォミアという王国でした。

電気やガスの代わりに魔術が発達したこの国では、ライフラインを魔術具が支えているので生活水準は近代的です。

ただし精霊は誰にでも見える訳ではないため一般的ではありません。

そして不思議なことに日本語は通じるのですが、文字は全く異なるので勉強しなければいけませんでした。

理沙はポジティブな思考で王国に順応していくのですが、どうしても我慢が出来ないことがあります。

それは心を打ち砕かれるような不味い食事でした。

黒川理沙
「女神様とやらに勝手に連れて来られただけでも理不尽だというのに、その上さらに食事というささやかな日々の楽しみまで奪うというのか、いかにここが魔術に満ちた綺麗で素晴らしい世界だとしてもこればっかりはもう我慢ならない・・・」

異世界の料理を初めて口にしてから1週間後、理沙はマズイ食事に対してついにキレてしまったのです。

果たして文化が異なる異世界で美味しい食事に巡り合うことはできるのでしょうか!?

 

『異世界でカフェを開店しました。』

食べ歩きを趣味にしている理沙が、異世界の不味い食事に我慢が出来なくなったシーンに共感できました。

知らない世界に転生させられただけでなく日常の楽しみを奪われたので怒るのは当然かもしれませんね。

食欲を満足させるためヒロインが奮闘していく『異世界でカフェを開店しました。』

理沙のクッキングライフには真似したくなるレシピが数多く紹介されています。

漫画を楽しんだ後はレシピの再現にチャレンジしてみてください。

 

電子書籍を無料で読んでみませんか?

電子書籍は試し読み以外では無料での購読は不可能です。

ですがどうしても試し読みでは満足できないあなたにとっておきの方法があるんです!

それが動画観るならU-NEXTでおなじみのこの動画配信サービスなんですよ↓↓↓

 

 

映画、ドラマ、アニメなどの動画が最新作から名作まで充実のラインナップで見られるU-NEXT

実は電子書籍も見られることをご存知でしたか?

U-NEXTでは電子書籍を34万冊以上配信しているんです。

さらにポイントを使って購入することも可能ですよ!

そのジャンルは幅広く漫画はもちろんのこと、小説やビジネス書、週刊誌からファッション誌、スポーツ誌までも網羅しているんです!

使えるポイントもよく電子書籍サービスであるような、「一部の作品だけ」「1巻だけポイント利用可」ではなくU-NEXTなら全巻で使用可能となっています!

登録時にもらえる600ポイントを使用して無料トライアル期間中でも新作コミックが読めるU-NEXT

最新巻でもポイントを使用して読めるので、こんなにお得なことはありません!

最新漫画は動画も配信しているタイトルも多いので、「原作漫画とアニメや映画」のようにセットで楽しんでみませんか?

さらに大人向けコミック、BLやTLコミック、写真集なども充実!

雑誌も読み放題で成人向けの作品も超充実のU-NEXT

しかも新規登録から31日間は無料なんです!

もしも31日以内に登録を解除しても料金がかかることのない無料トライアルをこの機会に是非利用してみませんか?

ただし最新刊を読む場合は料金がかかるのですが、今なら特典で600円分のポイントがもらえるんですよ!

動画はもちろん電子書籍など、全ジャンル充実の配信数は120,000本以上!

さらにどのキャリアでも関係なく利用可能なU-NEXTを是非お試しください!

無料トライアルはこちらから↓↓↓